JPH0547726A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0547726A JPH0547726A JP20773691A JP20773691A JPH0547726A JP H0547726 A JPH0547726 A JP H0547726A JP 20773691 A JP20773691 A JP 20773691A JP 20773691 A JP20773691 A JP 20773691A JP H0547726 A JPH0547726 A JP H0547726A
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- film
- semiconductor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 SOI基板を用いた半導体装置の製造方法に
関し、SOI構造のMOSFETの高速化を図るために
SOI層の厚さを薄くした際にも、下地絶縁膜及び下地
絶縁膜とSOI層界面へのホットキャリア電荷の蓄積が
回避され、チャネル電流の経時的減少が防止されて、長
期高信頼化が図れるSOI基板の提供を目的とする。 【構成】 絶縁物上の薄膜状半導体基体にMIS型半導
体素子を形成する半導体装置の製造方法において、該薄
膜状半導体基体となる半導体基板上に第1の絶縁膜を形
成する工程、該第1の絶縁膜中に弗素のイオン注入を行
う工程、該半導体基板を、該弗素のイオン注入がなされ
ている該第1の絶縁膜を介して支持基板上に貼着する工
程、該半導体基板を非貼着面側から所定の厚さまで研摩
して該薄膜状半導体基体を形成する工程を含むように構
成する。
関し、SOI構造のMOSFETの高速化を図るために
SOI層の厚さを薄くした際にも、下地絶縁膜及び下地
絶縁膜とSOI層界面へのホットキャリア電荷の蓄積が
回避され、チャネル電流の経時的減少が防止されて、長
期高信頼化が図れるSOI基板の提供を目的とする。 【構成】 絶縁物上の薄膜状半導体基体にMIS型半導
体素子を形成する半導体装置の製造方法において、該薄
膜状半導体基体となる半導体基板上に第1の絶縁膜を形
成する工程、該第1の絶縁膜中に弗素のイオン注入を行
う工程、該半導体基板を、該弗素のイオン注入がなされ
ている該第1の絶縁膜を介して支持基板上に貼着する工
程、該半導体基板を非貼着面側から所定の厚さまで研摩
して該薄膜状半導体基体を形成する工程を含むように構
成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はSOI(Silicon On Insu
lator)基板を用いた半導体装置の製造方法、特にMIS
型半導体素子の形成に適したSOI基板の形成方法に関
する。
lator)基板を用いた半導体装置の製造方法、特にMIS
型半導体素子の形成に適したSOI基板の形成方法に関
する。
【0002】絶縁膜上に形成した薄膜半導体層(薄膜状
半導体基体)に作製したSOI構造MOSFETは、素
子間分離の完全性、及び素子の高速化が図れるという利
点から、今後の高集積回路の構成素子として期待されて
いる。
半導体基体)に作製したSOI構造MOSFETは、素
子間分離の完全性、及び素子の高速化が図れるという利
点から、今後の高集積回路の構成素子として期待されて
いる。
【0003】一方、SOI構造MOSFETにおいて
は、ドレインアバランシェホットキャリアに起因する信
頼性低下の問題が通常のMOSFETに比べて顕著であ
り、上記期待に答えるために改善が望まれている。
は、ドレインアバランシェホットキャリアに起因する信
頼性低下の問題が通常のMOSFETに比べて顕著であ
り、上記期待に答えるために改善が望まれている。
【0004】
【従来の技術】図4は従来技術で形成したSOI構造M
OSFETの模式断面図で、図中、51A は半導体支持基
板、51B は薄膜状半導体基体即ち薄膜SOI層、52は下
地絶縁膜、53はフィールド絶縁膜、54は素子領域、55は
ゲート絶縁膜、56はゲート電極、57はソース領域、58は
ドレイン領域を示す。
OSFETの模式断面図で、図中、51A は半導体支持基
