JPH0549042A - 位相誤差補正装置 - Google Patents
位相誤差補正装置Info
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- JPH0549042A JPH0549042A JP3202889A JP20288991A JPH0549042A JP H0549042 A JPH0549042 A JP H0549042A JP 3202889 A JP3202889 A JP 3202889A JP 20288991 A JP20288991 A JP 20288991A JP H0549042 A JPH0549042 A JP H0549042A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】位相誤差を除去すると共に、良好な色の再現性
を図る。 【構成】入力色信号はラッチ42,43によって色差成分に
分離する。積分器44はバースト期間のR−Y成分を積分
してバースト期間のR−Y成分を得る。ROM45,46は
積分器44の出力から誤差成分を得て位相補正部53に出力
する。位相補正部53は入力色差信号と誤差成分との乗算
によって、位相誤差を除去した色差信号を得る。
を図る。 【構成】入力色信号はラッチ42,43によって色差成分に
分離する。積分器44はバースト期間のR−Y成分を積分
してバースト期間のR−Y成分を得る。ROM45,46は
積分器44の出力から誤差成分を得て位相補正部53に出力
する。位相補正部53は入力色差信号と誤差成分との乗算
によって、位相誤差を除去した色差信号を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相誤差補正装置に関
し、特に、ビデオテープレコーダの再生色信号の位相誤
差を補正するものに好適の位相誤差補正装置に関する。
し、特に、ビデオテープレコーダの再生色信号の位相誤
差を補正するものに好適の位相誤差補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、VTR(ビデオテープレコーダ)
においては、入力映像信号の輝度信号については周波数
変調し、色信号については色副搬送波の周波数を629
kHzの低域に変換して記録するようになっている。色
信号は、その位相によって色相を表現している。このた
め、再生時のジッタによる時間的な変動で色信号の周波
数及び位相が変化すると、色の再現性が劣化してしま
う。そこで、従来、このような変動に合わせて色信号の
周波数変換を行うことによって、色の再現性を確保する
ようにしている。
においては、入力映像信号の輝度信号については周波数
変調し、色信号については色副搬送波の周波数を629
kHzの低域に変換して記録するようになっている。色
信号は、その位相によって色相を表現している。このた
め、再生時のジッタによる時間的な変動で色信号の周波
数及び位相が変化すると、色の再現性が劣化してしま
う。そこで、従来、このような変動に合わせて色信号の
周波数変換を行うことによって、色の再現性を確保する
ようにしている。
【0003】図2はこのような記録系の色信号低域変換
回路を示すブロック図であり、図3は再生系の色信号周
波数変換回路を示すブロック図である。これらの回路は
APC(自動位相制御)方式を採用している。
回路を示すブロック図であり、図3は再生系の色信号周
波数変換回路を示すブロック図である。これらの回路は
APC(自動位相制御)方式を採用している。
【0004】入力端子1を介して入力された搬送色信号
を周波数変換器2に与えると共に、水平同期信号分離回
路3にも与える。水平同期信号分離3は入力信号から周
波数がfH の水平同期信号を分離して分周器4に与え
る。分周器4は水平同期信号を1/40分周することに
より、周波数fs が629kHz の信号を周波数変換器
5に出力する。周波数変換器5は、水晶発振器6から周
波数fscが色副搬送波周波数(3.5MHz )の発振出
力も与えられており、周波数がfs +fscの信号を作成
して周波数変換器2に与える。周波数変換器2は2入力
の差成分を求めることにより、入力された搬送色信号の
周波数をfs に変換して低域変換色信号として出力端子
7に出力する。こうして、記録時には、入力ビデオ信号
の水平同期信号に同期した低域変換色信号を得ている。
を周波数変換器2に与えると共に、水平同期信号分離回
路3にも与える。水平同期信号分離3は入力信号から周
波数がfH の水平同期信号を分離して分周器4に与え
る。分周器4は水平同期信号を1/40分周することに
より、周波数fs が629kHz の信号を周波数変換器
5に出力する。周波数変換器5は、水晶発振器6から周
波数fscが色副搬送波周波数(3.5MHz )の発振出
力も与えられており、周波数がfs +fscの信号を作成
して周波数変換器2に与える。周波数変換器2は2入力
の差成分を求めることにより、入力された搬送色信号の
周波数をfs に変換して低域変換色信号として出力端子
7に出力する。こうして、記録時には、入力ビデオ信号
