JP2002047832A - 自動車用ドアロック装置のキーシリンダ取付け構造 - Google Patents

自動車用ドアロック装置のキーシリンダ取付け構造

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JP2002047832A
JP2002047832A JP2000236908A JP2000236908A JP2002047832A JP 2002047832 A JP2002047832 A JP 2002047832A JP 2000236908 A JP2000236908 A JP 2000236908A JP 2000236908 A JP2000236908 A JP 2000236908A JP 2002047832 A JP2002047832 A JP 2002047832A
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JP
Japan
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key cylinder
cylinder
outer panel
retainer
key
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Application number
JP2000236908A
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Inventor
Atsushi Takashima
淳 高島
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車用ドアロック装置のキーシリンダの取付
け剛性を向上し不正な手段によるドアロック装置の解錠
を防止した。 【解決手段】キーシリンダ2に嵌合する保持穴4とリテ
ーナ8を係止する凸起5とを有する第1シリンダサポー
ト3をドアアウタパネル1の外側より挿入してドアアウ
タパネル1の内側に突出したキーシリンダ2に嵌合する
と共にリテーナ8を係止し、第2シリンダサポート9を
キーシリンダ2に係止して第1シリンダサポート3に結
合し、第1シリンダサポート3及びリテーナ8とキーシ
リンダ2の頭部とによってドアアウタパネル1を挾み込
むようにしてキーシリンダ2をドアアウタパネル1に固
定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ドアロッ
ク装置のキーシリンダ取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4で示すように自動車のドアロック装
置11はキーシリンダ2のロータに設けられているレバ
ー13とリンク12で連結され、キーシリンダ2の鍵穴
に差し込んだキーによって前記ロータを回転して施錠、
解錠するようになっている。このキーシリンダ2のドア
への取付け構造は、キーシリンダ2をドアアウタパネル
1の外側より挿入し、ドアアウタパネル1の内側に突出
したキーシリンダ2の外周に設けられている溝6a(図
5を参照)にリテーナ8を差し込んでキーシリンダ2の
頭部と前記リテーナ8とによってドアアウタパネル1を
挾むようにして取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ドアへのキーシリンダ
2の取付けには窓ガラスの昇降を行うため、ドア内のス
ペース的な制約が多く、機械締結が困難であり、従っ
て、上記のようなリテーナ8の差し込みによって取付け
られており取付け剛性に難点があった。例えば、図5で
示すように、キーシリンダ2の鍵穴にドライバ等の工具
を挿入して上下に荷重を加えると、キーシリンダ2はリ
テーナ8が差し込まれている溝6aを支点にして上下に
振れ動き、これによるリンク12がストロークすること
によりドアロック装置11が解錠される。また、図6で
示すように、キーシリンダ2の外周にドライバ等の工具
を挿入してドアアウタパネル1をこじり、隙間を作って
リテーナ8をキーシリンダ2から取り外し、キーシリン
ダ2を抜き出してリンク12を操作することによりドア
ロック装置11が解錠される。このようにキーシリンダ
2は車両内への侵入や盗難を防ぐ重要な部品であるが、
鍵の役目としては不十分であるのが現状であり、これの
改善が課題であった。
【0004】本発明の目的は、上記従来の問題点に鑑
み、キーシリンダの取付け剛性を向上し不正な手段によ
るドアロック装置の解錠を防止した自動車用ドアロック
装置のキーシリンダ取付け構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の構成は、キーシリンダに嵌合する保持穴とリ
テーナを係止する凸起とを有する第1シリンダサポート
をドアアウタパネルの外側より挿入してドアアウタパネ
ルの内側に突出したキーシリンダに嵌合して前記リテー
ナをキーシリンダの外周に形成されている第1溝に挿入
係止し、第2シリンダサポートを前記キーシリンダの外
周に形成されている第2溝に挿入係止して前記第1シリ
ンダサポートに結合し、前記第1シリンダサポート及び
リテーナとキーシリンダの頭部とによってドアアウタパ
ネルを挾み込むようにしてキーシリンダをドアアウタパ
ネルに固定したことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1はドアアウタパネル1の内側か
ら見た図である。この図1において、2はドアアウタパ
ネル1の外側より挿入されドアアウタパネル1の内側に
突出したキーシリンダである。このキーシリンダ2に
は、図2及び図3で示すようにドアアウタパネル1の外
側面に当接するフランジ状の頭部2aが形成されてお
り、このフランジ2aの近傍の外周に第1溝6aが、ま
た、キーシリンダ2の後端部の外周に第2溝6bが設け
られている。
【0007】3は第1シリンダサポートである、この第
1シリンダサポート3は前記ドアアウタパネル1の内側
に突設したキーシリンダ2の周辺を覆うプレート状であ
り、このプレート面に前記キーシリンダ2に嵌合する保
持穴4と、この保持穴4の近傍に後述するリテーナ8を
係止する凸起5とを有し、一側部にはウエルドナット7
が設定されている。
【0008】8は前記したリテーナである。このリテー
ナ8はフォーク形状であり、前記キーシリンダ2の第1
溝6aに差し込まれてキーシリンダ2を抜け止めするも
ので従来の取付けに用いている既存部品である。
【0009】9は第2シリンダサポートである。この第
2シリンダサポート9もプレート状であり、一端に前記
キーシリンダ2の第2溝6aに差し込むためのフォーク
状部9aが、他端に前記第1シリンダサポート3のウエ
ルドナット7にボルト10によって締付固定するための
ボルト穴9bが設けられている。
【0010】本発明は上記の部品構成において、図2及
び図3で示すように、ドアアウタパネル1の外側より挿
入してドアアウタパネル1の内側に突出したキーシリン
ダ2に第1シリンダサポート3を保持穴4により嵌合
し、リテーナ8をキーシリンダ2の第1溝6aに差し込
んで第1シリンダサポート3に形成されている凸起5に
係止する。
【0011】これにより、キーシリンダ2はドアアウタ
パネル1の外側では頭部2aがドアアウタパネル1の外
側面に当接し、ドアアウタパネル1の内側では第1シリ
ンダサポート3でキーシリンダ2を保持してその周辺を
覆いリテーナ8と頭部2aとによってドアアウタパネル
1を挾み込んだ状態でキーシリンダ2がドアアウタパネ
ル1に取付けられる。
【0012】さらに、第2シリンダサポート9をキーシ
リンダ2の第2溝6aに差し込み第1シリンダサポート
3のウエルドナット7にボルト10によって締付固定す
ることによりキーシリンダ2の取付けを完了する。
【0013】本発明は上記の通りの取付け構造であるか
ら、キーシリンダ2は第1シリンダサポート3と第2シ
リンダサポート9によって軸方向の前後2箇所で立体的
に保持されているため、キーシリンダ2の曲げに対する
剛性が向上し、キーシリンダ2の上下方向に振れ動きを
抑止する。従って、キーシリンダ2の鍵穴にドライバ等
の工具挿入して上下に荷重を加えてもキーシリンダ2が
上下方向に振れ動きすることがないのでドアロック装置
11の解錠が防止される。
【0014】また、リテーナ8は第1シリンダサポート
3に凸起5によって係止されているため、外れることが
なく、しかも、キーシリンダ2の周辺は第1シリンダサ
ポート3によって覆われているから、例えキーシリンダ
2の外周にドライバ等の工具を挿入してドアアウタパネ
ル1をこじり、隙間を作って差し込んでも工具は第1シ
リンダサポート3によって当接してリテーナ8までの侵
入が阻止されリテーナ8の取り外しを防止する。
【0015】さらに、キーシリンダ2の第2溝6aに差
し込まれ、第1シリンダサポート3に結合されている第
2シリンダサポート9により前記リテーナ8によって抜
け止めしているキーシリンダ2の耐引き抜き荷重を向上
し、キーシリンダ2の引き抜きによるドアロック装置1
1の解錠を防止する。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によると、従来用い
ているリテーナに第1シリンダサポートと第2シリンダ
サポートの2部品を加えて上記のような取付け構造とす
ることにより、キーシリンダの上下曲げによるドアロッ
ク装置の解錠を防止し、リテーナの取り外しによるドア
ロック装置の解錠も防止することができ、車両内への侵
入や盗難を防ぐ鍵の役目を満足する。また、第1シリン
ダサポートと第2シリンダサポートはプレート状であ
り、キーシリンダ周りの少スペースに収まり設計的な制
約にとらわれないため、汎用性に優れた利点を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解的斜視図
【図2】本発明によるキーシリンダの取付け状態におけ
る図1のA−A線断面図
【図3】本発明によるキーシリンダの取付け状態におけ
る図1のB−B線断面図
【図4】従来のキーシリンダの取付け構造を示す斜視図
【図5】従来の問題点を示す斜視図
【図6】従来の問題点を示す図
【符号の説明】
1 ドアアウタパネル 2 キーシリンダ 2a 頭部 3 第1シリンダサポート 4 保持穴 5 凸起 6a 第1溝 6b 第2溝 7 ウエルドナット 8 リテーナ 9 第2シリンダサポート 10 ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーシリンダに嵌合する保持穴とリテー
    ナを係止する凸起とを有する第1シリンダサポートをド
    アアウタパネルの外側より挿入してドアアウタパネルの
    内側に突出したキーシリンダに嵌合して前記リテーナを
    キーシリンダの外周に形成されている第1溝に挿入係止
    し、 第2シリンダサポートを前記キーシリンダの外周に形成
    されている第2溝に挿入係止して前記第1シリンダサポ
    ートに結合し、 前記第1シリンダサポート及びリテーナとキーシリンダ
    の頭部とによってドアアウタパネルを挾み込むようにし
    てキーシリンダをドアアウタパネルに固定したことを特
    徴とする自動車用ドアロック装置のキーシリンダ取付け
    構造。
JP2000236908A 2000-08-04 2000-08-04 自動車用ドアロック装置のキーシリンダ取付け構造 Pending JP2002047832A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100783546B1 (ko) 2006-11-28 2007-12-07 현대자동차주식회사 차량용 테일 게이트의 키 실린더 어셈블리 장착구조
KR200446369Y1 (ko) * 2008-04-07 2009-10-22 (주)에버넷 회전부재가 구비된 유리문용 디지털 도어록의 브래킷

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100783546B1 (ko) 2006-11-28 2007-12-07 현대자동차주식회사 차량용 테일 게이트의 키 실린더 어셈블리 장착구조
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