JPH0547470B2 - - Google Patents

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JPH0547470B2
JPH0547470B2 JP61216697A JP21669786A JPH0547470B2 JP H0547470 B2 JPH0547470 B2 JP H0547470B2 JP 61216697 A JP61216697 A JP 61216697A JP 21669786 A JP21669786 A JP 21669786A JP H0547470 B2 JPH0547470 B2 JP H0547470B2
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JP
Japan
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electronic component
chip
storage space
chips
case
Prior art date
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JP61216697A
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JPS6382974A (ja
Inventor
Shoichi Kawabata
Katsumi Yamaguchi
Hitoshi Tanabe
Seita Nakai
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP61216697A priority Critical patent/JPS6382974A/ja
Publication of JPS6382974A publication Critical patent/JPS6382974A/ja
Publication of JPH0547470B2 publication Critical patent/JPH0547470B2/ja
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電子部品チツプの包装および輸送
に適した形態だけでなく、電子部品チツプをマウ
ントするチツプマウント機への供給に適した形態
をも与える、電子部品チツプ収納カセツトに関す
るものである。
[従来の技術] 第24図ないし第26図には、それぞれ、現在
用いられている電子部品チツプの典型的な形状が
示されている。
第24図に示す電子部品チツプは、直方体状を
なしており、その両端部に電極E,Eが形成され
ている。第25図の電子部品チツプは、円柱状で
あり、その両端部に電極(端子)E,Eが形成さ
れている。第26図の電子部品チツプは、円板状
であり、その相対向する主表面上に電極E,E
(下方に向く主表面上の電極は図示されない。)が
形成されている。
このような電子部品チツプは、それぞれ、互い
に直交する、縦方向寸法A、横方向寸法Bおよび
厚さ方向寸法Cを有している。それぞれの電子部
品チツプにおいて、厚さ方向寸法Cが3つの寸法
A,B,Cのうち最小の寸法となつている。な
お、第25図の電子部品チツプにおいては、厚さ
方向寸法Cと横方向寸法Bとは互いに等しいのが
一般的であるが、これら寸法が異ならさせている
場合もある。また、第26図の電子部品チツプに
おいては、縦方向寸法Aと横方向寸法Bとは、互
いに等しいのが一般的であるが、異ならされてい
る場合もある。
また、特に第24図に示した直方体状の電子部
品チツプにあつては、マウント時において、その
表裏を区別しなければならない場合がある。たと
えば、抵抗チツプの場合などは、抵抗膜およびそ
れを覆う保護膜が形成された面を回路基板に対し
て上方に向けた状態でマウントするのが通常であ
る。また、電子部品チツプの特性等を一方の面に
表示する場合、このような表示がマウント後にお
いても見えるようにするため、電子部品チツプ
は、回路基板に対して、表示面が上方へ向くよう
にマウントするのが通常である。
電子部品チツプの包装形態としては、従来、テ
ーピング、マガジン、袋詰め、等の方式があり、
そのうち、現在は、テーピング方式が、マウント
時における自動化の信頼性が高いため、主流を占
めている。
第27図は、テーピング方式による電子部品チ
ツプの包装形態の一例を示している。この方式に
おいては、たとえばリール1上にロール状に巻か
れた収納テープ2を備え、当該収納テープ2に
は、その長さ方向に分布して複数個のキヤビテイ
が形成され、各キヤビテイに電子部品チツプが1
個ずつ収納されている。この図面に示したテーピ
ング方式では、収納テープ2は、一部拡大した断
面で示すように、たとえば厚紙からなるベーステ
ープ3とその両面に貼り付けられるカバーテープ
4,4とからなるサンドイツチ構造を有してい
る。ベーステープ3には、その厚さ方向を貫通す
る孔をもつてキヤビテイ5が形成されており、そ
こに、たとえば第24図に示すような角型の電子
部品チツプ6が収納されている。
上述したテーピング方式によれば、そのままの
形態で、チツプマウント機への適用も可能であ
る。すなわち、いずれか一方のカバーテープ4を