の水平同期信号に同期した低域変換色信号を得ている。
【0005】一方、再生時には、図3に示すように、再
生された低域変換色信号は入力端子11を介して周波数変
換器12及び水平同期信号分離回路13に入力される。な
お、再生低域変換色信号はジッタの影響によって周波数
がdf だけ変動しているものとする。水平同期信号分離
回路13は再生信号から水平同期信号を分離し、分周器14
は水平同期信号を1/40分周して周波数変換器15に出
力する。分周器14の出力もジッタの影響を受けるので、
その出力周波数はfs ±df となる。一方、VCXO16
は搬送色信号のバースト信号と同一周波数及び同一位相
の周波数fscの信号を周波数変換器15に与える。
生された低域変換色信号は入力端子11を介して周波数変
換器12及び水平同期信号分離回路13に入力される。な
お、再生低域変換色信号はジッタの影響によって周波数
がdf だけ変動しているものとする。水平同期信号分離
回路13は再生信号から水平同期信号を分離し、分周器14
は水平同期信号を1/40分周して周波数変換器15に出
力する。分周器14の出力もジッタの影響を受けるので、
その出力周波数はfs ±df となる。一方、VCXO16
は搬送色信号のバースト信号と同一周波数及び同一位相
の周波数fscの信号を周波数変換器15に与える。
【0006】周波数変換器15からは周波数がfs +fsc
±df の信号が周波数変換器12に与えられる。周波数変
換器12は2入力の差分を求めることにより、ジッタによ
る変動分df を相殺し、色副搬送波周波数fscの搬送色
信号を出力端子17に出力する。この搬送色信号のバース
ト信号はバースト信号抜き取り回路18によって抽出され
て位相比較器19に与えられ、位相比較器19は水晶発振器
20からの3.58MHz の発振出力との位相差に基づく
誤差出力をVCXO16に与える。VCXO16は誤差出力
に基づいて発振出力を制御することにより、前述したよ
うに、搬送色信号のバースト信号と同一周波数及び同一
位相の信号を出力する。
±df の信号が周波数変換器12に与えられる。周波数変
換器12は2入力の差分を求めることにより、ジッタによ
る変動分df を相殺し、色副搬送波周波数fscの搬送色
信号を出力端子17に出力する。この搬送色信号のバース
ト信号はバースト信号抜き取り回路18によって抽出され
て位相比較器19に与えられ、位相比較器19は水晶発振器
20からの3.58MHz の発振出力との位相差に基づく
誤差出力をVCXO16に与える。VCXO16は誤差出力
に基づいて発振出力を制御することにより、前述したよ
うに、搬送色信号のバースト信号と同一周波数及び同一
位相の信号を出力する。
【0007】このように、再生信号から得た水平同期信
号を基にして周波数変換を行っており、ジッタ等による
変動分を相殺した搬送色信号を得ることができる。テー
プの伸び及び再生時における機械的なワウ・フラッタ等
が発生した場合でも、局部的には色信号と同期信号との
時間的な変動は同一であると考えることができるので、
上述した回路によって記録時の搬送色信号に正確に位相
同期した再生出力を得ることができる。
号を基にして周波数変換を行っており、ジッタ等による
変動分を相殺した搬送色信号を得ることができる。テー
プの伸び及び再生時における機械的なワウ・フラッタ等
が発生した場合でも、局部的には色信号と同期信号との
時間的な変動は同一であると考えることができるので、
上述した回路によって記録時の搬送色信号に正確に位相
同期した再生出力を得ることができる。
【0008】しかし、上述したAPC方式においては、
周波数応答特性が約1kHz 以下である。このため、シ
リンダモータのトルク変動及びHiFi(ハイファイ)
音声用ヘッドのインパクトノイズを原因とする高域のジ
ッタ(1kHz 以上)等には応答しない。従って、この
場合には、基準クロックとバースト信号との間に位相誤
差が生じ、色むらが発生してしまう。
周波数応答特性が約1kHz 以下である。このため、シ
リンダモータのトルク変動及びHiFi(ハイファイ)
音声用ヘッドのインパクトノイズを原因とする高域のジ
ッタ(1kHz 以上)等には応答しない。従って、この
場合には、基準クロックとバースト信号との間に位相誤
差が生じ、色むらが発生してしまう。
【0009】そこで、従来、高帯域のフィードフォワー
ド方式APCを採用することにより、位相誤差を打消し
て色むらを低減させることもある。図4はこのようなフ
ィードフォワード方式APCを採用した従来の位相誤差
補正装置を示すブロック図である。
ド方式APCを採用することにより、位相誤差を打消し
て色むらを低減させることもある。図4はこのようなフ
ィードフォワード方式APCを採用した従来の位相誤差
補正装置を示すブロック図である。
【0010】入力端子21を介して入力される入力色信号
fic(t) は乗算器22,23に与える。入力色信号fic(t)
は、搬送色信号のR−Y成分FR-Y(t)及びB−Y成分F
B-Y(t)を用いると、下記式(1)にて示すことができ
る。
fic(t) は乗算器22,23に与える。入力色信号fic(t)
