JPH0547555Y2 - - Google Patents

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JPH0547555Y2
JPH0547555Y2 JP7390487U JP7390487U JPH0547555Y2 JP H0547555 Y2 JPH0547555 Y2 JP H0547555Y2 JP 7390487 U JP7390487 U JP 7390487U JP 7390487 U JP7390487 U JP 7390487U JP H0547555 Y2 JPH0547555 Y2 JP H0547555Y2
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JP
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cutting blade
rotary cutting
output shaft
mounting plate
bolt
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JP7390487U
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JPS63181217U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エンジンに連動された出力軸の下端
部に、回転刈刃に対する取付け板部を備えたホル
ダーのボス部を一体回転状態で外嵌し、このホル
ダーの取付け板部との間で前記回転刈刃を挾持可
能なボルトを、前記回転刈刃の貫通孔及び前記取
付け板部に形成した貫通孔を通して出力軸の下端
部に螺合すると共に、前記回転刈刃を前記取付け
板部に押付け付勢するバネ部材を前記ボルトの突
出部と前記回転刈刃との間に設けてある芝刈機の
刈刃取付け構造に関する。
〔従来の技術〕
かかる芝刈機においては、前記ボルトの締付け
によるバネ部材の弾性変形量を常に一定にして、
通常は出力軸に外嵌したホルダーを介して回転刈
刃に確実にトルク伝達を行いながらも、前記回転
刈刃が石等の他物に接当したときには、ホルダー
に対して回転刈刃を相対回転させることにより、
この回転刈刃の破損を抑制することが要求されて
いる。
その為、従来では、第3図に示すように、出力
軸7にホルダー8のボス部8Bの上端面が接当す
る外嵌量規制面11を形成すると共に、前記ホル
ダー8の取付け板部8Aとの間で回転刈刃2を挾
持可能なボルト9に、前記出力軸7の端面に接当
する締付け量規制面12を形成して、ボス部8B
の上端部が外嵌量規制面11に接当する位置まで
ホルダー8を出力軸7に嵌め込んだのち、ホルダ
ー刃の取付け板部8Aに当て付けた回転刈刃2を
挾持すべくボルト9を締付け量規制面12により
規制される位置まで締め込むことにより回転刈刃
2を設定された挾持力で保持するように構成して
いた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来構成によると、出力軸7に外嵌量規制
面11を形成すべく出力軸7を削り加工する場合
に発生する加工誤差及びホルダ8のボス部8Bを
作成すべく筒部材を設定長さに切断する場合の切
断誤差等の製作誤差、或いは前記ボス部8Bに取
付け板部8Aを取付ける際の組付け誤差の相乗に
起因して、出力軸7の下端面から取付け板部8A
の上面までの寸法が変化することがある。このよ
うな寸法変形が発生すると、回転刈刃2の外面と
ボルト9の頭部内面との間隔も変化するため、ボ
ルト9をその締付け量規制面12が出力軸7の端
面に接当する正規の位置まで締付け操作しても、
バネ部材10の押圧け付勢力にバラツキが発生す
る。その結果、出力軸に外嵌したホルダーから回
転刃へのトルク伝達が不確実になつたり、或い
は、回転刈刃2が他物に接当してもスリツプせ
ず、この回転刈刃が大なる衝撃力で破損する不都
合があつた。
本考案の目的は、製作誤差や組付け誤差を生じ
た場合においても、バネ部材の押し付け付勢力を
設定された付勢力に維持して、上述の要求を確実
に満足させることができるようにする点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、前記取付け板部に前記出
力軸の端面に接当する外嵌量規制面を形成すると
共に、前記ボルトに前記出力軸の端面に接当する
締付け量規制面を形成した点にある。
〔作用〕
ボルトの締付け量を規制する出力軸の端面でホ
ルダの外嵌量を規制することにより、つまり、出
力軸の端面を共通の基準面とすることにより、ボ
ス部を作成する場合の製作誤差やこのボス部を取
付け板部に取付ける場合の組付け誤差が発生して
も、出力軸の端面から回転刈刃の下面までの間隔
を設定された間隔に維持することができるから、
回転刈刃の下面からボルド頭部までの間隔を設定
された間隔に維持することができる。
〔考案の効果〕
したがつて、製作誤差や組付け誤差に拘わら
ず、バネ部材の押し付け付勢力を常に設定された
付勢力に一致されることができるので、通常は出
力軸に外嵌したホルダーから回転刈刃へのトルク
伝達を確実に行いながらも、回転刈刃が石等の他
物に接当したときには、ホルダーに対して回転刈
刃を相対回転させることにより回転刈刃の破損を
良好に抑制することができた。
