JP2676123B2 - コイン研磨装置 - Google Patents

コイン研磨装置

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JP2676123B2
JP2676123B2 JP31395191A JP31395191A JP2676123B2 JP 2676123 B2 JP2676123 B2 JP 2676123B2 JP 31395191 A JP31395191 A JP 31395191A JP 31395191 A JP31395191 A JP 31395191A JP 2676123 B2 JP2676123 B2 JP 2676123B2
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JP
Japan
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coin
polishing
abrasive
abrasives
drum
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JP31395191A
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JPH05116064A (ja
Inventor
美路 大西
Original Assignee
日工株式会社
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遊戯機に使用するコイン
や貨幣として使用するコインの表面に付着する汚れを除
去するコイン研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コインの表面に付着する汚れを除去する
方法として、コインと粒状の研磨材とを混合し、研磨材
の研磨作用によってコイン表面の汚れを除去する方法が
ある。従来この種研磨装置として実開平2ー19461
号公報記載のものがある。この装置は、縦方向に立設し
た縦形研磨筒の下部にコインと研磨材とを供給し、研磨
筒内に設けたスクリューを回転させて掻き混ぜながら持
ち上げ、研磨材とコインとを接触させながら研磨を行
う。そして研磨筒の上部から溢れ出たコインと研磨材と
を側部に配設した研磨材分離装置に送り込んで研磨材と
コインとを分離するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記装
置のようにスクリューによりコインを縦形研磨筒内で持
ち上げながら研磨する方式では、撹拌作用が弱くコイン
同士が重なり合ったり、コイン上に研磨材が乗った状態
のまま上方に移動するケースが考えられ、研磨効率をそ
れほど期待できない。
【0004】本発明は上記の点に鑑み、研磨効率を向上
させると共に、装置を小型化したコイン研磨装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、粒状の研磨材とコインとを混合してコイ
ンの表面を研磨するコイン研磨装置において、一端部を
開口し、他端部を閉塞した截頭円錐状の分離筒を横たえ
て円周方向に回転自在とし、該分離筒の周壁に研磨材を
通過させる多数の透孔を穿設すると共に、分離筒の内周
に沿って適宜高さの研磨材流下阻止用堰板を周設し、開
口側の下端部にはコイン排出用シュートを配設する一
方、中央部付近より両端側に向かって漸次直径を小さく
したコイン研磨用ドラムを前記分離筒内に同心円状に挿
入して円周方向に回転自在とし、該コイン研磨用ドラム
の一端部には研磨材を供給する研磨材供給用ホッパ及び
コインを投入するコイン投入シュートを配設し、更に分
離筒の下位には落下する研磨材を受け止める研磨材受け
ホッパを配設すると共に、研磨材受けホッパと前記研磨
材供給用ホッパとの間に研磨材循環用配管を連結したも
のである。
【0006】
【作用】本発明によれば、研磨用ドラムにコインと研磨
材を投入すると、研磨用ドラムの回転に伴って研磨材と
コインが上方に掻き上げられたり落下したりして激しく
接触し、コイン表面が研磨材によって研磨されて汚れが
除去される。この研磨用ドラムは中央部が膨らんだ形に
なっているので、コインと研磨材が掻き上げられて落下
分散する時に、中央部に寄せ集めるように作用するため
に互いに激しく接触して高い研磨効果を発揮する。
【0007】そして、コインと研磨材が次々送り込まれ
ると研磨用ドラムの他端部よりオーバーフローして研磨
用ドラムの外側に配設した分離筒内に落下する。そして
分離筒の回転に伴ってコインと研磨材の持ち上げ、落下
を繰り返しながら研摩材を分離筒の透孔より落下させて
両者を分離する。この分離筒の内周部にはコインと研磨
材の前進を阻止する研磨材流下阻止用堰板を配設してお
り、分離筒内での滞留時間が長くなって分離効率を一層
高めている。分離された研磨材は研磨材循環用配管を通
して循環されて再使用される。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0009】1はコインを研磨するコイン研磨装置であ
って、その本体部は研磨材と混合してコインを研磨する
研磨用ドラム2と、研磨材とコインを分離する分離筒3
よりなっている。
【0010】前記分離筒3は、粒状の研磨材を通過させ
る多数の透孔を穿設した鋼板または目開きを有した金網
により截頭円錐状に形成して機枠4の内側に横たわらせ
た状態に配設し、その一方側の開口部を閉塞板5で閉塞
している。そして、中央部付近より両端側に向かって漸
次直径を小さくした研磨用ドラム2を分離筒3の他方側
の開口部から分離筒3内に挿入して同心円状に配設して
いる。そして該研磨用ドラム2内には略水平に回転軸6
を挿入し、回転軸6に嵌着した固定用ブッシュ7と研磨
用ドラム2とを固着材8により固着すると共に、回転軸
6を分離筒3の閉塞板5を貫通させてその両端部を前記
機枠4の両側部に取り付けた軸受9により軸支すること
により研磨用ドラム2を回転自在としている。
【0011】また、分離筒3の閉塞板5の回転軸6貫通
部には回転ブッシュ10を固着し、ベヤリング11を介
して回転軸6に取り付けて分離筒3を回転軸6回りに回
転自在としている。そして回転ブッシュ10及び回転軸
6の端部にスプロケット12、13を固着し、該スプロ
ケット12、13を機枠2に取り付けた電動機14のス
プロケット15、16とチェーン17、18を介して連
結し、電動機14によって分離筒3及び研磨用ドラム2
を回転するようにしている。
【0012】19は研磨用ドラム2に投入する材料を案
内する円錐状コーンであり、一端部を機枠4に取り付け
た軸受9の外枠に取り付け、他端部を研磨用ドラム2内
に挿入すると共に、回転軸6にベヤリング20を介して
取り付けた回転ブッシュ21に固定している。22は所
定量の研磨材を貯蔵した研磨材供給用ホッパであって、
その排出シュートを円錐状コーン19に連結し、ロータ
リバルブ23により研磨材を所定量づつ払い出して研磨
用ドラム2に投入する。24はコインを研磨用ドラム2
内に投入するコイン投入シュートである。
【0013】25は研磨用ドラム2の内壁に螺旋状に取
り付けた送り羽根であって、研磨用ドラム2内に投入さ
れた材料を前方に送り出す。
【0014】また、分離筒3の内周部には研磨材の流れ
を阻止して研磨材の回収を行なうために適宜高さの研磨
材流下阻止用堰板26を立設しており、該研磨材流下阻
止用堰板26を乗り越えて流下するコインはコイン排出
用シュート27から排出される。分離筒3の下位には分
離筒3に穿設した透孔からこぼれ落ちてくる研磨材を受
け止める研磨材受けホッパ28を配設している。
【0015】前記研磨材受けホッパ28の下部には研磨
材循環用配管29を連結すると共に、その先端部を研磨
材供給用ホッパ22に連結し、吸引ポンプ(図示せず)
により研磨材を研磨材循環用配管29を通し研磨材供給
用ホッパ22へと吸引して循環使用している。
【0016】しかして、コインを研磨する時には、電動
機14を駆動して研磨用ドラム2と分離筒3を所定速度
で回転させる。そして、研磨材供給用ホッパ22のロー
タリバルブ23を回転させて研磨材を適宜量づつ研磨用
ドラム2内に供給開始すると共に、コイン投入シュート
24からコインを研磨用ドラム2内に投入する。コイン
と研磨材は研磨用ドラム2内での掻き上げ、落下を繰り
返す間に互いに接触し、コイン表面に付着した汚れが研
磨材によって研磨されて除去される。この時、研磨用ド
ラム2は中央部が膨らんだ形状をしているので、ドラム
の回転によって掻き上げられたコインと研磨材は上方で
一旦分散しようとするが、落下時点で再び中央部に寄せ
集められるためにコインと研磨材との接触度合いが大き
くなって研磨効果を一層発揮する。
【0017】研磨用ドラム2内に次々とコインが投入さ
れると、ドラム内の送り羽根25の送り出し作用と連続
投入によるオーバフローにより排出側からこぼれ落ち
る。研磨用ドラム2からこぼれ落ちた研磨材とコインと
は外周部に配設した分離筒3上に落下する。そして分離
筒3の回転によって掻き上げと落下を繰り返す間に研磨
材は周壁に穿設した透孔を通過して下位の研磨材受けホ
ッパ28に回収される。この時うまく落下しなかった研
磨材は研磨材流下阻止用堰板26により前進を阻まれて
いる間に透孔より落下する。また、コインは研磨材流下
阻止用堰板26をを乗り越え、コイン排出シュート27
から排出されて回収される。
【0018】研磨材受けホッパ28に回収された研磨材
は吸引ポンプ(図示せず)によって研磨材循環用配管2
9を通して研磨材供給用ホッパ22に回収して循環使用
する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
周壁に研磨材を通過させる多数の透孔を穿設した截頭円
錐状の分離筒3を回転自在として横たえ、その内部に中
央部付近より両端側に向かって漸次直径を小さくしたコ
イン研磨用ドラム2を同心円状に挿入して構成したの
で、従来の研磨装置より小型化することができる。
【0020】また、コイン研磨用ドラム2は中央部付近
より両端側に向かって漸次直径を小さくした形状とし、
ドラムの回転によって掻き上げ、落下を繰り返してコイ
ンと研磨材とを激しく接触させる構造としたので、従来
の研磨装置よりも研磨効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一部切り欠き概略正面図である。
【図2】同上のAーA線切断断面図である。
【符号の説明】
1…コイン研磨装置 2…研磨用ドラム 3…分離筒 22…研磨材供給用
ホッパ 24…コイン投入シュート 27…コイン排出
シュート 26…研磨材流下阻止用堰板 28…研磨材受け
ホッパ 29…研磨材循環用配管

