JPH0547556Y2 - - Google Patents

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JPH0547556Y2
JPH0547556Y2 JP15820687U JP15820687U JPH0547556Y2 JP H0547556 Y2 JPH0547556 Y2 JP H0547556Y2 JP 15820687 U JP15820687 U JP 15820687U JP 15820687 U JP15820687 U JP 15820687U JP H0547556 Y2 JPH0547556 Y2 JP H0547556Y2
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JP
Japan
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disc spring
cutting blade
bolt
intermediate plate
head
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JP15820687U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、駆動軸に皿バネを介して回転刈刃を
ボルトによつて締付付勢し、回転駆動可能、且
つ、異物衝撃時においてすべり遊転可能に取付け
てある芝刈機の刈刃保持構造に関する。
〔従来の技術〕
この種保持構造では、従来、前記皿バネは前記
ボルトの大径頭部とねじ部との段差面と、回転刈
刃表面との間に挾圧する構成であつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記構造は、前記駆動軸と刈刃とを固定連結す
るのではなく、皿バネを介して締付付勢すること
により、通常の芝刈作業においては駆動軸の回転
動力が刈刃にそのまま伝達されて芝刈を行うとと
もに、例えば石ころや他の異物に刈刃が衝突する
と、駆動軸と刈刃とが皿バネの付勢力に抗してす
べりが生じるようにし、刈刃あるいはエンジン等
に過負荷による悪影響を与えるのを回避するよう
考慮したものであるが、上記従来構造において
は、前記すべり現象が生じたとき、皿バネとボル
トとの間、および皿バネと刈刃との間のいずれに
おいてもスベリが生じるのであるが、皿バネはそ
の構造上ボルト摺接部分は小径であつて刈刃摺接
部は大径であるため、ボルトとの間にすべりが生
じると摺接面積が小さいので面圧が大きくなり、
摩擦による皿バネの摩耗が激しく、皿バネの付勢
力の低下が生じる問題があつた。
本考案は、刈刃が異物に衝突したとき皿バネと
刈刃との間の摺接面積の大きな部分で常にすべり
が生じるようにすることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴は、冒記構成の芝刈機の刈刃保持
構造において、前記皿バネと前記ボルトの頭部と
の間に中間プレートを介在させるとともに、この
中間プレートに、前記皿バネの中心孔の内縁及び
前記ボルト頭部の外周縁夫々に形成した係合部に
係合する係止部を形成してある点にあり、その作
用・効果は次の通りである。
〔作用〕
芝刈作業において、回転駆動される刈刃が、例
えば石などの異物に衝突してその回転が妨げられ
ると、前記駆動軸に連動連結されるボルトの回転
力は、その頭部の係合部、中間プレートの係止
部、及び皿バネの係合部を介して皿バネに伝わる
ので、刈刃のすべりは刈刃と皿バネとの間のみに
よつて起こるのである。
〔考案の効果〕
従つて、刈刃のすべりが摺接面積の大きな刈刃
と皿バネとの間において生じるので、面圧の小さ
い部分ですべりが生じ、皿バネの摩耗を軽減でき
ることとなり、皿バネによる刈刃押圧力の低下を
防止し、芝刈性能が安定するとともに耐久性も向
上できた。
〔実施例〕
第3図に示すように、機体フレーム兼用の刈刃
ハウジング1の上部に縦方向の駆動軸2を有する
エンジン3を搭載するとともに、前後に夫々一対
の車輪4,5を備え、刈刃ハウジング1内方の前
記駆動軸2の下端に回転刈刃6と取付け、且つ、
刈刃ハウジング1に操縦ハンドル7及び前記刈刃
6により刈取られた刈芝を回収する集草容器8を
設けて歩行型芝刈機を構成してある。
次に前記刈刃6の保持構造について詳述する。
第1図及び第2図に示すように、デイスク状の
刈刃支持部材9を前記駆動軸2の下端に一体回転
可能にキー連結するとともに、この刈刃支持部材
9に対して下方から帯状の刈刃6を接当させ、更
に下方から皿バネ10、中間プレート11を取付
け、ボルト12で締付け固定してある。
前記ボルト12のネジ部よりも大径の頭部13
にはその外周縁の対称な位置に夫々、凹状の係合
部14,14を切欠き形成し、前記中間プレート
11下面側の前記係合部14,14に臨む部位に
は、該係合部14,14に係入して相対回転を阻
止する係止突起15,15を突設してある。又、
中間プレート11の上面側にも同様に皿バネ10
の中心孔16内縁に切欠き形成した係合部17,
17に係入する係止突部18,18を形成してあ
り、前記駆動軸2、ボルト12、中間プレート1
1及び皿バネ10が常に連動回転するよう構成し
てある。
〔別実施例〕
第4図に示すように、前記ボルト12の頭部1
3を偏平状に切欠いて係合部14,14を形成
し、前記中間プレート11を該係合部14,14
に係合するよう屈折させ、係合部15,15を形
成するものであつてもよい。
又、第5図に示すように、前記皿バネ10の刈
刃6に対する接当部分10aを外拡がり状に屈曲
形成させると、刈刃6との摺接面積が増加し、さ
らに効果を高めることができる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る芝刈機の刈刃保持構造の実
施例を示し、第1図は要部の縦断側面図、第2図
は要部の分解斜視図、第3図は歩行型芝刈機の全
体側面図、第4図は別実施例の要部の分解斜視
図、第5図は別実施例の皿バネの斜視図である。 2……駆動軸、6……刈刃、10……皿バネ、
11……中間プレート、12……ボルト、13…
…頭部、14,17……係合部、15,18……
係止部,16……中心孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動軸2に皿バネ10を介して回転刈刃6をボ
    ルト12によつて締付付勢し、回転駆動可能、且
    つ、異物衝撃時においてすべり遊転可能に取付け
    てある芝刈機の刈刃保持構造であつて、前記皿バ
    ネ10と前記ボルト12の頭部13との間に中間
    プレート11を介在させるとともに、この中間プ
    レート11に、前記皿バネ10の中心孔16の内
    縁及び前記ボルト頭部13の外周縁夫々に形成し
    た係合部14,17に係合する係止部15,18
    を形成してある芝刈機の刈刃保持構造。
JP15820687U 1987-10-15 1987-10-15 Expired - Lifetime JPH0547556Y2 (ja)

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JP15820687U JPH0547556Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15

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JP15820687U JPH0547556Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15

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Publication Number Publication Date
JPH0163330U JPH0163330U (ja) 1989-04-24
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ID=31438324

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JP15820687U Expired - Lifetime JPH0547556Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15

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DE10021339A1 (de) * 2000-05-02 2001-11-08 Stihl Maschf Andreas Getriebekopf

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JPH0163330U (ja) 1989-04-24

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