JPS6147261B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6147261B2 JPS6147261B2 JP8228881A JP8228881A JPS6147261B2 JP S6147261 B2 JPS6147261 B2 JP S6147261B2 JP 8228881 A JP8228881 A JP 8228881A JP 8228881 A JP8228881 A JP 8228881A JP S6147261 B2 JPS6147261 B2 JP S6147261B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key cylinder
- lock
- bolt
- spacer
- trunk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000003197 gene knockdown Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車のロツク装置特に、トランクロ
ツク装置に関する。
ツク装置に関する。
自動車のトランクロツク装置は周知のように車
室内でオープンレバーの操作によるロツク解除
と、車外側からキーシリンダの操作によるロツク
解除とを行えるようにしてある。
室内でオープンレバーの操作によるロツク解除
と、車外側からキーシリンダの操作によるロツク
解除とを行えるようにしてある。
第2図は従来多用されているトランクロツク装
置を示すもので、実開昭55−37937号公報として
知られているものである。本例ではトランクロツ
ク装置をトランクリツド1に配設しているが、車
種によつてはトランクロツク装置を車体側に配設
する場合もある。このトランクロツク装置はトラ
ンクリツド1のインナパネル1Aに配設したロツ
ク機構2と、アウタパネル1Bに配設したキーシ
リンダ3とを備えている。ロツク機構2は図外の
車体側ストライカと係脱するラツチ4を有してお
り、ベースプレート5をインナパネル1Aにボル
ト6・ナツト7固定してある。また、前記ラツチ
4の上端部にはロツク解除レバー8を一体に曲折
成形してあり、該ロツク解除レバー8をベースプ
レート5、インナパネル1A、レインフオース9
に形成した開口10を通してキイーシリンダ3側
に突出して配置してある。一方、キーシリンダ3
はアウタパネル1Bの取付孔11に挿入し、裏側
よりリテイニングクリツプ12で抜止め固定して
あり、図外のキープレートにより回動されるシリ
ンダ13端にはレバー14を固定し、キープレー
トの操作により該レバー14を回動してロツク解
除レバー8を押動し、ラツチ4と車体側ストライ
カとの係合を外してロツク解除を行えるようにな
つている。
置を示すもので、実開昭55−37937号公報として
知られているものである。本例ではトランクロツ
ク装置をトランクリツド1に配設しているが、車
種によつてはトランクロツク装置を車体側に配設
する場合もある。このトランクロツク装置はトラ
ンクリツド1のインナパネル1Aに配設したロツ
ク機構2と、アウタパネル1Bに配設したキーシ
リンダ3とを備えている。ロツク機構2は図外の
車体側ストライカと係脱するラツチ4を有してお
り、ベースプレート5をインナパネル1Aにボル
ト6・ナツト7固定してある。また、前記ラツチ
4の上端部にはロツク解除レバー8を一体に曲折
成形してあり、該ロツク解除レバー8をベースプ
レート5、インナパネル1A、レインフオース9
に形成した開口10を通してキイーシリンダ3側
に突出して配置してある。一方、キーシリンダ3
はアウタパネル1Bの取付孔11に挿入し、裏側
よりリテイニングクリツプ12で抜止め固定して
あり、図外のキープレートにより回動されるシリ
ンダ13端にはレバー14を固定し、キープレー
トの操作により該レバー14を回動してロツク解
除レバー8を押動し、ラツチ4と車体側ストライ
カとの係合を外してロツク解除を行えるようにな
つている。
ところが、かかる従来の構造ではキーシリンダ
3を取付けたアウタパネル1B自体は両剛性がそ
れ程高いわけではなく、このため、キーシリンダ
3のキープレート挿入孔15(第1図参照)にド
ライバー等先端が偏平な工具を挿入して強引にキ
ーシリンダ3を倒すとアウタパネル1Bが変形
し、キーシリンダ3のレバー14がロツク解除レ
バー8を押動してロツクが解除してしまうことも
あり、防盗性に若干の問題を有していた。
3を取付けたアウタパネル1B自体は両剛性がそ
れ程高いわけではなく、このため、キーシリンダ
3のキープレート挿入孔15(第1図参照)にド
ライバー等先端が偏平な工具を挿入して強引にキ
ーシリンダ3を倒すとアウタパネル1Bが変形
し、キーシリンダ3のレバー14がロツク解除レ
バー8を押動してロツクが解除してしまうことも
あり、防盗性に若干の問題を有していた。
本発明はかかる従来の実状に鑑み、ドライバー
等の工具でキーシリンダを強引にこじつても該キ
ーシリンダが倒れることのないようにして防盗性
の高いトランクロツク装置を提供することを目的
とするものである。
等の工具でキーシリンダを強引にこじつても該キ
ーシリンダが倒れることのないようにして防盗性
の高いトランクロツク装置を提供することを目的
とするものである。
前記目的を達成するため、本発明にあつてはロ
ツク機構を固定するボルト・ナツトの何れかを、
