JPH0323870Y2 - - Google Patents

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JPH0323870Y2
JPH0323870Y2 JP1297286U JP1297286U JPH0323870Y2 JP H0323870 Y2 JPH0323870 Y2 JP H0323870Y2 JP 1297286 U JP1297286 U JP 1297286U JP 1297286 U JP1297286 U JP 1297286U JP H0323870 Y2 JPH0323870 Y2 JP H0323870Y2
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seat track
handle
spring
locked
rail
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JP1297286U
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JPS62124040U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用シートトラツクに関し、特に車
両用シートを前後方向に移動可能に支持するシー
トトラツクに関する。
〔従来技術〕
一般に、この種のシートトラツクは刊行物「自
動車工学便覧第6編、第26頁(自動車技術会発
行)」に示されかつ第11図および第12図に示
すように、車体フロアに固定されるロアレール1
側に設けられ同レール1の前後方向に複数の係合
部2aを有するロツクプレート2と、ロアレール
1に前後方向に摺動可能に組付けたアツパレール
3側に回動可能に支持され同レール3に沿つて前
後方向に延びるシートトラツクハンドル4と、同
ハンドル4側に設けられロツクプレート2の各係
合部2aに対して係脱可能なロツクレバー5と、
アツパレール3とシートトラツクハンドル4とに
係止されて同ハンドル4を一方向へ付勢しロツク
レバー5をロツクプレート2の各係合部2aの一
つに係合させるバネ部材6を備えたロツク機構を
具備している。
かかる構成のロツク機構を備えたシートトラツ
クにおいては、ロツクレバー5がロツクプレート
2の各係合部2aの一つに係合している場合アツ
パレール3がロアレール1に対しロツクされ、シ
ートトラツクハンドル4をバネ部材6に抗して回
動操作するとロツクレバー5がロツクプレート2
から外れ、アツパレール3がロツクプレート1に
対するロツクを解除されて前後方向へ摺動可能に
なる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、この種のシートトラツクにおいては
バネ部材6としてトーシヨンバースプリングが採
用されていて、同コイルスプリング6はシートト
ラツクハンドル4の後端部外周に嵌合されてその
一端が同ハンドル4の後端に係止されかつその他
端がアツパレール3に係止されている。このた
め、従来のこの種のシートトラツクにおいては、
シートトラツクハンドル4の後端部にコイルスプ
リング6を嵌合させる所定長さの嵌合部を確保し
なければならず、同ハンドル4が必然的に長くな
るとともに、上記嵌合部が同ハンドル4を支持す
る後方ブラケツト7から相当の長さ方向へ突出す
るという不具合がある。
本考案の目的は、シートトラツクハンドルの長
さおよび同ハンドルの後方ブラケツト7から後方
への突出長さを極力短かくすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこれらの問題に対処すべく、この種の
シートトラツクにおいて、前記シートトラツクハ
ンドルとしてパイプを採用するとともに前記バネ
部材としてトーシヨンバースプリングを採用し、
同スプリングを前記パイプ内に挿入して同スプリ
ングの内端を前記パイプに係止するとともに同ス
プリングの外端を前記アツパレールに係止したこ
とを特徴とする。
〔考案の作用・効果〕
かかる構成によれば、トーシヨンバースプリン
グのほとんど全てがシートトラツクハンドルの内
孔内に位置し、同スプリングの外端のみが同ハン
ドルの後端開口部からアツパレール側に延びるに
すぎない。このため、シートトラツクハンドルに
はその後端部にコイルスプリングを嵌合させるた
