JPS603811Y2 - ミシンの送り量調節機構 - Google Patents

ミシンの送り量調節機構

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Publication number
JPS603811Y2
JPS603811Y2 JP2255081U JP2255081U JPS603811Y2 JP S603811 Y2 JPS603811 Y2 JP S603811Y2 JP 2255081 U JP2255081 U JP 2255081U JP 2255081 U JP2255081 U JP 2255081U JP S603811 Y2 JPS603811 Y2 JP S603811Y2
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JP
Japan
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operating lever
machine frame
adjustment mechanism
knob
adjustment
Prior art date
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Expired
Application number
JP2255081U
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JPS57135373U (ja
Inventor
喜久雄 会田
Original Assignee
ジューキ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はミシンの送り量調節機構に関し、特にオーバ
ーロックミシン等における差動送り機構の一方の送り量
を微量調節するための調節機構に関するものである。
以下この考案の実施例を図面によって説明すると、この
調節機構は特公昭46−23464号公報等に記載され
ているようなオーバーロックミシン等における差動送り
機構の副送り歯の送り量を量調節するための調節機構で
ある。
1は操作レバーであり、基部を機枠2に対して回動自在
に支持した軸3に固定すると共に一端を機枠外方に突出
させ、その突出端下方に足踏みペダル(図示しない)等
に連結した鎖(図示しない)等を連結するための連結孔
4を形成する。
5はばねであり、中央部を軸3に遊嵌しEリング6によ
り軸方向へ不動に維持されると共に、一方の自由端を操
作レバー1の後端に掛けとめ、他端を機枠に設けたピン
7に掛けとめて、操作レバー1に対して第1図において
軸3を中心に反時計方向への作用力を与えている。
また操作レバー1には、折曲して相互に離れて対向させ
た支持部8a、8bを形成し、その支持部には外方に調
節つまみ9を形成し支持部間にねじ部10を形成した調
節体11を回動自在に支持すると共にEリング12によ
り軸方向には不動に設ける。
13は支持板であり、機枠2の端面との間に操作レバー
1の移動間隙14を形成するようにコロ状のスペーサー
15を介してねじ16a、16bにより機枠端面に固定
すると共に軸3を中心とする円弧状の固定孔17と位置
確認孔18とを形成し、位置確認孔18の縁には目盛1
9を形成して操作レバー1に設けた指標20により操作
レバー1の位置を確認する。
21は固定つまみ22を支持するねじであり、先端は固
定孔17を貫通させて操作レバー1の上部に固定し、固
定つまみ22をねじこむことにより操作レバー1の上部
と固定つまみ22とを端面間に固定孔17周囲の支持板
13を挾み、操作レバー1を所定の位置に固定し、固定
つまみ22をゆるめることによって上記固定を解除して
操作レバー1の回動を自由とする。
23は調節体11のねじこんだ移動体であり、第3図の
ように一側端面を支持板13の側面に接触されて回動を
停止し、調節体11の回動により調節体11の軸線方向
に変位する。
24は回動体であり、L型の基部が支持板13を機枠2
に固定したねじ16aの段部に対して回動自在に支持す
ると、共に第1図に示すように一端を固定つまみ22の
上方に接触させ、他端を移動体23の左端に接触させる
25は基部を軸3&−こ固定したレバーであり、その先
端にはロッド26の下端を段ねじ27によって回動自在
に連結すると共に、ロッド26の上端は図示しないが特
公昭46−23464号等に記載された周知の送り量調
節機構に連結する。
この考案は以上の構成であり、第1図の状態は操作レバ
ー1を所定の位置とし、固定つまみ22を締めて支持板
13に対して操作レバー1を固定した状態である。
この状態から送り量を微量調節するには、まず固定つま
み22をゆるめて支持板13に対する操作レバー1の固
定を解除すると、操作レバー1はばね5の作用力によっ
て第1図において軸3を中心に反時計方向に回動しよう
とするが、この作用力は固定つまみ22から回動体24
に伝達されて回動体24はねじ16aを中心に反時計方
向への回動作用力を受けてその下端が移動体23に圧接
する。
しかし移動体23は調節体11のねじ部に螺合している
ため第1図において右方に移動できず、従って固定つま
み22をゆるめても操作レバー1は実質的に変位しない
ついで調節体11の調節つまみ9を回わし、これにより
移動体23が第1図において右方に変位すると、前述し
たように操作レバー1に作用するばね5の作用力によっ
て、回動体24はねじ16aを中心に反時計方向に回動
しこの回動に追従して操作レバー1は軸3を中心に反時
計方向に回動し、この軸3の回動はレバー25を介して
ロッド26を下方に引き、これにより送り調節機構を送
り量が減少する方向に微量調節される。
また調節体11の調節っまみ9を上記とは反対の方向に
回わし移動体23が第1図において左方に変位すると、
回動体24はねじ16aを中心に時計方向に回動し、こ
れにより回動体24の一方が固定つまみ24の上方を下
方に押し操作レバー1は軸3を中心にばね5の作用力に
抗して時計方向に回動し、この軸3の時計方向への回動
はレバー25を介してロッド26を上昇させ、これによ
り送り調節機構を送り量が増大する方向に微量調節され
る。
上記微量調節完了後に固定ねじ22を締めて操作レバー
1を支持板13に対して固定する。
以上のようにこの考案は、調節体11の回動操作によっ
て移動体23をねじ10を介して移動することにより回
動体24を回動して操作レバー1を微量に回動調節でき
るので、極めて正確な送り量の調節ができる効果がある
と共に、その調節操作を極めて小さな力で行なうことが
できるので操作が軽快で操作性に優れる等の効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は側面、第2図は第1図の平面図、第3図は第1
図の■−■断面図である。 図中1は操作レバー、11は調節体1.23は移動体、
24は回動体である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基部を機枠に対して固定軸線を中心に回動自在に支持し
    送り調節機構に連結すると共に一端を機枠外に突出させ
    た操作レバーと1と、 操作レバーに対して自身の軸線の軸線方向に移動せずに
    回動可能に支持しねじ部及び調節つまみを有する調節体
    11と、 操作レバーに設は操作レバーを機枠に対して固定又は解
    除する固定つまみ22と、 操作レバーを常には一方向へ回動するように回動力を附
    与するばね5と、 調節体のねじ部に螺合し調節体の回動により軸線方向に
    変位する移動体23と、 基部を機枠に対し回動自在に支持し、一端を固定つまみ
    に対向させ、他端を移動体の一側に対向させ、ばね5の
    作用力によって固定つまみを介し他端が移動体に圧接す
    る回動体24と、 を備えたミシンの送り量調節機構。
JP2255081U 1981-02-19 1981-02-19 ミシンの送り量調節機構 Expired JPS603811Y2 (ja)

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JP2255081U JPS603811Y2 (ja) 1981-02-19 1981-02-19 ミシンの送り量調節機構

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Publication Number Publication Date
JPS57135373U JPS57135373U (ja) 1982-08-24
JPS603811Y2 true JPS603811Y2 (ja) 1985-02-02

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ID=29820346

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JPS57135373U (ja) 1982-08-24

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