JPH0245037Y2 - - Google Patents

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JPH0245037Y2
JPH0245037Y2 JP15658185U JP15658185U JPH0245037Y2 JP H0245037 Y2 JPH0245037 Y2 JP H0245037Y2 JP 15658185 U JP15658185 U JP 15658185U JP 15658185 U JP15658185 U JP 15658185U JP H0245037 Y2 JPH0245037 Y2 JP H0245037Y2
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JP
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support base
index
protractor
head support
mounting plate
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JP15658185U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自在平行定規の基線調整装置に関す
る。
〔従来の技術〕 通常、比種の自在平行定規においては、スケー
ル取付板をヘツド支持ベース側に15度間隔ごとに
係止するためのインデツクスリングが、分度盤に
固定されている。そのため、スケール取付板が急
回転してインデツクスリングに係止されると、分
度盤にスケール取付板側からシヨツク荷重がかか
り、分度盤がヘツド支持ベースに対して微動し、
これによつてインデツクスリングが微動してしま
うことになる。インデツクスリングが微動する
と、自在平行定規が設定した第1次基線又は第2
次基線に対して水平直定規のゼロ度の方向が一致
しなくなり製図誤差が生じてしまうという欠陥が
存した。この欠陥を除去するため、インデツクス
リングをヘツド支持ベースに固設し、分度盤をヘ
ツド支持ベースに対して回転自在とした自在平行
定規が、実開昭59−190595号公報に示すように本
件出願人によつて開発されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
実開昭59−190595号公報に示される自在平行定
規のヘツドにおいて分度盤を回転操作するための
モールはスケール取付板側に回転自在に支承され
ている。そのため、分度盤をヘツド支持ベースに
固定し、且つスケール取付板をヘツド支持ベース
に対して自由回転状態とした状態で上記モールを
分度盤に押し付けてモールを回転して分度盤を回
転させようとすると、分度盤が回転しないでスケ
ール取付板側が回転してしまい、基線調整を行う
ことができないという欠陥が存した。
本考案は上記欠陥を除去することを目的とする
ものである。
〔問題点を解決する手段〕
上記問題点を解決するため、本考案は、ヘツド
支持ベース2と、該ヘツド支持ベース2に回転自
在に支承された主軸8と、該主軸8に取り付けら
れたスケール取付板18と、前記ヘツド支持ベー
ス2に一体的に固設され、外周部に等間隔にイン
デツクス凹部が形成されたインデツクスリング1
0と、前記スケール取付板18側に前記インデツ
クスリング10のインデツクス凹部に対して係合
及び係合解除可能に取り付けられたインデツクス
爪36とから成る自在平行定規において、前記ヘ
ツド支持ベース2に、円周方向に沿つて角度目盛
が形成された分度盤28を回転自在に取り付け、
該分度盤28のゼロ基準に対する前記スケール取
付板18の角度を指示する指標手段34を前記ス
ケール取付板18又はこれと連動する部材側に配
設し、前記分度盤28のゼロ基準の前記ヘツド支
持ベースに対する角度を指示する二次基線用指標
手段54を前記ヘツド支持ベース2側に配設し、
前記分度盤28を外部回転操作するためのモール
48を前記分度盤28に対して圧接可能に前記支
持ベース2側に回転自在に支承せしめたものであ
る。
〔作用〕
主軸8を回転すると、該主軸8と連動するスケ
ール取付板18はヘツド支持ベース2に対して回
転し、スケール取付板18に取り付けられた水平
直定規20の、分度盤28のゼロ基準に対して成
す角度が分度盤28の目盛とこれを指示するスケ
ール取付板18側に配設された指標手段34とに
よつて表示される。モール48を分度盤28に押
し付けてモール48を回転すると分度盤28はヘ
ツド支持ベース2に対して回転し、水平直定規2
0のゼロ基準(即ち基線)が変化する。最初に設
定した分度盤28の、ヘツド支持ベース2に対す
るゼロ位置からの、ヘツド支持ベース2に対する
回転量は、分度盤28の目盛とこれを指示するヘ
ツド支持ベース2側に配設された二次基線用の指
標手段54とによつて表示される。
〔実施例〕
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を
参照して詳細に説明する。
2はヘツド4の支持ベースであり、公知の平行
移動案内機構(図示省略)によつて図板面に沿つ
て平行移動可能に支持されている。前記支持ベー
ス2は図板面に対して平行な平面内で微動回転調
整可能に前記平行移動案内機構に連結している。
6は前記ベース2にねじ7によつて固定された主
軸ホルダーであり、これの管部に管状の主軸8が
回転自在に嵌挿配置されている。上記主軸ホルダ
ー6はヘツド支持ベース2と一体的に形成しても
良い。前記主軸ホルダー6の鍔部には盤状の公知
のインデツクスリング10がねじによつて固定さ
れている。前記主軸8の上部には、ハンドル12
が固定されている。前記主軸8の外周部にはねじ
が形成され、該ねじに角度ブレーキレバー14の
ねじ穴が螺合している。前記レバー14と主軸ホ
ルダー6の上端との間には主軸8にスライド自在
に嵌挿されたスラストベアリング16が配置され
ている。前記主軸8の下端鍔部にはスケール取付
板18の一方が固定されている。前記スケール取
付板18には、水平直定規20と垂直直定規22
が脱着可能に固定されている。24は前記スケー
ル取付板18に固定された下部カバーであり、こ
れに透明な上部カバー26が嵌合している。28
は、外周部の内側と外側に角度目盛32,30が
形成された分度盤であり、これの管状部は、主軸
ホルダー6の管状部の外周面に回転自在に嵌合し
ている。34はバーニヤ目盛板から成る指標手段
であり、これの目盛形成端面が前記分度盤28の
外周面にスライド自在に対接するように前記スケ
ール取付板18に取付板を介して、固定されてい
る。前記スケール取付板18は、前記インデツク
スリング10に15度ごとに形成された公知のイン
デツクス凹部に、公知のインデツクス爪36を介
して固定し得るように構成され、該インデツクス
爪36は、これと、伝達杆38及び円錐棒40を
介して連結するインデツクスレバー42を操作す
ることによつて前記インデツクス凹部に対する係
合を解除することができるように構成されてい
る。44は略中間部が第5図に示すように、ヘツ
ド支持ベース2に回転自在に軸46支されたアー
ムであり、これの一方に、前記分度盤28の管状
部の歯形成部に対向して、外周に歯が形成された
モール48が回転自在に軸50支されている。前
記モール48は外部操作し得るように、一部分が
ベース2の側面から外方に突出している。前記ア
ーム44の他方には、前記分度盤28の管状部2
8aに対向してブレーキ面44aが形成され、該
ブレーキ面44aは、アーム44の他方とベース
2の突出部との間に配置されたコイルばね52の
弾発力によつて分度盤28の管状部外周面に弾接
し、これによつて分度盤28を主軸ホルダー6に
対して静止固定させている。54はバーニヤ目盛
板から成る二次基線用指標手段であり、これの目
盛形成端面が前記分度盤28の内側の目盛32に
対向し、該手段54は垂直取付板を介してベース
2に固設されている。前記指標手段54の目盛と
これに対向する分度盤28の内側目盛32が外部
から見ることができるように、ベース2には窓が
形成されている。
次に本実施例の作用について説明する。まず、
インデツクスレバー42を操作して、インデツク
ス爪36を、インデツクスリング10のインデツ
クス凹部から外し、スケール取付板18を自由に
回転自在な状態と成し、該状態で、ハンドル12
を手で握り、該ハンドル12をヘツド支持ベース
2に対して回転して、インデツクス爪36をイン
デツクスリング10のゼロ度に対応するインデツ
クス凹部に嵌合する。該状態において、水平直定
規20は、ヘツド4を支持する平行移動案内機構
のX座標基準線(一次基線)と略一致する。該状
態において、モール48を指で押圧して該モール
48を分度盤28の管状部外周面に押し付け互い
に噛合させる。このとき、アーム44は軸46を
中心として第1図中、反時計方向に揺動し、ブレ
ーキ面44aが分度盤28の管状部外周面から離
反し、分度盤28は、回転自在な状態となる。次
に、モール48を回転して分度盤28の外側の目
盛30のゼロ度を第1図に示すように指標手段3
4の目盛のゼロ度に一致させる。このとき、分度
盤28の内側の目盛のゼロ度が、二次基線用指標
手段54のゼロ指標に一致するように構成されて
いる。前記分度盤28の外側の目盛30は、指標
手段34のゼロ指標との相互作用によつて、スケ
ール取付板28の、分度盤28のゼロ度に対して
成すプラス、マイナス90度の範囲の回転角を表示
し、分度盤28の内側の目盛32は、二次基線用
指標手段54のゼロ指標との相互作用によつて、
支持ベース2のゼロ基準に対する分度盤28のプ
ラス、マイナス90度の範囲の回転角を表示するよ
うに構成されている。前記モール48への押圧力
を解除すると、ブレーキ面44aは分度盤28に
圧接し、これを制止させる。次に、公知の微動回
転調整機構によつて、ヘツド支持ベース2を平行
移動案内機構に対して微動回転調整し、これによ
つて、水平直定規20を上記X座標基準線に正確
に一致させる。該状態において、レバー42を操
作して、インデツクス爪36を、インデツクスリ
ング10のインデツクス凹部から外し、ハンドル
12を回転して、スケール取付板18を回転させ
ると、指標手段34は、分度盤28の外側の目盛
30に沿つて回転し、水平直定規20のX座標基
準線(1次基線)に対する角度が表示される。
尚、スケール取付板18の任意の角度において、
角度レバー14を固定方向に回転すれば、主軸8
は主軸ホルダー6に固定され、スケール取付板1
8がヘツド支持ベース2に対して固定される。こ
の固定は、レバー14を反対方向の固定解除方向
に回転することで解除することができる。
次に、水平直定規20のゼロ基準を他の任意の
基線(即ち二次基線)に設定する場合について説
明する。
まず、スケール取付板18を自由回転状態と成
し、ハンドル12を回転して、用紙上の任意の直
線(二次基線)に、水平直定規20の作図縁を一
致させる。次に、モール48を分度盤28に押圧
し、且つモール48を回転操作して、分度盤28
を回転し、分度盤28の外側の目盛30のうちの
ゼロ度を、指標手段34のゼロ指標34aに一致
させ、しかる後に、モール48への押圧を解除す
る。該状態において、二次基線用指標手段54の
ゼロ指標54aが分度盤28の内側の目盛32と
の間で表示する角度は、一次基線に対する二次基
線の角度となる。次に、ハンドル12を回転し
て、スケール取付板18を回転すると、指標手段
34のゼロ指標34aは、分度盤28の目盛30
との間で水平直定規20の二次基線に対して成す
角度を表示する。水平直定規20の基線を一次基
線に戻す場合には、モール48を押動且つ回転操
作して、二次基線用指標手段54のゼロ指標54
aに分度盤28の内側の角度目盛32のゼロ度が
一致するまで、分度盤28をヘツド支持ベース2
に対して回転すればよい。
〔効果〕
本考案は上述の如く、インデツクスリングをヘ
ツド支持ベースに固設し、インデツクスリングの
ヘツド支持ベースに対するずれを防止するととも
に、分度盤をヘツド支持ベースに対して回転自在
として直定規の基線を調整可能とした装置におい
て、分度盤を回転させるためのモールをヘツド支
持ベース側に支承せしめたので、モールを分度盤
に押し付けてモールを回転したとき、スケール取
付板側がヘツド支持ベースに対して回転してしま
うのを防止することができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面図、第2図は断面図、第3図は底
面図、第4図は断面図、第5図は断面図、第6図
は説明図、第7図は説明図である。 2……ヘツド支持ベース、4……ヘツド、6…
…主軸ホルダー、8……主軸、10……インデツ
クスリング、12……ハンドル、14……角度ブ
レーキレバー、16……スラストボールベアリン
グ、18……スケール取付板、20……水平直定
規、22……垂直直定規、24……下部カバー、
26……上部カバー、28……分度盤、30,3
2……目盛、34……指標手段、36……インデ
ツクス爪、42……インデツクスレバー、44…
…アーム、44a……ブレーキ面、46……軸、
48……モール、50……軸、52……コイルば
ね、54……二次基線用指標手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘツド支持ベース2と、該ヘツド支持ベース2
    に回転自在に支承された主軸8と、該主軸8に取
    り付けられたスケール取付板18と、前記ヘツド
    支持ベース2に一体的に固設され、外周部に等間
    隔にインデツクス凹部が形成されたインデツクス
    リング10と、前記スケール取付板18側に前記
    インデツクスリング10のインデツクス凹部に対
    して係合及び係合解除可能に取り付けられたイン
    デツクス爪36とから成る自在平行定規におい
    て、前記ヘツド支持ベース2に、円周方向に沿つ
    て角度目盛が形成された分度盤28を回転自在に
    取り付け、該分度盤28のゼロ基準に対する前記
    スケール取付板18の角度を指示する指標手段3
    4を前記スケール取付板18又はこれと連動する
    部材側に配設し、前記分度盤28のゼロ基準の前
    記ヘツド支持ベースに対する角度を指示する二次
    基線用指標手段54を前記ヘツド支持ベース2側
    に配設し、前記分度盤28を外部回転操作するた
    めのモール48を前記分度盤28に対して圧接可
    能に前記支持ベース2側に回転自在に支承せしめ
    たことを特徴とする基線調整装置。
JP15658185U 1985-10-14 1985-10-14 Expired JPH0245037Y2 (ja)

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JP15658185U JPH0245037Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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JP15658185U JPH0245037Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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JPS6265293U JPS6265293U (ja) 1987-04-23
JPH0245037Y2 true JPH0245037Y2 (ja) 1990-11-29

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JP15658185U Expired JPH0245037Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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JPH0662040B2 (ja) * 1987-10-30 1994-08-17 旭精密株式会社 等間隔表示機能を保有するデジタル表示製図機

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JPS6265293U (ja) 1987-04-23

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