JPH0339577Y2 - - Google Patents

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JPH0339577Y2
JPH0339577Y2 JP7120585U JP7120585U JPH0339577Y2 JP H0339577 Y2 JPH0339577 Y2 JP H0339577Y2 JP 7120585 U JP7120585 U JP 7120585U JP 7120585 U JP7120585 U JP 7120585U JP H0339577 Y2 JPH0339577 Y2 JP H0339577Y2
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JP
Japan
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hood
hook
lock
attached
back surface
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JP7120585U
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JPS61187870U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、自動車等におけるフード、例えば
エンジンフード、トランクリツド等をロツクする
ためのロツク部構造の改良に関する。
【従来の技術】
自動車のフードのロツク部構造としては、例え
ば、実開昭58−136556号公報、あるいは実開昭59
−188261号公報等に記載されるものがある。 このような従来のフードのロツク部の構造は、
第3図乃至第5図に示されるように、フード1の
自由端側裏面に取付けられ、該フード1閉時に、
ボデイ2側のプライマリロツク3のラツチ(図示
省略)に噛み込むフツク4と、ボデイ2側のオグ
ジリアリキヤツチ5に引掛かる掛止部材6と、を
有してなる。 ここで、前記フツク4は、第5図に拡大して示
されるように、丸棒を略U字形に屈曲させてこれ
をフード1におけるインナパネル1Aに取付けた
ものである。 一方、前記掛止部材6は、前記インナパネル1
Aに形成された孔7部分において、インナパネル
1A裏面に取付けられ、その一部が孔7を介して
フード裏面側に突出したリーンホースメントの一
部によつて構成されている。 前記フツク4は、ロツク状態でフード1を閉止
位置に固定するものであり、又、掛止部材6は、
例えば自動車の走行中に誤つてフード開放レバー
を操作しても、前記オグジリアリキヤツチ5に引
掛かつてフードが開かないようにするものであ
る。 従つて、これらフツク4及び掛止部材6の相対
位置精度はフードロツクの構造上重要であり、こ
のため、精度の高い組付け治具を使用して、組付
けなければならず、組付けに長時間を必要とする
のみならず、コスト増大ならびに部品重量の増大
をもたらすという問題点がある。
【考案が解決しようとする問題点】
この考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであつて、フツクと掛止部材との相対精度
を容易に出すことができ、従つて、組付け治具を
簡素化し、更には部品コストの低減、部品重量の
軽減を図ることができるようにしたフードのロツ
ク部構造を提供することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
この考案は、フードの自由端側裏面に取付けら
れ、該フード閉時に、ボデイ側のプライマリロツ
クに噛み込むフツクと、ボデイのオグジリアリキ
ヤツチに引掛かる掛止部材と、を有してなるフー
ドのロツク部構造において、前記フツク及び掛止
部材を、1本の棒材を連続して屈曲させて形成さ
れた平行な一対のU字形状部により構成すること
により上記目的を達成するものである。
【作用】
この考案においては、フツク及び掛止部材を1
本の棒材から連続して屈曲して形成しているの
で、両者間の相対位置精度を容易に出すことがで
きる。
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。 この実施例は、第1図及び第2図に示されるよ
うに、フード10の自由端側裏面に取付けられ、
該フード10閉時に、ボデイ12側のプライマリ
ロツク14のラツチ(図示省略)に噛み込むフツ
ク16と、ボデイ12のオグジリアリキヤツチ1
8に引掛かる掛止部材20と、を有してなるフー
ドのロツク部構造において、前記フツク16及び
掛止部材20を、1本の丸棒を連続して屈曲させ
て形成された平行な一対のU字形状部により構成
したものである。 前記一対のU字形状のフツク16及び掛止部材
20は、U字の一端において連結部22により連
結されると共に、他端において、それぞれ相反す
る方向に直角に屈曲された屈曲部24A,24B
を備えている。 これらフツク16及び掛止部材20は、前記連
結部22及び屈曲部24A,24Bが、フード1
0におけるインナパネル10Aの裏面側に固着さ
れることによつて、フード10に取付けられてい
る。 図の符号26はインナパネル10Aに形成さ
れ、フード10の閉止時にプライマリロツク14
及びオグジリアリキヤツチ18と干渉することを
防止するための逃げ孔を示す。 この逃げ孔26は、前記一体のフツク16、掛
止部材20の取付け用の孔にもなる。 ここで、前記フツク16と掛止部材20の、イ
ンナパネル10Aからの高さは、第2図に示され
るように、掛止部材20がフツク16よりも低く
なるようにされている。 フツク16及び掛止部材20はフード10のロ
ツク状態で、第2図の実線位置にあり、又、ロツ
クが解除されて、且つ、フード10の開放が阻止
されている状態は、第2図の二点鎖線で示される
位置にある。 上記実施例においては、フツク16及び掛止部
材20を、1本の丸棒を連続的に屈曲して一対の
平行なU字形状部により形成しているので、両者
間の相対位置精度は、丸棒の屈曲時の精度のみに
より決定され、フード10への組付け精度の影響
を受けないので、組付けが容易となる。 従つて、組付け治具の簡素化を図ることができ
る。 更に、安価な丸棒を屈曲することのみによりフ
ツク16及び掛止部材20を形成できるので、製
造コストの低減ならびに部品点数、重量の低減を
図ることができる。 更に、掛止部材20は従来は板状のリーンホー
スメントをプレス加工して形成したものであり、
オグジリアリキヤツチ18の係合時に剪断力を受
ける断面積が小さいか、又は集中応力を受け易い
という問題点があつたが、上記実施例のようにこ
れを丸棒で構成することによつて、剪断応力の低
減を図ることができる。 なお上記実施例は、丸棒によりフツク16及び
掛止部材20を形成したものであるが、本考案は
これに限定されるものでなく、異形断面の棒部材
であつてもよい。 更に、前記実施例において、屈曲部24A,2
4Bは相反する方向に屈曲されているが、これ
は、フード10に取付けられる構造であれば、例
えば、相互に内側に屈曲された構造であつてもよ
い。
【考案の効果】
本考案は上記のように構成したので、フツク及
び掛止部材の組立て精度の向上、部品点数、重
量、組立工数の低減を図ることができるという優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフードのロツク部構造の
実施例を示す斜視図、第2図は同実施例のボデイ
側のロツク装置との関係を示す正面図、第3図は
従来のフードのロツク部構造を示す斜視図、第4
図はボデイ側のロツク装置を示す斜視図、第5図
は同従来のフードのロツク部構造を拡大して示す
斜視図である。 10……フード、12……ボデイ、14……プ
ライマリロツク、16……フツク、18……オグ
ジリアリキヤツチ、20……掛止部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フードの自由端側裏面に取付けられ、該フード
    閉時に、ボデイ側のプライマリロツクに噛み込む
    フツクと、ボデイ側のオグジリアリキヤツチに引
    掛かる掛止部材と、を有してなるフードのロツク
    部構造において、前記フツク及び掛止部材を、1
    本の棒材を連続して屈曲させて形成された平行な
    一対のU字形状部により構成したことを特徴とす
    るフードのロツク部構造。
JP7120585U 1985-05-14 1985-05-14 Expired JPH0339577Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7120585U JPH0339577Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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JP7120585U JPH0339577Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61187870U JPS61187870U (ja) 1986-11-22
JPH0339577Y2 true JPH0339577Y2 (ja) 1991-08-20

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ID=30608479

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JP7120585U Expired JPH0339577Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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