〔実施例〕 第2図は、歩行型芝刈機を示し、この芝刈機
は、機体フレーム兼用の刈刃収納用ハウジング1
内に、縦軸芯周りで回転自在な回転刈刃2を収納
し、このハウジング1の前側及び後側夫々に、左
右一対の走行用前後車輪3,4を設けると共に、
前記ハウジング1の上側に回転刈刃2及び後車輪
4を駆動するエンジンEを設け、そして、回転刈
刃2により刈り取られた芝を収納する収納容器5
を、ハウジング1の後方側に配置すると共に、操
縦ハンドル6をハウジング1から後方側に延出し
て、構成されるものである。
前記回転刈刃2の取付け構造について説明すれ
ば、第1図に示すように、下向きのエンジン出力
軸7の下端部に、回転刈刃2に対する取付け板部
8Aを備えたホルダー8のボス部8Bを一体回転
するようにスプライン外嵌し、前記ホルダー8の
取付け板部8Aとの間で前記回転刈刃2を挾持可
能なボルト9を、前記回転刈刃2の貫通孔2A及
び前記取付け板部8Aに形成した貫通孔8aを通
して出力軸7の下端部い形成のネジ部7Aに螺合
すると共に、前記回転刈刃2を前記取付け板部8
Aに押付け付勢するバネ部材10を前記ボルト9
の頭部と前記回転刈刃2との間に設けて、バネ部
材10による押付け付勢力で芝の刈跡が不揃いに
なることなく良好に刈取作業が行なえるように回
転刈刃2を取付け板部8Aに取付けることができ
ながらも、回転刈刃2に石等の他物が接当すると
回転刈刃2が取付け板部8Aに対して相対回転す
ることにより回転刈刃2の破損を抑制できるよう
にしてある。
そして、前記取付け板部8Aに前記出力軸7の
端面に接当する外嵌量規制面11を形成すると共
に、前記ボルト9に前記出力軸7の端面に接当す
る締付け量規制面12を形成することによりホル
ダー8のボス部8Bを作成する場合の製作誤差と
このボス部8Bを取付け板部8Aに取付ける場合
の組付け誤差が発生しても、バネ部材10の押付
け付勢力を設定された付勢力に一致させることが
できるようにしてある。
〔別実施例〕
前記実施例では、バネ部材10をボルト9の頭
部と回転刈刃2との間で挾持したが、バネ部材1
0を頭部のないボルトの突出部に固着してもよ
い。
又、前記実施例では、回転刈刃2をエンジン出
力軸7に直接取付けたが、エンジンEに連動され
た出力軸に取付けるようにしてもよい。
本考案は、歩行型芝刈機に適用できる他、乗用
型芝刈機においても適用できる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る芝刈機の刈刃取付け構造の
実施例を示し、第1図は刈刃の取付け構造を示す
一部切欠き断面図、第2図は歩行型芝刈機の全体
側面図である。第3図は刈刃の取付け構造の従来
例を示す一部切欠き断面図である。 2……回転刈刃、2A……貫通孔、7……出力
軸、8……ホルダー、8A……取付け板部、8B
……ボス部、8a……貫通孔、9……ボルト、1
0……バネ部材、11……外嵌量規制面、12…
…締付け量規制面、E……エンジン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンEに連動された出力軸7の下端部に、
    回転刈刃2に対する取付け板部8Aを備えたホル
    ダー8のボス部8Bを一体回転状態で外嵌し、こ
    のホルダー8の取付け板部8Aとの間で前記回転
    刈刃2を挾持可能なボルト9を、前記回転刈刃2
    の貫通孔2A及び前記取付け板部8Aに形成した
    貫通孔8aを通して出力軸7の下端部に螺合する
    と共に、前記回転刈刃2を前記取付け板部8Aに
    押付け付勢するバネ部材10を前記ボルト9の突
    出部と前記回転刈刃2との間に設けてある芝刈機
    の刈刃取付け構造であつて、前記取付け板部8A
    に前記出力軸7の端面に接当する外嵌量規制面1
    1を形成すると共に、前記ボルト9に前記出力軸
    7の端面に接当する締付け量規制面12を形成し
    てある芝刈機の刈刃取付け構造。
JP7390487U 1987-05-18 1987-05-18 Expired - Lifetime JPH0547555Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7390487U JPH0547555Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7390487U JPH0547555Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63181217U JPS63181217U (ja) 1988-11-22
JPH0547555Y2 true JPH0547555Y2 (ja) 1993-12-15

Family

ID=30918645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7390487U Expired - Lifetime JPH0547555Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18

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JPS63181217U (ja) 1988-11-22

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