JPH0345540Y2 - - Google Patents

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JPH0345540Y2
JPH0345540Y2 JP1987176105U JP17610587U JPH0345540Y2 JP H0345540 Y2 JPH0345540 Y2 JP H0345540Y2 JP 1987176105 U JP1987176105 U JP 1987176105U JP 17610587 U JP17610587 U JP 17610587U JP H0345540 Y2 JPH0345540 Y2 JP H0345540Y2
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rotary blade
meshing
clutch
operating member
joints
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、草刈り作業などに用いられる刈払い
機に関する。
従来技術 従来から、草などを刈り取るために、エンジン
などの動力源によつて回転刃を回転駆動して刈払
い作業を行う肩掛け式の刈払い機が用いられてい
る。このような刈払い機は、棒状の部材の一端に
エンジンが取付けられ、他端に回転刃が取付けら
れている。従来の刈払い機は、回転刃の角度が固
定的であるために地形の起伏に対応して回転刃の
角度を変化させることができない。
第9図は従来技術を説明する斜視図である。刈
払い機100はエンジン101によつて回転駆動
される回転刃102を備えており、これらは長手
棒状の操作部材103に取付けられる。作業者1
04は刈払い機100のハンドル105を把持し
て草刈りなどの刈払い作業を行う。
刈払い作業が平地106で行われるとき、作業
者は回転刃102を水平に保持してこれを矢符A
1,A2で示すように左右方向に振りつつ、基本
的に右側から左側へ向けて刈取るように作業を行
う。作業地に隆起107がある場合、その隆起1
07が上記作業者104から見て左右方向に沿つ
て起伏が変化しているならば、作業者104はハ
ンドル105を操作して操作部材103をその軸
線回りに矢符B1,B2のように角変位すればよ
い。
一方、この隆起107が作業者104に対して
前後方向に起伏が変化する場合や、または比較的
急峻な斜面108(たとえば道路の側溝の壁面な
ど)の刈払い作業を行う場合などでは、回転刃1
02がこのような前後方向の隆起に沿うように、
または回転刃102が斜面108に平行になるよ
うに、刈払い機100全体を前後方向に傾けなけ
ればならない。また第9図に示されるように、作
業者104は斜面108に側対し、身体をねじ曲
げて刈払い機100を操作しなければならない。
すなわち作業者はその回転刃102の角度をそ
の地形に応じて変化させるために刈払い機を傾斜
させなければならず、したがつて不所望な姿勢で
刈払い作業を行わなければならない。このような
刈払い機では作業者が安定した姿勢で刈払い作業
を行うことができず、作業性が悪い。
考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は、回転刃の角度を地形に応じて
自在に変化させることができ、作業者が安定した
姿勢で刈払い作業を行うことができるようにした
刈払い機を提供することである。
問題点を解決するための手段 本考案は、 (a) 動力源2と、 (b) 動力源2からの動力によつて回転駆動される
回転刃3と、 (c) 動力源2からの動力を回転刃3に伝達する駆
動軸20,97が挿通する中空棒状の操作部材
4と、 (d) 操作部材4の長手方向一端部に設けられ、前
記回転刃3を操作部材4に対して点頭させるた
めの点頭手段5,70と、 (e) 点頭手段5,70に点頭動作を開始、停止お
よび復帰させるための操作手段6とを含み、 (f) 前記点頭手段5,70は、 (f1) 前記操作部材4の一端部に固定されるハ
ウジング22,79と、 (f2) 前記回転刃3が取付けられ、ハウジング
22,79に角変位自在に設けられる噛合継手
37,71と、 (f3) 噛合継手37,71に近接する方向にば
ね付勢された状態でその噛合継手37,71に
近接/離反変位して、噛合継手37,71をハ
ウジング22,79に噛合し、またはその噛合
状態を解除するクラツチ板42,72と、 (f4) クラツチ板42,72を前記噛合継手3
7,71から離反変位させるためのクラツチ用
ワイヤ14,82と、 (f5) 噛合継手37,71をハウジング22,
79に対して前記点頭動作の復帰方向D1に向
けてばね付勢するばね36,91と、 (f6) ばね36,91のばね力に抗して噛合継
手37,71をハウジング22,79に対して
前記点頭動作の開始方向D2に角変位するため
の角度調整用ワイヤ11,95とを含み、 (g) 前記操作手段6は、 (g1) 操作部材4に固定され、操作者が把持
するハンドル9と、 (g2) ハンドル9の一端部に設けられ、前記
クラツチ用ワイヤ14,82が連結されるクラ
ツチレバー13と、 (g3) ハンドル9の前記一端部に設けられ、
前記角度調整用ワイヤ11,95が連結される
回転グリツプ12とを含むことを特徴とする刈
払い機である。
作 用 本考案に従えば、動力源2からの動力は駆動軸
20,97を介して回転刃3に伝達される。駆動
軸20,97は操作部材4に挿通され、この操作
部材4には点頭手段5,70が設けられる。操作
手段6を操作することによつて、前記回転刃3は
操作部材4に対して点頭する。点頭手段5,70
は、前記操作部材4の一端部に固定されるハウジ
ング22,79を有し、ハウジング22,79に
は噛合継手37,71が角変位自在に設けられ
る。この噛合継手37,71は、クラツチ板4
2,72によつて前記ハウジング22,79に係
止し、またはその係止状態が解除される。クラツ
チ板42,72にはクラツチ用ワイヤ14,82
が連結されており、前記操作手段6のクラツチ用
レバー13を操作することによつて噛合継手3
7,71に噛合し、またはその噛合状態が解除さ
れる。
噛合継手37,71にはまた、角度調整用ワイ
ヤ11,95が連結され、前記クラツチレバー1
3を挟持した状態で回転グリツプ12を角変位さ
せることによつて噛合継手37,71はハウジン
グ22,79に対して点頭動作の開始方向D2に
角変位させることができる。また噛合継手37,
71は、ばね36,91によつて点頭動作の復帰
方向D1に向けてばね付勢されており、したがつ
て前記クラツチレバー13を挟持すると、クラツ
チ板42,72と噛合継手37,71との噛合状
態が解除されてばね36,91のばね力によつて
点頭動作の復帰方向D1方向に向けて噛合継手3
7,71は角変位する。したがつてクラツチレバ
ー13を挟持しないかぎり、回転刃3は角変位し
ない。これによつて安全性を向上することができ
る。
実施例 第1図は本考案の一実施例の斜視図である。刈
払い機1は、動力源であるエンジン装置2と、エ
ンジン装置2によつて回転駆動される回転刃3
と、エンジン装置2と回転刃3とが取付けられる
長手棒状の操作部材4と、操作部材4に設けられ
回転刃3を点頭させる点頭手段5と、点頭手段5
に点頭動作を開始、停止および復帰させる操作手
段6とを含む。回転刃3は、点頭手段5の軸線ま
わりに仮想線7で示される状態から角度θだけ回
転刃3を回転軸線まわりに回転駆動した状態で角
変位させることができる。
第2図は、操作手段6の拡大図であり、第3図
は把手8付近の拡大図である。操作手段6は、操
作部材4にねじ止めなどによつて固定されたハン
ドル9と、このハンドル9の両端部に形成された
把手8,10とを備える。把手8は、前記回転刃
3を角変位するための角度調整用ワイヤ11と、
角度調整用ワイヤ11の端部が係止された状態
で、矢符B1,B2方向に回転変位して角度調整
用ワイヤ11を移動するための回転グリツプ12
と、前記回転刃3を角変位する際にエンジン装置
2からの回転駆動力を遮断するためのクラツチレ
バー13と、このクラツチレバー13に連結され
たクラツチ用ワイヤ14とを有する。
回転グリツプ12を操作する際には、クラツチ
レバー13を回転グリツプ12に接触する程度に
矢符C1方向に挟持した状態で、回転グリツプ1
2とともに矢符B2方向に回転させる。このよう
な操作を行うことによつて前記エンジン装置2の
駆動力を回転刃3に伝達させた状態で回転刃3を
所望する角度θに角変位させることができる。ま
た回転刃3を所望の角度θに角変位させた状態で
ロツクする場合には、クラツチレバー13を第3
図の状態から矢符C2方向に反転して、第4図に
示される状態に変位させる。このようなクラツチ
レバー13をロツクさせた状態では、第5図に示
されるようにクラツチレバー13のロツク用突出
片15がハンドル9に形成されたスプライン16
