JPH0575041A - Cmos半導体装置 - Google Patents

Cmos半導体装置

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Publication number
JPH0575041A
JPH0575041A JP3258393A JP25839391A JPH0575041A JP H0575041 A JPH0575041 A JP H0575041A JP 3258393 A JP3258393 A JP 3258393A JP 25839391 A JP25839391 A JP 25839391A JP H0575041 A JPH0575041 A JP H0575041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
pmos transistor
active region
transistor
semiconductor device
Prior art date
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Pending
Application number
JP3258393A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Nishihara
利幸 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3258393A priority Critical patent/JPH0575041A/ja
Publication of JPH0575041A publication Critical patent/JPH0575041A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】NMOSトランジスタ及びPMOSトランジス
タの何れにおいてもパンチスルーを生じにくくして、短
チャネル化による高密度化を可能にする。 【構成】PMOSトランジスタ26の活性領域18にな
っているSi層14が、NMOSトランジスタ24の活
性領域17になっているSi層14よりも薄い。このた
め、PMOSトランジスタ26の閾値電圧を調整するた
めに、PMOSトランジスタ26の活性領域18になっ
ているSi層14にp型不純物を導入して、Si層14
の不純物濃度が低くなっても、このSi層14が薄いの
で、チャネル領域におけるゲート電界の支配性が高く、
PMOSトランジスタ26でもパンチスルーが生じにく
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NMOSトランジスタ
とPMOSトランジスタとを有するCMOS半導体装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】p型不純物であるボロンを導入した多結
晶Si膜をMOSトランジスタのゲート電極に用いる
と、ボロンは拡散係数が大きいので、このボロンがゲー
ト酸化膜を突き抜けてチャネル領域に逹し易い。このた
め、CMOS半導体装置では、NMOSトランジスタ及
びPMOSトランジスタの何れのゲート電極にも、n型
不純物を導入した多結晶Si膜を用いるのが通常であ
る。
【0003】ところで、p型の半導体層を活性領域とし
ゲート電極がn型であるNMOSトランジスタでは、半
導体層の表面がn型化され易く、閾値電圧が低くなり過
ぎる。そこで、閾値電圧を調整するために、半導体層に
p型不純物を導入している。この結果、半導体層のp型
不純物の濃度が高くなるので、NMOSトランジスタで
は、短チャネル化してもパンチスルーが生じにくい。
【0004】一方、n型の半導体層を活性領域としゲー
ト電極もn型であるPMOSトランジスタでは、半導体
層の表面におけるn型不純物の濃度が高くなり過ぎて、
閾値電圧が高くなり過ぎる。そこで、PMOSトランジ
スタでも、閾値電圧を調整するために、半導体層にp型
不純物を導入している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の様に
PMOSトランジスタの閾値電圧を調整するために半導
体層にp型不純物を導入すると、半導体層のn型不純物
の濃度が低くなる。このため、PMOSトランジスタで
は、短チャネル化するとパンチスルーが生じ易い。従っ
て、従来のCMOS半導体装置では、PMOSトランジ
スタを短チャネル化して高密度化を図ることが難しかっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるCMOS半
導体装置は、NMOSトランジスタ24の活性領域17
になっている半導体層14よりも薄い半導体層14が活
性領域18になっているPMOSトランジスタ26を少
なくとも一部に有している。
【0007】
【作用】本発明によるCMOS半導体装置では、NMO
Sトランジスタ24の閾値電圧を調整するために、NM
OSトランジスタ24の活性領域17になっている半導
体層14にp型不純物を導入すると、この半導体層14
の不純物濃度が高くなる。このため、NMOSトランジ
スタ24でパンチスルーが生じにくい。
【0008】一方、PMOSトランジスタ26の閾値電
圧を調整するために、PMOSトランジスタ26の活性
領域18になっている半導体層14にp型不純物を導入
して、半導体層14の不純物濃度が低くなっても、この
半導体層14が薄いので、チャネル領域におけるゲート
電界の支配性が高い。このため、PMOSトランジスタ
26でもパンチスルーが生じにくい。
【0009】
【実施例】以下、SOI構造のCMOS半導体装置に適
用した本発明の一実施例を、図1を参照しながら説明す
る。
【0010】図1は、本実施例を製造するための工程を
示している。この製造工程では、図1(a)に示す様
に、不純物濃度が非常に低いn型のSiウェハ11の素
子間分離領域に、LOCOS法でSiO2 層12をまず
形成する。
【0011】次に、図1(b)に示す様に、酸素イオン
13を、150keV程度のエネルギで2×1018程度
のドーズ量に、Siウェハ11の全面に注入した後、1
200℃程度の温度の熱処理を加える。この結果、15
00Å程度の厚さのSi層14がSiウェハ11の表面
に残り、4000Å程度の厚さのSiO2 層15がSi
