JPS6382975A - 電子部品チツプ収納カセツト - Google Patents

電子部品チツプ収納カセツト

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JPS6382975A
JPS6382975A JP61218686A JP21868686A JPS6382975A JP S6382975 A JPS6382975 A JP S6382975A JP 61218686 A JP61218686 A JP 61218686A JP 21868686 A JP21868686 A JP 21868686A JP S6382975 A JPS6382975 A JP S6382975A
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cassette
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chip
dimension
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川端 章一
山口 勝巳
田辺 等
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電子部品チップの包装および輸送に適した
形態だけでなく、電子部品チップをプリント塁板等ヘマ
ウントするチップマウント機への供給に適した形態をも
与える、電子部品チップ収納カセットに関するものであ
る。
[従来の技術] 第14図ないし第16図には、それぞれ、現在用いられ
ている電子部品チップの典型的な形状が示されている。
第14図に示す電子部品チップは、直方体状をなしてお
り、その両端部に電HiE、Eが形成されている。第1
5図の電子部品チップは、円柱状であり、その両端部に
電極E、Eが形成されている。
第16図の電子部品チップは、円板状であり、その相対
向する主表面上にff14UE、E(下方に向く主表面
上の電極は図示されない。)が形成されている。
このような電子部品チップは、それぞれ、互いに直交す
る、縦方向寸法A1横方向寸法BJ5よび厚さ方向寸法
Cを有している。それぞれの電子部品チップにおいて、
厚さ方向寸法Cが3つの寸法A、B、Cのうち最小の寸
法となっている。なお、第15図の電子部品チップにお
いては、厚さ方向寸法Cと横方向寸法Bとは互いに等し
いのが一般的であるが、これら寸法が異ならされている
場合もある。また、第16図の電子部品チップ−におい
ては、縦方向寸、法へと横方向寸法Bとは、互いに等し
いのが一般的であるが、異ならされている場合もある。
また、特に第14図に示した直方体状の電子部品チップ
にあっては、マウント時において、その表裏を区別しな
ければならない場合がある。たとえば、抵抗チップの場
合などは、抵抗膜およびそれを覆う保護膜が形成された
面を回路基板に対して上方に向けた状態でマウントする
のが通常である。また、電子部品チップの特性等を一方
の面に表示する場合、このような表示がマウント後にお
いても見えるようにするため、電子部品チップは、回路
基板に対して、表示面が上方へ向くようにマウントする
のが通常である。
電子部品チップの包装形態としては、従来、テーピング
、マガジン、袋詰め、等の方式があり、そのうち、現在
は、テーピング方式が、マウント時における自動化の信
頼性が高いため、主流を占めている。
第17図は、テーピング方式による電子部品チップの包
装形態の一例を示している。この方式においては、たと
えばリール1上にロール状に巻かれた収納テープ2を備
え、当該収納テープ2には、その長さ方向に分布して複
数個のキャビティが形成され、各キャごティに電子部品
チップが1辺ずつ収納されている。この図面に示したテ
ーピング方式では、収納テープ2は、一部拡大した断面
で示すように、たとえば厚紙からなるベーステープ3と
その両面に貼り付けられるカバーテープ4゜4とからな
るサンドインチ構造を有している。ベーステープ3には
、その厚み方向を貫通する孔をもってキャビティ5が形
成されており、そこに、たとえば第14図に示すような
角形の電子部品チップ6が収納されている。
上述したテーピング方式によれば、そのままの形態で、
チップマウント機への適用も可能である。
すなわち、いずれか一方のカバーテープ4をベーステー
プ3から剥がして、キャビティ5を開けば、その中の電
子部品チップ6を取出すことができ、このような作業を
、収納テープ2を良さ方向に送りながら連続的に実施す