板、51B は薄膜状半導体基体即ち薄膜SOI層、52は下
地絶縁膜、53はフィールド絶縁膜、54は素子領域、55は
ゲート絶縁膜、56はゲート電極、57はソース領域、58は
ドレイン領域を示す。
【0005】このようなSOI構造MOSFETは、多
くは、単結晶よりなる半導体基板の内部に酸素をイオン
注入し、アニールすることによって薄膜SOI層51B と
なる半導体層を上部に残してその下部の半導体基板内に
埋め込まれた酸化膜よりなる下地絶縁膜52を形成し、こ
の下地絶縁膜52によって前記半導体基板を薄膜SOI層
51B と半導体支持基板51Aとに分離してSOI基板を形
成し(SIMOX法)、その後このSOI基板の薄膜S
OI層51B を、周知のLOCOSと呼ばれる選択酸化法
により形成した底面が下地絶縁膜52に達するフィールド
絶縁膜53により複数の素子領域54に分離し、以後通常の
MOSプロセスに従って、素子領域54上にゲート絶縁膜
55を形成し、このゲート絶縁膜55上にゲート電極56を形
成し、このゲート電極56をマスクにしてイオン注入を行
って薄膜SOI層51B 内に、ゲート電極56に自己整合し
且つ底面が薄膜SOI層51B の底面に達するソース領域
57及びドレイン領域58を形成する方法によって形成され
ていた。
くは、単結晶よりなる半導体基板の内部に酸素をイオン
注入し、アニールすることによって薄膜SOI層51B と
なる半導体層を上部に残してその下部の半導体基板内に
埋め込まれた酸化膜よりなる下地絶縁膜52を形成し、こ
の下地絶縁膜52によって前記半導体基板を薄膜SOI層
51B と半導体支持基板51Aとに分離してSOI基板を形
成し(SIMOX法)、その後このSOI基板の薄膜S
OI層51B を、周知のLOCOSと呼ばれる選択酸化法
により形成した底面が下地絶縁膜52に達するフィールド
絶縁膜53により複数の素子領域54に分離し、以後通常の
MOSプロセスに従って、素子領域54上にゲート絶縁膜
55を形成し、このゲート絶縁膜55上にゲート電極56を形
成し、このゲート電極56をマスクにしてイオン注入を行
って薄膜SOI層51B 内に、ゲート電極56に自己整合し
且つ底面が薄膜SOI層51B の底面に達するソース領域
57及びドレイン領域58を形成する方法によって形成され
ていた。
【0006】このようにして形成される薄膜SOI構造
のMOSFETは、ソース及びドレイン領域57、58の寄
生容量が小さく、且つ素子間分離が完全に行なえる等の
利点を有する。また、特に薄膜SOI層51B の膜厚を薄
くして行くと、更に、短チャネル効果の抑制、ドレイン
飽和電流の増大等の利点も生ずるので、これらの利点か
ら、高速、高集積回路素子として実用化が期待されてい
る。
のMOSFETは、ソース及びドレイン領域57、58の寄
生容量が小さく、且つ素子間分離が完全に行なえる等の
利点を有する。また、特に薄膜SOI層51B の膜厚を薄
くして行くと、更に、短チャネル効果の抑制、ドレイン
飽和電流の増大等の利点も生ずるので、これらの利点か
ら、高速、高集積回路素子として実用化が期待されてい
る。
【0007】また上記とは別に、半導体基板を、この半
導体基板面に形成した絶縁膜を介して半導体支持基板上
に貼着し、前記半導体基板を非貼着面側から研摩して薄
膜状半導体基体即ち薄膜SOI層)化する方法によりS
OI基板を形成し、この薄膜SOI層に前記同様の方法
により形成した薄膜SOI構造のMOSFETも提供さ
れており、この場合も前記同様の利点から、高速、高集
積回路素子として実用化が期待されている。
導体基板面に形成した絶縁膜を介して半導体支持基板上
に貼着し、前記半導体基板を非貼着面側から研摩して薄
膜状半導体基体即ち薄膜SOI層)化する方法によりS
OI基板を形成し、この薄膜SOI層に前記同様の方法
により形成した薄膜SOI構造のMOSFETも提供さ
れており、この場合も前記同様の利点から、高速、高集
積回路素子として実用化が期待されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法により形成された薄膜SOI構造のMOSFETは、
ホットキャリアに起因する素子性能の劣化により長期信