ベーステープ3から剥がして、キヤビテイ5を開
けば、その中の電子部品チツプ6を取出すことが
でき、このような作業を、収納テープ2を長さ方
向に送りながら連続的に実施することができる。
なお、前述したように、マウント時における電
子部品チツプの表裏を選ぶ必要がある場合には、
そのような表裏を定めた状態で電子部品チツプ6
はキヤビテイ5内に収納されている。
マガジン方式においては、複数個の電子部品チ
ツプが整列された状態で、マガジン内に収納され
る。そして、このマガジン方式は、また、チツプ
マウント機へそのまま適用することができる。
袋詰め方式は、最も安価な包装形態であり、適
当な袋に電子部品チツプを単にばらの状態で包装
するものである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上述した3つの包装形態には、
いずれも、解決されるべき問題点があつた。
まず、テーピング方式では、第27図に示すよ
うに、リール1、ベーステープ3およびカバーテ
ープ4,4といつた、電子部品チツプ6以外の副
材料のコストが高くつくという欠点があつた。ま
た、輸送コストにおいても、上述したような副材
料にかかわるコストが加算されるため、電子部品
チツプ1個あたりの輸送コストを高くしてしまう
という欠点もあつた。また、キヤビテイ5内への
電子部品チツプ6の装填は、通常、1個ずつ行な
われるため、所定個数の電子部品チツプの装填を
終えるのに、比較的長時間を必要とする欠点もあ
つた。また、電子部品チツプをテーピングするた
めの設備が比較的複雑な機構を必要とし、そのた
め設備コストが高くつくという欠点もあつた。さ
らに、需要者側におけるチツプマウント工程で
は、通常、複数個のリール1を横方向に並べ、か
つそれらから引出された収納テープ2を平面的に
処理するので、チツプマウント設備の占有床面積
を大きく必要とする欠点もあつた。
次に、マガジン方式では、チツプマウント設備
における占有床面積がそれほど必要でなく、輸送
コストも比較的安価であるという利点を有するも
のの、マガジンや、電子部品チツプの脱落を防止
するためのストツパ、といつた副材料のコストが
高くつくとともに、テーピング方式と同様、マガ
ジン化するための設備が高くつき、かつ時間を長
く必要とする欠点があつた。また、マガジン方式
においては、致命的な欠点として、1個のマガジ
ンに収納され得る電子部品チツプの数が他の方式
に比べて少ないということがある。
次に、袋詰め方式は、包装に要する副材料、設
備等のコストが低く、作業時間の短縮も図れ、電
子部品チツプ1個あたりの輸送コストも低いとい
う利点を有するものの、チツプマウント工程にお
いては、パーツフイーダを用いなければならず、
このようなパーツフイーダを複数個並べた場合、
大きな床面積を必要とする欠点があつた。特に、
パーツフイーダにおける貯留容器は、通常、円形
であるため、それらを詰めて配置したとしても、
大きな床面積を占有してしまう。
さらに、最近の傾向として、電子部品チツプが
極めて小型化されつつあり、このような超小型の
電子部品チツプは、袋詰め方式であればともか
く、テーピング方式やマガジン方式に対しては、
これを適用することすら困難になりつつある。
そこで、この発明は、上述した従来の包装形態
の問題点を解消し得る、電子部品チツプの新規な
包装形態を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] この発明によれば、上述した問題点を解決する
ため、次のような構成を備える、電子部品チツプ
収納カセツトが提供される。
すなわち、この発明に係る電子部品チツプ収納
カセツトは、複数個の電子部品チツプと、これら
複数個の電子部品チツプを収納するための収納空
間を内部に備えるケースとを備える。各電子部品
チツプは、互いに直交する縦、横および厚さ方向
寸法によつて規定される三次元空間を占めるもの
である。また、ケースには、電子部品チツプを一
定の方向に向けるように案内する壁面によつて規
定される整列通路が前記収納空間に連通して形成
され、前記収納空間と前記整列通路との境目付近
に圧縮空気を間欠的に導入するための吹込通路が
形成され、かつ電子部品チツプを取出すための取
出口が前記整列通路の終端に形成される。
好ましい実施例では、上述した電子部品チツプ
と整列通路、および電子部品チツプと収納空間の
各間の寸法関係において、次のような配慮が払わ
れる。すなわち、整列通路を規定する壁面間の間
隔は、電子部品チツプの縦、横および厚さ方向寸
法のうち最小のものと第2番目に小さいものとに
よつて規定される断面の受入れのみを許容するよ
うに選ばれる。また、収納空間は、互いに直交す
る縦、横および厚さ方向寸法によつて規定される
三次元空間を占めるものであり、かつ収納空間の
厚さ方向寸法は、当該収納空間の前記3つ寸法の
うち最小の寸法であり、かつ、この収納空間の厚
さ方向寸法は、電子部品チツプの前記3つの寸法
のうち最小の寸法の受入れのみを許容するように
選ばれる。
[作用] この発明に係る電子部品チツプ収納カセツト
は、電子部品製造業者が電子部品チツプを出荷す
る際の包装形態となるとともに、需要者側におい
ては、そのままチツプマウント機に装着して、複
