JPH0548814B2 - - Google Patents

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JPH0548814B2
JPH0548814B2 JP63198782A JP19878288A JPH0548814B2 JP H0548814 B2 JPH0548814 B2 JP H0548814B2 JP 63198782 A JP63198782 A JP 63198782A JP 19878288 A JP19878288 A JP 19878288A JP H0548814 B2 JPH0548814 B2 JP H0548814B2
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JP
Japan
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panel
water
wall
trailing
shaped
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Application number
JP63198782A
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English (en)
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JPH0249815A (ja
Inventor
Fujio Ito
Shuichi Sakamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 ≪産業上の利用分野≫ この発明は、地中連続壁工法によつて構築され
るパネル状壁体の打継ぎ部の止水性を改良した方
法に関する。
≪従来の技術≫ 例えば、コンクリートカツテイングによる地中
連続壁の構築方法では、先行パネル状壁体の打継
ぎ部端面をカツテイングし、粗面化した状態で後
行パネル状壁体を打ち継ぐようにしているが、こ
の方法では接合部のシール性が弱いので、従来で
は例えば特開昭60−45820号公報に示すように、
先行パネル状壁体の打継ぎ部に鉛直方向にほぞ穴
を形成し、これに後行パネル状壁体を構成する打
設コンクリートが流れ込むことによつてほぞとほ
ぞ穴状の連結を得られ、これによつて打継ぎ部の
距離を迷路状とし、止水性向上を図るようにして
いる。
また、他の止水方法としては先行パネル状壁体
に建込まれる鉄筋の後行パネル状壁体に対する打
継ぎ部に鉄板などの止水板を突出して設け、この
止水板が後行パネル状壁体との間に跨がつて介在
されることで止水性を確保する方法もある。
≪発明が解決しようとする課題≫ しかしながら、前者のほぞとほぞ穴結合による
止水方法では、パネル状壁体の構築後にほぞ穴を
カツテイングによつて形成するようにしているた
め、加工が面倒であつた。
また、後者の止水板を介在させる方法にあつて
は、接合端面の形状が複雑化するために、函体工
法(函体によつて打継ぎ端部を覆い、後行掘削孔
掘削後函体の全部に設けた蓋を取り除き、先行パ
ネル状壁体の端部を露出した状態で後行パネル状
壁体をうち継ぐ工法)しか適合できなかつた。
ところで、プレキヤストコンクリートパネル間
の接合部の止水材として用いられているゴムの1
種に高吸水ゴムがある。
このゴムは、変性ゴム分子内の親水性部分が水
中で水分子と結合して吸水、泡水を生じ、自己体
積膨帳して接合部を圧接するため、従来のゴム性
止水材に比べて変性追随性が高く、高い止水性を
得られる。
この発明は、以上の高吸水ゴムの持つ自己膨脹
特性を利用することによつて、先行パネル状壁体
と後行パネル状壁体の打継ぎ部の止水を行えるよ
うにした地中連続壁の止水方法を提供するもので
ある。
≪課題を解決するための手段≫ 前記目的を達成するため、この発明は、地中に
掘削孔を掘削し、この掘削孔内にコンクリートを
打設してパネル状壁体を形成し、このパネル状壁
体を順次横方向にうち継ぐことにより構築される
地中連続壁工法において、先行パネル状壁体の構
築時に予め打継ぎ端部に高吸水ゴムからなる止水
材を埋設しておき、この先行パネル状壁体に後行
パネル状壁体をうち継ぐ際に、打継ぎ面に前記止
水材を露出させ、コンクリート打設により水分を
吸収して膨脹した前記止水材が後行パネル状壁体