頼性の保証が困難であるという問題を抱えている。
法により形成された薄膜SOI構造のMOSFETは、
ホットキャリアに起因する素子性能の劣化により長期信
頼性の保証が困難であるという問題を抱えている。
【0009】上記ホットキャリア劣化の代表的なもの
は、ドレインアバランシェホットキャリアで、このホッ
トキャリア(hc)は、各部を図4と同符号で表した図5に
示すように、符号Aで示したドレイン領域58近傍のゲー
ト絶縁膜55中またはゲート絶縁膜55と薄膜SOI層(薄
膜半導体層)51B の界面で閾値変動、チャネル電流の減
少等に結びつくホットキャリア劣化を引き起こすが、薄
膜SOI層51B の膜厚が1000Å以下程度に薄くなってく
ると、ホットキャリア(hc)の注入が、符号Bで示すよう
に、ドレイン領域58近傍の下地絶縁膜52中或いは下地絶
縁膜52と薄膜SOI層51B の界面に対して発生し、ここ
でもホットキャリア劣化が起こる。
は、ドレインアバランシェホットキャリアで、このホッ
トキャリア(hc)は、各部を図4と同符号で表した図5に
示すように、符号Aで示したドレイン領域58近傍のゲー
ト絶縁膜55中またはゲート絶縁膜55と薄膜SOI層(薄
膜半導体層)51B の界面で閾値変動、チャネル電流の減
少等に結びつくホットキャリア劣化を引き起こすが、薄
膜SOI層51B の膜厚が1000Å以下程度に薄くなってく
ると、ホットキャリア(hc)の注入が、符号Bで示すよう
に、ドレイン領域58近傍の下地絶縁膜52中或いは下地絶
縁膜52と薄膜SOI層51B の界面に対して発生し、ここ
でもホットキャリア劣化が起こる。
【0010】その際、Aの位置は直上にゲート電極56が
あってホットキャリア(hc)と逆の電位が与えられるので
上記劣化の影響は出にくいが、Bの位置のホットキャリ
ア(hc)は、直下が下地絶縁膜52を介して定電圧の半導体
支持基板51A になっていて制御電極がないためにチャネ
ル電流に対して顕著な影響を及ぼし、チャネル電流の減
少を招く。(P.H.Woerlee et.al, Tech.Dig.IEDM 1989
参照)そこで本発明は、SOI構造のMOSFETの高
速化を図るためにSOI層の厚さを薄くした際にも、下
地絶縁膜及び下地絶縁膜とSOI層界面へのホットキャ
リア電荷の蓄積が回避され、チャネル電流の経時的減少
が防止されて、長期高信頼化が図れるSOI基板の提供
を目的とする。
あってホットキャリア(hc)と逆の電位が与えられるので
上記劣化の影響は出にくいが、Bの位置のホットキャリ
ア(hc)は、直下が下地絶縁膜52を介して定電圧の半導体
支持基板51A になっていて制御電極がないためにチャネ
ル電流に対して顕著な影響を及ぼし、チャネル電流の減
少を招く。(P.H.Woerlee et.al, Tech.Dig.IEDM 1989
参照)そこで本発明は、SOI構造のMOSFETの高
速化を図るためにSOI層の厚さを薄くした際にも、下
地絶縁膜及び下地絶縁膜とSOI層界面へのホットキャ
リア電荷の蓄積が回避され、チャネル電流の経時的減少
が防止されて、長期高信頼化が図れるSOI基板の提供
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決は、絶縁
物上の薄膜半導体基体にMIS型半導体素子を形成する
半導体装置の製造方法において、該薄膜状半導体基体と
なる半導体基板上に第1の絶縁膜を形成する工程、該第
1の絶縁膜中に弗素のイオン注入を行う工程、該半導体
基板を、該弗素のイオン注入がなされた該第1の絶縁膜
を介して例えば半導体からなる支持基板若しくは第2の
絶縁膜が表面に設けられた例えば半導体からなる支持基
板上に貼着する工程、該半導体基板を非貼着面側から所
定の厚さまで研摩して該薄膜状半導体基体を形成する工
程を含む本発明による半導体装置の製造方法によって達
成される。
物上の薄膜半導体基体にMIS型半導体素子を形成する
半導体装置の製造方法において、該薄膜状半導体基体と
なる半導体基板上に第1の絶縁膜を形成する工程、該第
1の絶縁膜中に弗素のイオン注入を行う工程、該半導体
基板を、該弗素のイオン注入がなされた該第1の絶縁膜
を介して例えば半導体からなる支持基板若しくは第2の
絶縁膜が表面に設けられた例えば半導体からなる支持基
