JPH0547546U - ころ軸受 - Google Patents

ころ軸受

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JPH0547546U JP10656091U JP10656091U JPH0547546U JP H0547546 U JPH0547546 U JP H0547546U JP 10656091 U JP10656091 U JP 10656091U JP 10656091 U JP10656091 U JP 10656091U JP H0547546 U JPH0547546 U JP H0547546U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保持器幅に対して短いころを使用した針状こ
ろ軸受において、ころのもぐり込み防止を図る。 【構成】 保持器周壁5のころ2を収容するポケット6
の軸方向両端に、内径側へ突出する案内突片7を一体に
プレス成形する。案内突片7は、ころ端面2aを案内す
る案内面7aを構成する。保持器3は薄板製のものであ
り、その周壁5に保持器幅面の鍔部4から離れてポケッ
ト6を形成する。ころ2は端面2aが平坦面のものを使
用する。案内突片7を設ける代わりに、ころ端面2aを
受ける抜け止め面を、保持器3の鍔部4や周壁5に加工
した曲げ加工部分で形成しても良い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ころと保持器とでなる針状ころ軸受等のころ軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図12に示すように、ころ51とこれを保持する保持器52とからなる 針状ころ軸受がある。この軸受では内輪および外輪は用いず、軸およびハウジン グを直接に軌道面とする。保持器52は一般に薄肉鋼板のプレス成形品からなり 、幅面に鍔部53が形成される。また、保持器52は軸方向の中央部分を小径に 絞ってあり、各ころ51は保持器52のポケット54内において、ポケット周縁 の小径部分54aと大径部分54bとに設けた突縁で内外に抜け止めされ、傾斜 部分54cで案内される。ころ51のポケット54内への組み込みは、内径側か ら押し込んでポケット54を弾性変形させることにより行う。内径側から行うの は、小径部分54aの方が大径部分54bよりも中央側にあるために剛性が低く 、ポケット54が広がり易いためである。
【0003】 この種のころ軸受では、軸への組み込み前の単独状態において、ころ51が前 記のように保持器52のポケット54に保持される。しかし、小径部分54aが 広がり易く、また軸方向の中央にしか設けられていないため、ころ51に外力F が作用したときに、図13に示すようにころ51が傾いて、図14のように内径 側へもぐり込むことがある。すなわち、ころ51の傾きによってころ端面Cがポ ケット54のころ端面案内面Aから外れ、鍔部53側へ移動することがある。極 端な場合、ころ51が保持器52から抜け落ちることがある。
【0004】 同図に示すような、保持器52の幅に対してころ51の長さが長い軸受では、 案内面Aと鍔部53の内面Bとの軸方向距離Lが短いために、鍔部内面Bが抜け 止め面として作用し、図13に接触点Pで示すように反対側のころ端面Cが鍔部 内面Bに当たって抜け難くなる。また、図14のようにころ51がもぐり込んで しまっても、距離Lが短い場合は、相手軸を挿入する際にころ51の姿勢が本来 の状態に復元し易い。そのため、距離Lを短く設計することが望ましい。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、軸受の使用箇所によっては、距離Lを短くできず、図16のように保 持器52の幅に対してころ52を短くし、距離Lを長くせざるを得ない場合があ る。
【0006】 図15はそのような使用箇所の一例を示す。同図は自動車のマニュアルトラン スミッションのパイロット部を示し、メインシャフト55とメインドライブギヤ 56との間にころ軸受57が配置してある。メインドライブギヤ56とメインシ ャフト55とには、各々ころ51に対する転走面の研磨逃げ溝58,59が設け てあり、その軸方向長さa,bは加工性のためにある程度の長さが必要になる。