に嵌合して、回転グリツプ12を一定位置で係止
させることができる。
また、ハンドル9の把手10付近には、アクセ
ル17が取付けられており、操作片18を操作す
ることによつてエンジン装置2の図示しないスロ
ツトル弁の開度を変化させて回転刃3の回転速度
を調整することができる。
第6図は、点頭手段5の断面図である。エンジ
ン装置2から延びる駆動軸20は、操作部材4を
挿通して軸受21によつて、その回転軸線回りに
回転自在に軸支されており、駆動軸20の先端部
分は、軸受21からハウジング22内に突出して
いる。この駆動軸20の突出部分には、かさ歯車
23が固定される。かさ歯車23はかさ歯車24
に噛合する。かさ歯車24は、前記駆動軸20の
回転軸線と直角に交差する回転軸線まわりに回転
駆動される軸棒25の一端部に固定されている。
軸棒25は、軸受26によつてその回転軸線回り
に回転自在に軸支されており、軸棒25の他端部
には、ナツト19によつて平歯車27が固定され
る。平歯車27は平歯車28に噛合され、歯車2
8は軸棒25の回転軸線と平行な回転軸線を有す
る軸棒29に固定される。軸棒29には、直円筒
状のスリーブ30が外挿されており、スリーブ3
0は、軸受31によつて軸棒29に回転自在に軸
支されたかさ歯車32と前記平歯車28とによつ
て挟持された状態で、ナツト33によつて締め付
けられて固定される。
スリーブ30は、軸受34,35によつてその
回転軸線まわりに回転自在に軸支される。このよ
うな軸受34,35間には、ねじりばね36が装
着される。このねじりばね36の一端部は、噛合
継手37によつて係止され、他端部は前記ハウジ
ング22に係止されている。このねじりばね36
によつて噛合継手37は、第1図の点頭動作の復
帰方向である矢符D1方向にばね付勢される。し
たがつてクラツチレバー13を挟持した状態で回
転グリツプ12を第3図の矢符B2方向に操作す
ると、前記ねじりばね36のばね力に抗して回転
刃3を第1図の矢符D1方向とは逆方向である矢
符D2方向に、軸棒29の回転軸線まわりに角変
位することができる。
軸棒29は、軸受41によつて軸支され、円形
のクラツチ板42が固定される。クラツチ板42
の外周面にはスプライン43が全周に亘つて形成
されている。また軸棒29には圧縮ばね56が装
着されており、圧縮ばね56の一端部はハウジン
グ22に当接し、他端部は前記クラツチ板42に
当接している。これによつてクラツチ板42は、
第6図の左方に向けてばね付勢されている。軸棒
29の第6図の右方側端部は、軸受44によつて
軸支される。また軸棒29の左方側端部は、軸受
38を介在して平歯車28に支持される。したが
つてスリーブ34と軸棒29とは同軸を成し、平
歯車28の回転がスリーブ30にだけ伝えられ
る。
前記かさ歯車32は、かさ歯車45に噛合され
る。かさ歯車45は、回転軸46の一端部に固定
されており、回転軸46の他端部には、前記回転
刃3がナツト47によつて固定されている。回転
軸46は軸受48,49によつてその回転軸線ま
わりに回転自在に軸支される。
前記噛合継手37には、前記前記クラツチ板4
2のスプライン43が嵌合するスプライン50が
形成された凹所51が形成されており、ハウジン
グ22に形成されたスプライン52にクラツチ板
42のスプライン43が嵌合した状態で凹所51
のスプライン50に嵌合して、回転刃3の角変位
動作を一定位置でロツクすることができる。
前記クラツチレバー13から延びるクラツチ用
ワイヤ14は、ハウジング22を挿通して大略V
字状の揺動部材62の一端部に係止される。この
揺動部材62の基端部には、ハウジング22に固
定されたピン53が挿通して、ピン53の軸線ま
わりに揺動自在である。揺動部材62の他端部
は、ピン54によつて揺動自在に軸支された揺動
部材55の一端部に連結される。クラツチレバー
13を第3図の矢符C1方向に操作することによ
つて、クラツチ用ワイヤ14は矢符E1方向に移
動する。これによつて揺動部材62はピン53の
軸線まわりに角変位して、揺動部材55をピン5
4の軸線まわりに角変位させる。これによつて前
記クラツチ板42は圧縮ばね56のばね力に抗し
て、第6図の右方側に変位する。したがつて噛合
継手37とハウジング22とのロツク状態が解除
され、スリーブ30を回転駆動させた状態で軸棒
29の回転軸線まわりに回転自在な状態となる。
このような状態で、回転グリツプ12を第3図の
矢符B2方向に回転操作すると、角度調整用ワイ