板上に貼着する工程、該半導体基板を非貼着面側から所
定の厚さまで研摩して該薄膜状半導体基体を形成する工
程を含む本発明による半導体装置の製造方法によって達
成される。
【0012】
【作用】図1は本発明の原理説明用模式断面図で、図
中、1は薄膜状半導体基体、2は下地絶縁膜、3は弗素
導入層、4は半導体支持基板、5は素子間分離用絶縁
膜、6はゲート絶縁膜、7はゲート電極、8はソース領
域、9はドレイン領域を示す。
中、1は薄膜状半導体基体、2は下地絶縁膜、3は弗素
導入層、4は半導体支持基板、5は素子間分離用絶縁
膜、6はゲート絶縁膜、7はゲート電極、8はソース領
域、9はドレイン領域を示す。
【0013】ホットキャリア注入による性能劣化を防止
するためには、絶縁膜と半導体との界面へ弗素を導入す
ることが効果的であるとの指摘がある。(P.J.WRIGHT e
t.al,IEEE Trans. ED. vol36. No.5 (1989)参照)また
その反面、弗素が半導体中に導入された際には、その弗
素が、ソース、ドレイン等の不純物拡散に影響を及ぼし
て異常拡散を起こさせたり、またチャネル領域内にキャ
リアの散乱中心を形成したりして、素子性能の劣化を招
くという問題があり、上記絶縁膜と半導体との界面への
弗素の導入を半導体の側から直接にイオン注入法で行う
ことは困難である。
するためには、絶縁膜と半導体との界面へ弗素を導入す
ることが効果的であるとの指摘がある。(P.J.WRIGHT e
t.al,IEEE Trans. ED. vol36. No.5 (1989)参照)また
その反面、弗素が半導体中に導入された際には、その弗
素が、ソース、ドレイン等の不純物拡散に影響を及ぼし
て異常拡散を起こさせたり、またチャネル領域内にキャ
リアの散乱中心を形成したりして、素子性能の劣化を招
くという問題があり、上記絶縁膜と半導体との界面への
弗素の導入を半導体の側から直接にイオン注入法で行う
ことは困難である。
【0014】そこで本発明の方法においては、ホットキ
ャリア劣化を抑えたい個所である下地絶縁膜と薄膜状半
導体基体との界面に弗素を導入し、且つ薄膜状半導体基
体内には弗素を導入しないようにするために、図1に示
すように、薄膜状半導体基体4を支持基板1上に下地絶
縁膜2を介して貼り合わせてSOI基板を形成するよう
にし、貼り合わせ前に予め下地絶縁膜2内の少なくとも
薄膜状半導体基体4に接する領域にイオン注入法により
弗素導入層3を形成した後、この下地絶縁膜2の弗素導
入層3を有する領域を介して支持基板1上に薄膜状半導
体基体4を貼着することによってSOI基板を形成す
る。そして、この下地絶縁膜2に予め形成された前記弗
素導入層3によって下地絶縁膜2と薄膜状半導体基体4
との界面に弗素が導入され、この導入弗素によって薄膜
状半導体基体の下地絶縁膜側ドレイン近傍領域に発生す
るトラップを補償し、ドレインアバランシェホットキャ
リアを上記トラップが捕獲して、固定電荷が形成される
のを抑制する。
ャリア劣化を抑えたい個所である下地絶縁膜と薄膜状半
導体基体との界面に弗素を導入し、且つ薄膜状半導体基
体内には弗素を導入しないようにするために、図1に示
すように、薄膜状半導体基体4を支持基板1上に下地絶
縁膜2を介して貼り合わせてSOI基板を形成するよう
にし、貼り合わせ前に予め下地絶縁膜2内の少なくとも
薄膜状半導体基体4に接する領域にイオン注入法により
弗素導入層3を形成した後、この下地絶縁膜2の弗素導
入層3を有する領域を介して支持基板1上に薄膜状半導
体基体4を貼着することによってSOI基板を形成す
る。そして、この下地絶縁膜2に予め形成された前記弗
素導入層3によって下地絶縁膜2と薄膜状半導体基体4
との界面に弗素が導入され、この導入弗素によって薄膜
状半導体基体の下地絶縁膜側ドレイン近傍領域に発生す
るトラップを補償し、ドレインアバランシェホットキャ
リアを上記トラップが捕獲して、固定電荷が形成される
のを抑制する。
【0015】また前記のように弗素のイオン注入が下地
絶縁膜2内になされ薄膜状半導体基体内にはなされない
ので、ソース、ドレイン領域の異常拡散や、チャネル領
域内へのキャリア散乱中心の形成等も生ずることがな
い。
