JPH0546689B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0546689B2 JPH0546689B2 JP60060723A JP6072385A JPH0546689B2 JP H0546689 B2 JPH0546689 B2 JP H0546689B2 JP 60060723 A JP60060723 A JP 60060723A JP 6072385 A JP6072385 A JP 6072385A JP H0546689 B2 JPH0546689 B2 JP H0546689B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- damping steel
- steel plate
- reinforcing
- stationary induction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 29
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 29
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 26
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 12
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 10
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 8
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 7
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 6
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 3
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/33—Arrangements for noise damping
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、変圧器、リアクトル等の静止誘導電
器に係り、特にそのタンクから発生する騒音を低
減する遮音装置に関する。
器に係り、特にそのタンクから発生する騒音を低
減する遮音装置に関する。
静止誘導電器の運転中に発生する騒音を低減す
るため、従来から、コンクリート製建家内に電器
本体を収納したり、電器本体の外側に鉄板と吸音
材で防音壁を構築する等の対策がとられてきた。
るため、従来から、コンクリート製建家内に電器
本体を収納したり、電器本体の外側に鉄板と吸音
材で防音壁を構築する等の対策がとられてきた。
しかし、これらの方策によれば、機器の据付面
積の増大、工事期間の長期化及びコストが上昇す
るなどの欠点があつた。
積の増大、工事期間の長期化及びコストが上昇す
るなどの欠点があつた。
そこで、特開昭57−128912号公報、同58−
93208号公報、同58−143510号公報等に記載され
ているように、タンクの補強ステーを利用し、こ
れらステー間に複数枚の鋼板からなる制振鋼板を
取付けてタンク表面から放射される振動騒音を大
幅に低減する方式が提案されている。この騒音低
減方式によれば、前記した欠点を克服すると共に
工場において組立てた状態で騒音測定試験を行い
得る利点がある。
93208号公報、同58−143510号公報等に記載され
ているように、タンクの補強ステーを利用し、こ
れらステー間に複数枚の鋼板からなる制振鋼板を
取付けてタンク表面から放射される振動騒音を大
幅に低減する方式が提案されている。この騒音低
減方式によれば、前記した欠点を克服すると共に
工場において組立てた状態で騒音測定試験を行い
得る利点がある。
しかし、変圧器を据付現地まで鉄道輸送する場
合にはその下部の輸送退界寸法に制限され、タン
ク下部に前記した遮音構成を採用できない欠点が
あつた。
合にはその下部の輸送退界寸法に制限され、タン
ク下部に前記した遮音構成を採用できない欠点が
あつた。
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を除
き、タンク下部に制振鋼板を取付けても、鉄道に
よる組立輸送限界に制限されることなく、また工
場での騒音測定試験を据付現地と同様の状態で行
い得るようにした遮音構成を持つ静止誘導電器を
提供するにある。
き、タンク下部に制振鋼板を取付けても、鉄道に
よる組立輸送限界に制限されることなく、また工
場での騒音測定試験を据付現地と同様の状態で行
い得るようにした遮音構成を持つ静止誘導電器を
提供するにある。
この目的を達成するために、本発明は、補強ス
テーの下面とタンクの下部とに、工場試験時及び