数個の電子部品チツプをチツプマウント工程に供
給し得る状態とすることができる。特に、チツプ
マウント工程においては、ケースの収納空間に収
納された複数個の電子部品チツプは、整列通路に
おいて、一定の方向に向けられ、その方向のま
ま、取出口から1個ずつ取出される。
[発明の効果] このように、この発明による電子部品チツプ収
納カセツトは、電子部品製造業者が電子部品チツ
プを出荷する際の包装形態として適している。す
なわち、ケース内の収納空間に電子部品チツプを
装填する作業は、多数の電子部品チツプについて
同時に行なうことができ、能率的である。このと
き、ケースの収納空間内に電子部品チツプを実質
的にランダムな姿勢で収納することができるの
で、テーピング方式やマガジン方式のように、電
子部品チツプを一定の方向に向けながら装填する
といつた手間や、特にテーピング方式の場合のよ
うに、電子部品チツプを1個ずつ装填するといつ
た手間が不要で、また、そのための高価な設備も
必要でない。また、1個のケースに対して、多数
の電子部品チツプを収納することができるので、
電子部品チツプ1個あたりの包装に要するコスト
がテーピング方式やマガジン方式に比べて安くな
り、また、同様の理由で、輸送コストの低減を図
ることができる。
また、この発明に係る電子部品チツプ収納カセ
ツトは、ケース内に、電子部品チツプを実質的に
ランダムに収納すればよいだけであるので、取扱
いの困難な特に小型の電子部品チツプを収納する
のに有用である。
また、電子部品チツプ収納カセツトのケース
は、その内部の収納空間に収納された電子部品チ
ツプを、機械的衝撃や周囲の環境から保護する機
能も果たすことになる。
他方、この発明に係る電子部品チツプ収納カセ
ツトに収納された電子部品チツプの需要者側にお
いては、当該カセツトを、そのままチツプマウン
ト機に装着して、複数個の電子部品チツプをチツ
プマウント工程に供給し得る状態とすることがで
きる。すなわち、カセツトをチツプマウント機に
装着した状態において、収納空間内にある複数個
の電子部品チツプは、整列通路によつて一定の方
向に向けられた後、取出口から1個すつ取出され
る。したがつて、取出口から出た電子部品チツプ
は、常に一定の方向に向けられているので、その
後、一定の動きを各電子部品チツプに与えること
により、一定の方向で適宜の回路基板上にマウン
トすることができる。このように、この発明に係
る電子部品チツプ収納カセツトによれば、常に一
定の方向に向けて電子部品チツプを供給しなけれ
ばならないチツプマウント工程に適用するのに好
都合である。この電子部品チツプの供給におい
て、収納空間から整列通路に至るとき、電子部品
チツプの通る空間が急に狭くなり、電子部品チツ
プは整列通路の入口を塞ぐ傾向にあるが、吹込通
路を介して圧縮空気を間欠的に送り込むことによ
り、電子部品チツプに対して撹拌作用を及ぼし、
電子部品チツプが円滑に整列通路に流れ込むこと
を可能にする。
また、この発明によれば、多数の電子部品チツ
プをカセツトの形態で取扱うことができるので、
或るカセツト内に収納されている電子部品チツプ
の取出しをすべて終えたとき、新たなカセツトと
交換することを能率的に行なえ、チツプマウント
機を実質的に連続的に稼動させることができる。
また、この発明に係るカセツトのケースの厚さ
方向寸法は、それほど大きく必要としないので、
このような厚さ方向寸法が横方向に向くように多
数のカセツトを並べてチツプマウント工程を実施
したとしても、それほど大きな床面積を占有する
ことはない。
[実施例] この発明の一実施例の電子部品チツプ収納カセ
ツト201が、第1図に斜視図で示されている。
カセツト201は、外観的には、ほぼ直方体状を
なしており、その側面には、好ましくはラベル2
02が貼付けられている。ラベル202には、た
とえばバーコードのような光学的に読取可能な手
段、または磁気的に読取り可能な手段をもつて、
中に収納される電子部品チツプの品名、数量、等
の情報が表示されている。なお、カセツト201
は、チツプマウント機(図示せず)に装着すると
き、一定の方向への挿入動作を伴うのが通常であ
る。たとえば、カセツト201が矢印203方向
の挿入動作を伴うときには、このような挿入動作
に応じてラベル202上に表示された情報を読取
ることができるように、ラベル202上のバーコ
ード等の配列が選ばれるのが好ましい。
第1図の線−に沿う断面図が第2図に示さ
れ、同じく線−に沿う断面図が第3図に示さ
れている。
第1図ないし第3図を参照して、カセツト20
1は、たとえば第24図に示したような角形の複
数個の電子部品チツプ204と、これら電子部品
チツプ204を収納する収納空間205を内部に
備えるケース206とを備えている。ケース20
6には、さらに、電子部品チツプ204を一定の
方向に向けて一列に配列した状態で案内する壁面
によつて規定される整列通路207が収納空間2
05に連通して形成される。そして、この整列通
路207の終端には、電子部品チツプ204を取
出すため取出口208が形成される。なお、第2
図および第3図等において図示される電子部品チ
ツプ204のように、電子部品チツプを小さく図
示しなければならない図面においては、電子部品
チツプの電極の図示を省略することもある。
第1図に示すように、収納空間205は、取出