ることができる。
なお、前述したように、マウント時における電子部品チ
ップの表裏を選ぶ必要がある場合には、そのような表裏
を定めた状態で電子部品チップ6はキャビティ5内に収
納されている。
マガジン方式においては、複数個の電子部品チップが整
列された状態で、マガジン内に収納される。そして、こ
のマガジン方式は、また、チップマウント機へそのまま
適用することができる。
袋詰め方式は、最も安価な包装形態であり、適当な袋に
、電子部品チップを単にばらの状態で包装するのみであ
る。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上述した3つの包装形態には、いずれも
、解決されるべき問題点があった。
まず、テーピング方式では、第17図に示すように、リ
ール1、ベーステープ3およびカバーテープ4.4とい
った、電子部品チップ6以外の副材料のコストが高くつ
くという欠点があった。また、輸送コストにおいても、
上述したような副材料にかかわるコストが加降されるた
め、電子部品チップ1個あたりの輸送コストを高くして
しまうという欠点らあった。また、キャビティ5内への
電子部品チップ6の装填は、通常、1個ずつ行なわれる
ため、所定個数の電子部品チップの装填を終えるのに、
比較的長時間を必要とする欠点もあった。また、)■子
部品チップをテーピングするための設備が比較的祖雑な
磯横を必要とし、そのため設備コストが高くつくという
欠点もあった。さらに、雪要名側におけるチップマウン
ト工程では、通常、複数個のリール1を横方向に並べ、
かつそれらから引出された収納テープ2を平面的に処理
するので、チップマウント設備の占有床面積を大きく必
要とするという欠点もあった。
次に、マガジン方式では、デツプマウント設備における
占有床面積がそれほど必要でなく、輸送コストも比較的
安価であるという利点を有するものの、マガジンや、電
子部品チップの脱落を防止するためのストッパ、といっ
た副材料のコストが高くつくとともに、テーピング方式
と同様、マガジン化するための設備が高くつき、かつ時
間を長く必要とづる欠点があっ1ζ。また、マガジン方
式においては、致命的な欠点として、1個のマガジンに
収納され得る電子部品チップの数が他の方式に比べて少
ないということがある。
次に、袋詰め方式は、包装に要する副材料、設備等のコ
ストが低く、作業時間の短縮も図れ、電子部品チップ1
111あたりの輸送コストも低いという利点を有するも
のの、チップマウント工程においては、パーツフィーダ
を用いなければならず、このようなパーツフィーダを複
数個並べた場合、大きな床面積を必要とする欠点があっ
た。特に、パーツフィーダにおける貯留容器は、通常、
円形であるため、それらを詰めて配匝したとしても、大
きな床面積を占有してしまう。
さらに、最近の傾向として、電子部品チップが極めて小
形化されつつあり、このような超小形の電子部品チップ
は、袋詰め方式であればともかく、テーピング方式やマ
ガジン方式に対しては、これを適用することすら困難に
なりつつある。
そこで、この発明は、上述した従来の包装形態の問題点
を解消し19る、電子部品チップの新規な包装形態を提
供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段コ この発明によれば、上述した問題点を解決するため、次
のような構成を備える、電子部品チップ収納カセットが
提供される。
すなわち、この発明にかかる電子部品チップ収納カセッ
トは、複数個の電子部品チップと、前記複数個の電子部
品チップを収納する収納空間を内部に備えるとともに前
記電子部品チップを排出するための排出口が前記収納空
間に連通して形成された、ケースと、前記排出口を閉じ
る開放可能な蓋とを備える。
好ましい実施例では、上述した電子部品チップと収納空
間との間の寸法関係において次のような配慮が払われる
。すなわら、電子部品チップおよび収納空間は、それぞ
れ、互いに直交する縦、横および厚さ方向寸法によって
規定される3次元空間を占めるものであり、収納空間の
j7さ方向寸法は、当該収納空間の前記3つの寸法のう
ち最小の寸法とされる。そして、収納空間の厚さ方向寸
法は、電子部品チップの前記3つの寸法のうち最小の寸
法のみの受け入れを許容するように選ばれる。
[発明の効果] この発明による電子部品チップ収納カセットは、電子部
品製造業者が電子部品チップを出荷する際の包装形態と
して適している。すなわち、ケース内の収納空間に電子
部品チップを装填する作業は、多数の電子部品チップに