側に突出することによつて、止水材を前記先行お
よび後行パネル状壁体間に跨がるように介在させ
るようにした。
≪作用≫ 先行パネル状壁体の打継ぎ面の露出によつて止
水材は、泥水またはコンクリート中の水分に接触
し、自己膨脹する結果、その膨脹の方向が、コン
クリートが固化していない側である後行パネル状
壁体側に指向し、その方向に突出する結果、両パ
ネル状壁体間に跨がつた状態に介在する。
≪実施例≫ 以下、この発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
第1図ないし第6図はこの発明方法をカツテイ
ング工法に適用した第一実施例を示すものであ
る。
まず第1図において、地中E内に一対の先行掘
削孔1が掘削された後、先行パネル状壁体2が形
成される。
この先行パネル状壁体2は、掘削孔1の掘削後
に鉄筋籠3を建込み、次いでトレミー管等を用い
てコンクリート4を打設し、掘削孔1の内部に充
填された泥水と置換することでコンクリート4を
鉄筋籠3と一体化し、パネル状壁体2に構築され
る。
前記鉄筋籠3の打継ぎ部先端中央部には止水材
5が予め一体に接合された状態で打継ぎ端面に向
けて突出状態に設けられている。
止水材5は、高吸水ゴムからなるものであつて
前述のごとく変性ゴム分子内の親水性部分が水中
で水分子と結合して給水、泡水を生じ、自己体積
膨脹する性質のゴムである。
この止水材5の形状は第2図に拡大して示すよ
うに、前記打継ぎ端面に向く長手方向と直交して
その両側を蛇腹状とし、コンクリートに対するア
ンカー効果を得られるようにしてあるとともに、
外周部全体をポリエチレンフイルム等の不透水性
のフイルム6で覆い、直接水分とは接触できない
ようにしてある。
したがつて先行パルス状壁体2の構築完了状態
では原型を保ちその状態でコンクリート3内に埋
設固定される。
以上の作業完了後、第3図に示すように、各先
行パネル状壁体2間の施工工区である後行工区を
各先行パネル状壁体2の打継ぎ端面2aを切削し
ながら掘削し、後行掘削孔7を形成する。
この切削作業には第4図に示すように、ハイド
ロフレーズカツター8が用いられ、端面からある
程度の切削深さdまで削りとられる。
この切削作業によつて前記止水材5の先端は露
出し、その切り口端面から泥水中の水分を取り込
んで緩速的に自己膨脹する。
その間に、後行切削孔7の内部には第5図に示
すように、鉄筋籠9が建込まれ、次いでコンクリ
ート10が打設される。
コンクリート10が完全に固化するまでの間に
前記止水材5は自己膨脹を続行するが、その膨脹
方向は、先行パルス状壁体2の内部は固化してい
るので押さえられる一方、切り口端面は膨脹を規
制する障害がないので切り口端面から突出する方
向に膨脹する。
この結果、第6図に示すように後行パネル状壁
体11の完成状態では、止水材5の膨脹部分5a
は後行パネル状壁体11の打継ぎ部側に突出し、
先行パネル状壁体2との間に跨がつた状態に形成
されることになる。
次に第7図ないし第9図はこの発明をインター
ロツキングパイプを用いた地中連続壁の構築工法
に適用した場合の第二実施例を示すものである。
図において、インターロツキングパイプ20の
一側部には鉛直方向に沿つて止水材21が接着剤
22を介して接着されている。
止水材21は、前記と同様に高吸水ゴムからな
つており、その断面はほぼ矩形状であり、外周に
凹凸を形成することによつて先行パネル状壁体2
3に対する食い付きを十分なものとしている。
また、この止水材21の外周部の先行パネル状
壁体23に対する接触部は前記と同様ポリエチレ
ンなどのフイルム24で覆われている。
また、前記接着剤22は緩速水溶性接着剤であ
り、水に徐々に溶けることにより、ロツキングパ
イプ20との接着性がなくなると同時に、止水材
21の表面を露出する。
したがつて、ロツキングパイプ20を引き抜い
た状態では、止水材21の端面は露出し、徐々に
自己膨脹する結果、後行側に向けて突出する。
この状態で後行パネル状壁体25を構築する
と、その完成状態では、第8図に拡大して示すよ
うに膨脹部分21aは後行パネル状壁体25側に
突出し、両者に跨がつた状態で形成されることに
なる。
なお、以上の止水材21には鉛直方向に沿つて
2つの貫通孔27が形成されているとともに、貫
通孔27の底部側には第9図に示すように連通金
具28が嵌合され、各貫通孔27の底部を連通さ
せているとともに、貫通孔27内へのコンクリー