口208とは反対側において入口209を形成し
ている。入口209は、ここから電子部品チツプ
204を収納空間205内に挿入する際に用いら
れる。入口209は、電子部品チツプ204の挿
入の後で、第1図に想像線で示した押え板210
が収納空間205内に一部嵌合されることによつ
て閉じられる。押え板210は、たとえばゴムの
ような比較的弾性のある材料から構成され、収納
空間205内に嵌まり込み、それによつて、電子
部品チツプ204の収納空間205内でのがたつ
きをできるだけ防止する機能も果たす。複数個の
電子部品チツプ204を装填したカセツト201
が出荷されるときには、上述のように、押え板2
10によつて入口209が閉じられた状態とさ
れ、さらに真空パツク(図示せず)を施すのが好
ましい。
カセツト201は、チツプマウント機に装着さ
れるとき、第3図に示すように、傾けられた状態
で取付けられる。その傾斜角211は、たとえば
45度程度に選ばれる。上述した押え板210は、
第3図のようにカセツト201がチツプマウント
機に装着された段階で、通常抜取られる。押え板
210は、このような抜取りの後であつても、第
3図に示すような傾けられた状態にあるカセツト
201内で電子部品チツプ204がこぼれずに移
動し得るゆとりを予め収納空間205内に与えて
おく機能も果している。
ケース206は、たとえば、アクリル樹脂、ア
クリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂、ス
チロール樹脂、ポリカーボネート、等の熱可塑性
樹脂から構成される。なお、電子部品チツプ20
4同士、またはチツプ204とケース206との
摩擦により発生する静電気を防止するため、ケー
ス206には、帯電防止処理を施しておくことが
好ましい。また、ケース206は、上述した樹脂
の他、金属や紙あるいはそれらの複合物(たとえ
ばラミネート物)などで構成してもよい。
ケース206の収納空間205は、互いに直交
する縦方向寸法、横方向寸法および厚さ方向寸法
212(第2図)によつて規定される三次元空間
を占めるものである。このような収納空間205
の厚さ方向寸法212は、縦および横方向寸法よ
り小さい。そして、この実施例では、厚さ方向寸
法212は、電子部品チツプ204の最小の寸
法、すなわち第24図における厚さ方向寸法Cの
受入れのみを許容するように選ばれる。通常、収
納空間205の厚さ方向寸法212は、電子部品
チツプ204の最小寸法である厚さ方向寸法Cよ
り0.2〜0.3mm程度大きく設定される。
また、整列通路207の厚さ方向寸法も、第2
図からわかるように、収納空間205の厚さ方向
寸法212と等しく設定されている。
収納空間205および整列通路207の寸法を
上述のように選ぶことにより、電子部品チツプ2
04は、その厚さ方向を収納空間205および整
列通路207の厚さ方向と一致させた姿勢に保持
することができる。なお、必要に応じて、電子部
品チツプ204の表裏面を区別した状態で、収納
空間205内に電子部品チツプ204が収納され
ることもある。
整列通路207の高さ方向寸法213(第3
図)は、電子部品チツプ204の第2番目に小さ
い寸法(第2最小寸法)、すなわち第24図にお
いて横方向寸法Bの受入れを許容するが、最大寸
法、すなわち縦方向寸法Aの受入れを許容しない
ような寸法に選ばれる。通常、この高さ方向寸法
213は、第2最小寸法すなわち横方向寸法Bよ
り0.2〜0.3mm程度大きく選ばれる。
このようにして、整列通路207を規定する壁
面間の間隔は、厚さ方向寸法212および高さ方
向寸法213によつて規定され、電子部品チツプ
204の3つの寸法A,B,Cのうち最小のもの
Cと第2番目に小さいものBとによつて規定され
る断面の受入れのみを許容するように選ばれてい
る。したがつて、電子部品チツプ204は、一定
の方向に向けられたものだけが整列通路207内
を通過して、取出口208に至ることになる。
第4図は、第3図の状態にある収納空間205
内に形成される傾斜面214または215を参照
番号“216”で示しており、その上には、複数個
の電子部品チツプ204が拡大されて示されてい
る。第4図に示すように、収納空間205内にあ
る電子部品チツプ204は、傾斜面216との間
で働く摩擦等により、最終的には、参照番号
“204a”で示すように、電子部品チツプ204の
縦方向寸法A(第24図)が傾斜面216の延び
る方向に向く状態で落着く。したがつて、傾斜面
216が第3図に示した傾斜面215に相当する
ときは、電子部品チツプ204は、そのままの姿
勢で整列通路207内に滑り込むことができる。
他方、第4図に示した傾斜面216が第3図に示
した傾斜面214に相当するときには、第4図に
示した電子部品チツプ204aは、第5図におい
て参照番号“204b”で示すように、整列通路2
07の入口を塞ぐ傾向がある。なお、第5図は、
ケース206内における収納空間205と整列通
路207との境目付近を拡大して示している。上
述したように、電子部品チツプ204bが整列通
路207の入口を塞ぐことを防止するため、ケー
ス206には、このような電子部品チツプ204
bに対して圧縮空気を吹き付けるための吹込通路
217が形成される。吹込通路217には、間欠