ヤ11が矢符E1方向と同一方向に移動する。こ
の角度調整用ワイヤ11の端部11aは、噛合継
手37に固定されており、これによつて角度調整
用ワイヤ11が矢符E1方向と同一方向に移動す
ると、噛合継手37を軸棒29の回転軸線まわり
にねじりばね36のばね力に抗して角変位するこ
とができる。これによつて回転刃3は、第1図の
矢符D2方向に角変位する。このようにして操作
手段6によつて回転刃3を地形に対応して角変位
させて刈払い作業を行うことができる。
第7図は、本考案の他の実施例の噛合継手37
およびクラツチ板42の斜視図である。前述の実
施例では、外周面にスプラインが形成されたクラ
ツチ板42を噛合継手37に形成されたスプライ
ン50に嵌合させて、ハウジング22に噛合継手
37をロツクするように構成したけれども、クラ
ツチ板42の噛合継手37側の端面に周方向に沿
う鋸歯状の噛合面42aを形成し、噛合継手37
の凹所51のクラツチ板42側に臨む面に鋸歯状
の噛合面37aを形成して、噛合面42a,37
aを相互に噛合させてロツクするようにしてもよ
い。このような噛合面42a,37aを設けるこ
とによつて、クラツチ板42と噛合継手37と容
易に噛合することができ、したがつて円滑にロツ
クまたはロツク解除動作を行うことができる。
第8図は、本考案の他の実施例の点頭手段70
の断面図である。操作部材4の点頭手段70が取
付けられる取付位置には、操作部材4と一体的に
形成された噛合継手である凸部71が操作部材4
の半径方向外方に突出して形成される。凸部71
にはクラツチ板である連結片72が嵌り込む凹所
73が形成され、凹所73の内周面にはスプライ
ン74が形成される。このような凸部71には軸
受75が外挿され、軸受75は外囲部材76によ
つて外囲されている。外囲部材76には、スプラ
イン77が形成されており、前記連結片72の外
周面に周方向に等間隔を成して半径方向外方に突
出して形成された突条78が嵌合する。
外囲部材76と一体的に形成されたハウジング
79には、ピン80が固定されており、ピン80
には揺動部材81が装着される。揺動部材81は
ピン80の軸線まわりに揺動自在である。揺動部
材81の一端部には、クラツチ用ワイヤ82が連
結され、他端部は前記連結片72のフランジ72
aに当接している。ハウジング79には、ボルト
83が挿通して前記凸部71に形成されたねじ孔
に螺合する。
ボルト83には、圧縮ばね84が装着され、圧
縮ばね84の一端部はハウジング79の内面に当
接し、他端部は前記連結片72のフランジ72a
に弾発的に当接している。したがつて連結片72
は凹所73内に嵌り込んだ状態で、圧縮ばね84
によつて弾発的に押圧された状態となつている。
これによつてクラツチ用ワイヤ82が矢符F1方
向に移動すると、揺動部材81がピン80の軸線
まわりに角変位して、フランジ72aを第8図の
左方に押圧する。したがつて連結片72は凹所7
3から引出され、凸部71のロツク状態を解除す
ることができる。
また、操作部材4には、第8図の右方側に突出
した凸部90が操作部材4の半径方向外方に向け
て突設されている。凸部90には、ばね収納孔9
6が形成され、収納孔96にはねじりばね91が
収納される。ねじりばね91の一端部は、蓋体9
2に係止され、他端部は操作部材4に係止されて
いる。蓋体92はボルト94によつて凸部90に
固定される。前記凸部90には、角度調整用ワイ
ヤ95の端部95aが固定されている。したがつ
て角度調整用ワイヤ95が矢符F2方向に移動す
ると、凸部90が前記ボルト83,94の共通な
軸線まわりに角変位することができる。
このような点頭手段70が取付けられた操作部
材4内には、図示しないエンジン装置から延びる
可撓性を有する駆動軸97が回転自在に挿通され
ている。したがつて角度調整用ワイヤ95を矢符
F2方向に移動させることによつて、取付部材4
をねじりばね91のばね力に抗してボルト83,
9の共通な軸線を中心にして屈曲させることがで
きる。これによつて回転刃3を角変位することが
できる。このような点頭手段70を備えた刈払い
機によつてもまた地形の変化に対応して回転刃3
を角変位させることができる。
効 果 本考案によれば、点頭手段によつて回転刃を所
望の角度に角変位させることができるため、前記
先行技術で述べたように、作業時に作業者が不所
望な姿勢で刈作業を行う必要がなく、安定した姿
勢で刈払い作業を行うことができ、作業性が向上
される。
すなわち、クラツチレバー13を作業者が手で
