JPH0547679Y2 - - Google Patents

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JPH0547679Y2
JPH0547679Y2 JP12972886U JP12972886U JPH0547679Y2 JP H0547679 Y2 JPH0547679 Y2 JP H0547679Y2 JP 12972886 U JP12972886 U JP 12972886U JP 12972886 U JP12972886 U JP 12972886U JP H0547679 Y2 JPH0547679 Y2 JP H0547679Y2
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JP
Japan
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moldings
shaft
frame portion
main screw
fixed
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自在平行定規の定規微動調整装置に関
する。
〔従来の技術〕
つまみ(モール)を回転することによつて、定
規を図板面に対して平行な平面内で回転方向に微
動調整する装置は、実公昭57−34076号に開示さ
れている。該装置においては、微動操作軸のねじ
部を、これを受けるねじ孔のねじ部にガタの存し
ない状態で噛み合わせ、これによつて定規の位置
精度を高めている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記定規微動調整装置においては、製図作業
中、作図者が誤つて上記モールに触れると、該モ
ールがこの外部応力によつて回転してしまい、定
規の角度が設定角度からずれてしまう欠陥が存し
た。本考案は上記欠陥を除去することを目的とす
るものである。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため、本考案は図板面に対
して平行な平面内で所定の角度を保持した状態で
任意の方向に移動自在に支持された部材と、該部
材に、図板面に対して平行な平面内で回転可能に
軸16支された部材と、該回転側の部材側に連結
される直定規44,46とから成る自在平行定規
において、前記軸16から離れた位置において、
前記部材の一方に主ねじ18を固設する一方、前
記部材の他方に、枠部を形成し、該枠部の一方側
を前記主ねじ18に遊嵌し、該枠部内に一対のモ
ール24,26を回転自在に配置し、該一対のモ
ール24,26を前記主ねじ18に螺合し、前記
モール24,26を互いに回転方向に連動するよ
うに係合し、前記枠部の他方側にレバー付きの固
定ねじ軸20を螺合し、該固定ねじ軸20の先端
を前記一対のモール24,26のうちの一方のモ
ール26の外側面に対向せしめたものである。
〔作用〕 上記した構成において、モール24,26を回
転すると、該モール24,26は、主ねじ18に
対してこれの軸方向に沿つて相対的に移動し、該
モール24,26の主ねじ18に沿つた相対的移
動によつて、モール24,26の各外側面を規制
する枠部は、モール24,26と連動して、前記
主ねじ18に対して相対的に移動する。この移動
によつて前記回転側の部材は、軸16を中心とし
て図板面に対して平行な平面内で揺動し、この揺
動と連動して直定規44,46が微動する。
前記固定ねじ軸20をレバーによつて回転して
その先端を一対のモール24,26のうちの一方
のモール26の外側面に圧接すると、この圧接力
の圧力によつて他方のモール24が枠部の一方側
に圧接し、一対のモール24,26は、枠部の一
方側と固定ねじ軸20とで強く狭圧される。この
狭圧力により、一対のモール24,26と主ねじ
18間の遊び(ガタ)が除去されるとともに、モ
ール24,26は主ねじ18に固定され、外部応
力がモール24,26に加わつても、該モール2
4,26は回転しない状態となる。
〔実施例〕
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を
参照して詳細に説明する。
4は図板2に固定された横レールであり、これ
に横カーソル6が移動自在に取り付けられてい
る。8は縦レールであり、これの一端は、ブラケ
ツトを介して、前記横カーソル6に前記横レール
4の長手方向と平行な軸線を中心として回転自在
に軸支され、該縦レール8の他端は尾部コロ10
を介して図板2上に走行自在に載置されている。
12はコロを介して前記縦レール8に移動自在に
取り付けられた縦カーソルであり、これの一端側
方にヘツド取付台14の一端の突出部分が図板2
面に対して平行な平面内で回転自在に軸16支さ
れている。前記縦カーソル12の中間部側方の立
ち上り部には縦レール8の長手方向に対して直角
で且つ図板2面に対して平行な方向に主ねじ18
が固設されている。前記主ねじ18のねじ部に
は、前記ヘツド取付台14の他端に形成されたコ
字状の枠部の一対の平行片14a,14bのうち
の一方側の平行片14aに形成された孔が遊嵌さ
れている。前記主ねじ18と同軸上に位置して前
記平行片14bにはねじ穴が形成され、このねじ
穴に固定ねじ軸20が螺合している。前記固定ね
じ軸20には固定レバー22が固定されている。
24は筒状の第1の微動モールであり、これの底
部に形成された雌ねじ部は、前記主ねじ18に螺
合している。26はモール部と有底の筒状部とか
ら成り、該筒状部の内周面に雌ねじが形成された
第2の微動モールであり、これの筒状部の外周面
は前記第1の微動モール24の内径部に遊嵌配置
され、且つ、前記筒状部は前記主ねじ18に螺合
している。前記モール24,26の厚み方向に形
成された孔にはピン28がスライド自在に螺入さ
れ、該ピン28によつてモール24,26は回転
方向にのみ係合している。30はヒンジ取付片で
あり、ねじ32,34によつて前記ヘツド取付台
14に固定されている。36はヒンジ部材であ
り、これの一方側に取り付けられたピボツトが前
記取付片30の両側に形成されたピボツト軸受部
に回転自在に嵌合し、ヒンジ部材36の他方側に
取付けられたピボツトはヘツド支持基板38の両
側に形成されたピボツト軸受部に回転自在に嵌合
している。前記ヘツド支持基板38にはヘツド4
0が支承され、該ヘツド40の定規取付板24に
は直定規44,46が脱着可能に固定されてい
る。
次に本実施例の作用について説明する。
直定規44,46の角度を微動調整する場合に
は固定レバー22を固定解除方向に揺動し、固定
ねじ軸20先端のモール26側面に対する押圧力
を解除し、モール24,26を自由に回転自在な
状態とする。次に、モール24,26を手操作に
より回転すると、モール24,26はその回転方
向に応じて、主ねじ18に沿つて第1図中、左右
方向に微少移動する。モール24,26の外側面
は、コ字状の枠部の一方の平行片14aと固定ね
じ軸20の先端わん曲面に当接係合しているた
め、モール24,26の主ねじ18に沿つた左右
方向の移動と連動して取付台14の枠部も図中、
左右方向に移動し、この枠部の移動によつてヘツ
ド取付台14は、軸16を中心として図中、時
計、又は反時計方向に揺動する。ヘツド取付台1
4の軸16を中心とする時計又は反時計方向の揺
動変位は、ヒンジ部材36、ヘツド支持基板3
8、ヘツド40及び定規取付板42に伝達され、
直定規44,46が、図板2面に平行な平面内で
軸16を中心として時計又は反時計方向に微少回
転する。直定規44,46の微動調整を行つた後
は、固定レバー22を固定方向に揺動する。これ
によりねじ軸20の先端はモール26の外側面を
押圧し、モール26が第3図中、左方向に押圧さ
れる。モール26が左方向に押圧されるとモール
26の左方向の押圧力によつて主ねじ18が左方
向に押圧され、主ねじ18と螺合するモータ24
は主ねじ18からの押圧力によつて左方向に押圧
され、平行片14aの内側面に圧接する。即ち、
モール24,26の外側面は、平行片14aと固
定ねじ軸20の先端によつて強く挾圧され、該挾
圧によつてモール24,26は互いに接近し、モ
ール24,26のねじ部の山と主ねじ18のねじ
溝との間のガタが除去されるとともに、モール2
4,26は主ねじ18に強固に固定される。尚、
本装置は、縦カーソル12とヘツド取付台14間
に設けたが、図板面に対して平行な平面内で所定
の角度を保持した状態で任意の方向に移動自在に
支持された部材と、該部材に図板面に対して平行
な平面内で回転可能に軸支された部材間であれば
良く、特に、カーソル12とヘツド取付台14間
に限定されるものでなく、又、枠部及びモールを
固定側部材に、主ねじを回転側部材に設けるよう
にしても良い。
〔効果〕
本考案は上述の如く、定規の移動調節後、固定
ねじ軸をレバー操作で固定方向に回動すること
で、固定側の部材回転側の部材を遊びのない状態
で固定することができるため、外部応力によつて
モールが回転して定規の設定角度がずれるのを防
止することができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面図、第2図は平面図、第3図は断
面図である。 2……図板、4……横レール、6……横カーソ
ル、8……縦レール、10……尾部コロ、12…
…縦カーソル、14……ヘツド取付台、16……
軸、18……主ねじ、20……固定ねじ軸、22
……固定レバー、24,26……モール、28…
…ピン、30……ヒンジ取付片、32,34……
ねじ、36……ヒンジ部材、38……ヘツド支持
基板、40……ヘツド、42……定規取付板、4
4,46……定規。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 図板面に対して平行な平面内で所定の角度を保
    持した状態で任意の方向に移動自在に支持された
    部材と、該部材に、図板面に対して平行な平面内
    で回転可能に軸16支された部材と、該回転側の
    部材側に連結される直定規44,46とから成る
    自在平行定規において、前記軸16から離れた位
    置において、前記部材の一方に主ねじ18を固設
    する一方、前記部材の他方に、枠部を形成し、該
    枠部の一方側を前記主ねじ18に遊嵌し、該枠部
    内に一対のモール24,26を回転自在に配置
    し、該一対のモール24,26を前記主ねじ18
    に螺合し、前記モール24,26を互いに回転方
    向に連動するように係合し、前記枠部の他方側に
    レバー付きの固定ねじ軸20を螺合し、該固定ね
    じ軸20の先端を前記一対のモール24,26の
    うちの一方のモール26の外側面に対向せしめた
    ことを特徴とする定規微動装置。
JP12972886U 1986-08-26 1986-08-26 Expired - Lifetime JPH0547679Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12972886U JPH0547679Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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JP12972886U JPH0547679Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6337289U JPS6337289U (ja) 1988-03-10
JPH0547679Y2 true JPH0547679Y2 (ja) 1993-12-15

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ID=31026561

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12972886U Expired - Lifetime JPH0547679Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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