は、搬送色信号のR−Y成分FR-Y(t)及びB−Y成分F
B-Y(t)を用いると、下記式(1)にて示すことができ
る。
【0011】 fic(t) =FR-Y(t)・sinωt+FB-Y(t)・cosωt …(1) バースト信号区間におけるB−Y成分をB0 とすると、
この区間ではFR-Y(t)=0であり、fic(t) は下記式
(2)に示すものとなる。
この区間ではFR-Y(t)=0であり、fic(t) は下記式
(2)に示すものとなる。
【0012】 fic(t) =B0 ・cosωt …(2) ジッタ等の影響による位相誤差成分をxとすると、入力
端子21に入力される入力色信号は下記式(3)に示すも
のとなる。
端子21に入力される入力色信号は下記式(3)に示すも
のとなる。
【0013】 fic(t) =FR-Y(t)・sin(ωt+x)+FB-Y(t)・cos(ωt+x) …(3) 入力色信号からR−Y成分及びB−Y成分を分離するた
めに、乗算器22,23において入力色信号に夫々sinω
t,cosωtを乗算する。すなわち、乗算器22は下記
式(4)に示す演算を行う。
めに、乗算器22,23において入力色信号に夫々sinω
t,cosωtを乗算する。すなわち、乗算器22は下記
式(4)に示す演算を行う。
【0014】 fic(t)・sinωt =FR-Y(t)・sin(ωt+x)・sinωt +FB-Y(t)・cos(ωt+x)・sinωt =1/2 ・FR-Y(t)・(cosx−cos2ωt・cosx+sin2ωt・co sx)+1/2 ・FB-Y(t)・(−sinx+sin2ωt・cosx−cos2ω t・sinx) …(4) 乗算器22は式(4)の乗算結果を図示しないローパスフ
ィルタに与えて、2次高調波成分を抑圧して出力する。
すなわち、乗算器22の出力FiR-Y(t) は式(4)の2次
高調波成分を抑圧した下記式(5)に示すものとなる。
ィルタに与えて、2次高調波成分を抑圧して出力する。
すなわち、乗算器22の出力FiR-Y(t) は式(4)の2次
高調波成分を抑圧した下記式(5)に示すものとなる。
【0015】 FiR-Y(t) =1/2 ・{FR-Y(t)・cosx−FB-Y(t)・sinx} …(5) 同様に、B−Y成分を抽出するために、入力色信号を乗
算器23に与えて、下記式(6)に示す演算を行う。
算器23に与えて、下記式(6)に示す演算を行う。
【0016】 fic(t)・cosωt =FR-Y(t)・sin(ωt+x)・cosωt+FB-Y(t)・cos(ωt+x) ・cosωt =1/2 ・FR-Y(t)・(sinx+sin2ωt・sinx+sin2ωt・co sx)+1/2 ・FB-Y(t)・(cosx+cos2ωt・cosx−sin2ωt ・sinx) …(6) 図示しないローパスフィルタによって、式(6)から2
次高調波成分を抑圧すると、下記(7)式に示す乗算器
23出力FB-Y(t)が得られる。
次高調波成分を抑圧すると、下記(7)式に示す乗算器
23出力FB-Y(t)が得られる。
【0017】 FiB-Y(t) =1/2 ・{FB-Y(t)・cosx+FR-Y(t)・sinx} …(7) 一方、位相誤差を考慮した入力バースト信号は下記式
(8)で表すことができる。
(8)で表すことができる。
【0018】 fic(t)=B0 ・cos(ωt+x) …(8) 積分器24,25はバーストゲートパルスが入力されて、夫
々、バースト期間に乗算器22,23の出力を積分すること
により、バースト信号のR−Y成分及びB−Y成分を取
出す。すなわち、乗算器22及び積分器24は、下記式
(9)に示す演算を行って、バースト信号のR−Y成分
を求める。
々、バースト期間に乗算器22,23の出力を積分すること
により、バースト信号のR−Y成分及びB−Y成分を取
出す。すなわち、乗算器22及び積分器24は、下記式
(9)に示す演算を行って、バースト信号のR−Y成分
を求める。
【0019】 fic(t)・sinωt =−B0 ・cos(ωt+x)・sinωt =−B0 ・1/2 ・(−sinx+sin2ωt・cosx+cos2ωt・si nx) …(9) 図示しないローパスフィルタによって式(9)の2次高
調波成分を抑圧することにより、積分器24からは下記式
(10)に示すバースト信号のR−Y成分が得られる。
調波成分を抑圧することにより、積分器24からは下記式
(10)に示すバースト信号のR−Y成分が得られる。
【0020】 BR-Y(t)=1/2 ・B0 ・sinx …(10) 同様に、乗算器23及び積分器25はバースト信号のB−Y
成分を求めるために、下記式(11)に示す演算を行
う。
成分を求めるために、下記式(11)に示す演算を行
う。
【0021】 fic(t) ・cosωt =−B0 ・cos(ωt+x)・cosωt =−B0 ・1/2 ・(cosx+cos2ωt・cosx−sin2ωt・sin x) …(11) 更に、式(11)の2次高調波成分を抑圧することによ
り、積分器25からは下記式(12)に示すバースト信号
のB−Y成分が得られる。
り、積分器25からは下記式(12)に示すバースト信号