キーシリンダにオーバーラツプする長さとし、こ
のボルト又はナツトとキーシリンダとの間にスペ
ーサを介装して、キーシリンダの倒れ荷重をスペ
ーサ、ボルト又はナツトを介してインナパネル側
にも負担させ、以つてキーシリンダの倒れを防止
するようにしてある。
ツク機構を固定するボルト・ナツトの何れかを、
キーシリンダにオーバーラツプする長さとし、こ
のボルト又はナツトとキーシリンダとの間にスペ
ーサを介装して、キーシリンダの倒れ荷重をスペ
ーサ、ボルト又はナツトを介してインナパネル側
にも負担させ、以つてキーシリンダの倒れを防止
するようにしてある。
以下、本発明の実施例を図面と共に前記従来の
構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
即ち、本発明にあつては第3〜5図に示すよう
に、トランクリツド1のインナパネル1Aにロツ
ク機構2をボルト6・ナツト7固定する一方、ア
ウタパネル1Bにキーシリンダ3を配設した構成
にあつて、前記ボルト6・ナツト7固定位置をキ
ーシリンダ3の軸線0と横方向に平行する位置に
設定してあり、これはロツク解除レバー8の解除
方向と平行である。そして少なくともロツク解除
レバー8側に位置するボルト6又はナツト7の何
れか、例えばボルト6をキーシリンダ3とオーバ
ーラツプする長さとし、このボルト6のオーバー
ラツプ部6aとキーシリンダ3との間にスペーサ
20を介装してある。
に、トランクリツド1のインナパネル1Aにロツ
ク機構2をボルト6・ナツト7固定する一方、ア
ウタパネル1Bにキーシリンダ3を配設した構成
にあつて、前記ボルト6・ナツト7固定位置をキ
ーシリンダ3の軸線0と横方向に平行する位置に
設定してあり、これはロツク解除レバー8の解除
方向と平行である。そして少なくともロツク解除
レバー8側に位置するボルト6又はナツト7の何
れか、例えばボルト6をキーシリンダ3とオーバ
ーラツプする長さとし、このボルト6のオーバー
ラツプ部6aとキーシリンダ3との間にスペーサ
20を介装してある。
このスペーサ20は本実施例では板金製として
軽量でかつコンパクトなものとしてある。スペー
サ20は第6,7図にも示すようにボルト6・ナ
ツト7によりインナパネル1Aに共締め固定され
るブラケツト部21と、該ブラケツト部21の上
端部より曲折して延設したアーム部22と、該ア
ーム部22端に平面三角形状に曲折成形したスペ
ーサ部23とからなつており、このスペーサ部2
3の上側にはストツパ片24を切起し成形してあ
る。そして、このスペーサ部23を前記ボルト6
のオーバーラツプ部6aとキーシリンダ3との間
に配し、上側のストツパ片24をキーシリンダ3
上側に配置してある。
軽量でかつコンパクトなものとしてある。スペー
サ20は第6,7図にも示すようにボルト6・ナ
ツト7によりインナパネル1Aに共締め固定され
るブラケツト部21と、該ブラケツト部21の上
端部より曲折して延設したアーム部22と、該ア
ーム部22端に平面三角形状に曲折成形したスペ
ーサ部23とからなつており、このスペーサ部2
3の上側にはストツパ片24を切起し成形してあ
る。そして、このスペーサ部23を前記ボルト6
のオーバーラツプ部6aとキーシリンダ3との間
に配し、上側のストツパ片24をキーシリンダ3
上側に配置してある。
なお、スペーサ部23の形状は前述のものに限
定されるものではなく、キーシリンダ3側からボ
ルト6のオーバーラツプ部6a側に曲げ変形せず
に適正に荷重伝達し得るものであればどのような
形状であつてもよい。またスペーサ20自体も前
記板金製に限定されるものでないことは勿論であ
る。
定されるものではなく、キーシリンダ3側からボ
ルト6のオーバーラツプ部6a側に曲げ変形せず
に適正に荷重伝達し得るものであればどのような
形状であつてもよい。またスペーサ20自体も前
記板金製に限定されるものでないことは勿論であ
る。
以上の構成によりキーシリンダ3のキープレー
ト挿入孔15にドライバー等の工具を挿し込んで
該キーシリンダ3をレバー14によるロツク解除
レバー8のロツク解除作動方向にこじつても、キ
ーシリンダ3の倒れ荷重はスペーサ部23からボ
ルト6を経由して、ロツク機構2の配設のために
レインフオース9を設けて補強構造としたトラン
クリツドインナパネル1Aに負担され、この結果
キーシリンダ3が不当に倒れることはない。ま
た、キーシリンダ3を上方に動かそうとしてもス
ペーサ部23のストッパ片24でこれを阻止する
ため、キーシリンダ3がスペーサ部23を乗り込
えて倒れることもない。
ト挿入孔15にドライバー等の工具を挿し込んで
該キーシリンダ3をレバー14によるロツク解除
レバー8のロツク解除作動方向にこじつても、キ
ーシリンダ3の倒れ荷重はスペーサ部23からボ
ルト6を経由して、ロツク機構2の配設のために
レインフオース9を設けて補強構造としたトラン
クリツドインナパネル1Aに負担され、この結果
キーシリンダ3が不当に倒れることはない。ま
た、キーシリンダ3を上方に動かそうとしてもス
ペーサ部23のストッパ片24でこれを阻止する
ため、キーシリンダ3がスペーサ部23を乗り込
えて倒れることもない。
第8図に示す実施例はボルト6をキーシリンダ
3とオーバーラツプする長さとする替りに、レイ
ンフオース9に溶接固定したナツト7をキーシリ
ンダ3とオーバーラツプする長さとし、オーバー
ラツプ部7aでキーシリンダ3の倒れ荷重を受け