絶縁膜2内になされ薄膜状半導体基体内にはなされない
ので、ソース、ドレイン領域の異常拡散や、チャネル領
域内へのキャリア散乱中心の形成等も生ずることがな
い。
【0016】従って本発明によれば、高速性能を有し、
且つホットキャリアに起因するチャネル電流の低下が大
幅に緩和されて長期信頼性の確保された薄膜SOI構造
のMOSFETが提供される。
且つホットキャリアに起因するチャネル電流の低下が大
幅に緩和されて長期信頼性の確保された薄膜SOI構造
のMOSFETが提供される。
【0017】
【実施例】以下本発明を、図を参照し実施例により具体
的に説明する。図2は本発明の方法の一実施例の工程断
面図、図3は本発明の方法の他の実施例の工程断面図で
ある。全図を通じ同一対象物は同一符合で示す。
的に説明する。図2は本発明の方法の一実施例の工程断
面図、図3は本発明の方法の他の実施例の工程断面図で
ある。全図を通じ同一対象物は同一符合で示す。
【0018】図2(a) 参照 薄膜SOI構造のMOSFETを形成するに際しての本
発明に係る一方法においては、先ずMOSFETを形成
しようとする単結晶シリコン(Si)基板111 を、例えば10
00℃の塩酸雰囲気中で熱酸化して、その表面に例えば厚
さ1000Å程度の第1の酸化シリコン(SiO2)膜12を形成す
る。
発明に係る一方法においては、先ずMOSFETを形成
しようとする単結晶シリコン(Si)基板111 を、例えば10
00℃の塩酸雰囲気中で熱酸化して、その表面に例えば厚
さ1000Å程度の第1の酸化シリコン(SiO2)膜12を形成す
る。
【0019】図2(b) 参照 次いで、例えば加速エネルギー:50KeV 、ドーズ量:1
×1015cm-2程度の条件で上記単結晶Si基板111 の一面側
の第1のSiO2膜12中に弗素イオン(F+ ) を注入し、その
領域の第1のSiO2膜12中に弗素導入層13を形成する。な
おこの際の注入条件はSi基板11面への F+ の注入が極小
になる条件に選ばれる。また弗素のイオン注入は、 BF2
+ を用いて行ってもよい。
×1015cm-2程度の条件で上記単結晶Si基板111 の一面側
の第1のSiO2膜12中に弗素イオン(F+ ) を注入し、その
領域の第1のSiO2膜12中に弗素導入層13を形成する。な
おこの際の注入条件はSi基板11面への F+ の注入が極小
になる条件に選ばれる。また弗素のイオン注入は、 BF2
+ を用いて行ってもよい。
【0020】次いで、この基板に対しアルゴン(Ar)雰囲
気中で 900℃、30分程度のアニール処理を施し、導入弗
素を上記Si基板111 の一面側の第1のSiO2膜12中に均一
に分布させる。なお、このアニール処理はここで行わ
ず、後に行われるMOSプロセスの熱処理で兼ねても差
支えない。
気中で 900℃、30分程度のアニール処理を施し、導入弗
素を上記Si基板111 の一面側の第1のSiO2膜12中に均一
に分布させる。なお、このアニール処理はここで行わ
ず、後に行われるMOSプロセスの熱処理で兼ねても差
支えない。
【0021】図2(c) 参照 次いでこのSi基板111 を裏返し、別に用意した例えばSi
からなる支持基板14上前記弗素導入層13を有する第1の
SiO2膜12を介して貼り合わせる。なおこの貼り合わせ
は、Si支持基板14上に前記弗素導入領域13を有する第1
のSiO2膜12を介して単結晶Si基板111 を重ね合わせ、例
えば 850℃加熱下で 300V程度のパルス電圧を印加する
ことにより行われる。
からなる支持基板14上前記弗素導入層13を有する第1の
SiO2膜12を介して貼り合わせる。なおこの貼り合わせ
は、Si支持基板14上に前記弗素導入領域13を有する第1
のSiO2膜12を介して単結晶Si基板111 を重ね合わせ、例
えば 850℃加熱下で 300V程度のパルス電圧を印加する
ことにより行われる。
【0022】次いで、上記単結晶Si基板111 を非貼着面
(前記貼り合わせのなされていない面)側から、ラッピ
ングを行って厚さ5μm程度まで薄膜化し、更にコロイ
ダルシリカを用いるポリッシングを行って例えば 0.1μ
m程度の厚さまで薄膜化し、Si支持基板14上に、弗素導
入層13を有する第1のSiO2膜12を介し、前記単結晶Si基