的に圧縮空気が供給され、それによつて、電子部
品チツプ204bを吹き飛ばし、整列通路207
内へ電子部品チツプ204が円滑に流れ込むよう
にされる。
なお、第3図および第5図によく示されるよう
に、収納空間205内に形成される傾斜面214
および215は、整列通路207の入口付近にお
いて互いに直交する方向に向けられていた。した
がつて、第5図に“204b”で示すように、整列
通路207の入口を電子部品チツプ204が塞ぐ
現象が比較的頻繁に生じていたものである。この
現象をできるだけ防ぐため、第3図および第4図
に示した傾斜面214に相当する傾斜面を、第6
図および第7図に示すように変更することも考え
られる。
第6図および第7図は、それぞれ、ケース20
6の下端部を示す断面図である。なお、第6図お
よび第7図において、前述した説明において用い
た参照番号を相当の部分に付し、説明の重複を避
けるようにする。
第6図では、傾斜面214が、これと対向する
傾斜面215との間で鋭角をもつて交わるように
角度がつけらている。また、第7図に示す傾斜面
214は、整列通路207の入口に向かつて湾曲
された面を形成している。これら第6図および第
7図に示した傾斜面214によれば、その上に載
つて滑つてきた電子部品チツプ204(図示せ
ず)を、整列通路207内に入り込むように、案
内するための助けとすることができる。もちろ
ん、第6図および第7図に示した傾斜面214を
採用したとしても、前述したような吹込通路21
7を設けることは、電子部品チツプ204の整列
通路207内への円滑な流れ込みをより確実にす
る点で好ましいのは言うまでもない。
第8図は、カセツト201がチツプマウント機
に装着され、その状態で電子部品チツプ204を
供給するための構成の一例を示している。
カセツト201は、たとえば第1図に矢印20
3で示す方向に挿入され、チツプマウント機に備
えるカセツト保持台(図示せず)に装着される。
このような装着状態において、カセツト201と
カセツト保持台との間には、適宜の位置決め手段
が働くように構成されている。チツプマウント機
には、カセツト201の取出口208(たとえば
第3図)に連結されるように、電子部品チツプ2
04を搬送するためのチユーブ218が設けられ
ている。チユーブ218は、整列通路207と同
様、電子部品チツプ204の横方向寸法Bおよび
厚さ方向寸法C(第24図)で規定される断面に
相似する断面の通路を形成するもので、その途中
において、90度ねじられ、電子部品チツプ204
の向きが90度変えられるようになつている。した
がつて、チユーブ218を出ようとする電子部品
チツプ204は、その厚さ方向を上下に向けた状
態とされている。
チユーブ218の出口に隣接して、位置決め台
219が配置される。位置決め台219には、真
空通路220が設けられ、ここに、所定の時間間
隔をもつて真空が与えられることにより、チユー
ブ218内の電子部品チツプ204が位置決め台
219上に位置決めされるように吸引される。位
置決め台219上に位置決めされた電子部品チツ
プ204は、たとえば図示しない真空吸引チヤツ
クにより、矢印221で示す方向に運ばれ、適宜
の回路基板上に供給される。
ケース206に設けられた取出口208は、輸
送過程の間、ここから電子部品チツプ204がこ
ぼれ出さないようにするため、適当な蓋またはス
トツパによつて閉じられるのが好ましい。第9図
ないし第11図は、取出口208に関連して設け
られるこのような蓋またはストツパ手段のいくつ
かの例を示している。
第9図に示す構造は、シート状または板状の部
材として構成された蓋222を用いるもので、こ
の蓋222は、取出口208を閉じるように、接
着、粘着、溶着等の方法でケース206に固着さ
れる。取出口208を開いて中の電子部品チツプ
204を取出すときには、蓋222は、剥がされ
たり、突き破られたりすればよい。
第10図に示す構造は、ストツパピン223を
用いている。ストツパピン223は、取出口20
8付近の整列通路207を貫通するように延び、
それによつて、電子部品チツプ204を整列通路
207内に止めるように係止している。電子部品
チツプ204を取出すときには、ストツパピン2
23は引き抜かれる。なお、ストツパピン223
の引き抜きは、たとえば第8図に示すように、カ
セツト201がチツプマウント機に装着された後
で行なうのが好ましい。
第11図に示す構造は、ストツパレバー224
を用いている。ストツパレバー224は、枢支ピ
ン225を中心に回動可能に設けられており、第
11図に示す状態においては、その一方端部22
4aが整列通路207内に入り込み、電子部品チ
ツプ204と係合している。このとき、ストツパ
レバー224の他方端部224bは、ケース20
6の外へ突出した状態とされている。なお、好ま
しくは、このようなストツパレバー224の姿勢
を維持するために、図解的に示すようなばね手段
226が付加される。
第11図に示した構造は、第8図に示すよう
に、カセツト201がチツプマウント機に装着さ
れる段階で、ストツパレバー224が自動的に作
動されるようにすることが意図されている。すな
わち、チツプマウント機側には、ストツパレバー
224の端部224bに接触してこれを押込む部