【0007】 そのため、同図に示すように保持器52を配置箇所に安定して収まる幅のもの として、その幅に対して長いころ51を使用した場合、ころ51の両端が研磨逃 げ溝58,59に突出することになる。このように突出すると、研磨逃げ溝58 ,59のエッジ部58a,59aにころ51の転動面が接触し、ころ51の短寿 命の原因となる。
【0008】 これを回避するためには、ころ51の長さを、研磨逃げ溝58,59間の幅c よりも短くすることが必要となるが、その場合、図16図の例のように、保持器 52は案内面Aと鍔部内面Bとの距離Lが長い形状のものになってしまう。保持 器52は薄板のプレス成形品であるため、距離Lは保持器幅,ころ長さ,および 素材板厚で決まってしまい、図15の例のような使用条件では、距離Lを短くす ることができない。
【0009】 このように距離Lの短い図16の例のような軸受57では、鍔部内面Bをころ 51の抜け止め面として利用できず、案内面Aだけでころ端面を支持する必要が ある。案内面Aは、板厚の幅t(例えば0.8mm程度) しかなく、前記のような ころ51の傾きに対し、もぐり込み防止を十分に行うことが難しい。また、もぐ り込んでしまうと、自然に復帰させることができない。
【0010】 この考案の目的は、保持器幅に対して短いころを使用したころ軸受において、 ころのもぐり込み防止を図ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1のころ軸受は、保持器周壁のころを収容するポケットの軸方向両端に 、内径側へ突出してころ端面を案内する案内突片を一体に成形したものである。 保持器は薄板製のものであり、その周壁に保持器幅面の鍔部から離れてポケット を形成する。前記ころは端面が平坦面のものを使用する。
【0012】 請求項2のころ軸受は、保持器周壁のポケットの軸方向両端に、前記ポケット の打ち抜き端面からなるころ案内面よりも内径側に位置して、ころの傾き状態で ころ端面が接する抜け止め面を設けたものである。抜け止め面は、保持器を構成 する薄板の曲げ加工部分で形成する。その他の構成は請求項1と同様である。
【0013】
【作用】
請求項1の構成によると、保持器に内径側へ突出して形成された案内突片でこ ろ端面が案内される。そのため、保持器によるころ端面の案内面が通常よりも内 径側に延び、あるいは内径側に移り、したがってころの傾き角度が比較的大きく なるまで、ころ端面が案内面から内径側へ外れることなく支持される。案内突片 はポケットの端部に設けられるため、保持器の幅に対するころ長さにかかわらず に、前記の案内突片によるころ端面の外れ防止が行える。また、ころ端面が平坦 面であるため、ころ端面が凸曲面である場合に比べて、傾きによるころ端面の案 内面からの外れが生じ難い。
【0014】 請求項2の構成の場合は、ころが傾いて案内面から外れたときに、案内面の内 径側に位置する抜け止め面でころ端面が受けられる。そのため、軸の挿入等によ って、ころの姿勢復元が容易に行われる。抜け止め面はポケットの端部に設けら れるため、この場合も保持器の幅に対するころ長さにかかわらずに、抜け止め面 によってころ端面を受けることができる。 また、ころの傾きによってころ端面が案内面から内径側へ外れかけたときに、 ころの他端の端面が抜け止め面に当たることにより、ころの傾きが防止され、こ ろ端面が案内面から外れ難くなる。
【0015】
【実施例】
この考案の一実施例を図1ないし図3に基づいて説明する。このころ軸受1は 、ころ2とこれを保持する保持器3とからなる針状ころ軸受であり、内輪および 外輪は用いずに軸およびハウジングを直接に軌道面とする。ころ2は端面2aを 平坦面としてある。
【0016】 保持器3は薄肉鋼板のプレス成形品からなり、幅面に鍔部4を有する円筒状に 形成され、かつ周壁5の軸方向の中央部分が小径部分5aに絞られている。ころ 2は保持器3の幅に対して比較的短いものであり、ころ2を保持するポケット6 は、鍔部4から離れて周壁5に形成される。周壁5のポケット6の軸方向両端に は、内径側へ略直角に突出する案内突片7が、プレス成形により一体に形成され ている。
【0017】 保持器3のポケット6の開口周縁には、中央の小径部分5aと両端の大径部分 とに脱落防止用突縁6a,6b(図2,図3)が形成してあり、ころ2はこれら の脱落防止用突縁6a,6bで内外に抜け止めされ、かつ傾斜縁6c(図1)で 周方向に案内される。