板111 からなり例えば厚さ 0.1μm程度の薄膜状Si基体
(薄膜SOI層)11が貼着されたSOI基板が形成され
る。
(前記貼り合わせのなされていない面)側から、ラッピ
ングを行って厚さ5μm程度まで薄膜化し、更にコロイ
ダルシリカを用いるポリッシングを行って例えば 0.1μ
m程度の厚さまで薄膜化し、Si支持基板14上に、弗素導
入層13を有する第1のSiO2膜12を介し、前記単結晶Si基
板111 からなり例えば厚さ 0.1μm程度の薄膜状Si基体
(薄膜SOI層)11が貼着されたSOI基板が形成され
る。
【0023】図2(d) 参照 以後、上記SOI基板を用い、従来通り、例えば選択酸
化法により薄膜状Si基体11の底面に達する素子間分離用
のフィールド酸化膜15を形成した後、素子領域に表出す
る薄膜Si基体11上に例えば熱酸化によりゲート酸化膜16
を形成し、気相成長、パターニングの工程を経て前記ゲ
ート酸化膜16上に例えばポリシリコンからなるゲート電
極17を形成し、次いで前記ゲート電極17をマスクにしイ
オン注入法によって薄膜状Si基体11内に、前記ゲート電
極17に自己整合し、且つ底面が薄膜状Si基体11の底面に
達するソース領域18及びドレイン領域19を形成して、本
発明に係る薄膜SOI構造のMOSFETが完成する。
化法により薄膜状Si基体11の底面に達する素子間分離用
のフィールド酸化膜15を形成した後、素子領域に表出す
る薄膜Si基体11上に例えば熱酸化によりゲート酸化膜16
を形成し、気相成長、パターニングの工程を経て前記ゲ
ート酸化膜16上に例えばポリシリコンからなるゲート電
極17を形成し、次いで前記ゲート電極17をマスクにしイ
オン注入法によって薄膜状Si基体11内に、前記ゲート電
極17に自己整合し、且つ底面が薄膜状Si基体11の底面に
達するソース領域18及びドレイン領域19を形成して、本
発明に係る薄膜SOI構造のMOSFETが完成する。
【0024】図3(a) 参照 また、薄膜SOI構造のMOSFETを形成するに際し
ての本発明に係る他の方法においては、前記一方法の実
施例同様の方法により、MOSFETを形成しようとす
る単結晶Si基板111 面に、例えば厚さ1000Å程度の第1
のSiO2膜12を形成し、次いで、Si基板111 の一面側の第
1のSiO2膜12中に弗素イオン(F+) を注入し、その領域
の第1のSiO2膜12中に弗素導入層13を形成する。上記イ
オン注入条件及びその選び方、イオン注入後のアニール
については、前記実施例と同様である。
ての本発明に係る他の方法においては、前記一方法の実
施例同様の方法により、MOSFETを形成しようとす
る単結晶Si基板111 面に、例えば厚さ1000Å程度の第1
のSiO2膜12を形成し、次いで、Si基板111 の一面側の第
1のSiO2膜12中に弗素イオン(F+) を注入し、その領域
の第1のSiO2膜12中に弗素導入層13を形成する。上記イ
オン注入条件及びその選び方、イオン注入後のアニール
については、前記実施例と同様である。
【0025】図3(b) 参照 次いで上記単結晶Si基板111 を裏返し、前記第1のSiO2
膜12の弗素導入層13を有する面を介し、別に用意した表
面に例えば熱酸化による厚さ5000Å程度の第2のSiO2膜
20を有するSi支持基板14の第2のSiO2膜20上に貼着す
る。この貼着は、例えば前記実施例と同様の方法で行わ
れる。
膜12の弗素導入層13を有する面を介し、別に用意した表
面に例えば熱酸化による厚さ5000Å程度の第2のSiO2膜
20を有するSi支持基板14の第2のSiO2膜20上に貼着す
る。この貼着は、例えば前記実施例と同様の方法で行わ
れる。
【0026】次いで前記実施例同様、ラッピング法及び
ポリッシング法により、上記単結晶Si基板111 を非貼着
面側から薄膜化し、Si支持基板14上に、厚い第2のSiO2
膜20及び弗素導入層13を有する第1のSiO2膜12を介し、
前記単結晶Si基板111 からなり例えば 0.1μm程度の厚
さの薄膜状Si基体(薄膜SOI層)11が貼着されたSO
I基板が形成される。なおこの方法で形成された薄膜S
OI基板は、前記実施例による薄膜SOI基板に比べ、
