JP2000343371A - 剪断装置におけるワーク位置決め装置 - Google Patents

剪断装置におけるワーク位置決め装置

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JP2000343371A
JP2000343371A JP11158231A JP15823199A JP2000343371A JP 2000343371 A JP2000343371 A JP 2000343371A JP 11158231 A JP11158231 A JP 11158231A JP 15823199 A JP15823199 A JP 15823199A JP 2000343371 A JP2000343371 A JP 2000343371A
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Masahiko Saito
雅彦 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 突当て部材及びゲージ本体の回転位置ずれに
よるワークの加工位置決めを高精度なものとなす。 【解決手段】 剪断装置におけるワーク位置決め装置に
おいて、ワークを突き当てる突当て部材5を一部に取付
けたゲージ本体9を、ウォーム45とウォームホイール
43とによって回転させる。そして、上記ウォームギヤ
のバックラッシュは、上記ウォーム45を上記ウォーム
ホイール43に対して押し付けるようにして除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコーナーシ
ャー等の如き剪断装置におけるワーク位置決め装置に関
し、詳細にはワークを突当て部材に突き当てた衝撃でゲ
ージ角度がずれないようにする剪断装置におけるワーク
位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、矩形状をなす板材(ワーク)の
側縁部にV字状の切り欠きを形成したり、または板材の
各部を四角形状又は三角形状に切り欠くようにした剪断
装置が知られている。通常、この種の剪断装置には、ワ
ークをワークテーブル上の所定位置に位置決めするため
の位置決め装置が設けられている。
【0003】かかる位置決め装置としては、例えば特公
平4−25085号公報に開示されたものが知られてい
る。この位置決め装置は、図5及び図6に示すように、
ワークテーブル101に形成された逆T字状のスライド
溝103に遊嵌して摺動自在とされる移動体105を備
えている。上記移動体105には、ワークの位置決め角
度を設定する目盛りが設けられたゲージ本体107が、
回動固定自在に取り付けられている。
【0004】すなわち、図6に示すように、移動体10
5に取り付けたガイド部109に軸受け111を介して
上記ゲージ本体107を回動自在とし、このゲージ本体
107をワークテーブル101の上面101aに押圧固
定するロックレバー113の軸部115を、上記ガイド
部109を貫通して上記移動体105に螺合してある。
【0005】これにより、例えばロックレバー113を
緩める方向に回転することにより、ゲージ本体107は
移動体105に対して回動可能となり、該移動体105
はスライド溝103に沿って移動可能となる。逆に、ロ
ックレバー113を締め付ける方向に回転すると、ワー
クテーブル101にゲージ本体107及び移動体105
が一体的に固定される。
【0006】そして、上記ゲージ本体107には、ワー
クテーブル101上に設けられたワークを突き当てて該
ワークの位置決めを行う突当て部材117が、締付けボ
ルト119によって取り付け固定されている。この突当
て部材117は、上記ゲージ本体107を回転させるこ
とによって、該ゲージ本体107と共に回転するように
なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ワーク
位置決め装置を所定位置に位置決めするには、上記ロッ
クレバー113を回転させて上記軸部115の先端に螺
合した移動部材105を上下動させることによって、該
移動部材105と上記ゲージ本体107とでワークテー
ブル101を挟み込んで上記ゲージ本体107を固定す
るようにしている。
【0008】しかし、上記ワーク位置決め装置の位置決
めは、いわばワークテーブル101とゲージ本体107
との摩擦で固定しているため、上記突当て部材117に
ワークを突き当てている内に、該突当て部材117の位
置決め角度がずれてくる。特に、ワークを突当て部材1
17に強く突き当てると、その衝撃によって該突当て部
材117が回転してしまう。そのため、その都度突当て
部材117の突当て角度を直さなければならない。ま
た、板厚の薄いワークを突き当てたときは、上記突当て
部材117の回転は微小だが、板厚が厚いワークを突き
当てたときは、一度でその位置決め角度がずれてしま
う。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記諸
問題を解消するために、ゲージ本体を回転させる機構と
して、ウォームと、このウォームに噛み合うウォームホ
イールとを用い、該ウォームを回転させることによって
該ウォームホイールと共にゲージ本体を回転させる。
【0010】このように、ウォームとウォームホイール
との回転伝達機構を利用すれば、ウォームギヤのセルフ
ロッキング特性によって、上記突当て部材にワークを強
く突き当てても当該突当て部材及びゲージ本体が回転す
るようなことはない。つまり、ウォームからウォームホ
イールを回転させることはできるが、逆にウォームホイ
ールからウォームを回転させることはできないため、上
記ゲージ本体の回転を確実にロックできる。なお、ウォ
ームの進み角4度以下でセルフロッキングが作動する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態は、例えばワークのコーナー部分を所定形状
に切り欠くコーナーシャー(剪断装置)に設けられるワ
ーク位置決め装置に、本発明を適用したものである。
【0012】<ワーク位置決め装置の構成>本実施形態
のワーク位置決め装置は、図1ないし図3に示すよう
に、剪断装置のワークテーブル1に形成された断面逆T
字状をなすスライド溝3に沿って該ワークテーブル1上
を移動固定自在とされ、剪断するワークWを所定角度と
して加工位置に位置決め固定するものである。
【0013】上記ワーク位置決め装置は、上記スライド
溝3に沿ってワークテーブル1上を移動自在とされる本
体部と、この本体部を所定位置に位置決めする位置決め
機構部と、上記ワークWを突き当てて該ワークWの位置
決めを行う突当て部材5と、この突当て部材5を一部に
取付け上記ワークWの位置決め角度を設定する目盛り7
が形成されたゲージ本体9と、このゲージ本体9を上記
突当て部材5と共に回転させるゲージ回転機構部と、上
記ゲージ本体9の回転を停止させるロック機構部とを有
している。
【0014】[本体部の構成]上記本体部は、図2及び
図3に示すように、上記スライド溝3に摺動自在なスラ
イダー11と、このスライダー11上に固定されたベー
スプレート13とからなる。上記スライダー11は、断
面逆T字状をなすブロックとして形成されており、上記
スライド溝3に摺動自在とされている。一方、ベースプ
レート13は、後述するロック機構部を取り付け保持す
るもので、上記スライダー11に対してボルト15によ
って固定されている。
【0015】[位置決め機構部の構成]上記位置決め機
構部は、図1及び図2に示すように、上記本体部とは別
体として上記スライド溝3に移動固定自在とされてお
り、該本体部を所定位置に位置決めするストッパーとし
て機能する。かかる位置決め機構部は、上記スライド溝
3に移動自在とされる移動部材17と、この移動部材1
7上に設けられる固定レバー取付ブロック19と、移動
部材17を上下動させる固定レバー21とからなり、図
6に示した従来のロック機構と略同じ構成とされてい
る。
【0016】上記移動部材17は、上記スライダー11
と同様、断面逆T字状をなすブロックとして形成されて
おり、上記スライド溝3の上下方向に若干遊嵌した状態
で摺動係合するようになされている。この移動部材17
には、図示しない軸受け部が設けられており、その軸受
け部に挿入ガイドされた上記固定レバー21の軸部23
が上記移動部材17に螺合するようになっている。
【0017】そして、この位置決め機構部では、上記固
定レバー21を図1中矢印A方向に回転操作すると、上
記軸部23の先端に螺合した移動部材17が上下動し、
該移動部材17と上記固定レバー取付ブロック19とで
ワークテーブル1を挟み込んで上記本体部を固定するロ
ック状態と、該ワークテーブル1の挟み込みを解放して
該本体部を移動可能とするアンロック状態となる。
【0018】そして、上記本体部と別体とされた上記位
置決め機構部は、上記本体部に対して連結されている。
すなわち、位置決め機構部は、上記移動部材17に取り
付けられたストリッパーボルトである連結ボルト25を
上記スライダー11にねじ込むと共に、この連結ボルト
25の外周囲に装着された弾性部材であるコイルバネ2
7を、該スライダー11と該移動部材17との間に介在
させることによって、上記本体部に対して若干の隙間を
有して連結した構成とされている。
【0019】上記コイルバネ27は、相対向する上記ス
ライダー11と上記移動部材17のそれぞれの対向面に
形成されたバネ装着用穴29、31に装着され、上記突
当て部材5にワークWを突き当てたときに加わる本体部
への衝撃を吸収する役目をする。
【0020】[ゲージ本体の構成]上記ゲージ本体9
は、図1及び図2に示すように、軸方向を垂直として上
記スライダー11にスプリングピンによって固定された
支持シャフト33に、軸受け35を介して回転自在に設
けられている。かかるゲージ本体9は、円盤形状に形成
されており、その外周縁近傍部に上記突当て部材5の傾
き(ワークWの位置決め角度)を読み取るための目盛り
7を有している。
【0021】[突当て部材の構成]上記突当て部材5
は、図1及び図2に示すように、長尺状の定規として形
成されており、上記ゲージ本体9の一部に取り付けら
れ、該ゲージ本体9と共に回転するようになっている。
かかる突当て部材5は、上記ゲージ本体9の下面に切り
欠かれた切欠き部37に嵌合して取り付けられると共
に、この嵌合部37と相対向する上面にねじ止めされた
保持ブロック39に支持されてなる突当て部材押さえね
じ41によって固定されている。そして、この突当て部
材5は、上記突当て部材押さえねじ41を回して該突当
て部材5の固定を緩めることによって、図1中矢印D方
向に移動自在となると共に上記ゲージ本体9に対する固
定状態が調整される。
【0022】[ゲージ回転機構部の構成]上記ゲージ回
転機構部は、上記ゲージ本体9に固定されるウォームホ
イール43と、このウォームホイール43を回転させる
ウォーム45と、該ウォーム45を回転させるハンドル
47とからなる。
【0023】上記ウォームホイール43は、上記支持シ
ャフト33に軸受け49を介して上記ゲージ本体9と共
に回転自在に設けられている。そして、このウォームホ
イール43は、上記ゲージ本体9に埋設された取付ボル
ト51によって、該ゲージ本体9に固定されている。上
記ゲージ本体9に埋設される取付ボルト51の外周囲に
は、ウォーム45及びウォームホイール43の歯欠けを
防止するためのクッション材53が挿入して設けられて
いる。
【0024】上記ウォーム45は、上記ベースプレート
13に取り付けられたウォーム支持体55に回転自在に
保持されてなるウォームシャフト57にねじ止め固定さ
れ、このウォームシャフト57の回転によって上記ウォ
ームホイール43と噛み合うようになっている。上記ウ
ォームシャフト57は、上記ウォーム支持体55の両ア
ーム部分59、59に内蔵された一対の軸受け部61、
61に回転自在に設けられており、その一端部に取り付
けられたハンドル47によって回転自在とされている。
【0025】[ロック機構部]上記ロック機構部は、図
1ないし図3に示すように、上記ウォーム支持体55
を、上記ベースプレート13に対して該ウォーム支持体
55の偏芯位置を回動中心として回動固定自在となす。
かかるロック機構部は、上記ウォーム支持体55の中心
位置ではなく偏芯した位置にストリッパーボルトからな
る回動中心軸63を設け、この回動中心軸63を支点と
して該ウォーム支持体55を回動自在となしている。上
記ウォーム支持体55を回動させるには、上記ウォーム
支持体55に取り付けられた揺動レバー65を図1中矢
印B方向に回動操作することによって行う。
【0026】上記揺動レバー65の軸部67は、上記ウ
ォーム支持体55に形成された垂直孔部69にカイドさ
れている。そして、その軸部67の先端部には、上記ベ
ースプレート13に形成された楕円穴71に臨む偏芯ピ
ン73が設けられている。上記揺動レバー65を図1中
矢印B方向に回すと、上記偏芯ピン73が上記楕円穴7
1の内周面と接触して上記ウォーム支持体55を同図中
矢印C方向に回転させる力が作用し、その力で上記ウォ
ーム45が上記ウォームホイール43に対してがたつき
なく押し付けられる。
【0027】通常、ウォーム45とウォームホイール4
3のギヤ間には、僅かな隙間があるため、不用意にハン
ドル47にぶつかって該ハンドル47が回ったり、ワー
クWの突当て時における衝撃でゲージ本体9が回転する
虞れがある。しかしながら、上記ウォーム45のウォー
ムホイール43への押付けにより、該ウォーム45は、
図4中矢印E方向に付勢されるため、バックラッシュの
影響を受けることなく上記ゲージ本体9の僅かな回転を
防止する。
【0028】このとき、ハンドル47を回転させようと
しても、ウォームギヤには隙間がないので該ハンドル4
7を回すことができない。このように、これらウォーム
45及びウォームホイール43がロックされることによ
って、上記ゲージ本体9及び上記突当て部材5の位置決
めが確実なものとなる。
【0029】なお、上記揺動レバー65を上記B方向と
反対方向に回すと、今度は逆にウォーム45がウォーム
ホイール43と離れる方向に回動する。
【0030】<動作説明>上記ワークテーブル1上の加
工位置にワークWを所望角度で位置決めするには、上記
位置決め装置をスライド溝3に沿って所定位置まで移動
させる。そして、上記した位置決め機構部によって上記
本体部をワークテーブル1上に位置決め固定する。すな
わち、上記固定レバー21を回して上記移動部材17を
上方に持ち上げ、ワークテーブル1を該移動部材17と
固定レバー取付ブロック19とによって挟み込む。する
と、上記連結ボルト25及びコイルバネ27とによって
上記位置決め機構部と連結された本体部が、上記ワーク
テーブル1に対して位置決め固定される。
【0031】次に、上記ゲージ回転機構部によってゲー
ジ本体9に取り付けられた突当て部材5の向きをワーク
Wの位置決め角度に合わせる。すなわち、上記ハンドル
47を右又は左に回してウォーム45を回転させ、該ウ
ォーム45と噛み合うウォームホイール43を、上記ウ
ォームシャフト57を回転中心軸として回転させる。す
ると、このウォームホイール43と共にゲージ本体9が
回転し、そのゲージ本体9の一部に取付けた突当て部材
5が図1中二点鎖線で示すようにその向きを変える。こ
のとき、ゲージ本体9に設けられた目盛りを読み取っ
て、上記突当て部材5のワークWに対する突当て角度を
上記ハンドル47の操作によって調整する。
【0032】そして、上記突当て部材5のワークWに対
する突当て角度が決まったところで、その状態を上記ロ
ック機構部によってロックする。すなわち、上記揺動レ
バー65を回して上記楕円穴71に臨む偏芯ピン73を
回転させることにより、上記回動中心軸63を支点とし
て上記ウォーム支持体55を図1中矢印C方向に回動さ
せ、上記ウォーム45をウォームホイール43に押し付
ける。その結果、ウォーム45及びウォームホイール4
3がロック状態となる。
【0033】このように、本実施形態のワーク位置決め
装置においては、ゲージ回転機構部にウォーム45とウ
ォームホイール43を採用しているため、上記したウォ
ームギヤのセルフロッキング特性によって、上記突当て
部材5にワークWを強く突き当てても当該突当て部材5
及びゲージ本体9が回転するようなことはない。また、
上記ロック機構部によってウォーム45がウォームホイ
ール43をがたつきなく押し付けて該ウォーム45及び
ウォームホイール43の回転をロックするため、ウォー
ムギヤのバックラッシュが無くなり、上記ゲージ本体9
の僅かな回転が確実に防止される。
【0034】また、本実施形態のワーク位置決め装置に
おいては、位置決め機構部を本体部とは別体として設
け、その別体とした移動部材と本体部との間に弾性部材
を介在させた構成としているため、上記ワークWを突当
て部材5に突き当てたときの衝撃が上記コイルバネ27
によって吸収され、該ゲージ本体9の回転位置ずれが回
避される。
【0035】以上、本発明を適用した具体的な実施形態
について説明したが、本発明は上述の実施形態に制限さ
れることなく種々の変更が可能である。
【0036】例えば、上述の実施形態では、ウォーム4
5をウォームホイール43に対して図4中矢印E方向に
押し付けるようにしたが、これとは直交する矢印Fで示
す方向にウォーム45をウォームホイール43に対して
押し付けるようにしても同様の効果が得られる。また、
上記実施形態のようにウォーム支持体55を偏芯した位
置を支点として揺動させるのではなく、該ウォーム支持
体55を矢印E方向に平行に移動させるようにしてもバ
ックラッシュを取り除くことができる。
【0037】また、上述の実施形態では、本体部と位置
決め機構部を連結ボルト25とコイルバネ27とによっ
て連結しているが、コイルバネ27のみによってこれら
本体部と位置決め機構部を連結するようにしてもよい。
その場合、コイルバネ27の両端をスライダー11及び
移動部材17に固定する。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0039】本発明のワーク位置決め装置によれば、ゲ
ージ回転機構部にウォームとウォームホイールを使用し
ているため、突当て部材にワークを強く突き当てたとし
ても、ウォームギアのセルフロッキング特性によって当
該突当て部材及びゲージ本体の回転を防止することがで
き、ワークを所定角度位置に位置決めすることができ
る。
【0040】また、本発明のワーク位置決め装置によれ
ば、ウォームをウォームホイールに対して押し付けてい
るため、ウォームギヤのバックラッシュが無くなり、ゲ
ージ本体の僅かな回転を確実に防止することができる。
【0041】また、本発明のワーク位置決め装置によれ
ば、位置決め機構部を本体部とは別体として設け、その
別体とした移動部材と本体部との間に弾性部材を介在し
ているので、ワークを突当て部材に突き当てたときの衝
撃を当該弾性部材によって吸収することができ、ゲージ
本体の回転位置ずれを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のワーク位置決め装置の平面図であ
る。
【図2】本実施形態のワーク位置決め装置の横断面図で
ある。
【図3】本実施形態のワーク位置決め装置の縦断面図で
ある。
【図4】ウォームをウォームホイールに押し付ける方向
を示す模式図である。
【図5】従来のワーク位置決め装置の平面図である。
【図6】従来のワーク位置決め装置のロック機構部を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 ワークテーブル 3 スライド溝 5 突当て部材 7 目盛り 9 ゲージ本体 11 スライダー 13 ベースプレート 17 移動部材 21 固定レバー 27 コイルバネ 43 ウォームホイール 45 ウォーム 47 ハンドル 55 ウォーム支持体 65 揺動レバー 71 楕円穴 73 偏芯ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剪断装置のワークテーブルに形成された
    スライド溝に沿って該ワークテーブル上を移動自在とさ
    れると共に、位置決め機構部によって所定位置に位置決
    め可能とされた本体部と、 前記本体部に対して回転自在に設けられ、前記ワークの
    位置決め角度を設定する目盛りが形成されたゲージ本体
    と、 前記剪断装置によって剪断するワークを突当てて該ワー
    クの位置決めを行うべく前記ゲージ本体に取り付けられ
    た突当て部材とを備えており、 前記ゲージ本体に固定されるウォームホイールと、この
    ウォームホイールに噛合するウォームとの回転により上
    記突当て部材が回動自在とされて、前記ワークに対する
    突当て角度を調整自在となす構成であることを特徴とす
    る剪断装置におけるワーク位置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記位置決め機構部は、前記本体部とは
    別体の移動部材を備え、この移動部材は前記スライド溝
    に移動固定自在とされており、該本体部と前記移動部材
    との間に弾性部材を介在した構成であることを特徴とす
    る請求項1記載の剪断装置におけるワーク位置決め装
    置。
  3. 【請求項3】 前記本体部には、前記ウォームを前記ウ
    ォームホイールに押し付けて上記ゲージ本体が外力によ
    って僅かに回転することを防止するロック機構部が設け
    られていることを特徴とする請求項1又は2記載の剪断
    装置におけるワーク位置決め装置。
  4. 【請求項4】 前記ロック機構部は、前記ウォームを回
    転支持するウォーム支持体を、前記本体に対して該ウォ
    ーム支持体の偏芯位置を回動中心として回動固定自在と
    した構成であることを特徴とする請求項3記載の剪断装
    置におけるワーク位置決め装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009180744A (ja) * 2009-05-18 2009-08-13 Shimadzu Corp 材料試験機
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CN108941723A (zh) * 2018-08-10 2018-12-07 佛山市环宇新型材料有限公司 一种抗污降噪的彩涂板裁剪装置

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