トの流入を防止している。。
この貫通孔27は内部に水を注入して止水材が
途中で破断しているかどうかをも判断する検査孔
として用いる。
なお、以上の二つの実施例では、高吸水ゴム製
の止水材の外周を不透水性のフイルムで覆い、カ
ツテイング、またはロツキングパイプの撤去によ
り露出することで吸水、膨潤させるようにした
が、フイルムは用いず、止水材を緩速形の高吸水
ゴムで構成し、2〜3日程度で膨潤させるように
すれば、コンクリートの固化時間は約一日である
から、このタイムラグを利用することによつて
も、止水材を前記先行および後行パネル状壁体間
に跨がるように介在させることができる。
≪発明の効果≫ 以上各実施例によつて詳細に説明したように、
この発明による地中連続壁の止水方法にあつて
は、先行パネル状壁体の打継ぎ面の露出によつて
止水材は、泥水またはコンクリート中の水分に接
触し、自己膨脹する結果、その膨脹の方向が、コ
ンクリートが固化していない側である後行パネル
状壁体側に指向し、その方向に突出する結果、両
パネル状壁体間に跨がつた状態に介在するように
なつているので、従来のようにパネル状壁体の構
築後にほぞ穴加工するなどの手間が不要であり、
簡単に実施できるほか、高吸水ゴムの特徴である
変形追随性の高さによつて、高い止水性を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの発明をカツテイング
工法に適用した第一実施例を示し、第1図は先行
パネル状壁体の構築状態を示す平断面図、第2図
は止水材の拡大断面図、第3図は先行パネル状壁
体のカツテイング状態を示す平断面図、第4図は
同縦断面図、第5図は後行パネル状壁体を射ち継
いだ状態を示す平断面図、第6図は止水材の膨潤
状態を示す拡大断面図、第7図ないし第9図はこ
の発明のインターロツキングパイプ工法に適用し
た第二実施例を示すもので、第7図はロツキング
パイプを用いて構築した先行パネル状壁体の打継
ぎ端部を示す部分拡大図、第8図はロツキングパ
イプを撤去し、後行パネル状壁体を打ち継いだ状
態を示す部分拡大図、第9図は同工法に用いる止
水材の底部の構成を示す部分拡大図である。 1……先行掘削孔、2,23……先行パネル状
壁体、2a……打継ぎ端面、4,10……コンク
リート、5,21……止水材、5a,21a……
膨脹部分、11,25……後行パネル状壁体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 地中に掘削孔を掘削し、この掘削孔内にコン
    クリートを打設してパネル状壁体を形成し、この
    パネル状壁体を順次横方向にうち継ぐことにより
    構築される地中連続壁工法において、先行パネル
    状壁体の構築時に予め打継ぎ端部に高吸水ゴムか
    らなる止水材を埋設しておき、この先行パネル状
    壁体に後行パネル状壁体をうち継ぐ際に、打継ぎ
    面に前記止水材を露出させ、コンクリート打設に
    より水分を吸収して膨脹した前記止水材が後行パ
    ネル状壁体側に突出することによつて、止水材を
    前記先行および後行パネル状壁体間に跨がるよう
    に介在させることを特徴とする地中連続壁の止水
    方法。
JP63198782A 1988-08-11 1988-08-11 地中連続壁の止水方法 Granted JPH0249815A (ja)

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JP63198782A JPH0249815A (ja) 1988-08-11 1988-08-11 地中連続壁の止水方法

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JPH0249815A JPH0249815A (ja) 1990-02-20
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JP2009102946A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Ohbayashi Corp 地中壁の打ち継ぎ部の止水方法、地中壁の打ち継ぎ部の止水構造、地中壁の打ち継ぎ部の施工方法、地中壁

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