のB−Y成分が得られる。
【0022】 BB-Y(t)=−1/2 ・B0 ・cosx …(12) サンプルホールド回路(S/H)によって構成される誤
差検出器26,27は夫々バースト信号のR−Y成分及びB
−Y成分をサンプリングしてホールドし、位相誤差成分
として出力する。すなわち、色差信号のバースト区間に
おける直流値の基準値に対するずれを、搬送色信号の位
相誤差として用いている。
差検出器26,27は夫々バースト信号のR−Y成分及びB
−Y成分をサンプリングしてホールドし、位相誤差成分
として出力する。すなわち、色差信号のバースト区間に
おける直流値の基準値に対するずれを、搬送色信号の位
相誤差として用いている。
【0023】誤差検出器26,27からの位相誤差のR−Y
成分DR-Y 及びB−Y成分DB-Y は夫々下記式(1
3),(14)によって示すことができる。
成分DR-Y 及びB−Y成分DB-Y は夫々下記式(1
3),(14)によって示すことができる。
【0024】 DR-Y =k・BR-Y(t)=k・1/2 ・B0 ・sinx …(13) DB-Y =k・BB-Y(t)=k・1/2 ・B0 ・cosx …(14) ここで、1/2 ・k・B0 =Kとすると、下記式(1
5),(16)が得られる。
5),(16)が得られる。
【0025】 DR-Y =K・sinx …(15) DB-Y =K・cosx …(16) 誤差検出器26の出力は乗算器29,30に与え、誤差検出器
27の出力は乗算器28,31に与える。乗算器28,30は夫々
乗算器22の出力と誤差成分DB-Y ,DR-Y との乗算を行
い、乗算器29,31は夫々乗算器23の出力と誤差成分DR-
Y ,DB-Y との乗算を行う。加算器32は乗算器28,29の
出力を加算し、加算器33は乗算器31の出力から乗算器30
の出力を減算して出力する。すなわち、加算器32の出力
FoR-Y(t) は下記式(17)によって示すことができ
る。
27の出力は乗算器28,31に与える。乗算器28,30は夫々
乗算器22の出力と誤差成分DB-Y ,DR-Y との乗算を行
い、乗算器29,31は夫々乗算器23の出力と誤差成分DR-
Y ,DB-Y との乗算を行う。加算器32は乗算器28,29の
出力を加算し、加算器33は乗算器31の出力から乗算器30
の出力を減算して出力する。すなわち、加算器32の出力
FoR-Y(t) は下記式(17)によって示すことができ
る。
【0026】
【0027】また、加算器出力FoB-Y(t) は下記式(1
8)によって示すことができる。
8)によって示すことができる。
【0028】
【0029】ここで、1/2 ・K=1に設定すると、上記
式(17),(18)は夫々下記式(19),(20)
に変形される。
式(17),(18)は夫々下記式(19),(20)
に変形される。
【0030】 FoR-Y(t) =FR-Y(t) …(19) FoB-Y(t) =FB-Y(t) …(20) これらの式(19),(20)によって、加算器32,33
の出力からは位相誤差が除去されていることが分かる。
これらの乗算器28乃至31及び加算器32,33によって位相
補正部34が構成される。
の出力からは位相誤差が除去されていることが分かる。
これらの乗算器28乃至31及び加算器32,33によって位相
補正部34が構成される。
【0031】乗算器35は加算器32の出力FoR-Y(t) にs
inωtを乗算して元の信号に戻し、乗算器36は加算器
33の出力FoB-Y(t) にcosωtを乗算して元の信号に
戻す。加算器37は乗算器35,36の出力を加算して、入力
色信号から位相誤差を除去した出力foc(t) を出力端子
38に出力する。
inωtを乗算して元の信号に戻し、乗算器36は加算器
33の出力FoB-Y(t) にcosωtを乗算して元の信号に
戻す。加算器37は乗算器35,36の出力を加算して、入力
色信号から位相誤差を除去した出力foc(t) を出力端子
38に出力する。
【0032】このようにして、図4の回路は位相誤差を
除去することができる。しかしながら、位相誤差検出を
R−Y成分とB−Y成分とで別々に行っていることか
ら、色の濃さが確実に再現されないという問題があっ
た。図5はこの問題点を説明するための説明図である。
除去することができる。しかしながら、位相誤差検出を
R−Y成分とB−Y成分とで別々に行っていることか
ら、色の濃さが確実に再現されないという問題があっ
た。図5はこの問題点を説明するための説明図である。
【0033】ノイズが混入していないバースト信号は、
その積分値をBINTとすると、図5に示すように、位相
誤差xに応じて半径BINT の円周上を移動するベクトル
で表すことができる。このバースト信号に混入するノイ
ズは、図5に示すように、ベクトルBN で示すことがで
きる。いま、位相誤差xが比較的小さい場合には、ノイ
ズBN のR−Y成分は略円の接線成分と考えることがで
き、ノイズBN のB−Y成分は略円の法線成分と考える
ことができる。
その積分値をBINTとすると、図5に示すように、位相
誤差xに応じて半径BINT の円周上を移動するベクトル