ウェハ11内に形成される。
【0012】次に、図1(c)に示す様に、NMOSト
ランジスタを形成すべき領域をレジスト16で覆い、こ
のレジスト16をマスクにしたRIEによって、PMO
Sトランジスタを形成すべき領域のSi層14のみを7
00Å程度の厚さだけエッチングする。
【0013】この様にして、1500Å程度の厚さのS
i層14でNMOSトランジスタ用の活性領域17を形
成し、800Å程度の厚さのSi層14でPMOSトラ
ンジスタ用の活性領域18を形成する。
【0014】上記の1500Å程度という値は、NMO
Sトランジスタのドレイン領域における接合降伏耐圧や
ホットキャリアに対する信頼性等から最適化される。な
お、SOI構造の従来のCMOS半導体装置では、PM
OSトランジスタのSi層の厚さもこの値に合わせてい
た。
【0015】その後、PMOSトランジスタの閾値電圧
を調整するために、レジスト16をマスクにして、活性
領域18になっているSi層14にp型不純物を導入す
る。但し、既述の様にSiウェハ11は不純物濃度が非
常に低いn型であるので、このp型不純物を導入は、必
ずしも行う必要はなく、必要に応じて行えばよい。
【0016】そして今度は、PMOSトランジスタを形
成すべき領域をレジスト(図示せず)で覆い、このレジ
ストをマスクにして、活性領域17になっているSi層
14にp型不純物を導入する。このp型不純物の導入
は、Siウェハ11の導電型をp型にするために、高ド
ーズ量で行う。
【0017】次に、図1(d)に示す様に、ゲート酸化
膜であるSiO2 膜21をSi層14の表面に形成し、
n型の不純物をドープした多結晶Si膜22でゲート電
極を形成する。
【0018】そして、多結晶Si膜22をマスクにして
活性領域17にn型不純物を導入してn+ 層23を形成
し、これらのn+ 層23をソース・ドレイン領域とする
NMOSトランジスタ24を形成する。また、多結晶S
i膜22をマスクにして活性領域18にp型不純物を導
入してp+ 層25を形成し、これらのp+ 層25をソー
ス・ドレイン領域とするPMOSトランジスタ26を形
成して、本実施例を完成させる。
【0019】なお、PMOSトランジスタ26の駆動能
力を十分に生かすには、このPMOSトランジスタ26
のチャネルをSi層14の表面から300〜500Å程
度の深さの埋込みチャネルにすることが望ましい。その
ためには、Si層14または多結晶Si膜22の不純物
濃度を調整すればよい。
【0020】また、本実施例は、上述の製造工程からも
明らかな様に、基板絶縁層であるSiO2 層15がSI
MOX法によって形成されたSOI構造のCMOS半導
体装置に本発明を適用したものである。しかし、本発明
は、SiO2 層15が基板同士の貼り合わせによって形
成されたSOI構造のCMOS半導体装置等にも適用す
ることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によるCMOS半導体装置では、
NMOSトランジスタ及びPMOSトランジスタの何れ
においてもパンチスルーが生じにくいので、短チャネル
化による高密度化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を製造するための工程を順次
に示す側断面図である。
【符号の説明】
14 Si層 17 活性領域 18 活性領域 24 NMOSトランジスタ 26 PMOSトランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NMOSトランジスタの活性領域になって
    いる半導体層よりも薄い半導体層が活性領域になってい
    るPMOSトランジスタを少なくとも一部に有している
    CMOS半導体装置。
JP3258393A 1991-09-10 1991-09-10 Cmos半導体装置 Pending JPH0575041A (ja)

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JP3258393A JPH0575041A (ja) 1991-09-10 1991-09-10 Cmos半導体装置

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JPH0575041A true JPH0575041A (ja) 1993-03-26

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ID=17319619

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JP (1) JPH0575041A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6087210A (en) * 1998-06-05 2000-07-11 Hyundai Electronics Industries Method of manufacturing a CMOS Transistor
US6150202A (en) * 1997-06-05 2000-11-21 Nec Corporation Method for fabricating semiconductor device
US6469347B1 (en) * 1999-10-20 2002-10-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Buried-channel semiconductor device, and manufacturing method thereof
US7087967B2 (en) 2002-09-02 2006-08-08 Oki Electric Industry Co., Ltd. LSI device having core and interface regions with SOI layers of different thickness
KR101333281B1 (ko) * 2011-03-11 2013-11-27 소이텍 반도체 장치들의 제조를 위한 다층 구조들 및 공정

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