ついて同時に行なうことができ、能率的である。このと
き、ケースの収納空間内に電子部品チップを実質的にラ
ンダムな姿勢で収納することができるので、テーピング
方式やマガジン方式のように、電子部品チップを一定の
方向に向けながら装填するといった手間や、特にテーピ
ング方式の場合のように、電子部品チップを1個ずつ装
填するといった手間が不要で、また、そのための高価な
設備も必要でない。また、1個のケースに対して、多数
の電子部品チップを収納することができるので、電子部
品チップ1個あたりの包装に要するコストが、テーピン
グ方式やマガジン方式に比べて安くなり、また、同様の
理由で、輸送コストの低減を図ることができる。
また、この発明にかかる電子部品チップ収納カセットは
、ケース内に電子部品チップを実質的にランダムに収納
すればよいだけであるので、取扱いの困難な特に小形の
電子部品チップを収納するのに有用である。
また、電子部品チップ収納カセットのケースは、その内
部の収納空間に収納された電子部品チップを、橢械的函
撃や周囲の環境から保護する機能も果たすことになる。
他方、この発明にかかる電子部品チップ収納カセットに
収納された電子部品チップの需要者側においては、当該
カセットを、そのままチップマウント機に装着して、複
数個の電子部品チップをチップマウント工程に供給し1
0る状態とすることができる。すなわら、カセットをチ
ップマウント機に装着した後、塁を開放すれば、収納空
間内にある複数個の電子部品チップは排出口から順次チ
ップマウントnに供給される。なお、1個のカセット内
に収納されている一定の秤類の電子部品チップは、最終
的なマウント段階までの間に、一定の方向に1列に配列
されなければならないが、そのような整列は、本質的に
は、チップマウント機において行なわせればよいことで
ある。
また、この発明にがかるカレットは、チップマウント機
において、内部に収納されている電子部品チップの排出
を終えたとき、新たなカセットと容易に交換することが
できるので、チップマウント機を連続的に稼動させるこ
とができる。
また、この発明にかかるカセットのケースの厚さ方向寸
法は、それほど大ぎく必要としないので、このような厚
さ方向寸法が横方向に向くように多数のカセットを並べ
【チップマウント工程を実施したとしても、それほど大
きな床面積を占有することはない。
[実施例] この発明の一実施例の電子部品チップ収納カセット10
1が、チップマウント別側のカセット保持台102とと
もに、第1図に斜視図で示されている。
カセット101は、外観的には、たとえば直方体状をな
しており、その側面には、好ましくはラベル103が貼
り付けられる。ラベル103には、たとえば、バーコー
ドのような光学的に読取可能な手段、または磁気的に読
取可能な手段をもって、中に収納される電子部品チップ
の品名、数量、等の情報が表示されている。なお、カセ
ット101は、カセット保持台102に対して、矢印1
04で示す方向に挿入されるが、このような挿入動作を
行なうときにラベル103上に表示された情報を読取る
ことができるように、想像線で示すような位置に、読取
装置105が配置されてもよい。
上述したカセット101のカセット保持台102への挿
入を案内しかつカセット101をカセット保持台102
に位置決めするために、カセット101には、案内溝1
06が設けられ、カセット保持台102の対応の位置に
は案内溝106にスライド可能に嵌合する案内リブ10
7が設けられる。
第1図に示したカセット101およびカセット保持台1
02の縦断面図が、第1図に示した位置関係をもって、
第2図に示されている。
第1図および第2図を参照して、カセット101は、た
とえば第14図に示したような角型の複数個の電子部品
チップ108と、これら電子部品チップ108を収納す
る収納空間109を内部に備えるとともに電子部品チッ
プ108を排出するための排出口110が収納空間10
9に連通して形成された、ケース111と、排出口11
0を閉じる開放可能な蓋112とを備えている。なお、
第2図等において図示される電子部品チップ108のよ
うに、電子部品チップを小さく図示しなければならない
図面においては、電子部品チップの電極の図示を省略す
ることもある。
ケース111は、たとえば、アクリル樹脂、アクリロニ
トリル・ブタジェン・スチレン樹脂、スチロール樹脂、
ポリカーボネート、等の熱可塑性樹脂から構成される。
なお、電子部品チップ108同士、またはチップ108
とケース111との摩擦により発生する静電気を防止す