材が設けられている。したがつて、このような端
部224bの押込みに応じて、もう一方の端部2
24aは、整列通路227から外へ変位し、これ
に応じて、取出口208が開かれた状態とされ
る。
第12図は、この発明のさらに他の実施例を説
明するための図である。ここには、ケース206
の収納空間205の入口209側に採用される好
ましい構造が示されている。
すなわち、第12図に示す実施例では、収納空
間205の入口209から外方に延びて、整列テ
ーブル227が設けられている。整列テーブル2
27の第12図による上面は、収納空間205の
第12図による底面と同一面上に並んでいる。し
たがつて、整列テーブル227上にランダムに置
かれた電子部品チツプ204は、その厚さ方向が
整列テーブル227の上面に対して垂直に延びる
姿勢とされたものだけが、収納空間205内に入
つていくことになる。このように、整列テーブル
227は、電子部品チツプ204を所定の方向に
向けて収納空間205内に挿入することを容易に
する。
第13図は、この発明のさらに他の実施例を説
明するための図である。ここには、ケース206
の下端部のみが断面図で示されている。
この実施例は、整列通路207の延びる形状に
特徴を有している。すなわち、整列通路207
は、直線状ではなく、湾曲されており、その終端
に形成された取出口208は、ケース206の側
方(図の右方向でもよい。)に向いて開口してい
る。この実施例において、電子部品チツプ204
を取出口208から取出す場合には、たとえば適
当な真空吸着手段を用いてもよく、このような真
空吸着手段を制御することにより、所望の時間間
隔で電子部品チツプ204を1個ずつ取出すこと
ができる。
第14図は、この発明のさらに他の実施例を説
明するための図である。ここには、前述したケー
ス206や、後述するケースの構造として、採用
され得る好ましい実施例が示されている。
第14図に示すように、ケース228は、第1
の板229と第2の板230との貼り合わせ構造
をもつて構成される。そして、電子部品チツプ2
04(図示せず)のための収納空間231は、第
1および第2の板229および230の間に形成
される。このように、2枚の板229,230に
よつて1個のケース228を構成するようにすれ
ば、成形が容易になり、成形コストを下げること
ができる。
第1および第2の板229および230を組合
わせるために、第1の板229には、溝232が
形成され、第2の板230には、溝232に嵌合
し得るリブ233が設けられる。溝232および
リブ233は、収納空間231およびこれに連通
する整列通路の輪郭に沿つて延びている。
第14図に示したケース228を用いるとき、
一方の板229または230上に複数個の電子部
品チツプ204が置かれた後で、もう一方の板2
30または229を載せ、リブ233を溝232
に嵌合させて、ケース228を完成させるのが好
ましい。なお、第1の板229と第2の板230
との互いの固定のためには、たとえば、嵌着、接
着、熱溶着等が用いられる。
ケース228の収納空間231の厚さ方向寸法
234は、リブ233の溝232内への嵌合の度
合によつて調整することができる。このような調
整をより確実にするため、種々の寸法のスペーサ
を用意しておき、それらから選ばれたスペーサ2
35を溝232の底部に配置するようにしてもよ
い。このように、第14図に示した実施例によれ
ば、第1および第2の板229および230を共
通にしながら、収納空間231の厚さ方向寸法2
34を変更することで、異なる寸法の電子部品チ
ツプのためのケース228を提供することができ
る。
第15図は、この発明のさらに他の実施例の電
子部品チツプ収納カセツト236を示す正面図で
あり、前方にある壁面が除去されて示されてお
り、第16図は、第15図の線−に沿う
断面図であり、第17図は、第15図の線−
に沿う断面図である。
この実施例においても、カセツト236は、複
数個の電子部品チツプ204と、これら電子部品
チツプ204を収納する収納空間237を内部に
備えるケース238とを備えている。また、ケー
ス238には、電子部品チツプ204を一定の方
向に向けるように案内する壁面によつて規定され
る整列通路239が収納空間237に連通して形
成され、かつ電子部品チツプ204を取出すため
の取出口240が整列通路239の終端に形成さ
れている。また、第1図に示した押え板210に
相当する押え板241が、第15図に想像線で示
されている。この押え板241は、収納空間23
7の入口242を閉じている状態で図示されてい
る。
また、この実施例では、電子部品チツプ204
の寸法に対して、前述した実施例と同様の関係を
もつて、収納空間237および整列通路239の
各寸法が選ばれている。
この実施例の特徴とするところは、整列通路2
39を規定する壁面の一部が可動板243によつ
て形成されることである。可動板243は、長手
のガイド孔244を形成しており、ここに、ケー
ス238から延びるガイド245が受入れられて
いる。また、第15図に実線で示すように、可動
板243が下方へ変位した状態に付勢するため
に、ガイド孔244の下端縁とガイド245の下
面との間には、図解的に示したばね手段246が
配置される。可動板243には、また、切欠24