鉄道輸送時に前記振制鋼板の着脱接続部となり、
現地据付時、制振鋼板の溶接接合部となる取付座
を設けたものである。
テーの下面とタンクの下部とに、工場試験時及び
鉄道輸送時に前記振制鋼板の着脱接続部となり、
現地据付時、制振鋼板の溶接接合部となる取付座
を設けたものである。
以下、本発明の実施例を図面第１図乃至第４図
について詳細に説明する。
について詳細に説明する。
第１図は、本発明による遮音装置を取付けた静
止誘導電器の概略構成を示すもので、鉄心１に巻
線２を巻装配置した電器本体Ａをタンク３内に収
納し、このタンク３の外壁に複数本の補強ステー
４を溶接により固定されている。これら補強ステ
ー４，４間に複数枚の鋼板を張り合わせた制振鋼
板５を取付けてある。またタンク３の下部に座６
を設け、この座６と前記補強ステー４間にも前記
と同様構成の制振鋼板５ａを取付けてある。
止誘導電器の概略構成を示すもので、鉄心１に巻
線２を巻装配置した電器本体Ａをタンク３内に収
納し、このタンク３の外壁に複数本の補強ステー
４を溶接により固定されている。これら補強ステ
ー４，４間に複数枚の鋼板を張り合わせた制振鋼
板５を取付けてある。またタンク３の下部に座６
を設け、この座６と前記補強ステー４間にも前記
と同様構成の制振鋼板５ａを取付けてある。
第１図のような構成の静止誘導電器を鉄道輸送
制限寸法７で制限される経路で組立輸送する場合
に、下部の制振鋼板５ａは、前記した輸送制限寸
法７を越えてしまう。
制限寸法７で制限される経路で組立輸送する場合
に、下部の制振鋼板５ａは、前記した輸送制限寸
法７を越えてしまう。
そこで、工場において据付現地と同様の状態に
組立てて騒音測定試験を行う場合と組立輸送する
場合とで、前記制振鋼板５ａをタンク３に対し脱
着自在にできるよう構成する。
組立てて騒音測定試験を行う場合と組立輸送する
場合とで、前記制振鋼板５ａをタンク３に対し脱
着自在にできるよう構成する。
第２図は、この脱着自在を実現する一実施を示
すもので、タンク３の下部側方に突設した座６と
この座に隣接するタンク３の側板側の補強ステー
４とにそれぞれ取付座８ａ，８を設け、これらの
取付座８ａ，８間に制振鋼板５ａを配置し、この
制振鋼板５ａを当板９ａ，９を介してボルト１０
ａ，１０で、固定する。この場合、補強ステー４
側の取付座８は、この補強ステー４の側方に出張
らなないよう下方に設けるのが望ましい。
すもので、タンク３の下部側方に突設した座６と
この座に隣接するタンク３の側板側の補強ステー
４とにそれぞれ取付座８ａ，８を設け、これらの
取付座８ａ，８間に制振鋼板５ａを配置し、この
制振鋼板５ａを当板９ａ，９を介してボルト１０
ａ，１０で、固定する。この場合、補強ステー４
側の取付座８は、この補強ステー４の側方に出張
らなないよう下方に設けるのが望ましい。
以上のような構成によれば、工場における騒音
測定試験時には、第２図の状態で制振鋼板を取付
けて試験でき、また、鉄道輸送する場合は前記ボ
ルト１０ａ，１０と当板９ａ，９とともに制振鋼
板５ａを取外すことにより輸送限界をクリヤーす
ることができる。
測定試験時には、第２図の状態で制振鋼板を取付
けて試験でき、また、鉄道輸送する場合は前記ボ
ルト１０ａ，１０と当板９ａ，９とともに制振鋼
板５ａを取外すことにより輸送限界をクリヤーす
ることができる。
また、現地据付時には、再び制振鋼板５ａを取
付座８ａ，８に取付ければよい。この場合の取付
けは溶接にて固定する。このようにすることによ
り制振鋼板部の耐向性を向上させることができ
る。以上の実施例によれば、鉄道輸送限界寸法の
制限により、制振鋼板の取付が困難であつた部位
へも制振鋼板を取付けることができるため、効果
的に騒音の低減を行うことができる。また工場に
おける試験時にも容易に据付現地と同様な遮音構
成で、騒音測定試験を実施することができる。
付座８ａ，８に取付ければよい。この場合の取付
けは溶接にて固定する。このようにすることによ
り制振鋼板部の耐向性を向上させることができ
る。以上の実施例によれば、鉄道輸送限界寸法の
制限により、制振鋼板の取付が困難であつた部位
へも制振鋼板を取付けることができるため、効果
的に騒音の低減を行うことができる。また工場に
おける試験時にも容易に据付現地と同様な遮音構
成で、騒音測定試験を実施することができる。
第３図は、タンク３の底部にも制振鋼板５ｂを
設けた例を示し、タンク３の底板に座６ａを突設
しこれらの座６ａ間に制振鋼板５ｂを取付けた状
態示す。
設けた例を示し、タンク３の底板に座６ａを突設
しこれらの座６ａ間に制振鋼板５ｂを取付けた状
態示す。
また、第４図に示すように各制振鋼板５，５
ａ，５ｂとタンク３壁間に形成される空間に吸音
材１１を充填して、この空間内の音圧を吸音低減
し、より遮音効果を高めるようにした例を示す。
ａ，５ｂとタンク３壁間に形成される空間に吸音
材１１を充填して、この空間内の音圧を吸音低減
し、より遮音効果を高めるようにした例を示す。
本発明によれば、補強ステーの下面とタンクの