【0018】 この構成の軸受1によると、保持器3のポケット6の両端に形成した案内突片 7の内側面が、ころ端面2aに対する案内面7aになる。この案内面7aは、保 持器周壁5から内径側へ延びており、そのためころ2が鎖線で示すように傾斜し ても、傾斜角度が比較的大きくなるまで、ころ端面2aが案内面7aから内径側 へ外れることなく支持される。また、ころ端面2aが平坦面に形成されているこ とからも、ころ端面2aが案内面7aから外れ難い。これらのため、ころ2のも ぐり込みが生じ難い。
【0019】 案内突片7は、ポケット6の端部に設けたものであるため、鍔部4でころ端面 2aを受ける場合と異なり、保持器3の幅や、ころ2の長さ、保持器3の板厚等 が定まっていても、自由に案内突片7を形成してころ2のもぐり込み防止が図れ る。
【0020】 図4は、この実施例のころ軸受1を、図15と共に前述したトランスミッショ ンに組み込んだ状態を示す。ころ2は、メインドライブギヤ56とメインシャフ ト55の研磨逃げ溝58,59間の距離cよりも短く形成され、転動面が研磨逃 げ溝58,59のエッジ部58a,59aに当たらない。そのため、ころ2の長 寿命が得られる。
【0021】 図5は他の実施例を示す。この例は、保持器3のポケット6の両端に形成した 案内突片8を傾斜させてある。この構成の場合、案内突片8の先端部がころ端面 2aに対する案内面8bとなる。案内面8aの径方向幅は狭いが、案内面8aは 保持器周壁5に対して内径側に位置するため、ころ2が傾斜した場合に、傾斜角 度が比較的大きくなるまでころ端面2aを外すことなく支持することができる。 その他の構成効果は図1の実施例と同様である。
【0022】 図6はさらに他の実施例を示す。この実施例は、保持器3のポケット6の両端 に形成される案内突片9を、周壁5の加締め部分で形成したものである。案内突 片9は、保持器3の円周方向幅の中央部分が内径側に深く突出する半割りの椀状 に形成されている。このように構成した場合も、前記各実施例と同様に、ころ2 の傾斜角度が大きくなるまで、ころ端面2aを支持し、ころ2のもぐり込み防止 が行える。
【0023】 図7ないし図11は、請求項2に対応する各種の実施例を各々示す。図7の例 は、保持器3のポケット6の両端に、ポケット6の打ち抜き端面からなる案内面 10を形成すると共に、鍔部4の内径側から断面L字状に延出した曲げ加工部分 11により、案内面10の内径側に位置する抜け止め面12を形成したものであ る。曲げ加工部分11は、保持器3の全周に連続して形成してある。抜け止め面 12は、案内面10と略同一平面に形成し、あるいは案内面10よりも若干後退 した位置に形成する。その他の構成は図1の実施例と同様である。
【0024】 このように構成した場合、ころ2が同図に2点鎖線で示すように傾いてころ端 面2aが案内面10から外れたときに、案内面10の内径側に位置する抜け止め 面12でころ端面2aが受けられる。そのため、軸の挿入等によって、ころ2の 姿勢復元が容易に行われる。抜け止め面12はポケット6の端部に設けられるた め、この場合も保持器3の幅に対するころ長さにかかわらずに、抜け止め面12 によるころ端面2aの受け作用が得られる。
【0025】 また、同図に1点鎖線で示すように、ころ2の傾きによってころ端面2aが案 内面10から内径側へ外れかけたときに、ころ2の他端(同図の右端)の端面2 aが抜け止め面12に当たることにより、ころ2の傾きが防止され、ころ端面2 aが案内面10から外れ難くなる。 このように、ころ2のもぐり込みが生じ難く、またもぐり込みが生じても、こ ろ2の姿勢復帰が容易に行われる。
【0026】 図8の例は、曲げ加工部分11を渦巻き状に巻き込んだ形状とし、その一部で 抜け止め面12を形成してある。 図9の例は、曲げ加工部分11を鍔部4から断面直線状に延びる形状とし、曲 げ加工部分11の端面を抜け止め面12としてある。 図10の例は、保持器3の周壁5のポケット6よりも外側部分を断面S字状の 折り重ね状態に曲げ加工し、案内面10の近傍で立ち下がる曲げ加工部分13に より抜け止め面14を形成したものである。 図11の例は、保持器3の周壁5のポケット6よりも外側部分を、外向きの溝 形に曲げ加工し、案内面10の近傍で立ち下がる曲げ加工部分13により抜け止 め面14を形成したものである。