るようにした場合で、前記実施例と同様の効果を
発揮できる。
3とオーバーラツプする長さとする替りに、レイ
ンフオース9に溶接固定したナツト7をキーシリ
ンダ3とオーバーラツプする長さとし、オーバー
ラツプ部7aでキーシリンダ3の倒れ荷重を受け
るようにした場合で、前記実施例と同様の効果を
発揮できる。
以上のように本発明によればキーシリンダをド
ライバー等の工具で強引にこじつて倒そうとして
もこれを確実に阻止し、以つてキーシリンダを倒
して不当にロツク解除されることはなく防盗性を
一段と高められる実用上多大な効果を有する。
ライバー等の工具で強引にこじつて倒そうとして
もこれを確実に阻止し、以つてキーシリンダを倒
して不当にロツク解除されることはなく防盗性を
一段と高められる実用上多大な効果を有する。
第1図は自動車の後斜視図、第2図は従来のト
ランクロツク装置の構造を示す第1図A−A線に
沿う断面図、第3図は本発明装置の一実施例を示
す第2図と同様の断面図、第4図は第3図の−
線に沿う断面図、第5図は第3図の−線に
沿う断面図、第6図はスペーサの側面図、第7図
は第6図の矢視図、第8図は本発明の異なる例
を示す第3図と同様の断面図である。 1…トランクリツド又は車体、1A…インナパ
ネル、1B…アウタパネル、2…ロツク機構、3
…キーシリンダ、4…ラツチ、6…ボルト、6a
…オーバーラツプ部、7…ナツト、7a…オーバ
ーラツプ部、8…ロツク解除レバー、14…キー
シリンダのレバー、20…スペーサ。
ランクロツク装置の構造を示す第1図A−A線に
沿う断面図、第3図は本発明装置の一実施例を示
す第2図と同様の断面図、第4図は第3図の−
線に沿う断面図、第5図は第3図の−線に
沿う断面図、第6図はスペーサの側面図、第7図
は第6図の矢視図、第8図は本発明の異なる例
を示す第3図と同様の断面図である。 1…トランクリツド又は車体、1A…インナパ
ネル、1B…アウタパネル、2…ロツク機構、3
…キーシリンダ、4…ラツチ、6…ボルト、6a
…オーバーラツプ部、7…ナツト、7a…オーバ
ーラツプ部、8…ロツク解除レバー、14…キー
シリンダのレバー、20…スペーサ。
Claims (1)
- 1 トランクリツド又は車体のアウタパネルにキ
ーシリンダを配設する一方、インナパネルにロツ
ク機構をボルト・ナツト固定し、キーシリンダの
レバーで直接ロツク機構のラツチ端部に形成した
ロツク解除レバーを押動してロツク解除するよう
にしたトランクロツク装置において、前記ロツク
機構を固定するボルト・ナツトの何れかを、キー
シリンダにオーバーラツプする長さとし、このボ
ルト又はナツトとキーシリンダとの間にスペーサ
を介装したことを特徴とするロツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8228881A JPS57197379A (en) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | Lock apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8228881A JPS57197379A (en) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | Lock apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57197379A JPS57197379A (en) | 1982-12-03 |
JPS6147261B2 true JPS6147261B2 (ja) | 1986-10-18 |
Family
ID=13770334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8228881A Granted JPS57197379A (en) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | Lock apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57197379A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6219355U (ja) * | 1985-07-19 | 1987-02-05 | ||
JP2522555Y2 (ja) * | 1990-06-29 | 1997-01-16 | 日産自動車株式会社 | 車体後部のキーシリンダ周縁部構造 |
US6692057B2 (en) | 2001-10-12 | 2004-02-17 | Suzuki Motor Corporation | Latch attachment structure |
JP4922219B2 (ja) * | 2008-03-24 | 2012-04-25 | 株式会社アルファ | 自動車用ドアハンドル装置 |
-
1981
- 1981-05-29 JP JP8228881A patent/JPS57197379A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57197379A (en) | 1982-12-03 |
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