JPH0546982Y2 - - Google Patents

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JPH0546982Y2
JPH0546982Y2 JP1988101423U JP10142388U JPH0546982Y2 JP H0546982 Y2 JPH0546982 Y2 JP H0546982Y2 JP 1988101423 U JP1988101423 U JP 1988101423U JP 10142388 U JP10142388 U JP 10142388U JP H0546982 Y2 JPH0546982 Y2 JP H0546982Y2
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locking
latch
seat cushion
striker
shaft
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JP1988101423U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はバン型の自動車用リヤシート、詳しく
はシートクツシヨンをその前部下側を回転中心と
して前方に倒して、その背裏が荷物室の床として
利用する前倒シートクツシヨンの後部側のロツク
構造に関する。
(従来の技術) 第7図、第8図に示すように、シートクツシヨ
ンAが前部下側に設けたヒンヂ31を中心に、そ
の背裏が上向きになるように前倒し、その後部下
側左右に設けたロツク装置a,a′によつて車床側
に固定したストライカ3にロツクしてシートクツ
シヨンAの使用状態を保持する構造のものが開示
されている。これは、第8図に示すようにシート
クツシヨンAを前倒し、そのシートクツシヨンA
が設置されている場所にシートバツクBを倒すこ
とにより、シートクツシヨンAとシートバツクB
の背裏が荷物室の床となる。
そして、以上のロツク装置a,a′は、第9図に
示すようにシートクツシヨンAのシートフレーム
に固定されるベースプレート1,1′と、このベ
ースプレート1,1′に重ねられて中央部が回動
自在に軸13,14によつて枢着されたラツチ2
とから構成され、前記ベースプレート1,1′に
は下向きに前記ストライカ3が挿入する逆U字状
の係止孔11,11′が切欠され、また、この係
止孔11,11′に臨む位置に前記鉤形状のラツ
チ2がストライカ3に係合するようにばね21で
付勢されている。
この左右のロツク装置a,a′は同一のベースプ
レート1,1′、ラツチ2から構成され、左右の
ラツチ2は連結シヤフト(クランクシヤフト)4
によつて連結されている。連結シヤフト4の両端
には連結部41,42が設けてあり、この連結部
41,42は断面略長方形の凹部状に形成され、
この連結部に嵌合する軸13,14の被連結部1
3a,14aはラツチ2に一体に溶接されてベー
スプレート1,1′に貫通した軸13,14の先
端に前記凹部に嵌合するように断面略長方形の凸
設状に形成されている。そして、この連結部4
1,42と被連結部13a,14aは第10図、
第11図に示すように連結シヤフト4の左右のロ
ツク装置a,a′に対する組付性を向上させるため
に、クリアランスイ,イ……が生じるように形成
されている。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来のロツク装置にあつては、左右のロツ
ク装置a,a′の係止孔11,11′が同形状で、
この係止孔11,11′の各一方側孔縁側に、ば
ね21によつて付勢されているラツチ2によつて
ストライカ3が押圧されてロツクされる構造であ
る。従つて、左右のロツク装置における前記被連
結部13a,14aと連結シヤフト4の連結部4
1,42とのいずれか一方に、前記クリアランス
分のガタが生じる。そのため、自動車の走行中に
その振動によつて異音が発生する不具合があつ
た。
そこで、本考案は前記従来品において、異音の
発生を防止することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 以上の目的を達成するための本考案は、前記従
来品における左右のロツク装置におけるいずれか
一方の係止孔の前記ラツチの先端が向き合う内孔
縁に、前記シヤフトとラツチとの連結個所のガタ
を防止する切欠部を設けたことを特徴とするもの
である。
(作用) 従つて、一方の切欠部を設けた側のラツチは切
欠分回動してストライカを係合する。そのため、
ラツチと一体の軸も回動するため、連結シヤフト
の連結部の一内壁面側に軸の被連結部は圧接す
る。そのため、両者間にガタが生ぜず異音の発生
を防止できる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第6図に
基づいて説明する。
第1図は連結シヤフト4と、ラツチ2との連結
個所のガタを防止する切欠部10を設けた一方側
のロツク装置aを示し、このロツク装置aはシー
トクツシヨンAのシートフレームにボルトなどの
締結具で固定したベースプレート1と、このベー
スプレート1の中央を回動自在に貫通する軸14
に長さ方向の中央を固定したラツチ2とから構成
され、ラツチ2はベースプレート1に固定した取
付片5とベースプレート1の外側面との間に配設
され、鉤形状下部2aがストライカ3の係合方向
にばね21によつて付勢されている。
そして、以上のベースプレート1には逆U字状
の係止孔11が開孔され、この係止孔11におけ
るラツチ2の下部2aが向き合う内孔縁側に第2
図に示すように切欠部10を設ける。この切欠部
10の切欠角度θは前記ガタの2倍以上が望まし
い。
斯様に切欠部10を設けることにより、係止孔
11内に挿入したストライカ10は、ばね21に
よつて付勢されているラツチ2によつて、第2図
に示す一孔縁10a側に係止する。そのため、前
記角度θ分ラツチ2が回動するので、ラツチ2と
一体の軸14も角度θ分回動し、軸14の内先端
側に設けた被連結部14aも回動して連結シヤフ
ト4の連結部42に、一側面の上部と他側面の下
部とが第3図に示すように接合する。
一方、連結シヤフト4の他端側によつて連結さ
れている他方のロツク装置a′は前記従来品と同一
の構造であり、また、前記一方のロツク装置aに
おける係止孔11に切欠部10を設けないものと
同一の部材から構成されている。これを第4図乃
至第6図において示す。
図中、1′はベースプレート、2′はラツチで、
ベースプレート1′には従来と同一の係止孔11
が開孔され、軸13を回動自在に挿通し、その軸
13の内先端側には被連結部13aが設けてあ
り、ラツチ2′は取付片5′とベースプレート1′
の間に軸13によつて回動自在に、且つばね2
1′によつてストライカ3′に係合するように付勢
されている。そして、前記軸13との被連結部1
3aと連結シヤフト4の連結部41とは第6図に
示すように、前記従来品と同様に嵌合している。
なお、図示しないが、連結シヤフト4又は一方
のラツチ2,2′にはストラツプ(不図示)が設
けてあり、このストラツプを引くことにより、左
右のラツチ2,2′が、ばね21,21′の弾性に
抗して回動して、ストライカ3,3′に対する係
合状態が解除される。従つて、ラツチ2,2′の
ストライカ3,3′に対する係合状態を解除した
後、シートクツシヨンAの後部側を上方に持ち上
げるとベースプレート1,1′の係止孔11から
ストライカ3,3′が脱出され、シートクツシヨ
ンAは第2図に示すように前方に倒伏可能とな
る。
(効果) 本考案によれば後部の左右に同一の構成からな
り、連結シヤフトによつて連結されているロツク
装置を有するシートクツシヨンにおいて、一方の
ロツク装置のベースプレートに設けた係止孔に、
切欠部を設けることにより、そのラツチと連結シ
ヤフトとの連結個所のガタを防止できる。従つ
て、前記従来品の一方のロツク装置の一構成部品
であるベースプレートの係止孔を単に拡大するの
みで良いので、製造が簡単で低原価で、異音の発
生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を構成する一方のロツク装置の
正面図、第2図は同ベースプレートの正面図、第
3図は同装置と連結シヤフトとの連結個所の断面
図、第4図は他方のロツク装置の正面図、第5図
は同ベースプレートの正面図、第6図は同装置と
連結シヤフトとの連結個所の断面図、第7図は本
考案を採用する前倒シートクツシヨンの使用状態
斜視図、第8図は同前倒状態の側面図、第9図は
従来品のロツク構造の分解斜視図、第10図、第
11図は従来品の断面図である。 図中、Aはシートクツシヨン、a,a′はロツク
装置、1,1′はベースプレート、2,2′はラツ
チ、3,3′はストライカ、4は連結シヤフト、
10は切欠部、11は係止孔を夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートクツシヨンの前部下側をヒンヂによつて
    回動自在に車床側に支持させると共に、後部下側
    の左右にロツク装置を設けて車床側のストライカ
    に固定し、且つ前記左右のロツク装置はベースプ
    レートに下端より上方に切欠して前記ストライカ
    を挿入する係止孔と、この係止孔内に係合するス
    トライカを掛止するラツチと、この左右のラツチ
    側に両端を相互に嵌合して連結する連結シヤフト
    とからなるシートクツシヨンにおいて、前記左右
    のロツク装置におけるいずれか一方の係止孔の前
    記ラツチの先端が向き合う内孔縁に、前記シヤフ
    トとラツチとの連結個所のガタを防止する切欠部
    を設けたことを特徴とする前倒シートクツシヨン
    のロツク構造。
JP1988101423U 1988-07-30 1988-07-30 Expired - Lifetime JPH0546982Y2 (ja)

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JP1988101423U JPH0546982Y2 (ja) 1988-07-30 1988-07-30

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JPH0223231U JPH0223231U (ja) 1990-02-15
JPH0546982Y2 true JPH0546982Y2 (ja) 1993-12-09

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