薄膜Si基体11と支持基板14間の電位差によるドレイン破
壊電圧を高め、且つ寄生容量を減少させることができ
る。
ポリッシング法により、上記単結晶Si基板111 を非貼着
面側から薄膜化し、Si支持基板14上に、厚い第2のSiO2
膜20及び弗素導入層13を有する第1のSiO2膜12を介し、
前記単結晶Si基板111 からなり例えば 0.1μm程度の厚
さの薄膜状Si基体(薄膜SOI層)11が貼着されたSO
I基板が形成される。なおこの方法で形成された薄膜S
OI基板は、前記実施例による薄膜SOI基板に比べ、
薄膜Si基体11と支持基板14間の電位差によるドレイン破
壊電圧を高め、且つ寄生容量を減少させることができ
る。
【0027】図3(c) 参照 以後、上記SOI基板を用い、前記実施例同様、薄膜状
Si基体11にその底面に達する素子間分離用のフィールド
酸化膜15を形成した後、通常のMOSプロセスにより、
素子領域に表出する薄膜Si基体11上にゲート酸化膜16を
形成し、ゲート酸化膜16上にゲート電極17を形成し、次
いでゲート電極17をマスクにしイオン注入により薄膜状
Si基体11内に、ゲート電極17に自己整合し、且つ底面が
薄膜状Si基体11の底面に達するソース領域18及びドレイ
ン領域19を形成して、本発明に係る薄膜SOI構造のM
OSFETが完成する。
Si基体11にその底面に達する素子間分離用のフィールド
酸化膜15を形成した後、通常のMOSプロセスにより、
素子領域に表出する薄膜Si基体11上にゲート酸化膜16を
形成し、ゲート酸化膜16上にゲート電極17を形成し、次
いでゲート電極17をマスクにしイオン注入により薄膜状
Si基体11内に、ゲート電極17に自己整合し、且つ底面が
薄膜状Si基体11の底面に達するソース領域18及びドレイ
ン領域19を形成して、本発明に係る薄膜SOI構造のM
OSFETが完成する。
【0028】以上の実施例に示すように本発明の方法に
より形成される薄膜SOI基板においては、薄膜SOI
基板を薄膜状半導体基体が下敷き絶縁膜を介して支持基
板上に貼着された構造となし、ホットキャリア劣化を防
止する機能を有する弗素を、下敷き絶縁膜内の薄膜状半
導体基体に接する領域にイオン注入することによって、
この下敷き絶縁膜の薄膜状半導体基体近傍領域と薄膜状
半導体基体の界面に弗素の導入を行い、この導入弗素に
よって上記薄膜状半導体基体に形成されるMOSFET
の下地絶縁膜側ドレイン近傍領域にドレインアバランシ
ェホットキャリアによって蓄積される電荷の中和が行わ
れる。従って、薄膜状半導体基体近傍の下地絶縁膜内或
いは薄膜状半導体基体と下地絶縁膜の界面にホットキャ
リアによる電荷が蓄積するのが抑止され、このホットキ
ャリア電荷の蓄積によるチャネル電流の経時的の劣化が
防止されるので、薄膜SOI構造MOSFETの長期信
頼性が確保される。
より形成される薄膜SOI基板においては、薄膜SOI
基板を薄膜状半導体基体が下敷き絶縁膜を介して支持基
板上に貼着された構造となし、ホットキャリア劣化を防
止する機能を有する弗素を、下敷き絶縁膜内の薄膜状半
導体基体に接する領域にイオン注入することによって、
この下敷き絶縁膜の薄膜状半導体基体近傍領域と薄膜状
半導体基体の界面に弗素の導入を行い、この導入弗素に
よって上記薄膜状半導体基体に形成されるMOSFET
の下地絶縁膜側ドレイン近傍領域にドレインアバランシ
ェホットキャリアによって蓄積される電荷の中和が行わ
れる。従って、薄膜状半導体基体近傍の下地絶縁膜内或
いは薄膜状半導体基体と下地絶縁膜の界面にホットキャ
リアによる電荷が蓄積するのが抑止され、このホットキ
ャリア電荷の蓄積によるチャネル電流の経時的の劣化が
防止されるので、薄膜SOI構造MOSFETの長期信
頼性が確保される。
【0029】また本発明の方法においては、前記薄膜状
半導体基体近傍の下地絶縁膜内或いは薄膜状半導体基体
と下地絶縁膜の界面への弗素の導入が薄膜状半導体基体
の内部を通して行われないので、薄膜状半導体基体の内
部に弗素が導入されることがなく、従って薄膜状半導体
基体内での異常拡散やキャリア散乱中心の形成がなくな
り、素子の高速性能も確保される。
半導体基体近傍の下地絶縁膜内或いは薄膜状半導体基体
