JP2689044B2 - パチンコ球の揚送研磨装置 - Google Patents

パチンコ球の揚送研磨装置

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JP2689044B2
JP2689044B2 JP4043387A JP4338792A JP2689044B2 JP 2689044 B2 JP2689044 B2 JP 2689044B2 JP 4043387 A JP4043387 A JP 4043387A JP 4338792 A JP4338792 A JP 4338792A JP 2689044 B2 JP2689044 B2 JP 2689044B2
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lifting
mixture
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孝俊 武本
寿和 千田
良英 栗原
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SHINKO MECHATROTECH CO., LTD.
Ace Denken KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B11/00Machines or devices designed for grinding spherical surfaces or parts of spherical surfaces on work; Accessories therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ島内に設置さ
れ、パチンコ球と粒状の研磨材とを撹拌しながら揚送し
て、研磨されたパチンコ球と研磨材とを選別し、研磨材
を環流させる一方、パチンコ球をパチンコ機用の補給樋
へ移送するようにしたパチンコ球の揚送研磨装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ球の揚送研磨装置として
は、例えば、特開昭59−222179号公報に開示さ
れたものがある。すなわち、パチンコ島の内部に揚送研
磨装置が設けられ、揚送研磨装置の揚送パイプの上端部
がパチンコ島の上部から上方へ突出し、揚送パイプの上
端部に開設した上端口から吐出されるパチンコ球と多量
の研磨材との混合物が、前記上端口から斜め下方に延設
した簀の子状の分離部材に送り出される。それにより、
研磨材が分離部材より下方に落下してパチンコ球から分
離され、分離されたパチンコ球が補給樋に流れて各パチ
ンコ機に搬送されるようになっている。このように、分
離部材のみで多量の研磨材を研磨されたパチンコ球から
分離していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のパチンコ球の揚送研磨装置では、分離部材の
みで多量の研磨材をパチンコ球から完全に分離するため
には分離部材の傾斜角を大きくしたり、分離部材の全長
を長くする必要があるが、島上部の配設スペースとの関
係より、分離部材の傾斜角や全長を大きくすることがで
きないから、研磨材をパチンコ球から充分に分離できな
いおそれがあった。それにより、補給樋等に僅かな研磨
材の残りが入り込んだりすれば、パチンコ球の搬送が妨
害されるおそれがあるという問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、配設スペースを抑えつつ、効率良
くパチンコ球の搬送するために、研磨材をパチンコ球か
ら完全に分離することができるパチンコ球の揚送研磨装
置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、 1 パチンコ島(10)内に配置され、パチンコ球と粒
状の研磨材とを撹拌しながら揚送して、研磨されたパチ
ンコ球と研磨材とを選別し、研磨材を還流させる一方、
パチンコ球をパチンコ機用の補給樋(20)へ移送する
ようにしたパチンコ球の揚送研磨装置(40)におい
て、前記パチンコ島(10)の下部から上部に延ばして
パチンコ島(10)内に立設する揚送パイプ(42)
と、該揚送パイプ(42)の下端側の受け口(42a)
から取り入れたパチンコ球と研磨材との混合物を揚送パ