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒状の研磨材とコインとを混合してコイン
    の表面を研磨するコイン研磨装置において、一端部を開
    口し、他端部を閉塞した截頭円錐状の分離筒を横たえて
    円周方向に回転自在とし、該分離筒の周壁に研磨材を通
    過させる多数の透孔を穿設すると共に、分離筒の内周に
    沿って適宜高さの研磨材流下阻止用堰板を周設し、開口
    側の下端部にはコイン排出用シュートを配設する一方、
    中央部付近より両端側に向かって漸次直径を小さくした
    コイン研磨用ドラムを前記分離筒内に同心円状に挿入し
    て円周方向に回転自在とし、該コイン研磨用ドラムの一
    端部には研磨材を供給する研磨材供給用ホッパ及びコイ
    ンを投入するコイン投入シュートを配設し、更に分離筒
    の下位には落下する研磨材を受け止める研磨材受けホッ
    パを配設すると共に、研磨材受けホッパと前記研磨材供
    給用ホッパとの間に研磨材循環用配管を連結したことを
    特徴とするコイン研磨装置。
JP31395191A 1991-10-29 1991-10-29 コイン研磨装置 Expired - Lifetime JP2676123B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31395191A JP2676123B2 (ja) 1991-10-29 1991-10-29 コイン研磨装置

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JP31395191A JP2676123B2 (ja) 1991-10-29 1991-10-29 コイン研磨装置

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Publication Number Publication Date
JPH05116064A JPH05116064A (ja) 1993-05-14
JP2676123B2 true JP2676123B2 (ja) 1997-11-12

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