挟持した状態で回転グリツプ12を回転させるこ
とによつて、クラツチ板42,72は噛合継手3
7,71から離反してハウジング22,79と噛
合継手37,71との係止状態が解除される。こ
の状態で、噛合継手37,71はハウジング2
2,79に対して前記回転グリツプ12の回転量
に対応した角度だけ点頭動作の開始方向に角変位
させることができる。このようにクラツチレバー
13および回転グリツプ12を作業者がハンドル
9を把持したままで操作して回転刃3の操作部材
4に対する角度を変化させることができ、刈払い
作業を安定した姿勢で行うことができる。しかも
作業者がクラツチレバー13を離した状態では、
前記クラツチ板42,72は噛合継手37,71
に噛合しているので、回転刃3の角変位は阻止さ
れた状態となつており、不容易に回転刃3が角変
位してしまうおそれはなく、安全性が向上され
る。また前記クラツチレバー13と回転グリツプ
12とはハンドル9の一端部にそれぞれ設けられ
るので、作業者が片手でクラツチレバー13およ
び回転グリツプ12を操作することができ、ハン
ドル9から手を離す必要がない。これによつて回
転刃3を所望の角度に角変位させながら作業を中
断することなしに連続して刈払い作業を行うこと
ができ、作業効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
操作手段6の拡大図、第3図は把手8付近の拡大
図、第4図はクラツチレバー13を変位させた状
態を示す図、第5図はハンドル9に形成されたス
プライン16を示す図、第6図は点頭手段5の断
面図、第7図は本考案の他の実施例の噛合継手3
7およびクラツチ板42の斜視図、第8図は本考
案の他の実施例の点頭手段70の断面図、第9図
は従来技術を説明する斜視図である。 1……刈払い機、2……エンジン装置、3……
回転刃、4……操作部材、5,70……点頭手
段、6……操作手段、9……ハンドル、11……
角度調整用ワイヤ、13……クラツチレバー、1
4……クラツチ用ワイヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 動力源2と、 (b) 動力源2からの動力によつて回転駆動される
    回転刃3と、 (c) 動力源2からの動力を回転刃3に伝達する駆
    動軸20,97が挿通する中空棒状の操作部材
    4と、 (d) 操作部材4の長手方向一端部に設けられ、前
    記回転刃3を操作部材4に対して点頭させるた
    めの点頭手段5,70と、 (e) 点頭手段5,70に点頭動作を開始、停止お
    よび復帰させるための操作手段6とを含み、 (f) 前記点頭手段5,70は、 (f1) 前記操作部材4の一端部に固定されるハ
    ウジング22,79と、 (f2) 前記回転刃3が取付けられ、ハウジング
    22,79に角変位自在に設けられる噛合継手
    37,71と、 (f3) 噛合継手37,71に近接する方向にば
    ね付勢された状態でその噛合継手37,71に
    近接/離反変位して、噛合継手37,71をハ
    ウジング22,79に噛合し、またはその噛合
    状態を解除するクラツチ板42,72と、 (f4) クラツチ板42,72を前記噛合継手3
    7,71から離反変位させるためのクラツチ用
    ワイヤ14,82と、 (f5) 噛合継手37,71をハウジング22,
    79に対して前記点頭動作の復帰方向D1に向
    けてばね付勢するばね36,91と、 (f6) ばね36,91のばね力に抗して噛合継
    手37,71をハウジング22,79に対して
    前記点頭動作の開始方向D2に角変位するため
    の角度調整用ワイヤ11,95とを含み、 (g) 前記操作手段6は、 (g1) 操作部材4に固定され、操作者が把持
    するハンドル9と、 (g2) ハンドル9の一端部に設けられ、前記
    クラツチ用ワイヤ14,82が連結されるクラ
    ツチレバー13と、 (g3) ハンドル9の前記一端部に設けられ、
    前記角度調整用ワイヤ11,95が連結される
    回転グリツプ12とを含むことを特徴とする刈
    払い機。
JP1987176105U 1987-11-18 1987-11-18 Expired JPH0345540Y2 (ja)

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