イプ(42)内で撹拌しながら揚送して前記揚送パイプ
(42)の上端側の吐出口(42b)から排出させる螺
旋体(43)と、前記揚送パイプ(42)の吐出口(4
2b)から排出された前記混合物をパチンコ球と研磨材
とに分離し選別する分離部材(47)とを具備して成
り、前記揚送パイプ(42)の上部に、揚送パイプ(4
2)内を揚送される前記混合物から前記研磨材の一部を
外部に分離すべく、研磨材が通過可能なスリット溝(4
8)が設けられ、 該スリット溝は、前記揚送パイプ(4
2)の上下方向に伸びる複数の縦状スリット溝(48)
を前記パイプの円周方向に沿って連設したことを特徴と
するパチンコ球の揚送研磨装置。
【0006】
【0007】 前記揚送パイプ(42)の上部に、揚
送パイプ(42)内を揚送される前記混合物から前記研
磨材の一部を外部に分離すべく、研磨材が通過可能な上
下方向に斜めに延びる複数の斜状スリット溝(48b)
をパイプの円周方向に沿って連設したことを特徴とする
1項記載のパチンコ球の揚送研磨装置(40)に存す
る。
【0008】
【作用】揚送パイプ(42)の下端側の受け口(42
a)から取り入れられたパチンコ球と粒状の研磨材との
混合物は、揚送パイプ(42)の内部で回転する螺旋体
(43)により撹拌されて研磨されつつ揚送される。
【0009】パチンコ球と研磨材との混合物が揚送パイ
プ(42)の上部まで揚送されると、かかる上部にその
円周方向に沿って連設され複数の縦状スリット溝(4
8)などのスリット溝から研磨材の一部が外部に分離さ
れる。このようにして、揚送パイプ(42)の上部にお
いて、パチンコ球と研磨材との混合物から研磨材の一部
が第一次的に分離される。
【0010】前記縦状スリット溝(48)などのスリッ
ト溝から揚送パイプ(42)の外部に通過しきれなかっ
た残りの研磨材とパチンコ球との混合物は、揚送パイプ
(42)の上端側の吐出口(42b)から排出させる。
続いて、分離部材(47)によって、残りの研磨材が研
磨されたパチンコ球から第二次的に、即ち最終的に完全
に分離し選別される。
【0011】研磨材から完全に選別された研磨済みのパ
チンコ球は、補給樋(20)によってパチンコ島(1
0)の各パチンコ機に配給され、一方、第一次的および
第二次的に分離された研磨材は、パチンコ島(10)内
を環流する。
【0012】前記揚送パイプ(42)の上部に、研磨材
が通過可能な上下方向に斜めに延びる複数の斜状スリッ
ト溝(48b,48c)をパイプの円周方向に沿って連
設すれば、さらに効率的に揚送パイプ(42)の上部に
おいて、パチンコ球と研磨材との混合物から研磨材の一
部を第一次的に分離できることが実験的に確かめられ
る。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の各種実施例を
説明する。
【0014】図1から図3は本発明の第1実施例を示し
ている。
【0015】図1および図3に示すように、パチンコ球
の揚送研磨装置40は、パチンコ機11,11…を複数
並設したパチンコ島10の中央部に縦方向に配設され、
各パチンコ機11から排出されるパチンコ球を回収する
回収樋50の下流端に球貯留部41が設けられ、球貯留
部41内には揚送パイプ42の下端が臨んでいる。
【0016】球貯留部41は、各パチンコ機11,11
…からの汚れたパチンコ球を一時的に貯留すると共に、
パチンコ球に研磨材循環パイプ44から排出される研磨
材(例えば合成樹脂、ゴム等の粒状物)を混合するもの
である。
【0017】図1に示すように、揚送パイプ42は、球
貯留部41内から垂直方向に起立する中空パイプであ
り、パチンコ島10の下部から上部に延ばしてパチンコ
島10内に立設されており、下端側の受け口42aを球
貯留部41の底深部に臨ませている。また、揚送パイプ
42の上端側には研磨されたパチンコ球と研磨材との混
合物を排出する吐出口42bが設けられている。
【0018】この揚送パイプ42の内部には、回転可能
な螺旋体43が挿入されている。螺旋体43は、揚送パ
イプ42の下端側の受け口42aから取り入れたパチン
コ球と研磨材との混合物を揚送パイプ42内で撹拌しな
がら揚送して揚送パイプ42の上端側の吐出口42bか
ら排出させるものであり、螺旋体43の上端は、駆動源
であるギヤードモータ45の出力軸45aに接続されて
いる。
【0019】揚送パイプ42の吐出口42bには分離部
材47が接続されている。分離部材47は、例えば、間
隙が研磨材の外径よりも大きくてパチンコ球の径よりも
小さな簀の子を僅かに下り傾斜させて構成されている。
この分離部材47には、分離して落下する研磨材を回収
するための研磨材循環パイプ44の入口が臨んでいる。
【0020】図2に示すように、揚送パイプ42の上部
には、吐出口42bの下方に位置させて研磨材が通過可
能な上下方向に延びる複数の縦状スリット溝48,48
…がパイプの円周方向に沿って連設されている。また、
縦状スリット溝48の上端を覆うように、揚送パイプ4
2には嵌合リング部材48aが外嵌している。
【0021】各縦状スリット溝48は、揚送パイプ42
内を揚送される混合物から研磨材の一部を外部に分離す
るためのものであり、縦状スリット溝48の幅は、パチ
ンコ球の直径より小さが、研磨材よりは大きくなるよう
に形成されている。したがって揚送パイプ42内をパチ
ンコ球と研磨材との混合物が上昇したときに、一部の研
磨材は縦状スリット溝48を通過して揚送パイプ42の
外部に分離されるが、パチンコ球は外部に導出されな
い。
【0022】縦状スリット溝48の外側には、分離して
落下する研磨材を回収するための研磨材循環パイプ44
の入口が臨んでいる。また、分離部材47の終端部がリ
フト機構50に延ばされている。リフト機構50は、本
体50aに回転可能に支持された上下の各プーリ51,
52と、プーリ51,52に巻き掛けられたリフトアッ
プベルト53とを有して成る。
【0023】リフト機構50の上下方向の中央部には駆
動モータ54が設けられ、駆動モータ54の出力プーリ
と上側のプーリ51とにタイミングベルト56が巻き掛
けられている。リフトアップベルト53には、図示省略
したが角柱形状の係止突起がベルトの移動方向に多数連
設されている。この係止突起は、隣り同志でパチンコ球
を支えて持ち上げ可能な間隔になっている。
【0024】上側のプーリ51の傍らには、パチンコ機
用の補給樋20を構成する上段樋21の上流端にパチン
コ球を導くための連絡部材46が設けられている。ま
た、連絡部材46と上段樋21の上流端との間の隙間の
下方には、オーバーフローしたパチンコ球を受入れて流
下させるオーバーフロー管49の入口が臨んでおり、垂
設されたオーバーフロー管49の下端は、玉貯留部の両
側に配設した予備タンク41a,41aに連通連設され
ている。
【0025】図3に示すように、各パチンコ機11およ
び各玉貸し機12の上方にわたりパチンコ球を流動させ
て搬送する上段樋21は、揚送研磨装置40の傍らに配
された上流端から島端に配された下流端にかけて下方に
傾斜するよう配設されている。また、上段樋21のほぼ
中央にあたる途中部位の下側には、同じくパチンコ球を
流動させて搬送する下段樋26の上流端が配されてお
り、下段樋26はその上流端から下流端にかけて下方に
傾斜するように配設されている。下段樋26の下流端
は、上段樋21の上段上流端の鉛直下方に位置するオー
バーフロー管49の途中に接続されている。
【0026】上段樋21の途中部位の底板部の一側端側
には、上段樋21に貯留されたパチンコ球を下段樋26
の下段上流端に落下させる玉送り孔24が形成されてお
り、上段樋21の下流端の底板部の他側端側に、余分な
パチンコ球を玉循環管28を介して島の下部に送る玉返
し孔25が形成されている。
【0027】上段樋21の途中部位から下流端にかけ
て、その下方に位置する各パチンコ機11および各玉貸
し機12に必要に応じてパチンコ球を送る複数の供給部
27,27…が連設されている。また、下段樋26の上
流端から下流端にかけて、同じくその下方に位置する各
パチンコ機11および各玉貸し機12に必要に応じてパ
チンコ球を送る複数の供給部27,27…が連設されて
いる。
【0028】各供給部27には、シュートが取付けられ
ており、各供給部27のシュートと、その下方に位置す
るパチンコ11または玉貸し機12とは、パチンコ球が
連通可能なジャバラ30で接続されている。
【0029】次に作用を説明する。図1に示すように、
ギヤードモータ45が作動して揚送パイプ42内の螺旋
体43が矢印方向に回転すると、球貯留部41内に貯留
されているパチンコ球と研磨材との混合物が持ち上げら
れて、揚送パイプ42の下端側の受け口42aから揚送
パイプ42内に導入される。揚送パイプ42内に導入さ
れた混合物は、回転する螺旋体43により後続する混合
物が次々に持上げられるので、後続する混合物に押され
て揚送パイプ42内を上昇する。
【0030】混合物が螺旋体43によって、パチンコ球
と研磨材とが撹拌され、研磨材がパチンコ球表面に付着
した汚れを洗浄し、研磨するのであるが、揚送パイプ4
2内の混合物は下から次々と押し上げる混合物によって
上昇しながら、回転する螺旋体43の螺旋によって螺旋
体43の周辺では上昇作用を受けて更に上昇しようと
し、パイプの周壁部では重力によってすこしでも降下し
ようとするので、横向に撹拌されながら更に縦向の小さ
な渦巻流を起こす。
【0031】こうして揚送パイプ42内の混合物は横向
と縦向の小渦巻を起しながら上昇を続けるのであるが、
揚送パイプ42内を上昇した混合物は、その上部の円周
方向に沿って連設され複数の縦状スリット溝48,48
…に達すると、強制的に撹拌されて横向、縦向に小渦巻
を起しながら粒状研磨材のみが通過可能な各縦状スリッ
ト溝48から研磨材の一部が揚送パイプ42の外部に流
出する。このようにして、揚送パイプ42の上部におい
て、パチンコ球と研磨材との混合物から研磨材の一部が
第一次的に分離される。
【0032】こうして螺旋体43の回転で撹拌しながら
上昇する混合物は清浄、研磨作用を行いながら揚送過程
で研磨材の一部をパイプ外に排出しながら上昇し、上端
側の吐出口42bまで上昇する頃にはパチンコ球は十分
に清浄される。そして、縦状スリット溝48を通過しき
れなかった残りの研磨材とパチンコ球との混合物が、吐
出口42bにまで達すると、吐出口42bから流出して
分離部材47に流入する。
【0033】パチンコ球と研磨材との混合物が分離部材
47の簀の子上に載ると、パチンコ球より小さな研磨材
は簀の子の間隙から研磨材循環パイプ44の入口に落下
し、パチンコ球だけが選別されて分離部材47の傾斜下
端からリフト機構50へ流入する。このように、分離部
材47によって残りの研磨材が研磨されたパチンコ球か
ら第二次的に、即ち最終的に完全に分離し選別される。
研磨材循環パイプ44に落下した研磨材は、再び球貯留
部41へ供給される。
【0034】リフト機構50は駆動モータ54によりタ
イミングベルト56が駆動状態にあり、リフト機構50
へ流入したパチンコ球は、リフトアップベルト53の表
面上の隣り合う係止突起に支持されながら次々に上昇し
て、連絡部材46を介してパチンコ機用の補給樋20へ
流れ、各パチンコ機11や玉貸し機12に補給される。
【0035】各パチンコ機11や玉貸し機12への補給
が十分になり、パチンコ機用の補給樋20へ流れたパチ
ンコ球が溢れそうになると、リフト機構50により上昇
したパチンコ球は、パチンコ機用の補給樋20の上段樋
21への流入を阻止され、オーバーフロー管49を通っ
て島下端の予備タンク41aに流れるようになる。パチ
ンコ機用の補給樋20の上段樋21へ流れたパチンコ球
が流れ始めると、再び、上昇したパチンコ球は、パチン
コ機用の補給樋20に流入するようになる。
【0036】図4は、本発明の第2実施例を示してい
る。本実施例では、図4に示すように、揚送パイプ42
の上部に、揚送パイプ42内を揚送されるパチンコ球と
研磨材との混合物から研磨材の一部を外部に分離すべ
く、研磨材が通過可能な上下方向に斜めに延びる複数の
斜状スリット溝48b,48b…をパイプの円周方向に
沿って連設している。各斜状スリット溝48bは、螺旋
体43の回転方向(図1において矢印で示す。)に沿う
方向に斜めに延びるように設けられている。なお、第1
実施例と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を
省略する。
【0037】このように、揚送パイプ42の上部に斜状
スリット溝48bを設けることにより、さらに効率的に
パチンコ球と研磨材との混合物から研磨材の一部を第一
次的に分離できることが実験的に確かめられる。
【0038】図5は、本発明の第3実施例を示してい
る。本実施例では、図5に示すように、揚送パイプ42
の上部に、揚送パイプ42内を揚送されるパチンコ球と
研磨材との混合物から研磨材の一部を外部に分離すべ
く、研磨材が通過可能な上下方向に斜めに延びる複数の
斜状スリット溝48c,48c…をパイプの円周方向に
沿って連設している。各斜状スリット溝48cは、螺旋
体43の回転方向(図1において矢印で示す。)と直交
する方向に斜めに延びるように設けられている。なお、
第1実施例と同種の部位には同一符号を付し重複した説
明を省略する。このように、揚送パイプ42の上部に斜
状スリット溝48cを設けることにより、さらに効率的
にパチンコ球と研磨材との混合物から研磨材の一部を第
一次的に分離できることが実験的に確かめられる。
【0039】なお、前記各種実施例においては、揚送パ
イプの上部から研磨材の一部を分離するためのスリット
溝を、具体的に複数の縦状スリット溝や斜状スリット溝
により構成したが、スリット溝は他の様々な形状に構成
することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明にかかるパチンコ球の揚送研磨装
置によれば、揚送パイプの上部に、揚送パイプ内を螺旋
体により揚送されるパチンコ球と研磨材との混合物から
研磨材の一部を外部に分離するためのスリット溝を設
け、かかるスリット溝により前記混合物から研磨材の一
部を第一次的に分離し、続いて、分離部材によって残り
の研磨材を研磨されたパチンコ球から第二次的に分離し
選別するから、配設スペースを抑えつつ、研磨材をパチ
ンコ球から完全に分離することができ、それにより、補
給樋等に僅かな研磨材の残りが混入するおそれがなく、
パチンコ球の搬送が阻害されるのを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るパチンコ球の揚送研
磨装置を示す正面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るパチンコ球の揚送研
磨装置の要部を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るパチンコ球の揚送研
磨装置を装備したパチンコ島を示す正面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係るパチンコ球の揚送研
磨装置の要部を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3実施例に係るパチンコ球の揚送研
磨装置の要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…パチンコ島 20…補給樋 40…パチンコ球の揚送搬送装置 41…玉貯留部 42…揚送パイプ 42a…受け口 42b…吐出口 43…螺旋体 47…分離部材 48…縦状スリット溝 48b,48c…斜状スリット溝 50…リフト機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗原 良英 岩手県花巻市城内4番3号 株式会社 新興製作所内 (56)参考文献 実開 昭60−6586(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ島内に配置され、パチンコ球と粒
    状の研磨材とを撹拌しながら揚送して、研磨されたパチ
    ンコ球と研磨材とを選別し、研磨材を還流させる一方、
    パチンコ球をパチンコ機用の補給樋へ移送するようにし
    たパチンコ球の揚送研磨装置において、 前記パチンコ島の下部から上部に延ばしてパチンコ島内
    に立設する揚送パイプと、該揚送パイプの下端側の受け
    口から取り入れたパチンコ球と研磨材との混合物を揚送
    パイプ内で撹拌しながら揚送して前記揚送パイプの上端
    側の吐出口から排出させる螺旋体と、前記揚送パイプの
    吐出口から排出された前記混合物をパチンコ球と研磨材
    とに分離し選別する分離部材とを具備して成り、 前記揚送パイプの上部に、揚送パイプ内を揚送される前
    記混合物から前記研磨材の一部を外部に分離すべく、研
    磨材が通過可能なスリット溝が設けられ、 該スリット溝は、前記揚送パイプの上下方向に伸びる複
    数の縦状スリット溝を前記パイプの円周方向に沿って連
    設し たことを特徴とするパチンコ球の揚送研磨装置。
  2. 【請求項2】前記揚送パイプの上部に、揚送パイプ内を
    揚送される前記混合物から前記研磨材の一部を外部に分
    離すべく、研磨材が通過可能な上下方向に斜めに延びる
    複数の斜状スリット溝をパイプの円周方向に沿って連設
    したことを特徴とする請求項1記載のパチンコ球の揚送
    研磨装置。
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