JP4922219B2 - 自動車用ドアハンドル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両ドアに設けられ、乗員の操作により車両ドアを開閉する自動車用ドアハンドル装置に関する。
この種の従来の自動車用ドアハンドル装置としては、特許文献1に開示されたものがある。この自動車用ドアハンドル装置100は、図8〜図10に示すように、図示しない車両ドアのアウトサイドパネルに装着され、ハンドル101を回動可能に支持するベース部材102と、ハンドル101の一端に隣接してベース部材102に固定されるキーシリンダ104とを備えている。
上記構成において、車両ドアの不正解錠を目的として、ハンドル104の一端に隣接するキーシリンダ104が外部からキー挿入方向に強制的に押し込まれた場合、キーシリンダ104はベース部材102に固定されており、キーシリンダ104がキー挿入方向に移動して車両ドア内部に落ち込むことを抑制している。
そして、キーシリンダ104が車両ドア内部に陥没した場合、キーシリンダ104の取り付け部分に隙間が形成されることから、この隙間からドライバーなどが差し入れられてキーシリンダ104の施錠状態が不正に解除されるので車両盗難に至る危険性がある。したがって、上述したように、外部からの押し込み時にこの押し込み力に抗してキーシリンダ104が車両ドア内部に陥没しないようキーシリンダ104を保持することは、車両の盗難防止性能上、とりわけ重要である。
特開2006−57343号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来の自動車用ドアハンドル装置100では、キーシリンダ104に加わった外部からの押し込み力によりベース部材102などが変形あるいは破損するというおそれがあることから、前記押し込み力に抗してキーシリンダ104を十分に保持することが難しい場合がある。
そこで、本発明は、外部からの押し込み力に抗してキーシリンダをより一層強固に保持することができ、車両の盗難防止性能のさらなる向上を図ることができることができる自動車用ドアハンドル装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、車両ドアのアウトサイドパネルに固定されるベース部材と、該ベース部材に回動可能に支持されるハンドルと、該ベース部材に固定されるキーシリンダとを有する自動車用ドアハンドル装置において、前記ベース部材に固定されつつ、前記キーシリンダのキー挿入方向端部と車両ドア内部の構造物とのそれぞれに近接し、且つ該キー挿入方向端部と該構造物との間に配置されるプロテクタ部材を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の自動車用ドアハンドル装置であって、前記構造物が、前記車両ドア内部に設けられるインナーパネルであることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、プロテクタ部材がベース部材固定され、キーシリンダのキー挿入方向端部と車両ドア内部の構造物の間に近接配置されているので、ハンドルの一端に隣接するキーシリンダが外部からキー挿入方向に強制的に押し込もうとした場合、キーシリンダに押されて、プロテクタ部材が車両ドア内部の構造物に突き当たるため、キーシリンダを押込んで車両ドア内部に落とし込むことが防止される。これにより、外部からの押し込み力に抗してキーシリンダをより一層強固に保持することができ、車両の盗難防止性能のさらなる向上を図ることができる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明による効果に加えて、キーシリンダを強制的に押込もうとして、プロテクタ部材がインナーパネルに押付けられた際に、インナーパネルは剛性が比較的高いため変形し難いので、外部からの押し込み力に抗してキーシリンダをより一層強固に保持することができ、車両の盗難防止性能のさらなる向上を図ることができる。
また、インナーパネルは車両ドアを構成する部材であり、新たに部品を設置する必要がないため、重量、および製造コストの増大を防ぎつつ、車両の盗難防止性能の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図7は本発明の一実施形態を示し、図1は自動車用ドアハンドル装置の斜視図、図2は自動車用ドアハンドル装置の正面図、図3は図2のA−A線に沿う断面図、図4は図2のB−B線に沿う断面図、図5は図2のC−C線に沿う断面図、図6は自動車用ドアハンドル装置を下方から見上げた図、図7は自動車用ドアハンドル装置を裏面側から見た図である。
図1〜図7に示すように、自動車用ドアハンドル装置1は、車両ドアのアウトサイドパネル9に固定されるベース部材3と、ベース部材3に回動可能に支持され、乗員に開閉操作されるハンドル2と、ベース部材3に固定され、乗員が携行する図示しないキーが挿入されるキーシリンダ5と、ベース部材3に固定されつつ、キーシリンダ5のキー挿入方向端部と車両ドア内部に設けられる構造物であるインナーパネル7とのそれぞれに近接し、且つキー挿入方向端部とインナーパネル7との間に配置されるプロテクタ部材6を備えている。
プロテクタ部材6は、1枚の折り曲げられた金属板からなり、車両ドア内部の構造物、例えば車両ドアの側端に内蔵されるインナーパネル7に当接可能な先端部6aと、ベース部材3の上端および下端に一対のネジ部材8により締結される基部6bと、この基部6bと先端部6a間に延在する中間部6cとから一体に構成されている。
基部6bは、略コ字形状に折り曲げられ、コ字の両端部がベース部材3にネジ部材8で固定され、コ字の底部分で中間部6cに連結されている。中間部6cはキー挿入方向Xに対して平行になるように配置されている。また、中間部6cは先端部6aとともに略L字状に形成されている。そして、先端部6aは、インナーパネル7に対して隙間無く近接配置されている。また、インナーパネル7の当接部7aは、キー挿入方向Xに対して、ほぼ直交する部位に設けられている。
上記構成において、ハンドル2の一端に隣接するキーシリンダ5が外部からキー挿入方向Xに押し込まれて、ベース部材3を介してプロテクタ部材6がキーシリンダ5のキー挿入方向Xに付勢された場合、プロテクタ部材6の先端部6aが車両ドアの側端に内蔵されるインナーパネル7の当接部7aに当接するので、インナーパネル7によってプロテクタ部材6を介してベース部材3のキー挿入方向Xへの移動が阻止される。さらに、キーシリンダ5に外部から比較的大きな押し込み力が加わり、基部6bなどが変形してキーシリンダ5がキー挿入方向Xに移動した場合、キーシリンダ5の内側端部がプロテクタ部材6の基部6bに当接し、この状態でプロテクタ部材6によりキーシリンダ5のキー挿入方向Xへの移動が阻止される。これにより、キーシリンダを押込んで車両ドア内部に落とし込む不正行為が防止され、外部からの押し込み力に抗してキーシリンダをより一層強固に保持することができ、車両の盗難防止性能のさらなる向上を図ることができる。
また、キーシリンダを強制的に押込もうとして、プロテクタ部材がインナーパネルに押付けられた際に、インナーパネルは剛性が比較的高いため変形し難いので、外部からの押し込み力に抗してキーシリンダをより一層強固に保持することができ、車両の盗難防止性能のさらなる向上を図ることができる。
以上、説明したように、本発明によれば、ベース部材3よりキーシリンダ5のキー挿入方向Xへ突出するプロテクタ部材6を介して、車両ドア内部の構造物であるインナーパネル7によりキーシリンダ5のキー挿入方向Xへの移動が阻止されるので、プロテクタ部材6の中間部6cが座屈する時点まで外部からの押し込み力に抗してキーシリンダ5をより強固に保持することができ、車両の盗難防止性能のさらなる向上を図ることができる。
また、上記実施形態によれば、プロテクタ部材6の基部6bを一対のネジ部材8を介してベース部材3に締結することにより、プロテクタ部材6の取り付け作業を容易に行なえるとともに、プロテクタ部材6が所定形状に折り曲げられた金属板から一体に構成されているので、製作費が比較的安価である。
また、インナーパネル7は車両ドアを構成する部材であり、新たに部品を設置する必要がないため、重量、および製造コストの増大を防ぎつつ、車両の盗難防止性能の向上を図ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記一実施形態では、プロテクタ部材6が所定形状に折り曲げられた金属板からなり、インナーパネル7に当接可能な先端部6aと、ベース部材3に締結される基部6bと、この基部6bと先端部6a間に延在する中間部6cとから一体に構成されている場合を例示したが、中間部6cを平板で構成する代わりに、筒形状に変更したり、他の部材、例えば、円柱部材で構成することにより剛性の強化を図ることもできる。
また、上記実施形態では、グリップタイプのドアハンドル装置について説明を行なったが、従来公報に公開されるようなフラップタイプのドアハンドル装置についても適用が可能であり、高い汎用性を備えている。
また、上記一実施形態では、プロテクタ部材6の先端部6aが車両ドア内部の構造物としてのインナーパネル7に当接させる場合を例示したが、インナーパネル7の代わりに、キーシリンダのキー挿入方向Xに位置する他の構造物、例えば、ドア内部に配設されるブラケットにプロテクタ部材の先端部が当接可能であってもよい。
本発明の一実施形態を示し、自動車用ドアハンドル装置の斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、自動車用ドアハンドル装置の正面図である。 本発明の一実施形態を示し、図2のA−A線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態を示し、図2のB−B線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態を示し、図2のC−C線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態を示し、自動車用ドアハンドル装置を下方から見上げた図である。 本発明の一実施形態を示し、自動車用ドアハンドル装置を裏面側から見た図である。 従来の自動車用ドアハンドル装置を示す正面図である。 従来の自動車用ドアハンドル装置を示す断面図である。 従来の自動車用ドアハンドル装置を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 自動車用ドアハンドル装置
2 ハンドル
3 ベース部材
4 ベース部材
5 キーシリンダ
6 プロテクタ部材
6a 先端部
6b 基部
6c 中間部
7 インナーパネル(構造物)
8 ネジ部材
X キー挿入方向

Claims (2)

  1. 車両ドアのアウトサイドパネルに固定されるベース部材と、該ベース部材に回動可能に支持されるハンドルと、該ベース部材に固定されるキーシリンダとを有する自動車用ドアハンドル装置において、
    前記ベース部材に固定されつつ、前記キーシリンダのキー挿入方向端部と車両ドア内部の構造物とのそれぞれに近接し、且つ該キー挿入方向端部と該構造物との間に配置されるプロテクタ部材を備えたことを特徴とする自動車用ドアハンドル装置。
  2. 請求項1記載の自動車用ドアハンドル装置であって、
    前記構造物が、前記車両ドア内部に設けられるインナーパネルであることを特徴とする自動車用ドアハンドル装置。
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