JPH0549073U - 塗布具の先端部 - Google Patents

塗布具の先端部

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JPH0549073U
JPH0549073U JP10911591U JP10911591U JPH0549073U JP H0549073 U JPH0549073 U JP H0549073U JP 10911591 U JP10911591 U JP 10911591U JP 10911591 U JP10911591 U JP 10911591U JP H0549073 U JPH0549073 U JP H0549073U
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coated
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 均一且つ平滑な塗膜を容易に形成する。 【構成】 塗布時、ガイド部4は、塗布対象面7と摺動
し、該塗布対象面7と吐出口3の間に塗膜の厚み分の僅
かの間隙31を一定に保持する。そのため、平滑で均一
の厚みの塗膜が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、塗布具の先端部に関する。更に詳細には、容器内に収容のペースト 状物(例えば、誤字修正液、塗料、接着剤等)を加圧し、先端の吐出口より吐出 させ、塗布対象面に塗布可能に構成した塗布具の先端部に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、高粘性液体の塗布具として、吐出口を設けた弾性体よりなる塗布部を塗 布面に圧接させて、前記吐出口を開口させて塗布する構成が、実公昭62−36 553号公報等に開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の塗布具は、使用時本体を押圧しながら、塗布部を塗布面に対して斜 めになるように圧接して塗布される構成であるが、塗布部の塗布面に対する傾斜 角度や圧接力のばらつきにより、塗布部の変形量(吐出口開口量)に差が生じて 一定の吐出量にコントロールでき難く、均一な塗膜を得ることができなかった。
【0004】 又、前記従来の塗布具は、塗布面に対して接触状態で塗布されるため、塗布部 先端を塗布面によって磨耗させたり、塗膜乾燥前に重ねて塗り直した場合、凸凹 でムラのある塗膜となり、平滑な塗膜を得ることができなかった。特に、誤字修 正液用にあっては、塗膜上に文字を書くため、より平滑性が要求される。
【0005】 本考案は、前記従来の不具合を解消するためのものであり、均一且つ平滑面の 塗膜を容易に形成することができる塗布具の先端部を提供しようとするものであ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案塗布具の先端部1は、容器2内に収容のペースト状物を加圧し、先端の 吐出口3より吐出させ、塗布対象面7に塗布可能に構成した塗布具の先端部であ って、吐出口3を塗布対象面7に非接触状に保持するガイド部4を前記吐出口3 の近傍に設けてなることを要件とする。
【0007】 吐出口3は、容器2の側部および底部に突出状ノズル5の先端に設けられたり 、容器2側面又は底面に直接開口される。
【0008】 ガイド部4は、平面や突起等の形状が考えられるが、少なくとも塗布時塗布対 象面7に対して塗布具全体をぐらつかせず安定して支持でき、且つ塗布対象面7 に対して摺動可能であればよい。具体的には、例えば、容器2底面に配設の3個 以上の球面状突起、2本のレール状突起、或いは単なる平面等が挙げられる。
【0009】 又、容器2内のペースト状物を加圧する手段としては、可撓性容器を外部より 押圧する構成や、或いはシリンダー形状の容器内をピストン部材が摺動する構成 等、何れであってもよい。
【0010】
【作用】
塗布時、ガイド部4は、塗布対象面7の上を摺動すると共に、吐出口3と塗布 対象面7との間に塗膜の厚み分の僅かの間隙31を一定に保持する。そのため、 塗膜8の厚みが規制され、均一且つ平滑な塗膜8が容易に形成できる。その上、 吐出口3と塗布対象面7が非接触であるため、乾燥する前の塗膜8に重ねて塗り 直しても、塗膜8を凸凹にすることがない。
【0011】
【実施例】
実施例1(図1、図2、図9参照) 塗布具の先端部1は、容器2の先端開口部に取り付けられる支持体6と、前記 支持体6の側部より突出するノズル5より構成される。前記支持体6下部には、 平面状のガイド部4が形成される。
【0012】 前記ノズル5は、径方向に開口した吐出口3を先端に有し、該吐出口3が塗布 対象面7に対して垂直に対向するよう支持体6に取り付けられ、しかもノズル5 外周がガイド部4と同時に塗布対象面7と摺動するよう構成される。前記ノズル 5先端は両側より扁平状に縮小されて、その先端に吐出口3がスリット状に形成 されるため、ペースト状物の吐出量及び塗膜幅が規制される。又、前記ノズル5 先端は、吐出口3がノズル5外周より僅かに内方に位置するよう切り欠かれてお り、その段差によって、塗布時吐出口3と塗布対象面7の間に間隙31を形成し て塗膜8の厚みを規制でき、一定の厚みの塗膜8が得られる。(図2及び図9に おいて、矢印は塗布方向を示す。又、他の実施例も同様である。)
【0013】 実施例2(図3、図4、図10参照) 塗布具の先端部は1、容器2先端開口部に嵌着される支持体6と、該支持体6 の側部より突出するノズル5、及び該支持体6下部に取り付けられる蓋部材63 により構成される。
【0014】 前記支持体6は、軸方向に貫通孔61が設けられ、該貫通孔61に接続する連 通孔62が側壁に開口する。
【0015】 前記ノズル5は、下方へ直角に屈曲した管形状であり、前記連通孔62に挿着 される。更に、前記ノズル5は、内部に供給路51が形成され、その先端は両側 よりテーパ状に尖らされ、スリット状の吐出口3が設けられる。前記吐出口3は 、使用時、塗布対象面7と垂直に対峙すると同時に、その先端と塗布対象面7と の間に僅かの間隙31を形成するよう設定される。
【0016】 蓋部材63下部には、等間隔に3個の半球状突起が設けられて、ガイド部4を 形成する。前記半球状突起によって、塗布時、塗布対象面7との摺動抵抗を小さ くでき、又、擦れ汚れを防ぐことができる。
【0017】 実施例3(図5、図6参照) 塗布先端部1は、下部にガイド部4と吐出口3を備えた支持体6が、容器2先 端開口部に嵌着されてなる。
【0018】 前記支持体6下部には、平面状のガイド部4が設けられ、その周縁には凹部6 4が形成され、更に該凹部64に吐出口3が配設される。前記吐出口3は、塗膜 幅相当分の長辺を有した略矩形形状である。
【0019】 又、支持体6内部は、容器2内から吐出口3へ到る供給路51が形成され、該 供給路51は直角に折れ曲がりながら段階的に縮径される。
【0020】 吐出口3は、塗布時、塗布対象面7と、垂直に対峙しながら塗膜8の厚み分の 間隙31を保持され、塗布具を図6の矢印の方向に移動させることによって、一 定の幅と厚みを有する塗膜8を得ることができる。
【0021】 実施例4(図7、図8参照) 塗布先端部1は、容器2先端中央に縮径し下方に延設されるノズル5と、該ノ ズル5周壁に嵌着される支持体6よりなる。
【0022】 前記ノズル5先端には、スリット状の吐出口3が開口し、該吐出口3の周縁は 、テーパ面によって先鋭化される。
【0023】 前記支持体6には、ガイド部4として、先端をR形状に丸めた2本のレール状 突起が下方に突設される。前記ガイド部4は、塗布時、塗布対象面7と摺動し、 吐出口3と塗布対象面7の間に間隙31を形成して、ノズル5先端の吐出口3を 塗布対象面7に非接触に保持するよう寸法設定された。
【0024】 又、前記支持体6は、透明材料で形成し、中央のノズル5(特にノズル先端部 )を外部より視認可能に構成されてもよい。それにより、吐出口3の位置を確認 しながら塗布できるため、微細な箇所への確実な塗布が可能となる。
【0025】 勿論、前記実施例1、2、3では、吐出口3の位置が外部より視認可能である ため、前記実施例4の如き構成を要さず、所望の箇所に確実に塗布できる。
【0026】
【考案の効果】
塗布対象面と吐出口が非接触状態で塗布されるため、塗膜乾燥前に重ね塗りし ても凸凹な塗膜面を形成することがない上、ガイド部によって塗布対象面と吐出 口の間に塗膜の厚み分の間隙が一定に保持されることにより、平滑で均一の厚み の塗膜が容易に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の縦断面図である。
【図2】 図1の底面図である。
【図3】 第2実施例の縦断面図である。
【図4】 図3の底面図である。
【図5】 第3実施例の縦断面図である。
【図6】 図5の底面図である。
【図7】 第4実施例の縦断面図である。
【図8】 図7の底面図である。
【図9】 図1の使用時のA−A線拡大断面図である。
【図10】 図3の使用時のB−B線拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 塗布具の先端部 2 容器 3 吐出口 31 間隙 4 ガイド部 5 ノズル 51 供給路 6 支持体 61 貫通孔 62 連通孔 63 蓋部材 64 凹部 7 塗布対象面 8 塗膜

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内に収容のペースト状物を加圧し、
    先端の吐出口より吐出させ、塗布対象面に塗布可能に構
    成した塗布具の先端部において、 吐出口3を塗布対象面7に非接触状に保持するガイド部
    4を前記吐出口3の近傍に設けてなる塗布具の先端部
    1。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6013283U (ja) * 1983-07-01 1985-01-29 ノ−ドソン株式会社 ロ−ラ付きホツトメルト用ノズル及びガイドレ−ル付き定規
JPS62142596U (ja) * 1986-03-03 1987-09-08
JPH045279U (ja) * 1990-04-24 1992-01-17
JPH04102898U (ja) * 1991-02-14 1992-09-04 末信 道免 糊容器に取付ける糊吐出口

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