下部とに、工場試験時及び鉄道輸送時に制振鋼板
の着脱接続部となり、現地据付時、制振鋼板の溶
接接合部となる取付座を設けたので、工場におい
て据付現地と同様の状態で騒音測定試験を行うこ
とができると共に鉄道輸送限界の制限を受けるこ
となく鉄道輸送が可能である。さらに、据付時に
は制振鋼板は取付座に一体的に溶接接合されるの
で、耐候性が向上すると共に、コンパクトな構成
で低騒音化を図ることができる。
下部とに、工場試験時及び鉄道輸送時に制振鋼板
の着脱接続部となり、現地据付時、制振鋼板の溶
接接合部となる取付座を設けたので、工場におい
て据付現地と同様の状態で騒音測定試験を行うこ
とができると共に鉄道輸送限界の制限を受けるこ
となく鉄道輸送が可能である。さらに、据付時に
は制振鋼板は取付座に一体的に溶接接合されるの
で、耐候性が向上すると共に、コンパクトな構成
で低騒音化を図ることができる。
第１図、第３図および第４図は、本発明の静止
誘導電器の構成を示す縦断面図、第２図は、第１
図の下部を拡大して示す縦断面図である。 １……鉄心、２……巻線、Ａ……電器本体、３
……タンク、４……補強ステー、５，５ａ，５ｂ
……制振鋼板、８……取付座、９……当板、１１
……吸音材。
誘導電器の構成を示す縦断面図、第２図は、第１
図の下部を拡大して示す縦断面図である。 １……鉄心、２……巻線、Ａ……電器本体、３
……タンク、４……補強ステー、５，５ａ，５ｂ
……制振鋼板、８……取付座、９……当板、１１
……吸音材。
Claims (1)
- １ 電器本体を収納するタンクの側板に、この側
板から突出する複数個の補強ステーを設けるとと
もに、これら補強ステー間に複数枚の鋼板からな
る制振鋼板を取付けて遮音構成するようにした静
止誘導電器において、前記タンク下方部に位置す
る補強ステーの下面とタンクの下部の側板とに、
工場試験時及び鉄道輸送時に前記制振鋼板の着脱
接続部となり、現地据付時、制振鋼板の溶接接合
部となる取付座を設けたことを特徴とする静止誘
導電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6072385A JPS61220408A (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 | 静止誘導電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6072385A JPS61220408A (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 | 静止誘導電器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61220408A JPS61220408A (ja) | 1986-09-30 |
| JPH0546689B2 true JPH0546689B2 (ja) | 1993-07-14 |
Family
ID=13150480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6072385A Granted JPS61220408A (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 | 静止誘導電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61220408A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6417189B2 (ja) * | 2014-11-06 | 2018-10-31 | 株式会社日立製作所 | 静止誘導電器 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5760815A (en) * | 1980-09-30 | 1982-04-13 | Hitachi Ltd | Stationary induction apparatus |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5591130U (ja) * | 1978-12-20 | 1980-06-24 |
-
1985
- 1985-03-27 JP JP6072385A patent/JPS61220408A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5760815A (en) * | 1980-09-30 | 1982-04-13 | Hitachi Ltd | Stationary induction apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61220408A (ja) | 1986-09-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |