JPH0549751A - 遊技機用メダルの研磨及び研磨材分離装置 - Google Patents

遊技機用メダルの研磨及び研磨材分離装置

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JPH0549751A
JPH0549751A JP3215619A JP21561991A JPH0549751A JP H0549751 A JPH0549751 A JP H0549751A JP 3215619 A JP3215619 A JP 3215619A JP 21561991 A JP21561991 A JP 21561991A JP H0549751 A JPH0549751 A JP H0549751A
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medal
abrasive
polishing
separating device
flow path
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孝俊 武本
Kazunari Kawashima
一成 川島
Masayoshi Yoshikawa
正義 吉川
Moriyuki Aoyama
守行 青山
Meiji Muramatsu
明治 村松
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Ace Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 遊技機用メダルを研磨機内で研磨材ととも
に揚上させながら有効に研磨した後に研磨材をメダルか
ら有効に分離させて再び使用できるよう研磨機側に有効
に回送可能とする。 【構成】 起立させた研磨パイプ1の下端側にはメダル
と研磨材を取り込む取り入れ口2を設けるとともに、上
端側にはメダル排出口3を設け、前記研磨パイプ1には
メダルと研磨材を攪拌しながら揚上させる回転自在のら
せん体4を内装し、前記研磨パイプ1の上部にはメダル
から研磨材を分離させるとともに研磨材を前記取り入れ
口に給送可能とする分離装置Aを連設して構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スロットマシンなどの
遊技機用メダルを研磨機内で研磨材とともに揚上させな
がら研磨した後に研磨材をメダルから分離させて再び研
磨機側に回送する遊技機用メダルの研磨及び研磨材分離
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、スロットマシンなどの遊技機用
メダルと研磨材を混合して攪拌しながらメダルを研磨
し、その後に研磨材をメダルから分離させて、再びメダ
ルと混合し再使用することは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メダル
と研磨材を取り込んで攪拌しながら研磨する際には、メ
ダルと研磨材の取り込み具合が悪くて、メダルが変形し
たりもし、しかも、その研磨機の高さが高くなって周囲
に対し調和がとれなくなったり、また、研磨材分離装置
では、一般に合成樹脂材からなる研磨材が研磨時に静電
気を帯びてメダルに付着しているので簡単には分離させ
ることができない、といった問題点を呈していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような問
題点をことごとく解決して、好適に実施できるよう提供
するものであり、そのため、起立させた研磨パイプの下
端側にはメダルと研磨材を取り込む取り入れ口を設ける
とともに、上端側にはメダル排出口を設け、前記研磨パ
イプにはメダルと研磨材を攪拌しながら揚上させる回転
自在のらせん体を内装し、前記研磨パイプの上部にはメ
ダルから研磨材を分離させるとともに研磨材を前記取り
入れ口に給送可能とする分離装置を連設して構成したも
のであり、また、分離装置の下方の戻しパイプ下部に連
通する取り入れ口の部位には研磨材の飛跳ね防止部材を
介装したり、研磨パイプは略直線状に垂立した上方部分
に対し下方部分が鈍角となって湾曲または屈曲するよう
に形成するとともにその上端にらせん体駆動用の原動機
を装備したり、取り入れ口には研磨パイプの下端とらせ
ん体の下端との間に隙間を設けたり、らせん体のピッチ
は上方部分より下方部分が小さくなるように形成したり
して構成したものである。
【0005】さらにまた、研磨パイプは上下の角部がア
ール状屈曲部となる側面視コ字状または側面視Z字状に
形成するとともに上方側アール状屈曲部の近傍底面には
研磨材を漏下させる分離装置を設けたり、分離装置は、
メダル排出口に連通して研磨材通過孔を有するメダルの
流路体を設けるとともにその上面上方に回転自在の払拭
部材を装備したり、流路体は板状または半円筒状にした
り、払拭部材は回転自在のシャフトの外周にブラシ部材
をらせん状に形成したり、流路体は円筒状に形成すると
ともにその内部にはブラシ部材をらせん状に有する回転
自在の払拭部材を軸架したり、流路体を回転駆動自在に
したり、分離装置は、メダル排出口に連通して研磨材通
過孔を有するメダルの流路体を設けるとともにその上面
上方に回転自在のらせん部材を装備したり、分離装置
は、メダル排出口に連通して研磨材通過孔を有する円筒
状または半円筒状の流路体を設けるとともにその内部に
は羽根部材をシャフトの周囲に互い違いに装着した回転
自在の回転羽根体を装備したり、分離装置は、メダル排
出口およびメダル排出部に連通する流路収容体の内部に
流路体を斜設するとともに該流路体の上面上方に回転自
在の払拭部材を軸架したり、流路体を上流から下流にか
けて曲折したり、流路収容体には底面を傾斜させて取り
入れ口側への流路を形成したり、払拭部材はメダルの流
路に対し平行または直角に配備して構成したものであ
る。
【0006】
【作用】したがって、研磨パイプ下端の取り入れ口から
は、研磨材が周囲に飛び散ったりしないように跳ね防止
部材により規制しながら整然と取り込むことができるこ
とになり、また、メダルに過度の力がかかって変形した
り研磨パイプの途中にメダルが詰まらないように、良好
に取り込んで研磨材と攪拌しながら揚上させることがで
きることになり、研磨パイプを側面視コ字状あるいはZ
字状に形成すると、研磨パイプを周囲に対し調和がとれ
るよう低くコンパクト構造にすることができることにな
り、しかも、上方側のアール状屈曲部の近傍底面からは
研磨材を良好に分離して除去できることになり、また、
メダル排出口から排出されてくるメダルと研磨材を流路
体にそって移動させながら、メダルに付着している研磨
材を払拭部材により強制的に確実に分離させて研磨材通
過孔から良好に除去できることになり、除去した研磨材
は研磨パイプ下端の取り入れ口に給送して再使用に供す
ることができる。
【0007】
【実施例】図1および図2は第1実施例を示し、立設し
た研磨パイプ1の湾曲した下部側下端にはメダルの供給
口7にのぞんで上方に開口する取り入れ口2を形成する
とともに、上端の側部にはメダル排出口3を形成し、前
記研磨パイプ1の全長にわたる内部には、研磨パイプ1
の上端上方に装着した原動機8により回転駆動するらせ
ん体4を装入し、前記メダル排出口3の外方には、メダ
ルを送り出しながら研磨材を篩い落とすことができる篩
18からなる分離装置Aを設け、前記篩18から漏下す
る研磨材を回収ホッパ19および戻しパイプ5を介し前
記取り入れ口2に循環できるようにして、前記戻しパイ
プ5の下端側となる取り入れ口2の上方には、薄いゴム
製ののれん状部材で研磨材が外部に飛び跳ねるのを防止
するための跳ね防止部材6を垂設して構成する。
【0008】したがって、取り入れ口2から取り込むメ
ダルと研磨材をらせん体4により攪拌しながら研磨して
研磨パイプ1内を揚上させることができることになり、
メダル排出口3から排出されるメダルと研磨材を篩18
にかけながら研磨材を漏下させ、その研磨材を戻しパイ
プ5から取り入れ口2に送り込んで再使用できることに
なるが、下部に導入された研磨材が研磨材導入口で研磨
材が飛び跳ね、外部に飛ちるのを防止する為に、薄いゴ
ム製ののれんを下げ、飛び出した研磨材は、そののれん
に当り外部には飛出さない様になって研磨材は取入口に
スムーズに取込まれることになる。
【0009】図3および図4は第2実施例を示し、前記
第1実施例とは同一符号で示すように略同様に構成する
が、上方に分離装置Aを連通連設する研磨パイプ1は、
略直線状に垂立した上方部分1aに対し下方部分1bが
鈍角αとなって湾曲または屈曲するように形成するとと
もに、らせん体4のピッチは上方部分1aより下方部分
1bが小さくなるように形成し、前記研磨パイプ1の下
端側には、上方に包囲体20を連設するとともに外周面
にメダルの投入口21を有するメダルの溜め部22を連
通連設し、研磨パイプ1の下端側上方に形成した取り入
れ口2の内方には、研磨パイプ1の下端側となる前記溜
め部22の底面22aとの間に隙間Cができるように前
記らせん体4の下端を延設して構成し、また、図5に示
す第3実施例では、溜め部22の底面22aとらせん体
4の下端が取り入れ口2の内方よりさらに前方へ延出す
るようにして構成する。
【0010】したがって、研磨パイプ1は下方部分1b
が鈍角αで湾曲または屈曲するように形成したので、ら
せん体4はメダルを自然に取り込んで、メダルが変形し
ないよう過度の力をかけずに上方へと搬送できることに
なり、らせん体4の下端側に隙間Cをあけたので、研磨
パイプ1の下端側でメダルが挟まってメダルに過度の力
がかかったり変形することなくスムーズに取り込むこと
ができることになり、また、らせん体4のピッチを変え
たので、下方での搬送力が上方での搬送力より小さくな
って、途中で詰まることなくメダルをスムーズに搬送で
きることになる。
【0011】図6は第4実施例を示し、前記実施例とは
同一符号で示すように略同様に構成するが、研磨パイプ
1は上下の角部がアール状屈曲部1c,1dとなる側面
視コ字状に形成し、横向きとなる研磨パイプ1の上方先
端部に横向きの原動機8を装着し、前記研磨パイプ1の
上方側アール状屈曲部1cのアール部位から横方向にか
けての下面側には研磨材を漏下させることができるフィ
ルタの分離装置Aを装備するとともに、その下方の回収
ホッパ23からは下方の取り入れ口2側へ戻しパイプ5
を垂設し、横向きとなった研磨パイプ1の先端のメダル
排出口3からは搬送パイプ24を延設して構成したもの
であり、また、研磨パイプは側面視Z字状にして前記実
施例同様に構成することもできる。
【0012】したがって、研磨パイプ1を周囲に対し調
和がとれるように、しかも大形とならないようコンパク
ト構造にして設備できることになり、らせん体4により
メダルと研磨材を攪拌しながら揚上させて、上方の研磨
パイプ1内で研磨材を分離することができる。
【0013】図7ないし図11は第5実施例を示し、研
磨パイプ1の上部側方に装備する分離装置Aは、前記研
磨パイプ1の上部を挿通させるとともに上端の上向きの
メダル排出口3に連通する流路収容体17と、流路体1
0と、払拭部材11とを有し、前記流路収容体17は、
メダル排出口3より下方でメダル排出部16を挿通させ
るとともにその内部にはメダル排出口25を連通連設
し、前記メダル排出部16は研磨材と分離されたメダル
を排出するための管であり、前記流路収容体17は、図
11に示すように研磨材排出函26に連結させ、該研磨
材排出函26は、前記研磨パイプ1の下端の取り入れ口
に連通する戻しパイプ5に連通連設し、また、底面が傾
斜している前記流路収容体17は流路体10を内装し、
該流路体10は研磨材のみを通過させる研磨材通過孔9
を有する板体であって、好適には網状の板体からなり、
前記流路体10は、前記メダル排出口3の下流で前記メ
ダル排出口25の上流まで曲折して傾斜する第1流路体
10a、第2流路体10b、第3流路体10c、第4流
路体10dおよび第5流路体10eからなり、前記第1
流路体10aは最上位にあって前記メダル排出口3の直
下から取り入れ口27の側へ傾斜するとともに、その途
中部位には研磨材をふるい落とす段差28が設けられて
おり、前記第2流路体10bは第1流路体10aの下流
側を上流として研磨パイプ1の側へ傾斜し、前記第3流
路体10cは第2流路体10bの下流側を上流として取
り入れ口27まで傾斜し、該取り入れ口27には、第4
流路体10dが、第1,第2,第3流路体10a,10
b,10c上でのメダルの流れる方向に対し直角の方向
(図7で、紙面に対し手前の方向)に傾斜して設けら
れ、第4流路体10dの下方には、その下流側を上流側
として、第5流路体10eが、メダル排出部16のメダ
ル排出口25まで傾斜して設けられている。
【0014】また、前記第1流路体10aの上流側下方
には、該流路体10aを通過して落下する研磨材を下方
へ案内するガイド板29を垂設し、前記第2,第3およ
び第5流路体10b,10c,10eの上流側端部に
は、流路体と同様に研磨材通過孔を有する仕切流路体3
0a,30b,30cをそれぞれ垂直に設け、前記第2
および第3流路体10b,10cの上方には研磨材を流
下させる流路屋根板31a,31bをそれぞれ斜設し、
第3流路体10cの下流側下方にはガイド板32を斜設
し、前記払拭部材11は、原動機33により回転駆動す
るシャフト12の外周にブラシ部材13をらせん状に装
着してなり、該払拭部材11は第1流路体10aの上面
に接触させるとともに、流路収容体17の内部にメダル
の流れる方向に対し直角方向に設け、第1流路体10a
および第5流路体10eの上方には、メダルの流れる方
向に対し直角の方向となるのれん部材34a,34b,
34cをそれぞれ垂設し、各のれん部材34a,34
b,34cは、第1流路体10aおよび第5流路体10
e上に残った研磨材が下流へと跳びはねるのを防止する
ことができて、メダルが上流から山になって流れてきた
場合にも、メダルの流れを妨げない程度に、柔軟性の材
質にして構成する。
【0015】したがって、研磨パイプ1の上端のメダル
排出口3から排出されるメダルは各図に実線の矢印で示
すように、また研磨材は破線の矢印で示すようにそれぞ
れ流れることになるが、図8に示すようにメダルと研磨
材がメダル排出口3の周囲に排出されるために、一方向
のみからメダル等が排出される場合に比べて、メダルと
研磨材とがばらばらに分散し、メダルから研磨材が効果
的に分離されることになり、第1流路体10a上に落ち
るメダルと研磨材がそのまま上流から下流へ滑り落ちる
際に、研磨材通過孔9から落下する研磨材はガイド板2
9に案内されて落下し、第1流路体10a上を流れるメ
ダルは、回転する払拭部材11のブラシ部材13により
表面を掃かれることになって、静電気等によりメダルの
表面に付着した研磨材は掃き落とされることになり、落
とされた研磨材は第1流路体10aから漏下してメダル
と研磨材を良好に分離することができることになり、ま
た、のれん部材34a,34bは、第1流路体10a上
に残った研磨材が下流へと跳びはねるのを防止できるこ
とになり、メダルは、第1流路体10aから第2流路体
10b、第3流路体10cへと流れ、取り入れ口27か
ら取り入れられて、さらに、第4流路体10d、第5流
路体10eへと流れ、下流のメダル排出口25から排出
されることになり、研磨材は、第1流路体10aの研磨
材通過孔9のほか、仕切流路体30a、第2流路体10
b、仕切流路体30b、第3流路体10c、第4流路体
10d、仕切流路体30c、第5流路体10eの各研磨
材通過孔9によりメダルから分離されることになり、第
1〜第5流路体10a〜10eが上流から下流にかけて
長い流路を形成し曲折しているので、研磨パイプ1とメ
ダル排出部16との距離を短くしても、分離する距離を
長くとることができ、充分にメダルと研磨材との分離を
行なうことができるとともに、勢いのついた研磨材を仕
切流路体30a,30b,30cにより分離することが
できることになり、のれん部材34cは、第5流路体1
0e上に残った研磨材が下流へと跳びはねるのを防止す
ることができることになり、また、流路屋根板31a,
31b上に落下してくる研磨材はそのまま流下させるの
で、流路内のメダルに再び研磨材が混入するのを防止で
きることになり、メダルから分離された研磨材は、下方
に落下し、流路収容体17の底面により研磨材排出函2
6へと導かれ、戻しパイプ5を通して研磨パイプ1の下
部の取り入れ口に戻すことができることになり、流路収
容体17の底面が傾斜して研磨材の流路を形成している
ので、研磨材の回収が容易に行なわれる。
【0016】図12ないし図14は第6実施例を示し、
分離装置Aは、上流函体35と、流路体10と、下流函
体36と、原動機37と、払拭部材11とを有し、前記
上流函体35は、側部にメダル取り入れ口38とメダル
排出口39とを有し、前記流路体10は、円筒状であっ
てその全周面に研磨材通過孔9を形成するとともに両端
側に入口40と出口41を有し、前記下流函体36は側
部に開口42を、下部にメダル排出部43をそれぞれ有
し、上流函体35と流路体10と下流函体36とを連通
連設し、前記払拭部材11は前記流路体10の内部に配
備し、該流路体10の軸心線上に配設したらせん体44
の周囲にブラシ部材13を放射状に形成し、前記原動機
37により回転駆動されるシャフト12の周囲に前記ら
せん体44を巻き付けて固定するとともに、ブラシ部材
13が流路体10の内周面に接触して回転するように取
り付け、前記上流函体35の下方となる払拭部材11の
下方には金網46を張設し、その下方および流路体10
の下方には研磨材受け47を斜設し、該研磨材受け47
の底部には下部をキャップ48により閉じられる研磨材
取出し部49を垂設して構成する。
【0017】したがって、研磨パイプより排出されるメ
ダルと研磨材が上流函体35のメダル取り入れ口38に
供給されると、図12に実線の矢印および破線の矢印で
示すように流れることになるが、上流函体35の内部に
取り入れてから、一部の研磨材を金網46により分離す
るとともにメダルおよび研磨材を払拭部材11により流
路体10の内部に送ることになり、流路体10の内周面
に接触して回転するブラシ部材13がメダルと研磨材と
を攪拌しながら研磨材を研磨材通過孔9から払い落とす
ことになり、研磨材受け47内に収容される研磨材はキ
ャップ48を外すことによって研磨材取出し部49から
取り出すことができることになり、また、払拭部材11
により流路体10内を送られるメダルは、出口41から
下流函体36内に排出されて落下するとともにメダル排
出部43から取り出されることになる。
【0018】なお、前記第6実施例の分離装置は独立し
て1つの装置をなすほか、前記第5実施例における図1
1に示す個所に付け替えることもでき、その場合は、図
7および図11に示す取り入れ口27に上流函体35の
メダル取り入れ口38を接続し、図9および図10に示
すメダル排出部16を下流函体36のメダル排出部43
とすることができることになって、第6実施例の分離装
置を大きくしないで研磨材の分離をより確実に行なうこ
とができることになり、また、流路体10はその軸心線
の回りで回転駆動可能にして構成することもできる。こ
の時キャップ48の代りにパイプ5で研磨材を返却する
ようになる。
【0019】図15は第7実施例を示し、流路体10を
半円筒状に形成するとともにその上部両側にフランジ部
50を形成し、全面に研磨材通過孔9を有する半円筒状
の流路体10の内部には、シャフト12の外周にブラシ
部材13をらせん状に巻着して形成した払拭部材11を
軸装して構成したものであり、前記第6実施例同様に作
用できる。
【0020】なお、前記第6実施例や第7実施例で、払
拭部材や回転羽根体の代りにらせん部材を設けても良
く、このらせん部材の場合、前記実施例のブラシ部材の
代りに、例えば、らせん状のゴム、板金等の金属、ある
いは、ジュラコン等の樹脂がシャフトの周囲に巻き付け
られて形成できることになり、そのらせん部材が回転す
ると、研磨材はらせん部材によりメダルとともに回転し
ながら送られ、流路体上での通過距離が延びて研磨材通
過孔から抜け落ちる度合いが高くなり、また、流路体
は、例えば、いわゆるエキスパンドメタル、NC丸穴
板、パンチングメタル、金網等により構成することもで
きる。また、らせん部材をゴムや金属、プラスチック等
で作った場合には、らせん部材だけを回転させるのでは
なく、流路体10ごとに回転させるようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】このように本発明は、研磨パイプ1下端
の取り入れ口2から、周囲に飛び散ったり供給の邪魔を
しないように研磨材を跳ね防止部材6により規制しなが
ら整然と取り込むことができることになり、また、メダ
ルに過度の力がかかって変形したり研磨パイプ1中にメ
ダルが詰まらないように、良好に取り込んで研磨材と攪
拌しながら揚上させることができることになり、研磨パ
イプ1を側面視コ字状あるいはZ字状に形成すると、研
磨パイプ1を周囲に対し調和がとれるよう低くコンパク
ト構造にして好適に設備できるとともに、上方側のアー
ル状屈曲部1cの近傍底面からは研磨材を良好に分離さ
せることができることになり、また、メダル排出口3か
ら排出されてくるメダルと研磨材を流路材10にそって
流動させながら、メダルに付着している研磨材を払拭部
材11や回転羽根体14やらせん部材により強制的に確
実に分離させて研磨材通過孔9から良好に排除できるこ
とになり、除去した研磨材は研磨パイプ1下端の取り入
れ口2に給送して再使用に供することができることにな
り、メダルの研磨と研磨材の分離を確実良好に行なうこ
とが装置としてしかも簡単な構造にして好適に実施でき
る特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の要部を示した側断面図である。
【図2】図1の作動状態を示した側断面図である。
【図3】第2実施例の要部を示した側断面図である。
【図4】図3の要部を備える研磨装置を示した斜視図で
ある。
【図5】第3実施例の要部を示した側断面図である。
【図6】第4実施例の要部を示した側面図である。
【図7】第5実施例の要部を示した側断面図である。
【図8】図7の一部を示した平断面図である。
【図9】図7のI−I線断面を示した断面図である。
【図10】図9のII−II線断面を示した断面図である。
【図11】図7のIII −III 線断面を示した断面図であ
る。
【図12】第6実施例の要部を示した側断面図である。
【図13】図12の一部を示した左側面図である。
【図14】図12の一部を示した斜視図である。
【図15】第7実施例の要部を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 研磨パイプ 2 取り入れ口 3 メダル排出口 4 らせん体 A 分離装置 5 戻しパイプ 6 跳ね防止部材 7 供給口 1a 上方部分 1b 下方部分 α 鈍角 8 原動機 C 隙間 1c,1d アール状屈曲部 9 研磨材通過孔 10 流路体 11 払拭部材 12 シャフト 13 ブラシ部材 14a 羽根部材 14 回転羽根体 15 シャフト 16 メダル排出部 17 流路収容体
フロントページの続き (72)発明者 青山 守行 愛知県岡崎市鉢地町下中野7番地 (72)発明者 村松 明治 神奈川県横浜市南区蒔田町882−5

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起立させた研磨パイプ1の下端側にはメ
    ダルと研磨材を取り込む取り入れ口2を設けるととも
    に、上端側にはメダル排出口3を設け、前記研磨パイプ
    1にはメダルと研磨材を攪拌しながら揚上させる回転自
    在のらせん体4を内装し、前記研磨パイプ1の上部には
    メダルから研磨材を分離させるとともに研磨材を前記取
    り入れ口2に給送可能とする分離装置Aを連設して構成
    したことを特徴とする遊技機用メダルの研磨及び研磨材
    分離装置。
  2. 【請求項2】 分離装置Aの下方の戻しパイプ5下部に
    連通する取り入れ口2の部位には研磨材の重量により取
    り入れ口2側に開閉自在となる跳ね防止部材6を介装し
    てなる請求項1記載の遊技機用メダルの研磨装置。
  3. 【請求項3】 研磨パイプ1は略直線状に垂立した上方
    部分1aに対し下方部分1bが鈍角αとなって湾曲また
    は屈曲するように形成するとともにその上端にらせん体
    4駆動用の原動機8を具備してなる請求項1記載の遊技
    機用メダルの研磨装置。
  4. 【請求項4】 取り入れ口2には研磨パイプ1の下端を
    らせん体4の下端との間に隙間Cを設けてなる請求項4
    記載の遊技機用メダルの研磨装置。
  5. 【請求項5】 らせん体4のピッチは上方部分1aより
    下方部分1bが小さくなるように形成してなる請求項4
    記載の遊技機用メダルの研磨装置。
  6. 【請求項6】 研磨パイプ1は上下の角部がアール状屈
    曲部1c,1dとなる側面視コ字状に形成するとともに
    上方側アール状屈曲部1cの近傍底面には研磨材を漏下
    させる分離装置Aを設けてなる請求項1記載の遊技機用
    メダルの研磨及び研磨材分離装置。
  7. 【請求項7】 研磨パイプ1は上下の角部がアール状屈
    曲部となる側面視Z字状に形成するとともに上方側アー
    ル状屈曲部の近傍底面には研磨材を漏下させる分離装置
    Aを設けてなる請求項1記載の遊技機用メダルの研磨及
    び研磨材分離装置。
  8. 【請求項8】 分離装置Aは、メダル排出口3に連通し
    て研磨材通過孔9を有するメダルの流路体10を設ける
    とともにその上面上方に回転自在の払拭部材11を装備
    してなる請求項1記載の遊技機用メダルの研磨材分離装
    置。
  9. 【請求項9】 流路体10は板状または半円筒状にして
    なる請求項9記載の遊技機用メダルの研磨材分離装置。
  10. 【請求項10】 払拭部材11は回転自在のシャフト1
    2の外周にブラシ部材13をらせん状に形成してなる請
    求項9記載の遊技機用メダルの研磨材分離装置。
  11. 【請求項11】 流路体10は円筒状に形成するととも
    にその内部にはブラシ部材をらせん状に有する回転自在
    の払拭部材11を軸架してなる請求項9記載の遊技機用
    メダルの研磨材分離装置。
  12. 【請求項12】 流路体10を回転駆動自在にしてなる
    請求項12記載の遊技機用メダルの研磨材分離装置。
  13. 【請求項13】 分離装置Aは、メダル排出口3に連通
    して研磨材通過孔9を有するメダルの流路体10を設け
    るとともにその上面上方に回転自在のらせん部材を装備
    してなる請求項1記載の遊技機用メダルの研磨材分離装
    置。
  14. 【請求項14】 分離装置Aは、メダル排出口3に連通
    して研磨材通過孔9を有する円筒状または半円筒状の流
    路体10を設けるとともにその内部には羽根部材14a
    をシャフト15の周囲に互い違いに装着した回転自在の
    回転羽根体14を装備してなる請求項1記載の遊技機用
    メダルの研磨材分離装置。
  15. 【請求項15】 分離装置Aは、メダル排出口3および
    メダル排出部16に連通する流路収容体17の内部に流
    路体10を斜設するとともに該流路体10の上面上方に
    回転自在の払拭部材11を軸架してなる請求項1記載の
    遊技機用メダルの研磨材分離装置。
  16. 【請求項16】 流路体10を上流から下流にかけて曲
    折してなる請求項16記載の遊技機用メダルの研磨材分
    離装置。
  17. 【請求項17】 流路収容体17には底面を傾斜させて
    取り入れ口2側への流路を形成してなる請求項16記載
    の遊技機用メダルの研磨材分離装置。
  18. 【請求項18】 払拭部材11はメダルの流路に対し平
    行または直角に配備してなる請求項9、11または16
    記載の遊技機用メダルの研磨材分離装置。
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