で表すことができる。このバースト信号に混入するノイ
ズは、図5に示すように、ベクトルBN で示すことがで
きる。いま、位相誤差xが比較的小さい場合には、ノイ
ズBN のR−Y成分は略円の接線成分と考えることがで
き、ノイズBN のB−Y成分は略円の法線成分と考える
ことができる。
【0034】すなわち、ノイズBN のR−Y成分の変動
はバースト信号の位相角に影響を与え、ノイズBN のB
−Y成分の変動はバースト信号のゲインに影響を与え
る。ところで、記録信号のノイズは比較的小さいが、再
生信号ではノイズが大きくなり、ノイズによって特にバ
ースト信号のB−Y成分が大きく変動する。すなわち、
再生信号では、ノイズによってバースト信号のゲインが
比較的大きく変動する。一方、位相補正部34において
は、誤差成分(バースト信号の直流値のずれ)と乗算器
22,23の出力との乗算によって、位相誤差を除去してい
る。このため、バースト信号のゲインが変動すると、色
差信号のレベルも変動してしまう。すなわち、色の濃さ
が正確に再現されない。
はバースト信号の位相角に影響を与え、ノイズBN のB
−Y成分の変動はバースト信号のゲインに影響を与え
る。ところで、記録信号のノイズは比較的小さいが、再
生信号ではノイズが大きくなり、ノイズによって特にバ
ースト信号のB−Y成分が大きく変動する。すなわち、
再生信号では、ノイズによってバースト信号のゲインが
比較的大きく変動する。一方、位相補正部34において
は、誤差成分(バースト信号の直流値のずれ)と乗算器
22,23の出力との乗算によって、位相誤差を除去してい
る。このため、バースト信号のゲインが変動すると、色
差信号のレベルも変動してしまう。すなわち、色の濃さ
が正確に再現されない。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来の位相誤差補正装置においては、色むらの低減は可
能であるが、ノイズ等によって位相誤差が影響を受け、
位相補正部に与える誤差成分のレベルが変動して色差信
号のゲインが変動し、色の濃さが正確に再現されないと
いう問題点があった。
従来の位相誤差補正装置においては、色むらの低減は可
能であるが、ノイズ等によって位相誤差が影響を受け、
位相補正部に与える誤差成分のレベルが変動して色差信
号のゲインが変動し、色の濃さが正確に再現されないと
いう問題点があった。
【0036】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、色の濃さを十分に再現すると共に、位相を
確実に補正することができる位相誤差補正装置を提供す
ることを目的とする。
のであって、色の濃さを十分に再現すると共に、位相を
確実に補正することができる位相誤差補正装置を提供す
ることを目的とする。
【0037】
【課題を解決するための手段】本発明に係る位相誤差補
正装置は、入力色信号を色差信号に分離する色差信号分
離手段と、前記色差信号のうちの所定の成分が供給され
そのバースト信号区間を積分する積分器と、この積分器
の積分出力に基づいて前記入力色信号の位相誤差成分を
求める位相誤差検出手段と、前記色差信号分離手段から
の色差信号と前記位相誤差成分とから位相誤差を除去し
た色信号を出力する位相誤差補正手段とを具備したもの
である。
正装置は、入力色信号を色差信号に分離する色差信号分
離手段と、前記色差信号のうちの所定の成分が供給され
そのバースト信号区間を積分する積分器と、この積分器
の積分出力に基づいて前記入力色信号の位相誤差成分を
求める位相誤差検出手段と、前記色差信号分離手段から
の色差信号と前記位相誤差成分とから位相誤差を除去し
た色信号を出力する位相誤差補正手段とを具備したもの
である。
【0038】
【作用】本発明において、積分器には例えば色差信号の
R−Y成分を与える。積分器はR−Y成分を積分するこ
とにより、位相誤差に基づく出力を出力する。位相誤差
検出手段は、積分器の出力からR−Y成分及びB−Y成
分の誤差量を求めて位相誤差補正手段に与える。位相誤
差補正手段は入力色信号から位相誤差を除去する。
R−Y成分を与える。積分器はR−Y成分を積分するこ
とにより、位相誤差に基づく出力を出力する。位相誤差
検出手段は、積分器の出力からR−Y成分及びB−Y成
分の誤差量を求めて位相誤差補正手段に与える。位相誤
差補正手段は入力色信号から位相誤差を除去する。
【0039】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係る位相誤差補正装置の一
実施例を示すブロック図である。
て説明する。図1は本発明に係る位相誤差補正装置の一
実施例を示すブロック図である。
【0040】入力端子41には4fscのサンプリング周波
数でサンプリングされた入力色信号を入力する。入力色
信号はラッチ42,43に与える。ラッチ42はサンプリング
周期に同期し、且つ色副搬送波に同期した信号sinω
tが与えられて、sinωtで入力色信号をラッチす
る。また、ラッチ43は、sinωtと90゜位相が異な
るcosωt、すなわち、sinωtを1/4fsc(1
サンプリング周期)だけ遅延させた信号が与えられて、
