JPH0548086U - カップ式飲料自動販売機の商品取出口 - Google Patents

カップ式飲料自動販売機の商品取出口

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JPH0548086U
JPH0548086U JP9690491U JP9690491U JPH0548086U JP H0548086 U JPH0548086 U JP H0548086U JP 9690491 U JP9690491 U JP 9690491U JP 9690491 U JP9690491 U JP 9690491U JP H0548086 U JPH0548086 U JP H0548086U
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JP
Japan
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cup
stage
beverage
cup stage
product outlet
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Application number
JP9690491U
Other languages
English (en)
Inventor
一彦 田口
悟郎 岸本
Original Assignee
松下冷機株式会社
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 商品取出口において、カップを取出す際カッ
プを持つ手が飲料供給ノズルに触れずにすませ、さらに
飲料販売時以外は取出口扉が開かないように施錠する。 【構成】 カップ8の背後を保持するカップ支持体23
をカップステージ20に固着させ、注入される飲料の重
量で回動するように、あらかじめ傾斜させたカップステ
ージ20の後部支点にスプリング22を布設することに
より、飲料注入終了時にはカップ8から飲料注入ノズル
11を遠ざけることができる。カップステージ20の嵌
入孔に施錠フックの突設片を嵌合させ、注入される飲料
の重量でカップステージ20を両者の嵌合関係を解除す
る方向に回動させることにより、販売時以外は取出口扉
17を開かないよう施錠できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は飲料物を機体内で調合するカップ式飲料自動販売機の商品取出口に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、カップ式自動販売機の商品取出口は商品取出しの際の清潔感を含めた、 より一層の商品の取出しやすさが要望されている。
【0003】 以下に従来のカップ式飲料自動販売機の商品取出口について説明する。 図9は従来のカップ式飲料自動販売機の扉開放時の外観斜視図を示すものであ る。図9において、1は自動販売機の本体で、この本体1にはヒンジを介して扉 2が開閉自在に具備され、この扉2には商品取出口3が設けられている。前記本 体1の庫内4には飲料供給装置5,カップ送出装置6等が具備されている。7は カップ送出装置6の下方に設けられたカップ送出シュートである。そしてこのカ ップ送出シュート6より送出されたカップ8は調理室9へ落下し、この調理室9 と相対峙する前記商品取出口3より取出される。次に図10において前記カップ 供給部9の背面部10上方には飲料供給ノズル11が固着されている。この飲料 供給ノズル11は前記調理室9のカップステージ12に送出されたカップ8の外 周部上方に先端を臨ませて配置されている。前記飲料供給ノズル11の下方には 、この飲料供給ノズル11から滴下する飲料の滴13を受止める防滴板14と、 この防滴板14下方延長上に折曲形成された排滴口15とが設けられている。前 記飲料供給ノズル11の一端は接続チューブ16を介して前記飲料供給装置5に 接続されている。17は前記商品取出口3に設けられた取出口扉である。この取 出口扉17は片側の上下端に突設したヒンジピン18を介して取出口カバー19 に開閉自在に軸支されている。前記取出口扉17は布設されたスプリング等の力 で通常は閉じられている。
【0004】 以上のように構成されたカップ式飲料自動販売機の商品取出口について、以下 その動作について説明する。まず、販売信号が発せられるとカップ送出装置6よ りカップ送出シュートを通ってカップ8がカップステージ12上に送出される。 次に飲料供給装置5で調合された飲料が接続チューブ16を通って飲料供給ノズ ル11よりA方向に向けてカップ8内に注入される。飲料を注入し終えたカップ 8は取出口扉17をBのように開いて商品取出口3より取出される。一方、注入 を終了したのち飲料供給ノズル11より滴下する飲料の滴13は防滴板14で受 止め、排滴口15に集合させて所定の場所へ排水されるため、前記滴13でカッ プのふちを汚したり、このカップ8を取出す際滴下する飲料の滴13で手を汚す ことを防止するものである(例えば実開昭59−88787号公報参照)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来例の構成では、カップ供給部9内部に飲料供給ノズル1 1や防滴板14が常時突設しているため、カップ8をカップステージ12より取 出す際、滴下する飲料の滴13で手を汚すことはなくてもカップ8を持つ手が前 記飲料供給ノズル11や防滴板14先端に触れ、手を汚してしまうという問題点 を有していた。また、取出口扉17は常時開く構造となっていることにより、外 部の風圧等による自然開閉の頻度も高いため、外部から埃等の侵入で調理室9を 汚損しやすいという課題をも有していた。
