JPH0427675Y2 - - Google Patents

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JPH0427675Y2
JPH0427675Y2 JP1984012485U JP1248584U JPH0427675Y2 JP H0427675 Y2 JPH0427675 Y2 JP H0427675Y2 JP 1984012485 U JP1984012485 U JP 1984012485U JP 1248584 U JP1248584 U JP 1248584U JP H0427675 Y2 JPH0427675 Y2 JP H0427675Y2
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plate
protractor
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自在平行定規のヘツドに関する。
従来の自在平行定規のヘツドにおいては、イン
デツクス機構は分度板とスケール取付板との間に
設けられている。分度板は、ヘツド支持ベース側
に解除可能な固定装置を介して固定されている
が、該分度板にスケール取付板側からインデツク
ス機構を介してシヨツク荷重がかかるとヘツド支
持ベースに対して該分度板が、微動してしまう。
分度板が微動すると、自在平行定規が設定した第
1次基線又は、第2次基線に対して、水平直定規
のゼロ度の方向が一致しなくなり、製図誤差が生
じてしまうという欠陥が存した。
本考案は、上記欠陥を除去した自在平行定規の
ヘツドを提供することを目的とするものである。
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例に
基いて詳細に説明する。
1は図板であり、傾斜可能な製図板(図示省
略)に支持されている。3は図板に固定された横
レールであり、これに横カーソル5が移動自在に
連結している。7は縦レールであり、これの上端
は前記横カーソル5に連結し、縦レール7の下端
は尾部コロ9を介して図板1上に走行自在に載置
されている。11は縦レール7に移動自在に取付
けられた縦カーソルであり、これに公知のリンク
機構15を介してヘツドが連結している。
次にヘツド17の内部構造を第2図乃至第4図
を参照して説明する。
2はヘツド支持ベースであり、これの一方は前
記のリンク機構15を介して縦カーソル11に連
結している。8は15度毎にインデツクス凹部10
が形成されたインデツクスリングであり、前記ベ
ース2の下面にねじによつて固定されている。前
記ベース2の管部2aの内周面には管体12を介
して管状の主軸14が回転自在に嵌挿し、管部2
aの外周面には管体16が嵌着固定されている。
18は前記管部2aに回転自在に支承された筒体
であり、該筒体18の内周面と前記管体16の外
周面との間にはゼンマイ状ばね20が配置され、
該ばね20の一方端は前記筒体18の孔22に係
合し、該ばね20の他方端は前記管体16に設け
た孔(図示省略)に係合している。24は前記ベ
ース2の鍔部に一体的に形成された盤状の指標板
であり、これの外周部の上面に指標25と微少角
度読取のための目盛25aが刻設されている。3
2は前記筒体18に突設されたストツパーであ
り、該ストツパーに対応してストツパー34が前
記ベース2に突設されている。36はハンドルで
あり、ボルトによつて取付板38に固定され、該
取付板38はナツトによつて前記主軸14の上部
に固定されている。前記主軸14の下端鍔部には
スケール取付板40がねじ止め固定されている。
前記スケール取付板40には水平直定規42と垂
直直定規44が固定されている。46は伝達板で
あり、これの一端は円錐棒48の下端に連結し、
該伝達板46の他端には軸50が突設されてい
る。54は一方が前記スケール取付板40に回転
自在に軸52支された揺動腕であり、これの中間
部には長孔が形成され、該揺動腕54の他端には
爪54aが形成されている。前記軸50は、前記
スケール取付板40に透設された長孔を貫通して
前記揺動腕54の長孔に嵌挿されている。56は
分度目盛57が内径部の上面に形成された盤状の
分度板であり、該分度板56の内径部の周面は前
記指標板24の外周面に回転方向にスライド自在
に当接し、該分度板56の外周面はスケール取付
板40にリング状に形成されたガイド40aの内
周面に回転自在に嵌合している。60は前記スケ
ール取付板40に固定された底板であり、これに
透明カバー62が取付けられている。61は前記
ガイド40aの上面に固定された指標片であり、
これに指標61aが形成され、該指標61aに前
記分度板56の原点指標57bを一致させること
により、前記分度板56を原位置に設定し得るよ
うに構成されている。64はガイド40aの上面
に配置されたブレーキ片であり、これの孔に段付
きねじ部がスライド自在に嵌挿し、該ねじ部は前
記ガイド40aに穿設されたねじ穴に螺合してい
る。前記段付きねじ65の円柱部の下面は前記ブ
レーキ片64の上面に当接し、前記円柱部の上部
にはブレーキレバー66が固定されている。前記
ブレーキ片64の下面は前記分度板56の上面に
配置されている。67は前記スケール取付板40
のガイド40aを切欠した部分に形成された溝に
回転自在に嵌挿配置された軸体であり、これの外
周面は前記分度板56の外周面に圧着自在に対向
している。前記軸体67にはモール68が固設さ
れ、該モール68の一部はカバー62と底板60
との合接部に形成された孔から外部に露出してい
る。70は、ハンドル36に固設されたブラケツ
トに回転自在に軸72支されたレバーであり、こ
れのストツパー部70aには、前記筒体18に形
成された突起18aが前記ばね20の第3図上、
反時針回転方向の弾力によつて弾接している。7
4は主軸14に嵌挿されたスラストボールベアリ
ングであり、これの下部座板74aはベース管部
2aの上端の当接し、上部座板74bにはセレー
シヨン軸76の下面が載置されている。前記セレ
ーシヨン軸76の内径部に形成されたねじ部は主
軸14の外周に形成されたねじ部に螺合してい
る。前記セレーシヨン軸76の外周部に形成され
たセレーシヨン歯には、レバー78の内径部に形
成されたセレーシヨン歯が噛み合つている。前記
レバー78の一方には長溝が形成され、該長溝に
インデツクス操作レバー80の下面に突設された
軸82が嵌挿されている。前記レバー80の一端
は前記円錘棒48の上端に結合している。前記レ
バー80には係止面80aが形成され、該係止面
に対応してハンドル36にストツパー軸36aが
形成されている。
次に本実施例の作用について説明する。
所定のインデツクス凹部10に揺動腕54の爪
54aが嵌入した状態において、水平直定規42
が横レール4に対して正確に平行となるように設
定されている。該状態において、指標板24の指
標25は分度板56の分度目盛57のゼロ度を指
すように分度板56の回転角度が調整されてい
る。このとき、指標57bと61aは一致する。
該状態において、水平直定規42によつて用紙上
に引かれた直線は第1次基線と呼ばれる。レバー
80を第2図上、左方向に押動して円錐棒48
を、その中間膨大部を中心として、反時針回転方
向に揺動すると、伝達板46は第2図上、右方向
に移動する。これにより揺動腕54が軸52を中
心として第4図上、時針回転方向に揺動し、爪5
4aがインデツクスリング8のインデツクス凹部
10から離反する。該状態において、ハンドル3
6を回転すれば、水平直定規42を前記第1次基
線に対して所望の角度に設定することができる。
次に基線を変更する場合について説明する。
例えば水平直定規42が第1次基線に対して35
度の状態をゼロ度としたいときは、まず、ハンド
ル36を回転して、スケール取付板40をベース
2に対して回転し、第7図に示すように、分度板
56の35度の目盛57を指標25に合わせ、水平
直定規42を、第1次基線に対して35度に傾斜さ
せる。次にレバー80を第3図上、時針回転方向
に回転する。これによりレバー78が連動して回
転し、セレーシヨン軸76が回転する。セレーシ
ヨン軸76が回転すると、該セレーシヨン軸76
のねじ部と主軸14のねじ部の螺合案内作用によ
つてセレーシヨン軸76は、上部座板74bを支
点として主軸14を引き上げ、この引き上げ力に
よつて主軸14の下端鍔部14aは管体12の下
端鍔部を介してベース2の下面に圧着し、主軸1
4はベース2側に固定される。次にレバー66を
ブレーキ解除方向に揺動して分度板56に対する
ブレーキ板64の押圧力を解除すると、分度板5
6はスケール取付板40に対して回転自在な状態
となる。次にモール68を押して軸体67を分度
板56に押し付けてモール68を回転させると、
分度板56はガイド40aの内周面を中心として
回転する。第8図に示すように分度板56のゼロ
度の目盛線57aが指標板24の指標25と一致
したところで分度板56の回転を停止するととも
に、レバー66をブレーキ方向に揺動してブレー
キ板64を分度板56に圧着し、該分度板56ス
ケール取付板40に固定する。該状態において、
水平直定規42に沿つて線を引けば、この線は第
1次基線に対して35度の角度を有する第2次基線
となる。レバー80を第3図上、反時針回転方向
に原位置まで揺動すれば、主軸14の固定は解除
され、ハンドル36を回転して、水平直定規42
を第2次基線に対して所望の角度に設定すること
ができる。
尚、第2次基線に対する水平直定規42の角度
は、分度板56の分度目盛57が指標板24の指
標25に対して成す角度を見ることによつて知る
ことができる。前記指標板24、及び指標25
は、分度板56のゼロ基準の前記ヘツド支持ベー
ス2に対して成す角度を表示するためのスケール
角度表示機構を構成しているが、他の実施例とし
ては、図示していないが、分度板56の内径部に
歯を形成し、該歯に、指標板24又はヘツド支持
ベース2に回転自在に軸支したピニオンを噛み合
わせ、該ピニオンに指針を取付け、該指針の回転
量を指標板24又はヘツド支持ベース2に設けた
目盛盤上にダイヤル表示するようにした構成とし
ても良い。
本考案は上述の如く、ヘツド支持ベース側にイ
ンデツクスリングを固設したので、インデツクス
リングがヘツド支持ベースに対して回転方向にず
れることがなく、従つて作画線が基線に対して狂
う恐れがなく、しかも所望の角度に第2次基線を
設定することができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の好適な実施例を示し、第1図は平
面図、第2図はヘツドの断面図、第3図はA−A
線断面図、第4図は平面図、第5図は断面図、第
6図は平面図、第7図は2次基線設定の動作説明
図、第8図は同、説明図である。 2……ベース、8……インデツクスリング、1
4……主軸、20……ゼンマイ状ばね、24……
指標板、36……ハンドル、40……スケール取
付板、42,44……直定規、56……分度板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘツド支持ベース2と、該ヘツド支持ベース2
    に回転自在に支承された主軸14と、該主軸14
    に取付けられたスケール取付板40とから成る自
    在平行定規のヘツドにおいて、前記ヘツド支持ベ
    ース2にインデツクスリング8を固設し、爪54
    aを前記スケール取付板40側に、前記インデツ
    クスリング8のインデツクス凹部10に対して係
    合及び係合解除可能に取付け、前記スケール取付
    板40側に分度板56を取付け、前記ヘツド支持
    ベース2側に、前記分度板56のゼロ基準の前記
    ヘツド支持ベース2に対して成す角度を表示する
    ためのスケール角度表示機構を設け、前記分度板
    56を前記スケール取付板40に対して回転操作
    可能に構成したことを特徴とする自在平行定規の
    ヘツド。
JP1248584U 1984-01-31 1984-01-31 自在平行定規のヘツド Granted JPS60125190U (ja)

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JPS60125190U JPS60125190U (ja) 1985-08-23
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6334955Y2 (ja) * 1979-10-05 1988-09-16

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JPS60125190U (ja) 1985-08-23

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