めの所定長さの嵌合部を確保する必要がなく、同
ハンドルはその分短かくすることができるととも
に後方ブラケツトから後方への突出長さを極めて
短かくすることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
るに、第1図には本考案の第1実施例に係るシー
トトラツクが示されている。このシートトラツク
は図示しない車両用シートを支持する左右のシー
トトラツクの一方のものであり、本考案の主要部
を構成するシートトラツクハンドルおよびバネ部
材を除き公知のシートトラツクと同様に構成され
ている。
シートトラツクは車体フロアに固定されて前後
方向に延びるロアレール11と、ロアレール11
の上部に前後方向へ摺動可能に組付けたアツパレ
ール12を備え、アツパレール12に突設した前
後のロアレール13,14にて図示しないシート
クツシヨンを支持し、後方ロアアーム14にて図
示しないシートバツクを支持する。また、シート
トラツクはアツパレール12をロアレール11に
対して解除可能にロツクするロツク機構を備えて
いる。
ロツク機構は第1図〜第3図に示すようにロツ
クプレート21、シートトラツクハンドル22、
ロツクレバー23およびトーシヨンバースプリン
グ24により構成されている。ロツクプレート2
1はロアレール11の下面に固着されていて、前
後方向に設けた複数の係合凸部21aがロアレー
ル11の内側へ突出している。シートトラツクハ
ンドル22は所定長さのパイプにて形成されてい
て、アツパレール12に設けた前後両ブラケツト
15,16にて回動可能に支持され、アツパレー
ル12の内側に沿つて前後方向へ延びている。か
かるシートトラツクハンドル22においては、そ
の前部が2段に屈曲成形されて内側へ延びてお
り、またその後部における後方ブラケツト16の
両アーム間にロツクレバー23が固着されてい
る。ロツクレバー23はロツクプレート21の各
係合凸部21aが嵌入する図示しない係合口を備
え、各係合凸部21aに対向し得る位置にある。
トーシヨンバースプリング24はシートトラツク
ハンドル22より若干長く形成されていて、同ハ
ンドル22の内孔22a内に挿入されてその後端
部24aのみが同ハンドル22の後端開口部から
突出し、かつ外側へ屈曲されて延びている。かか
るトーシヨンバースプリング24においては、そ
の後端部24aがアツパレール12の上面に係止
されかつその前端部24bがシートトラツクハン
ドル22と一体的に屈曲され当該屈曲部にて同ハ
ンドル22に係止されている。この状態におい
て、トーシヨンバースプリング24はシートトラ
ツクハンドル22を第1図の矢印A方向へ付勢し
てロツクレバー23をロツクプレート21の各係
合凸部21aの一つに係合させ、アツパレール1
2をロアレール11に対してロツクしている。ま
た、シートトラツクハンドル22をトーシヨンバ
ースプリング24に抗して第1図の矢印B方向へ
回動操作すれば、同ハンドル22と一体のロツク
レバー23が回動してロツクプレート21の係合
凸部21aから外れロアレール11に対するアツ
パレール12のロツクを解除する。
シートトラツクハンドル22とトーシヨンバー
スプリング24とは、一体的に曲げ加工を施すこ
とにより互に係止される。すなわち、第4図a〜
cに示すように所定長さのパイプ22A内に所定
長さのバー24Aを挿入し、これら両者22A,
24Aを所望の形状に曲げ加工する。これによ
り、シートトラツクハンドル22とトーシヨンバ
ースプリング24とが屈曲形成されるとともに、
同スプリング24の前端部24bがその屈曲部に
て係止される。
このように構成したシートトラツクにおいて
は、トーシヨンバースプリング24の後端部24
aを除きその全てがシートトラツクハンドル22
の内孔22a内に位置し、かつ上記後端部24a
が外側へ突出している。このため、シートトラツ
クハンドル22にはコイルスプリングを嵌合させ
るための所定長さの嵌合部を確保する必要がな
く、同ハンドル22は上記嵌合部に相当する分短
かくすることができるとともに、同ハンドル22
の後方ブラケツト16から後方への突出長さを極
めて短かくすることができる。
第5図および第6図には、本考案の第2実施例
に係るシートトラツクが示されている。当該シー
トトラツクにおいては、シートトラツクハンドル
およびトーシヨンバースプリングを除き第1実施
例のシートトラツクと同様に構成され、かつ同シ
ートトラツクと同様に作動するもので、同一の構
成部材には同一の符号を付与する。
しかして、トーシヨンバースプリング34にお
いてはその前端部34aが波形状に屈曲されてい
て、同前端部34aはシートトラツクハンドル3
2の前端屈曲部32aの後方に位置している。ま
た、同ハンドル32におけるトーシヨンバースプ
リング34の前端部34bが位置する部位がツブ
シ加工されて第7図に示すように扁平化されてお
り、この扁平部32bにてトーシヨンバースプリ
ング34の前端部34aが係止されている。トー
シヨンバースプリング34は第8図a〜cに示す
ようにその前端部34aが曲げ加工にて予じめ屈
曲されていて、予じめ所定形状に屈曲されたパイ
プ32Aに挿入され、この状態でパイプ32Aの
一部がシブシ加工される。従つて、本実施例にお
いても、第1実施例と同様の効果を奏する。
第9図には、本考案の第3実施例に係るシート
トラツクの一部が示されている。当該シートトラ
ツクにおいても、シートトラツクハンドル42お
よびトーシヨンバースプリング44を除き第1実
施例および第2実施例と同様に構成され、かつ同
様に作動する。しかして、トーシヨンバースプリ
ング44の前端部44aは第9図および第10図
に示すように鉤状に屈曲していて、シートトラツ
クハンドル42の周壁に設けた嵌合孔42aに掛
止めされている。また、シートトラツクハンドル
42においては、その嵌合孔42aの穿設部がシ
ブシ加工されて扁平化されていて、この扁平部4
2bにてトーシヨンバースプリング44の前端部
44aが係止されている。従つて、本実施例にお
いても、第1実施例および第2実施例と同様の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係るシートトラ
ツクの斜視図、第2図は第1図の矢印部分の一
部切欠拡大斜視図、第3図は第1図の矢印部分
の拡大平面図、第4図a,b,cはトーシヨンバ
ースプリングの組付順序の説明図、第5図は第2
実施例に係るシートトラツクの斜視図、第6図は
第5図の矢印部分の拡大平面図、第7図は第6
図の−線に沿う拡大断面図、第8図a,b,
cは第4図に対応する説明図、第9図は第3実施
例に係るシートトラツクの第3図に対応する平面
図、第10図は第9図の矢印−線に沿う拡大
断面図、第11図は従来のシートトラツクの斜視
図、第12図は同シートトラツクの矢印XII部分の
拡大平面図である。 符号の説明、11……ロアレール、12……ア
ツパレール、21……ロツクプレート、22,3
2,42……シートトラツクハンドル、23……
ロツクレバー、24,34,44……トーシヨン
バースプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体フロアに固定されるロアレール側に設けら
    れ同レールの前後方向に複数の係合部を有するロ
    ツクプレートと、前記ロアレールに前後方向に摺
    動可能に組付けたアツパレール側に回動可能に支
    持され同レールに沿つて前後方向に延びるシート
    トラツクハンドルと、同ハンドル側に設けられ前
    記ロツクプレートの各係合部に対して係脱可能な
    ロツクレバーと、前記アツパレールと前記シート
    トラツクハンドルとに係止されて同ハンドルを一
    方向へ付勢し前記ロツクレバーを前記ロツクプレ
    ートの各係合部の一つに係合させるバネ部材を備
    えたロツク機構を具備してなる車両用シートトラ
    ツクにおいて、前記シートトラツクハンドルとし
    てパイプを採用するとともに前記バネ部材として
    トーシヨンバースプリングを採用し、同スプリン
    グを前記パイプ内に挿入して同スプリングの内端
    を前記パイプに係止するとともに同スプリングの
    外端を前記アツパレールに係止したことを特徴と
    する車両用シートトラツク。
JP1297286U 1986-01-31 1986-01-31 Expired JPH0323870Y2 (ja)

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JPS62124040U JPS62124040U (ja) 1987-08-06
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