【0006】 本考案は上記従来の課題を解決するもので、カップ8を取出す際カップ8を持 つ手が飲料供給ノズル11に触れずにすむカップ式飲料自動販売機の商品取出口 を提供することを第1の目的とする。
【0007】 さらに飲料販売時以外は取出口扉17が開かないカップ式飲料自動販売機の商 品取出口を提供することを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この第1の目的を達成するために本考案のカップ式飲料自動販売機の商品取出 口は、飲料供給ノズル側に向かって傾斜したカップステージと、このカップステ ージから垂設されたカップ支持体と、カップに注入された飲料の重量でカップス テージが回動して水平状態になるようにカップステージの後部支点に布設された スプリングとの構成を有している。
【0009】 また第2の目的を達成するために、前記カップステージに設けた嵌入孔に相対 峙して、取出口扉から施錠フックを突設させた構成を有している。
【0010】
【作用】
この構成によって、飲料注入初期には底部と外周部をそれぞれカップステージ とカップ支持体に保持され、飲料供給ノズルの先端を真上近傍に臨ませていたカ ップは、注入される飲料の重量でカップステージが水平方向に回動していくにつ れ飲料供給ノズルより遠ざかり、飲料注入終了時すなわちカップステージが水平 状態では完全に飲料供給ノズルを回避した状態になる。このときカップはカップ 支持体にて隔離された状態となるため、飲料供給ノズルに触れることなくカップ を取出すことができる。もちろん飲料供給ノズルから垂れる滴はカップ保持板の 裏側に滴下するため、飲料の滴でカップのふちを汚すこともない。
【0011】 また、通常時すなわち未販売時には取出口扉から突設する施錠フックがカップ ステージの嵌入孔に係止され、取出口扉は施錠された状態だが、一旦販売がかか るとカップに注入される飲料の重量でカップステージが回動し、両者の係止関係 が解除されるため取出口扉を開けることができるようになる。ここでカップを取 出すとカップステージはスプリングの力で回動し再び傾斜状態に戻り、さらに取 出口扉を閉めることにより両者は係止関係に戻る。すなわち取出口扉を再び施錠 することができる。
【0012】
【実施例】
(実施例1) 以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明するが、従来例と同 一構成については同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0013】 図1,図2において、20は飲料供給ノズル11側に向かって傾斜したカップ ステージである。このカップステージ20はその後端をシャフト21で回動自在 に保持されている。22はスプリングで、このスプリング22はカップに注入さ れた飲料の重量で前記カップステージ20が水平状態になるように、前記シャフ ト21に布設されている。23はカップステージ20に固着されたカップ支持体 である。このカップ支持体23はカップ8の外周方に密接させるべく円弧状に折 曲された曲折部24を形成し、この曲折部24の取出口扉17に対向する面は円 弧が欠落し開放された状態にある。さらにこの曲折部24は前記カップステージ より略扇形に垂設している。
【0014】 以上のように構成されたカップ式飲料自動販売機の商品取出口について、図1 から図4を用いてその動作を説明する。まず、販売信号が発せられるとカップ送 出装置6よりカップ8が送出され、このカップ8はカップ送出シュート7を通り 調理室9へ落下してくる。このカップ8は図1に示すごとく調理室9内で底部と 外周部背後をそれぞれカップステージ20と、カップ支持体23に形成された曲 折部24とで保持される。次に飲料供給装置5で調合された飲料が飲料供給ノズ ル11よりカップ8内に注入される。飲料注入初期すなわち図1に示すごとく飲 料供給ノズル11の先端を真上近傍に臨ませていたカップ8は、注入される飲料 の重量でカップステージ20が水平状態に回動していくにつれ飲料供給ノズル1 1より遠ざかり、飲料注入終了時すなわち図3に示すカップステージ20が水平 状態では、カップ8は完全に飲料供給ノズル11を回避した状態となる。飲料を 注入し終えたカップ8は取出口扉17をBのように開いて、略扇形を形成するカ ップ支持体23の下部に露出するカップ8の外周部を手で支えながら、商品取出 口3より取出される。次に飲料の注入されたカップ8を取去られたカップステー ジ20は布設されたスプリング22の力で回動し、再び元の傾斜状態すなわち図 4の状態に復帰する。
【0015】 以上のように本実施例によれば、通常は飲料供給ノズル11に向け傾斜させて いたカップステージ20を、カップ8に注入された飲料の重量で飲料供給ノズル 11から遠ざける水平方向に回動させることと、このとき前記カップステージ2 0から垂設するカップ支持体23にてカップ8の背後を覆い、カップ8を飲料供 給ノズル11から隔離した状態とすることにより、飲料供給ノズル11に触れる ことなくカップ8を取出すことができる。
【0016】 (実施例2) 以下本考案の第2の実施例について、図面を参照しながら説明するが、従来例 および実施例1と同一構成については同一符号を付してその詳細な説明を省略す る。
【0017】 図5,図6において、25は取出口扉17から調理室9に向かって突設された 施錠フックである。26は施錠フック25の調理室9側先端に突出する突設片で ある。この突設片26は取出口扉17側に垂直に切り立つ係止部27と、これと 反対側のカップステージ20側に斜めに切れこんだ案内面28とを形成している 。29はカップステージ20にうがたれた嵌入孔である。この嵌入孔29は、前 記施錠フック25の突設片26が嵌合される大きさを有している。
【0018】 以上のように構成されたカップ式飲料自動販売機の商品取出口について、図5 から図8を用いてその動作を説明する。まず、販売信号が発せられ図5に示すご とくカップ8が調理室9に送出される。このとき施錠フック25の突設片26は カップステージ20の嵌入孔29に嵌合され、すなわち、前記突設片26の係止 部27と嵌入孔29端面に係止されているため、取出口扉17は開けられない。 次に飲料供給装置5で調合された飲料が飲料供給ノズル11よりカップ8内に注 入される。このとき、注入された飲料の重量によりカップステージ20が傾斜状 態から水平状態に向け回動しはじめることにより、突設片26と嵌入孔29の嵌 合が解除されはじめる。そして飲料注入終了時すなわち図7に示すカップステー ジ20が水平状態まで回動したときには、取出口扉17の施錠は完全に解除され る。飲料を注入し終えたカップ8は取出口扉17をBのように開いて商品取出口 3より取出される。次に飲料を注入されたカップ8を取去られたカップステージ 20は布設されたスプリング22の力で回動し、再び元の傾斜状態に復帰する。 次に取出口扉17は施錠フック25の突設片26が傾斜したカップステージ20 の先端に当接されたところまで一旦閉じる。取出口扉17は自力で閉じるように スプリング等が布設されているため、前記突設片26の案内面28に沿ってカッ プステージ20を回動させながら取出口扉17はさらに閉じていく。そしてつい には突設片26がカップステージ20の嵌入孔29に嵌合されたところで取出口 扉17の閉じようとする動作は停止し、すなわち図8の状態に復帰する。
【0019】 以上のように本考案の実施例によれば、通常は傾斜したカップステージ20の 嵌入孔29に施錠フック25の突設片26を嵌合させているが、一旦販売がかか ると注入される飲料の重量でカップステージ20が水平方向に回動し、両者の嵌 合関係が解除されるため、販売時以外には取出口扉17を開かないよう施錠する ことができる。
【0020】
【考案の効果】
以上のように本考案は送出されたカップの背後をカップ支持体で隔離保持し、 このカップ支持体をあらかじめカップが飲料供給ノズルを臨むように傾斜させた カップステージに固着させ、注入される飲料の重量でカップステージを飲料供給 ノズルから遠ざける水平方向に回動させることにより、カップを取出す際には飲 料の滴の滴下する飲料供給ノズル先端に手を触れることなくカップを取出すこと のできる優れたカップ式飲料自動販売機の商品取出口を実現できるものである。
【0021】 また本考案は傾斜したカップステージの嵌入孔に施錠フック先端の突設片を嵌 合させ、販売時には注入される飲料の重量でカップステージが両者の嵌合関係を 解除する方向に回動させることにより、販売時以外には取出口扉を開かないよう 施錠できるため、外部からの埃等の侵入による調理室の汚損や、さらに調理室へ のいたずらを防止することができる優れたカップ式飲料自動販売機の商品取出口 を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例におけるカップ式飲料自
動販売機の商品取出口のカップ送出時の側面断面図
【図2】図1に示した商品取出口の平面断面図
【図3】図1に示した商品取出口の飲料注入終了時の側
面断面図
【図4】図1に示した商品取出口のカップを取去った後
の側面断面図
【図5】本考案の第2の実施例におけるカップ式飲料自
動販売機の商品取出口のカップ送出時の側面断面図
【図6】図5に示した商品取出口の平面断面図
【図7】図5に示した商品取出口の飲料注入終了時の側
面断面図
【図8】図5に示した商品取出口のカップを取去った後
の側面断面図
【図9】従来のカップ式飲料自動販売機の扉開放時の外
観斜視図
【図10】図9に示したカップ式飲料自動販売機の商品
取出口の飲料注入時の側面断面図
【符号の説明】
8 カップ 9 調理室 17 取出口扉 20 カップステージ 21 シャフト 22 スプリング 23 カップ支持体 25 施錠フック 29 嵌入孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理室下部に設けられ、後端を支点とし
    て上下に回動自在としたカップステージと、このカップ
    ステージの支点に介挿されたシャフトと、前記カップス
    テージを通常は傾斜保持させるべくシャフトに布設され
    たスプリングと、前記カップステージから垂設してカッ
    プを保持するカップ支持体を備えたカップ式飲料自動販
    売機の商品取出口。
  2. 【請求項2】 調理室下部に設けられ、後端を支点とし
    て上下に回動自在としたカップステージと、このカップ
    ステージ後端の支点に介挿されたシャフトと、前記カッ
    プステージを通常は傾斜保持させるべくシャフトに布設
    されたスプリングと、取出口扉から後方に向かって突設
    する施錠フックと、この施錠フックを係止させるべくカ
    ップステージに形成された嵌入孔と、前記カップステー
    ジから垂設してカップを保持するカップ支持体を備えた
    カップ式飲料自動販売機の商品取出口。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009252216A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Toshiba Electric Appliance Co Ltd カップ式飲料自動販売機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009252216A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Toshiba Electric Appliance Co Ltd カップ式飲料自動販売機

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