7が形成され、ここに、ケース238から延びる
もう1つのガイド248は位置される。ガイド2
48は、また、整列通路239を規定する壁面の
一部も構成している。
このように、可動板243は、ガイド245お
よび248によつて案内されて、第15図に実線
で示す状態と想像線で示す状態との間で変位可能
であり、また、ばね手段246によつて、常に実
線で示す状態となるように付勢されている。この
実施例では、可動板243を上述したように周期
的に変位させることにより、収納空間237内に
ある電子部品チツプ204に対して攪拌作用を及
ぼし、整列通路239内での電子部品チツプ20
4の円滑な流れを保証する。
第18図は、第15図ないし第17図に示した
カセツト236をチツプマウント機に装着して、
電子部品チツプ204の供給を行なうための構成
の一例を示している。
チツプマウント機側には、可動板243に作用
するたとえばカム249が設けられ、このカム2
49の回転により、可動板243は、周期的に往
復動作される。そして、カセツト236内の整列
通路239を通つて取出口240から取出された
電子部品チツプ204は、第8図に示したチユー
ブ218と実質的に同様なチユーブ250によつ
て搬送され、位置決め台251上に供給される。
位置決め台251には、第8図の場合と同様に、
真空通路252が設けられており、ここに与えら
れる真空によつて位置決め台251上の所定の位
置に位置決めされた電子部品チツプ204は、た
とえば図示しない真空吸引チヤツクにより、矢印
253で示す方向に運ばれ、適宜の回路基板上に
供給される。
第19図は、この発明のさらに他の実施例を説
明するための図である。ここには、前述したカセ
ツト236のケース238の下端部が示されてい
る。
この実施例では、取出口240において、チユ
ーブアタツチメント254が、整列通路239と
連通する経路を形成するようにケース238に連
結される。チユーブアタツチメント254は、そ
の内部に整列通路239の延長部分を形成し、そ
の端部255が実質上の取出口を構成している。
この実施例によれば、チユーブアタツチメント
254に、第18図に示したチユーブ250の役
割のすべてまたは一部を果たさせることができ、
チユーブアタツチメント254の端部255付近
に真空を与えることにより、電子部品チツプを1
個ずつ端部225から送り出すことができる。
なお、チユーブアタツチメント254は、湾曲
されているが、その湾曲の方向や度合は任意であ
り、また、第18図のチユーブ250に与えられ
たように、ねじりを加えてもよい。
第20図および第21図は、可動板253に対
する変形例を示している。第20図および第21
図に示した可動板243は、それぞれ、前述した
第6図および第7図に示した傾斜面214に対応
する形状の傾斜面を有している。
第20図に示した可動板243は、その上面が
傾斜して直線状に延びる傾斜面256を形成して
いる。第21図に示した可動板243は、その上
面が湾曲して延びる傾斜面257を形成してい
る。第20図および第21図に示した可動板24
3を用いるとき、いずれも、整列通路239への
電子部品チツプ204の流れ込みを円滑にすると
いう効果を期待できる。
第22図は、この発明のさらに他の実施例を説
明するための図である。第22図に示した電子部
品チツプ収納カセツト258は、そのケース25
9内に形成される収納空間260の厚さ方向寸法
が拡げられ、ここに収納され得る電子部品チツプ
204の数量をより多くしようとするものであ
る。したがつて、収納空間260内においては、
電子部品チツプ204は、全くのランダムな姿勢
で収納され、少なくとも整列通路261を通過す
るときに一定の方向に向けられる。そのため、取
出口262から取出される電子部品チツプ204
は、常に一定の方向に向けられており、前述の各
実施例と同様にチツプマウント工程に付すことが
できることには変わりない。
なお、第22図に示した実施例は、前述した第
1図等に示した第1の代表的な実施例に対して
も、第15図等に示した第2の代表的な実施例に
対しても適用することができる。
第23図は、この発明のさらに他の実施例で用
いるケース263の上端部を示す斜視図である。
この実施例は、1個のケースに対して2個以上の
収納空間が形成されてもよいことを示すためのも
ので、図示のケース263においては2個の収納
空間264,265が並列して設けられている。
この実施例において、整列通路は、各収納空間2
64,265のそれぞれに個別に設けられていて
も、両収納空間264,265に共通して設けら
れていてもよい。
なお、第23図に示す実施例も、第1図等に示
した第1の代表的な実施例に対しても、第15図
等に示した第2の代表的な実施例に対しても、さ
らに第22図に示した第3の代表的な実施例に対
しても適用することができる。
以上、この発明を図示したいくつかの実施例に
ついて説明したが、この発明の範囲内において、
種々の変形が可能である。
まず、図示したいくつかの実施例を組合わせる
ことが可能である。たとえば、第5図に示した吹
込通路217を備える構成、第9図ないし第11
図に示した蓋またはストツパ手段を備える構成、
第12図に示した整列テーブル227を備える構
成、第14図に示したケース228に採用される
構造、等は第15図等以下に示した第2以下の代
表的な実施例に対しても、適用することができ
る。
また、電子部品チツプの形状については、第2
4図に示したようなものに限らず、第25図また
は第26図に示した形状、さらにその他の形状に
ついても、この発明を適用することができる。
なお、各実施例において、図示された電子部品
チツプ204は、図面形成上の理由のため、ケー
スの大きさとの比較の上で、実際の場合より、大
きく図示されていることを指摘しておく。実際に
は、1個のケース内の1個の収納空間内に、たと
えば500個程度以上の電子部品チツプが収納され
得るような寸法関係に選ばれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例の電子部品チツ
プ収納カセツト201の外観を示す斜視図であ
る。第2図は、第1図の線−に沿う断面図で
ある。第3図は、第1図の線−に沿う断面図
であつて、カセツト201を装着した姿勢が示さ
れている。第4図は、第3図に示すようにケース
206が傾けられたときに収納空間205内に形
成される傾斜面216上での電子部品チツプ20
4の挙動を示す拡大図である。第5図は、第3図
の収納空間205と整列通路207との境界付近
を拡大して示す断面図である。第6図および第7
図は、ケース206内に形成される傾斜面214
の変形例をそれぞれ示す断面図である。第8図
は、カセツト201をチツプマウント機に装着し
た状態を示す。第9図ないし第11図は、取出口
208に採用される蓋またはストツパ手段の好ま
しい例をそれぞれ示す。第12図は、この発明の
さらに他の実施例で用いられるケース206の上
端部を示す斜視図である。第13図は、この発明
のさらに他の実施例で用いられるケース206の
下端部の断面図である。第14図は、この発明の
さらに他の実施例で用いられるケース227の横
断面図である。第15図は、この発明のさらに他
の実施例の電子部品チツプ収納カセツト236の
正面図であり、ケース238の前面壁が除去され
て示されている。第16図は、第15図の線
−に沿う断面図である。第17図は、第15
図の線−に沿う断面図である。第18図
は、第15図のカセツト236をチツプマウント
機に装着した状態を示す。第19図は、この発明
のさらに他の実施例において用いられるケース2
38の下端部を示す断面図である。第20図およ
び第21図は、可動板243の変形例をそれぞれ
示す。第22図は、この発明のさらに他の実施例
の電子部品収納カセツト258を示す断面図であ
る。第23図は、この発明のさらに他の実施例で
用いられるケース263の上端部を示す斜視図で
ある。第24図、第25図および第26図は、そ
れぞれ、典型的な電子部品チツプの形状の例を示
す斜視図である。第27図は、従来の電子部品チ
ツプの包装形態の一例としてのテーピング方式を
示す図である。 図において、201,236,258は電子部
品チツプ収納カセツト、204は電子部品チツ
プ、205,231,237,260,264,
265は収納空間、206,228,238,2
59,263はケース、207,239,261
は整列通路、208,240,262は取出口、
212,234は収納空間の厚さ方向寸法、21
3は整列通路の高さ方向寸法、217は吹込通
路、Aは電子部品チツプの縦方向寸法、Bは電子
部品チツプの横方向寸法、Cは電子部品チツプの
厚さ方向寸法である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに直交する縦、横および厚さ方向寸法に
    よつて規定される三次元空間を占める、複数個の
    電子部品チツプと、 前記複数個の電子部品チツプを収納する収納空
    間を内部に備えるとともに、前記電子部品チツプ
    を一定の方向に向けるように案内する壁面によつ
    て規定される整列通路が前記収納空間に形成さ
    れ、前記収納空間と前記整列通路との境目付近に
    圧縮空気を間欠的に導入するための吹込通路が形
    成され、かつ前記電子部品チツプを取出すための
    取出口が前記整列通路の終端に形成された、ケー
    スと、を備える、電子部品チツプ収納カセツト。 2 前記整列通路を規定する壁面間の間隔は、前
    記電子部品チツプの前記3つの寸法のうち最小の
    ものと第2番目に小さいものとによつて規定され
    る断面の受入れのみを許容するように選ばれる、
    特許請求の範囲第1項記載の電子部品チツプ収納
    カセツト。 3 前記収納空間は、互いに直交する縦、横およ
    び厚さ方向寸法によつて規定される三次元空間を
    占めるものであり、かつ前記収納空間の前記厚さ
    方向寸法は、当該収納空間の前記3つの寸法のう
    ち最小の寸法であり、かつ、前記収納空間の前記
    厚さ方向寸法は、前記電子部品チツプの前記3つ
    の寸法のうち最小の寸法の受入れのみを許容する
    ように選ばれる、特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の電子部品チツプ収納カセツト。
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