【0027】 これら図8ないし図11の実施例の場合も、図7の実施例と同様に、ころ2が 傾いたときや、さらに案内面10からころ端面2aが外れたときに、抜け止め面 12,14によりころ端面2aを受けることができ、もぐり込み発生時の復元や 、もぐり込み防止が良好に行える。なお、これら図8ないし図11の実施例にお いて、説明を省略した箇所の構成は、図7の実施例と同様である。
【0028】 また、前記各実施例では、ころ2と保持器3とで構成される軸受の場合につき 説明したが、外輪を有する針状ころ軸受や、内外輪を有するころ軸受にもこの考 案を適用することができる。
【0029】
【考案の効果】
請求項1の考案のころ軸受は、保持器周壁のポケットの両端に、内径側へ突出 してころ端面を案内する案内突片を成形したため、ころの傾き角度が比較的大き くなるまで、ころ端面が案内面から内径側へ外れることなく支持され、ころの内 径側へのもぐり込みが確実に防止される。しかも、保持器の幅に対するころ長さ にかかわらずに、前記の案内突片によるもぐり込み防止が行える。
【0030】 請求項2の考案のころ軸受は、ポケットの両端に、ころ案内面よりも内径側に 位置する抜け止め面を設けたため、ころが傾いて案内面から外れたとしても、抜 け止め面でころ端面が受けられる。そのため、軸の挿入等によって、ころの姿勢 復元が容易に行われる。また、ころの傾きによってころ端面が案内面から内径側 へ外れかけたときに、ころの他端の端面が抜け止め面に当たることにより、ころ の傾きが防止され、ころ端面が案内面から外れ難くなる。抜け止め面はポケット の端部に設けられるため、この場合も保持器の幅に対するころ長さにかかわらず に、抜け止め面による前記のころ端面の受け作用が得られ、もぐり込み防止効果 等が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す半裁断面図である。
【図2】その保持器の一部を示す平面図である。
【図3】図1の III- III 線断面図である。
【図4】同実施例のころ軸受を組み込んだトランスミッ
ションの部分断面図である。
【図5】この考案の他の実施例の部分断面図である。
【図6】この考案のさらに他の実施例における保持器の
部分断面図である。
【図7】この考案のさらに他の実施例の半裁断面図であ
る。
【図8】この考案のさらに他の実施例の部分断面図であ
る。
【図9】この考案のさらに他の実施例の部分断面図であ
る。
【図10】この考案のさらに他の実施例の部分断面図で
ある。
【図11】この考案のさらに他の実施例の部分断面図で
ある。
【図12】従来のころ軸受の半裁断面図である。
【図13】その作用説明図である。
【図14】同じくそのころのもぐり込み状態を示す説明
図である。
【図15】同ころ軸受を組み込んだトランスミッション
の部分断面図である。
【図16】他の従来例の半裁断面図である。
【符号の説明】
1…ころ軸受、2…ころ、2a…ころ端面、3…保持
器、4…鍔部、5…周壁、6…ポケット、7〜9…案内
突片、10…案内面、11…曲げ加工部分、12…抜け
止め面、13…曲げ加工部分、14…抜け止め面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板製の保持器の周壁に保持器幅面の鍔
    部から離れてポケットを形成し、端面が平坦面のころを
    前記ポケットに収容し、前記保持器周壁の前記ポケット
    の軸方向両端に、内径側へ突出して前記ころの端面を案
    内する案内突片を一体に成形したころ軸受。
  2. 【請求項2】 薄板製の保持器の周壁に保持器幅面の鍔
    部から離れてポケットを形成し、端面が平坦面のころを
    前記ポケットに収容し、前記保持器周壁の前記ポケット
    の軸方向両端に、前記ポケットの打ち抜き端面からなる
    ころ案内面よりも内径側に位置して、前記ころの傾き状
    態でころ端面が接する抜け止め面を、前記薄板の曲げ加
    工部分で形成したころ軸受。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010060009A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Jtekt Corp 遊星歯車機構のころ軸受

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