るため、ケース111には、帯電防止処理を旅しておく
ことが好ましい。また、ケース111は、上述しIζ樹
脂の他、金属や紙あるいはそれらの複合物(たとえばラ
ミネート物)などで+M成してしよい。
ケース111の収納空間109は、互いに直交する縦方
向寸法、横方向寸法および厚さ方向Nf法113(第1
図)によって規定される3次元空間を占めるものである
。このような収納空間109の厚さ方向寸法113は、
縦および横方向寸法より小さい。そして、この実施例で
は、Jりさ方向寸法113は、電子部品チップ108の
最小の寸法、すなわち第14図におけるJ7さ方向寸法
Cのみの受け入れを許容するように選ばれる。通常、収
納空間109の1gさ方向寸法113は、電子部品チッ
プ108の最小寸法である厚さ方向寸法Cより0.2〜
Q、3mrII程度大きく設定される。
また、ケース111の排出口11oの厚さ方向司法も、
収納空間109の厚さ方向寸法113と等しく設定され
ている。
収納空間109および排出口110の寸法を上)本のよ
うに選ぶことにより、電子部品チップ108は、その厚
さ方向を収納空間109および排出口110の厚さ方向
と一致させた姿勢に保持することができる。なお、必要
に応じて、電子部品チップ108の表裏面を区別した状
態で、収納空間109内に電子部品チップ108が収納
されることもある。
蓋112は、たとえば第1図による上方へ複き取り可能
す構成となっており、これによって排出口110が開放
される。蓋112には、たとえば、案内リブ114が設
けられ、ケース111には、案内リブ114を受け入れ
る案内溝115が設けられている。これによって、蓋1
12はケース111に対して位置決めされ、かつ、蓋1
12を扱き取る動作が案内される。
なお、複数個の電子部品チップ108を装填したカセッ
ト101が出荷されるときには、第1図および第2図に
示した形態において、これをさらに覆うように真空パッ
ク(図示せず)を施すのが好ましい。
カセット101を保持するためのカセット保持台102
は、第2図に示されるように、傾けられた状態で取付け
られる。その傾斜角116は、たとえば45度程度に選
ばれる。
第3図には、カセット101を力はット保持台102に
装着した状態の縦断面図が示されており、第4図には、
第3図の線IV −[Vに沿う断面図が示されている。
前述したように、カセット101を、案内溝106と案
内リブ107との案内に従って、第3図に示すように、
カレット保持台102に装着してから、M112が扱き
取られる。これによって、上述の傾斜角116の存在の
ために働く重力に従って、電子部品チップ108は、排
出口110から排出される。カセット保持台102は、
排出口110を介してカセット101の収納空間109
と連通ずる貯留空間117を備え、ここに、カセット1
01から排出された電子部品チップ108が一時的に貯
留される。貯留空間117の下端部に連通して、整列通
路118が設けられる。
整列通路118は、第3図および第4図に示すように、
電子部品チップ108を所定の方向に向けながら1列に
配列する1能を果たすものである。
カセット保持台102側においてら、その貯留空間11
7および整列通路118の各寸法が、電子部品チップ1
08の寸法と関連して選ばれている。まず、貯留空間1
17および整列通路118の各厚さ方向寸法は、第4図
によく現われているように、カセット101の収納空間
109の厚さ方向寸法113と等しく這ばれている。ま
た、整列通路118の高さ方向寸法119(第1図、第
2図)は、電子部品チップ108の2番目に小さい寸法
(第2最小寸法)、すなわち第14図において横方向寸
法Bの受け入れを許容するが、最大寸法、すなわら縦方
向寸法Aの受け入れを許容しないような寸法に選ばれる
。通常、第2最小寸法すなわち横方向寸法Bより0,2
〜0.3m1llV1度大ぎく選ばれる。
なお、第2図ないし第4図において、電子部品チップ1
08が図示されているが、これらの図面に示される電子
部品チップ108の大きさは、図面作成上の理由のため
、ケース111の大きさとの比較の上で、実際の場合よ
り、大きく図示されていることを指摘しておく。実際に
は、1個のケース111内の収納空間109に、たどえ
ば5000g稈度以上の電子部品チップ108が収納さ
れ得るような寸法関係に選ばれる。
また、第2図において、カセット保持台102にある貯
留空間117が空の状態で図示されたが、カセット10
1の使用は、チップマウント機の連続稼動を主たる目的
とするため、多くの場合、カセット保持台102の貯留
空間117内の電子部品チップ108が完全になくなら
ないうちに、新たなカレット101と交換されるのが通
常である。
なお、このような電子部品チップ108の残留状態を外
部からVnMできるようにするため、好ましい実施例と
して、ケース111およびカセット保持台102の少な
くとも一部が透明とされることが考えられる。
さらに、第3図に示すように、N112を引き扱いたと
き、排出口110が全面的に開かれ、1度に複数個の電
子部品チップ108がカセット保持台102側にこぼれ
落ちるように構成されたが、排出口110は、少なくと
も1個ずつ電子部品チップ108を通過させるような寸
法に選ばれていてもよく、同じことを、N112の引き
扱き度合により調整するようにしてもよい。
第5図は、この発明の他の実施例としての?■子部品チ
ップ収納カセット101の外観を示す斜視図である。第
5図に示したカセット101は、第1図等に示したカセ
ット101と多くの共通要素を含んでいるので、共通の
要素には同様の参照番号を付し、徂複する説明を省略す
る。
第5図に示したカセット101は、蓋112に特徴があ
る。蓋112には、係合片120が突出して形成される
。この係合片120は、前述した第2図に示す状態から
第3図に示す状態にカセット101をカセット保持台1
02に装着するとき、カセット保持台102の一部に係
合して、蓋112が自動的に開かれることを可能にする
。そのため、蓋112の上端部は、ケース111の上面
から突出させる必要はない。
第6図は、この発明のさらに他の実施例で用いられるケ
ース121の好ましい構造を示す所面図である。
ケース121は、第6図に示すように、第1の板122
と第2の板123との貼り合わせ構造をもって構成され
る。そして、電子部品チップ(図示せず)のための収納
空間124は、第1および第2の板122および123
の間に形成される。
このように、2枚の板122.123によって1個のケ
ース121を構成するようにすれば、成形が容易になり
、成形コストを下げることができる。
第1および第2の板122および123を組み合わせる
ために、第1の板122には、溝125が形成され、第
2の板123には、溝125に眠合し1gるリブ126
が設けられる。:M 125およびリブ126は、収納
空間124に連通づる排出口を形成する部分を残して、
各板122.123の周縁部に沿って延びている。
第6図に示したケース121を用いるとき、−方の板1
22または123上に複数個の電子部品チップが置かれ
た後で、もう一方の板123または122を載せ、リブ
126を溝125に嵌合させて、ケース121を完成さ
せるのが好ましい。
なお、第1の板122と第2の板123との互いの固定
のためには、たとえば、!収着、接着、熱溶着等が用い
られる。
ケース121の収納空間124の厚さ方向寸法127は
、前述した実施例と同様、電子部品チップの最小寸法の
みの受け入れを許容するように選ぶのが好ましい。この
実施例では、厚さ方向寸法127は、リブ126の溝1
25内への嵌合の度合によって調整することができ、こ
のような調整をより確実にするため、種々の寸法のスペ
ーサを用意しておき、それらから選ばれたスペーサ12
8を溝125の底部に配置するようにしてもよい。
このように、第6図に示した実施例によれば、第163
よび第2の板122および123を共通にしながら、収
納空間124の厚さ方向寸法127を変更することで、
異なる寸法の電子部品チップのためのケース121を提
供することができる。
第7図および第8図には、それぞれ、第1図に示した案
内溝106と案内リブ107との組合わせからなる、カ
セット101のカセット保持台102に対する案内機構
の池の例が示されている。
第7図の例では、カセット101の両側面に案内溝10
6.106が形成され、カセット保持台102側には、
それぞれの案内溝106,106に嵌合する案内リブ1
07.107が形成される。
これによって、カセット101のカセット保持台102
に対する位置決めがより確実になる。
第8図に示す変形例は、第7図の例と逆の関係であり、
カセット101側に案内リブ129.129が形成され
、カセット保持台102側に案内溝130,130が形
成されている。
第8図の例において、2組設けられた案内リブ129と
案内溝130とは、単に1組のみにされてもよい。
第9図は、この発明のさらに他の実施例の電子部品チッ
プ収納カセット131の斜視図である。
この実施例においても、カセット131は、複数個の電
子部品チップ108と、これら電子部品チップ108を
収納する収納空間132を内部に備えるとともに電子部
品チップ108を排出するための排出口133が収納空
間132に連通して形成された、ケース134と、排出
口133を閉じる開放可能な蓋135とを備えている。
ケース134には、カセット保持台に設けられた案内リ
ブ(図示せず)にスライド可能に嵌合する案内溝136
が設けられている。
第9図に示した実施例は、収納空間132が、排出口1
33以外の部分においても開放されていることが特徴で
ある。すなわら、収納空間132には、取入口137が
形成され、ここから電子部品チップ108が収納空間1
32内に挿入されるようにされる。この取入口137は
、電子部品チップ108の挿入の後で、押え板138に
よって閉じられる。押え板138は、たとえばゴムのよ
うな比較的弾性のある材料から構成され、収納空間13
2内に嵌まり込み、電子部品チップ108の収納空間1
32内でのがたつきをできるだけ防止するように用いら
れる。また、押え板138は、カセット131をカセッ
ト保持台(図示せず)に装着した段階で、通常、汰き取
られるが、このような扱き取りの後であっても、たとえ
ば第3図に示すように傾けられた状態にあるカセット1
31内で電子部品チップ108がこぼれず移動し得るゆ
とりを収納空間132内に与えておく機能も果たしてい
る。
さらに、第9図に示す実施例では、収納空間132の取
入口137から外方に延びて、整列テーブル139が設
けられている。整列テーブル139の第9図による上面
は、収納空間132の第9図による底面と同一面上に並
ぶ。したがって、整列テーブル139上にランダムに置
かれた電子部品チップ108は、その厚さ方向が整列テ
ーブル139の上面に対して垂直に延びる姿勢とされl
ζものだけが、収納空間132内に入っていくことにな
る。このように、整列テーブル139は、電子部品チッ
プ108を所定の方向に向けて収納空間132内に挿入
することを容易にする。
なお、第9図に示したケース134は、第6図に示した
構造をもって構成されてもよい。
また、第9図に示した取入口137と押え板138との
組合わせは、前述した他の実施例にJ3いて採用されて
もよい。
第10図および第11図は、それぞれ、この発明のさら
に他の実施例を説明するための図であって、前述した第
4図に相当している。したがって、第4図に示す部分に
相当の部分は、同様の参照番号を付して説明する。
第10図の実施例では、カセット101に形成される収
納空間109が、排出口110側に83いてのみ厚さ方
向寸法が狭められ、その他のfr&域においては、より
多くの電子部品チップ108を収納し得るように厚さ方
向寸法が拡げられている。
第11図の実施例では、カセット101の収納空間10
9の厚さ方向寸法は全体として拡げられている。これに
応じて、カセット保持台102側の貯留空間117の入
口側も拡げられており、少なくとも整列通路118にお
いて、電子部品チップ108カ(1個ずつ通過し1ワる
ように狭められている。
第12図は、この発明の要旨とは直接関連がないが、カ
セット保持台102に採用される電子部品チップ整列構
造の一実施例を示している。第12図に示ずように、貯
留空間117と整列通路118との境目付近にある電子
部品チップ108aは、整列通路118の入口を塞ぐ傾
向がある。これを防止するため、電子部品チップ108
aに対して圧縮空気を吹き込むために、吹込通路140
が形成されるのが好ましい。吹込通路140には、間欠
的に圧縮空気が供給され、それによって、電子部品チッ
プ108aで示すように整列通路118を塞ぐ状態にあ
る電子部品チップを吹き飛ばし、整列通路118内にお
いて電子部品チップ108が円滑に流れるようにする。
第13図は、チップマウント機におけるカセット保持台
102からチップマウントステーションに至る構成の一
例を示している。
カセット保持台102に設けられた整列通路118(第
1図)に連通するように、電子部品チップ108を搬送
するためのチューブ141が連結される。チューブ14
1は、電子部品チップ108の横方向寸法Bおよび厚さ
方向寸法C(第14図)で規定される断面に相似する断
面の通路を形成するもので、その途中において、90度
ねじられ、電子部品チップ108の向きが90度変えら
れるようになっている。チューブ141を出ようとする
電子部品チップ108は、その厚さ方向を上下に向けた
状態とされている。
チューブ141の出口に隣接して、位置決め台142が
配置される。位置決め台142には、真空通路143が
設けられ、ここに、所定の時間間隔をもって真空が与え
られることにより、チューブ141から出ようとする電
子部品チップ108が位置決め台142上に位置決めさ
れるように吸引される。位置決め台142上に位置決め
された電子部品チップ108は、図示しない真空吸引チ
ャックにより、矢印144で示す方向に運ばれ、適宜の
回路基板上に供給される。
以上、この発明を、図示したいくつかの実施例について
説明したが、この発明の範囲内において、種々の変形が
可能である。
たとえば、電子部品チップの形状については、第14図
に示したようなものに限らず、第15図□ または第1
6図に示した形状、ざらにはその他の形状についても、
この発明を適用することができる。
また、ケースに関連して設けられる蓋は、図示の実施例
のように、着脱可能なものに限らず、単に開放可能であ
ればよい。したがって、単なるシート状のものを排出口
を閉じるように貼り付けられていてもよい。
また、案内溝106のように、カセット保持台に対する
位置決め手段は、特に設けられる必要はない。このよう
な位置決め手段は、チップマウント園側に設けられてい
れば、カセット側においては何ら特別な構造を付加する
必要がないからである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例の電子部品チップ収納カ
セット101の外観を、カセット保持台102とともに
示す斜視図である。第2図は、第1図に示したカセット
101とカセット保持台1O2との縦断面図である。第
3図は、第2図に示したカセット101をカセット保持
台102に装着した状態を示す11断面図である。第4
図は、第3図の線IV −IVに沿う断面図である。 第5図は、この発明の他の実施例の電子部品チップ収納
カセット101の外観を示す斜視図である。 第6図は、この発明のさらに他の実施例のカセットにお
いて用いられるケース121の断面図である。 第7図および第8図は、それぞれ、カセット101をカ
セット保持台102に対して位置決めする構造の他の例
を示す断面図である。 第9図は、この発明のさらに他の実施例の電子部品チッ
プ収納カセット131を示す斜視図である。 第10図および第11図は、それぞれ、この発明のさら
に他の実施例を説明するための図であって、第4図に相
当する断面図である。 第12図は、カセット保持台102に採用される好まし
い構造例を示す拡大断面図である。 第13図は、カセット保持台102からチップマウント
ステーションに至る措成の一例を示づ図である。 第14図、第15図および第16図は、それぞれ、典型
的な電子部品チップの形状の例を示す斜ン51!図であ
る。 第17図は、従来の電子部品チップの包装形態の一例と
してのテーピング方式を示す図である。 図にJ5いて、101.131は電子部品チップ収納カ
セット、108は電子部品チップ、109゜124.1
32は収納空間、110,133は排出口、111,1
21,134はケース、112゜135は蓋、113.
127は収納空間の厚さ方向寸法、Aは電子部品チップ
の縦方向寸法、Bは電子部品チップの横方向寸法、Cは
?■子部品チップの厚さ方向寸法である。 (11S ■ lθ6 第7図     第8図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個の電子部品チップと、 前記複数個の電子部品チップを収納する収納空間を内部
    に備えるとともに前記電子部品チップを排出するための
    排出口が前記収納空間に連通して形成された、ケースと
    、 前記排出口を閉じる開放可能な蓋と、 を備える、電子部品チップ収納カセット。
  2. (2)前記電子部品チップおよび前記収納空間は、それ
    ぞれ、互いに直交する縦、横および厚さ方向寸法によっ
    て規定される3次元空間を占めるものであり、かつ前記
    収納空間の前記厚さ方向寸法は、当該収納空間の前記3
    つの寸法のうち最小の寸法であり、かつ、前記収納空間
    の前記厚さ方向寸法は、前記電子部品チップの前記3つ
    の寸法のうち最小の寸法のみの受け入れを許容するよう
    に選ばれる、特許請求の範囲第1項記載の電子部品チッ
    プ収納カセット。
  3. (3)前記排出口は、前記収納空間の前記厚さ方向寸法
    と同じ厚さ方向寸法を有する、特許請求の範囲第2項記
    載の電子部品チップ収納カセット。
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