このcosωtで入力信号をラッチする。これにより、
ラッチ42,43は、夫々入力搬送色信号から色差信号のR
−Y成分FiR-Y(t) とB−Y成分FiB-Y(t) とを得て出
力するようになっている。
数でサンプリングされた入力色信号を入力する。入力色
信号はラッチ42,43に与える。ラッチ42はサンプリング
周期に同期し、且つ色副搬送波に同期した信号sinω
tが与えられて、sinωtで入力色信号をラッチす
る。また、ラッチ43は、sinωtと90゜位相が異な
るcosωt、すなわち、sinωtを1/4fsc(1
サンプリング周期)だけ遅延させた信号が与えられて、
このcosωtで入力信号をラッチする。これにより、
ラッチ42,43は、夫々入力搬送色信号から色差信号のR
−Y成分FiR-Y(t) とB−Y成分FiB-Y(t) とを得て出
力するようになっている。
【0041】本実施例においては、バースト信号区間の
位相誤差を検出するために、ラッチ42の出力のみを積分
器44に与えている。積分器44にはバースト信号区間に対
応したバーストゲートパルスが入力されており、積分器
44はラッチ42からのR−Y成分FiR-Y(t) をバースト信
号区間においてfsc毎に積分する。位相誤差が0である
場合には、R−Y成分にはバースト成分が含まれないこ
とから、位相誤差検出のための基準値は0に設定する。
すなわち、積分器44の出力は位相誤差に基づくものとな
る。
位相誤差を検出するために、ラッチ42の出力のみを積分
器44に与えている。積分器44にはバースト信号区間に対
応したバーストゲートパルスが入力されており、積分器
44はラッチ42からのR−Y成分FiR-Y(t) をバースト信
号区間においてfsc毎に積分する。位相誤差が0である
場合には、R−Y成分にはバースト成分が含まれないこ
とから、位相誤差検出のための基準値は0に設定する。
すなわち、積分器44の出力は位相誤差に基づくものとな
る。
【0042】積分器44の出力BR-Y(t)はROM45,46に
与える。ROM45は所定比率k(式(14)参照)を与
えるように、BR-Y(t)のレベルに対応した値を誤差成分
DR-Y として格納しており、積分器44からBR-Y(t)が与
えられて、R−Y成分の誤差DR-Y を出力する。上記式
(15),(16)から、バースト信号のB−Y成分の
誤差DB-Y は下記式(21)によって示すことができ
る。
与える。ROM45は所定比率k(式(14)参照)を与
えるように、BR-Y(t)のレベルに対応した値を誤差成分
DR-Y として格納しており、積分器44からBR-Y(t)が与
えられて、R−Y成分の誤差DR-Y を出力する。上記式
(15),(16)から、バースト信号のB−Y成分の
誤差DB-Y は下記式(21)によって示すことができ
る。
【0043】
【0044】ROM46はこの式(21)に示す演算を満
足する値を格納しており、積分器44からBR-Y(t)が与え
られて、B−Y成分の誤差DB-Y を出力する。
足する値を格納しており、積分器44からBR-Y(t)が与え
られて、B−Y成分の誤差DB-Y を出力する。
【0045】ROM45,46からの誤差量DR-Y ,DB-Y
は夫々乗算器48,49及び乗算器47,50に与える。乗算器
47,49にはラッチ42の出力を与え、乗算器48,50にはラ
ッチ43の出力を与える。乗算器47,49はラッチ42からの
FiR-Y(t) に夫々誤差量DB-Y ,DR-Y を乗算して加算
器51,52に出力する。乗算器48,50はラッチ43からのF
iB-Y(t) に夫々誤差量DR-Y ,DB-Y を乗算して加算器
51,52に出力する。加算器51は乗算器47,48の出力を加
算して排他的論理和回路54に出力する。加算器52は乗算
器51の出力から乗算器49の出力を減算して排他的論理和
回路55に出力するようになっている。これらの乗算器47
乃至50及び加算器51,52によって位相補正部53が構成さ
れる。
は夫々乗算器48,49及び乗算器47,50に与える。乗算器
47,49にはラッチ42の出力を与え、乗算器48,50にはラ
ッチ43の出力を与える。乗算器47,49はラッチ42からの
FiR-Y(t) に夫々誤差量DB-Y ,DR-Y を乗算して加算
器51,52に出力する。乗算器48,50はラッチ43からのF
iB-Y(t) に夫々誤差量DR-Y ,DB-Y を乗算して加算器
51,52に出力する。加算器51は乗算器47,48の出力を加
算して排他的論理和回路54に出力する。加算器52は乗算
器51の出力から乗算器49の出力を減算して排他的論理和
回路55に出力するようになっている。これらの乗算器47
乃至50及び加算器51,52によって位相補正部53が構成さ
れる。
【0046】排他的論理和回路54は信号sinωtも入
力されており、加算器51の出力FoR-Y(t) とsinωt
との排他的論理和を求めてセレクタ56に出力する。排他
的論理和回路55は信号cosωtも入力されており、加
算器52の出力FoB-Y(t) とcosωtとの排他的論理和
を求めてセレクタ56に出力する。セレクタ56はサンプリ
ング周期に同期した周波数が2fscの信号が与えられ、
この信号のハイレベル(以下、“H”という)期間とロ
ーレベル(以下、“L”という)期間で、排他的論理和
回路54,55の出力を交互に切換えて出力端子57に出力色
信号foc(t) を出力するようになっている。
力されており、加算器51の出力FoR-Y(t) とsinωt
との排他的論理和を求めてセレクタ56に出力する。排他
的論理和回路55は信号cosωtも入力されており、加
算器52の出力FoB-Y(t) とcosωtとの排他的論理和
を求めてセレクタ56に出力する。セレクタ56はサンプリ
ング周期に同期した周波数が2fscの信号が与えられ、
この信号のハイレベル(以下、“H”という)期間とロ
ーレベル(以下、“L”という)期間で、排他的論理和
回路54,55の出力を交互に切換えて出力端子57に出力色
信号foc(t) を出力するようになっている。
【0047】次に、このように構成された実施例の動作
について説明する。
について説明する。
【0048】入力端子41には4fscのサンプリング周波
数でサンプリングされた搬送色信号を入力する。ラッチ
42は搬送色信号の1/4の周期の信号に同期した信号s
inωtに基づいて入力色信号をラッチすることによ
り、R−Y成分を分離した出力FiR-Y(t) を積分器44及
び乗算器47,49に出力する。一方、ラッチ43はcosω
tに基づいて入力信号をラッチすることにより、B−Y
成分を分離した出力FiB-Y(t) を乗算器48,50に出力す
る。
数でサンプリングされた搬送色信号を入力する。ラッチ
42は搬送色信号の1/4の周期の信号に同期した信号s
inωtに基づいて入力色信号をラッチすることによ
り、R−Y成分を分離した出力FiR-Y(t) を積分器44及
び乗算器47,49に出力する。一方、ラッチ43はcosω
tに基づいて入力信号をラッチすることにより、B−Y
成分を分離した出力FiB-Y(t) を乗算器48,50に出力す
る。
【0049】R−Y成分FiR-Y(t) のバースト信号区間
は積分器44においてfsc毎に積分される。これにより、
積分器44は位相誤差に基づく出力BR-Y(t)を出力し、R
OM45はこの出力BR-Y(t)を誤差量DR-Y に変換して乗
算器48,49に与える。ROM46は出力BR-Y(t)を誤差量
DB-Y に変換して乗算器47,50に与える。
は積分器44においてfsc毎に積分される。これにより、
積分器44は位相誤差に基づく出力BR-Y(t)を出力し、R
OM45はこの出力BR-Y(t)を誤差量DR-Y に変換して乗
算器48,49に与える。ROM46は出力BR-Y(t)を誤差量
DB-Y に変換して乗算器47,50に与える。
【0050】乗算器47はラッチ42の出力FiR-Y(t) と誤
差量DB-Y とを乗算し、乗算器48はラッチ43の出力FiB
-Y(t) と誤差量DR-Y とを乗算し、加算器51は乗算器4
7,48の出力を加算する。これにより、加算器51からは
上記式(17)に示す出力FoR-Y(t) が出力される。ま
た、乗算器49はラッチ42の出力FiR-Y(t) と誤差量DR-
Y とを乗算し、乗算器50はラッチ43の出力FiB-Y(t) と
誤差量DB-Y とを乗算し、加算器52は乗算器50の出力か
ら乗算器49の出力を減算する。これにより、加算器52か
らは上記式(18)に示す出力FoB-Y(t) が出力され
る。こうして、加算器51,52からは夫々位相誤差が除去
されたR−Y成分及びB−Y成分が得られる。
差量DB-Y とを乗算し、乗算器48はラッチ43の出力FiB
-Y(t) と誤差量DR-Y とを乗算し、加算器51は乗算器4
7,48の出力を加算する。これにより、加算器51からは
上記式(17)に示す出力FoR-Y(t) が出力される。ま
た、乗算器49はラッチ42の出力FiR-Y(t) と誤差量DR-
Y とを乗算し、乗算器50はラッチ43の出力FiB-Y(t) と
誤差量DB-Y とを乗算し、加算器52は乗算器50の出力か
ら乗算器49の出力を減算する。これにより、加算器52か
らは上記式(18)に示す出力FoB-Y(t) が出力され
る。こうして、加算器51,52からは夫々位相誤差が除去
されたR−Y成分及びB−Y成分が得られる。
【0051】排他的論理和回路54はR−Y成分FoR-Y
(t) とsinωtとの排他的論理和を求め、排他的論理
和回路55はB−Y成分FoB-Y(t) とcosωtとの排他
的論理和を求める。これにより、排他的論理和回路54,
55からは、正,負のレベルを有する色信号成分が出力さ
れる。これらの出力FoR-Y(t) ,FoB-Y(t) はセレクタ
56においてサンプリング周期の1/2の周期で切換え出
力されて出力端子57に与えられる。こうして、出力端子
57からは搬送色信号foc(t) が出力される。
(t) とsinωtとの排他的論理和を求め、排他的論理
和回路55はB−Y成分FoB-Y(t) とcosωtとの排他
的論理和を求める。これにより、排他的論理和回路54,
55からは、正,負のレベルを有する色信号成分が出力さ
れる。これらの出力FoR-Y(t) ,FoB-Y(t) はセレクタ
56においてサンプリング周期の1/2の周期で切換え出
力されて出力端子57に与えられる。こうして、出力端子
57からは搬送色信号foc(t) が出力される。
【0052】このように、本実施例においては、ラッチ
42の出力FiR-Y(t) のバースト区間の積分値に基づいて
誤差量DR-Y ,DB-Y を求め、これらの誤差量を位相補
正部53に与えて入力色信号の位相誤差を補正するように
なっている。誤差量DB-Y についてもR−Y成分から得
ており、ノイズが混入した場合でも、誤差量DB-Y が比
較的大きく変動してしまうこうを防止することができ、
搬送色信号のゲインの影響は小さく、良好な色再現性を
得ることができる。従って、VTR等においても、色む
らがない明瞭な再生画像を得ることができる。
42の出力FiR-Y(t) のバースト区間の積分値に基づいて
誤差量DR-Y ,DB-Y を求め、これらの誤差量を位相補
正部53に与えて入力色信号の位相誤差を補正するように
なっている。誤差量DB-Y についてもR−Y成分から得
ており、ノイズが混入した場合でも、誤差量DB-Y が比
較的大きく変動してしまうこうを防止することができ、
搬送色信号のゲインの影響は小さく、良好な色再現性を
得ることができる。従って、VTR等においても、色む
らがない明瞭な再生画像を得ることができる。
【0053】また、位相誤差の検出を一方の色差成分の
みを用いて行っているので、検出のばらつきが低減さ
れ、しかも回路規模は低減される。また、位相誤差が発
生していない場合には、バースト成分はB−Y成分のみ
であり、R−Y成分を有していないので、誤差が発生し
たときの比較が容易である。
みを用いて行っているので、検出のばらつきが低減さ
れ、しかも回路規模は低減される。また、位相誤差が発
生していない場合には、バースト成分はB−Y成分のみ
であり、R−Y成分を有していないので、誤差が発生し
たときの比較が容易である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、位
相を確実に補正すると共に、色の濃さを十分に再現する
ことができるという効果を有する。
相を確実に補正すると共に、色の濃さを十分に再現する
ことができるという効果を有する。
【図1】本発明に係る位相誤差補正装置の一実施例を示
すブロック図。
すブロック図。
【図2】VTRの記録系の色信号低域変換回路を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図3】VTRの再生系の色信号周波数変換回路を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図4】従来の位相誤差補正装置を示すブロック図。
【図5】従来例の問題点を説明するための説明図。
42,43…ラッチ 44…積分器 45,46…ROM 53…位相補正部
Claims (1)
- 【請求項1】 入力色信号を色差信号に分離する色差信
号分離手段と、 前記色差信号のうちの所定の成分が供給されそのバース
ト信号区間を積分する積分器と、 この積分器の積分出力に基づいて前記入力色信号の位相
誤差成分を求める位相誤差検出手段と、 前記色差信号分離手段からの色差信号と前記位相誤差成
分とから位相誤差を除去した色信号を出力する位相誤差
補正手段とを具備したことを特徴とする位相誤差補正装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3202889A JPH0549042A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 位相誤差補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3202889A JPH0549042A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 位相誤差補正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549042A true JPH0549042A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16464884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3202889A Pending JPH0549042A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 位相誤差補正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0549042A (ja) |
-
1991
- 1991-08-13 JP JP3202889A patent/JPH0549042A/ja active Pending
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