と下地絶縁膜の界面への弗素の導入が薄膜状半導体基体
の内部を通して行われないので、薄膜状半導体基体の内
部に弗素が導入されることがなく、従って薄膜状半導体
基体内での異常拡散やキャリア散乱中心の形成がなくな
り、素子の高速性能も確保される。
【0030】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、薄膜
SOI構造のMOSFETの高速性能及び長期信頼性を
確保することができる。従って本発明は、半導体高集積
回路の高速性及び長期信頼性向上に寄与するところが大
きい。
SOI構造のMOSFETの高速性能及び長期信頼性を
確保することができる。従って本発明は、半導体高集積
回路の高速性及び長期信頼性向上に寄与するところが大
きい。
【図1】 本発明の原理説明用模式断面図
【図2】 本発明の方法の一実施例の工程断面図
【図3】 本発明の方法の他の実施例の工程断面図
【図4】 従来技術による薄膜SOI構造MOSFET
の模式断面図
の模式断面図
【図5】 従来技術の問題点を示す模式断面図
1 薄膜状半導体基体 2 下地絶縁膜 3、13 弗素導入層 4 半導体支持基板 5 素子間分離用絶縁膜 6 ゲート絶縁膜 7、17 ゲート電極 8、18 ソース領域 9、19 ドレイン領域 11 薄膜状半導体基体(薄膜SOI層) 12 第1のSiO2膜 14 Si支持基板 15 フィールド酸化膜 16 ゲート酸化膜 20 第2のSiO2膜 111 単結晶Si基板
Claims (3)
- 【請求項1】 絶縁物上の薄膜状半導体基体にMIS型
半導体素子を形成する半導体装置の製造方法において、 該薄膜状半導体基体となる半導体基板上に第1の絶縁膜
を形成する工程、 該第1の絶縁膜中に弗素のイオン注入を行う工程、 該半導体基板を、該弗素のイオン注入がなされている該
第1の絶縁膜を介して支持基板上に貼着する工程、 該半導体基板を非貼着面側から所定の厚さまで研摩して
該薄膜状半導体基体を形成する工程を含むことを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 該支持基板の前記半導体基板の貼着面に
予め第2の絶縁膜が設けられ、 前記半導体基板と支持基板との貼着が、前記弗素のイオ
ン注入がなされている第1の絶縁膜と該第2の絶縁膜と
を介してなされることを特徴とする請求項1記載の半導
体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記支持基板が半導体基板からなること
を特徴とする請求項1若しくは2記載の半導体装置の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20773691A JPH0547726A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20773691A JPH0547726A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0547726A true JPH0547726A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16544692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20773691A Withdrawn JPH0547726A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0547726A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06350063A (ja) * | 1993-06-10 | 1994-12-22 | Canon Inc | 半導体基板の作製方法 |
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-
1991
- 1991-08-20 JP JP20773691A patent/JPH0547726A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |