JPH08124764A - 防音形静止誘導電器 - Google Patents
防音形静止誘導電器Info
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- JPH08124764A JPH08124764A JP6254054A JP25405494A JPH08124764A JP H08124764 A JPH08124764 A JP H08124764A JP 6254054 A JP6254054 A JP 6254054A JP 25405494 A JP25405494 A JP 25405494A JP H08124764 A JPH08124764 A JP H08124764A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製作が容易で、減音効果が大きく、雨水の侵
入による発錆を防止した防音形静止誘導電器の提供。 【構成】 静止誘導電器本体のタンク3の外側上部に配
設した上部補強部材4とフランジ部7に接合樹脂層8に
より遮音板9の端部を固着し、前記タンク3の上部補強
部材4と下部補強部材10に遮音板11の端部を固着
し、カバー6の周辺傾斜部に接合樹脂層8により遮音板
12の周辺部(内側および外側)を固着し、タンク3の
下部補強部材10とタンク3の底部3aに接合樹脂層8
により遮音板13の端部を固着する。各遮音板の接合部
は、接着樹脂層8の接着力が低下してもタンク3および
カバー6への各遮音板の固定が保たれるように、それぞ
れ適当な間隔でスポット溶接を行い、樹脂接着とスポッ
ト溶接を併用して固着した防音形静止誘導電器。
入による発錆を防止した防音形静止誘導電器の提供。 【構成】 静止誘導電器本体のタンク3の外側上部に配
設した上部補強部材4とフランジ部7に接合樹脂層8に
より遮音板9の端部を固着し、前記タンク3の上部補強
部材4と下部補強部材10に遮音板11の端部を固着
し、カバー6の周辺傾斜部に接合樹脂層8により遮音板
12の周辺部(内側および外側)を固着し、タンク3の
下部補強部材10とタンク3の底部3aに接合樹脂層8
により遮音板13の端部を固着する。各遮音板の接合部
は、接着樹脂層8の接着力が低下してもタンク3および
カバー6への各遮音板の固定が保たれるように、それぞ
れ適当な間隔でスポット溶接を行い、樹脂接着とスポッ
ト溶接を併用して固着した防音形静止誘導電器。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変圧器やリアクトルな
どの静止誘導電器に関し、特にその防音構造に関するも
のである。
どの静止誘導電器に関し、特にその防音構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】変圧器やリアクトルなどの静止誘導電器
は、主に珪素鋼板の磁歪現象による振動、鉄心の接ぎ目
および成層間に働く磁気力による振動、導体間またはコ
イル間に働く電磁力による振動などによって騒音が発生
する。このように静止誘導電器は騒音源であるため、騒
音公害の防止のために防音壁を設置したり、磁束密度を
低減するなどの対策を必要としている。また、機器の大
形化を防ぐため、防音壁の代わりに、機器のタンク(容
器)そのもの(側面)に防音遮蔽板を設ける方式が採用
されている。
は、主に珪素鋼板の磁歪現象による振動、鉄心の接ぎ目
および成層間に働く磁気力による振動、導体間またはコ
イル間に働く電磁力による振動などによって騒音が発生
する。このように静止誘導電器は騒音源であるため、騒
音公害の防止のために防音壁を設置したり、磁束密度を
低減するなどの対策を必要としている。また、機器の大
形化を防ぐため、防音壁の代わりに、機器のタンク(容
器)そのもの(側面)に防音遮蔽板を設ける方式が採用
されている。
【0003】図9は従来の静止誘導電器の防音構造の一
例を示す断面図で、図9において、静止誘導電器の全体
を防音壁2で覆い、静止誘導電器本体1から発生する騒
音を遮断するようにして騒音を低減している。
例を示す断面図で、図9において、静止誘導電器の全体
を防音壁2で覆い、静止誘導電器本体1から発生する騒
音を遮断するようにして騒音を低減している。
【0004】図10は従来の静止誘導電器の防音構造の
一例を示す側断面図で、図10において、静止誘導電器
本体1のタンク3の側面に上部補強部材4と下部補強部
材10を取り付け、この上部補強部材4および下部補強
部材10に遮音板5の端部を取り付けてタンク3の側面
を覆い、静止誘導電器本体1から発生する騒音を遮断し
て騒音を低減させている。なお、6はカバーであり、タ
ンク3に被せて静止誘導電器本体1の容器を形成してい
る。このタンク3は、静止誘導電器本体1の下部継鉄1
aを収容する底部3aが、継鉄1aに合わせて幅が狭
く、また巻線1bを収容する部分3bは段部3cを介し
て幅広となっている。
一例を示す側断面図で、図10において、静止誘導電器
本体1のタンク3の側面に上部補強部材4と下部補強部
材10を取り付け、この上部補強部材4および下部補強
部材10に遮音板5の端部を取り付けてタンク3の側面
を覆い、静止誘導電器本体1から発生する騒音を遮断し
て騒音を低減させている。なお、6はカバーであり、タ
ンク3に被せて静止誘導電器本体1の容器を形成してい
る。このタンク3は、静止誘導電器本体1の下部継鉄1
aを収容する底部3aが、継鉄1aに合わせて幅が狭
く、また巻線1bを収容する部分3bは段部3cを介し
て幅広となっている。
【0005】この他に、鉄心の磁束密度を下げて騒音の
原因である振動の発生を低減する方法がある。
原因である振動の発生を低減する方法がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成では、機器寸法が大形化して設置場所が広く必要とな
り、コストアップとなり経済性が悪くなっている。ま
た、タンクの底部や上部およびカバー部が、タンク自身
に遮音板を設置するのに困難な形状となっており、機器
全体を覆うことができないため防音効果に限度がある。
さらに、遮音板をタンク自身に取り付けた場合、雨水の
侵入に対する防錆上問題があるなどの課題があった。
成では、機器寸法が大形化して設置場所が広く必要とな
り、コストアップとなり経済性が悪くなっている。ま
た、タンクの底部や上部およびカバー部が、タンク自身
に遮音板を設置するのに困難な形状となっており、機器
全体を覆うことができないため防音効果に限度がある。
さらに、遮音板をタンク自身に取り付けた場合、雨水の
侵入に対する防錆上問題があるなどの課題があった。
【0007】本発明は、以上のような点に鑑みてなされ
たもので、製作が容易で、減音効果が大きく、雨水侵入
による発錆を防止した静止誘導電器の防音構造を提供す
ることを目的とする。
たもので、製作が容易で、減音効果が大きく、雨水侵入
による発錆を防止した静止誘導電器の防音構造を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明において上記の課
題を解決するための手段は、静止誘導電器本体の下部継
鉄部を収容する幅狭の底部と、該底部より段部を有して
幅広の巻線収容部とを有するタンク内に、前記静止誘導
電器本体を収容してなる静止誘導電器において、前記タ
ンクの外側に少なくとも横方向の上部補強部材および下
部補強部材を全周に設け、該下部補強部材とタンクの底
部とを遮音板で覆うとともに、前記タンクの上部補強部
材と下部補強部材間にも遮音板を設けて固着し、タンク
の側面を遮音板で覆い、底部およびタンク側壁からの騒
音を低減する。
題を解決するための手段は、静止誘導電器本体の下部継
鉄部を収容する幅狭の底部と、該底部より段部を有して
幅広の巻線収容部とを有するタンク内に、前記静止誘導
電器本体を収容してなる静止誘導電器において、前記タ
ンクの外側に少なくとも横方向の上部補強部材および下
部補強部材を全周に設け、該下部補強部材とタンクの底
部とを遮音板で覆うとともに、前記タンクの上部補強部
材と下部補強部材間にも遮音板を設けて固着し、タンク
の側面を遮音板で覆い、底部およびタンク側壁からの騒
音を低減する。
【0009】また、静止誘導電器本体を収容するタンク
の上部にフランジ部を設けるとともに、このタンクの外
側に少なくとも横方向の上部補強部材および下部補強部
材を全周に設け、前記フランジ部に直接若しくはフラン
ジ部の直下のタンク側面と、前記上部補強部材間に遮音
板を設け、更に、上部補強部材と下部補強部材間にも遮
音板を設けて固着し、前記タンクの側面を遮音板で覆
い、タンク側壁および上方からの騒音を低減する。
の上部にフランジ部を設けるとともに、このタンクの外
側に少なくとも横方向の上部補強部材および下部補強部
材を全周に設け、前記フランジ部に直接若しくはフラン
ジ部の直下のタンク側面と、前記上部補強部材間に遮音
板を設け、更に、上部補強部材と下部補強部材間にも遮
音板を設けて固着し、前記タンクの側面を遮音板で覆
い、タンク側壁および上方からの騒音を低減する。
【0010】また、タンクの上部にフランジ部を設け、
且つタンクの外側に少なくとも横方向の上部補強部材お
よび下部補強部材を全周に設け、前記フランジ部と上部
補強部材間および上部補強部材と下部補強部材間ならび
に、下部補強部材とタンク底部間とに遮音板を設けて固
着し、タンクの側面全周を遮音板で覆い、全体からの騒
音を低減する。
且つタンクの外側に少なくとも横方向の上部補強部材お
よび下部補強部材を全周に設け、前記フランジ部と上部
補強部材間および上部補強部材と下部補強部材間ならび
に、下部補強部材とタンク底部間とに遮音板を設けて固
着し、タンクの側面全周を遮音板で覆い、全体からの騒
音を低減する。
【0011】更に、前記防音板の固着手段は、部分的に
スポット溶接で溶着し、接合部は接合樹脂層により固着
することを好適とするものである。
スポット溶接で溶着し、接合部は接合樹脂層により固着
することを好適とするものである。
【0012】
【作用】フランジ部またはフランジ部の直下のタンクの
側面と上部補強部材に固着した遮音板と、上部補強部材
と下部補強部材に固着した遮音板と、下部補強部材とタ
ンクの側面下端部に固着した遮音板とにより、それぞれ
の遮音板で覆った部分からの騒音を低減することがで
き、また、前記遮音板でタンク全体を覆うように構成す
れば、全体の騒音の低減効果が向上する。また、雨水の
侵入を防止して信頼性の高い機器とすることができる。
側面と上部補強部材に固着した遮音板と、上部補強部材
と下部補強部材に固着した遮音板と、下部補強部材とタ
ンクの側面下端部に固着した遮音板とにより、それぞれ
の遮音板で覆った部分からの騒音を低減することがで
き、また、前記遮音板でタンク全体を覆うように構成す
れば、全体の騒音の低減効果が向上する。また、雨水の
侵入を防止して信頼性の高い機器とすることができる。
【0013】タンクに遮音板を接合樹脂層で固着するこ
とにより溶接作業の軽減になるとともに、振動の伝達が
低減され防音効果の向上が図れる。また、遮音板の一部
をスポット溶接することにより、万一、接着樹脂層の接
着力が低下しても機器への遮音板の固定が保たれる。
とにより溶接作業の軽減になるとともに、振動の伝達が
低減され防音効果の向上が図れる。また、遮音板の一部
をスポット溶接することにより、万一、接着樹脂層の接
着力が低下しても機器への遮音板の固定が保たれる。
【0014】また、タンクの外形が屈曲していても遮音
板を折り曲げ方式により製作することによって製作が簡
単になり、遮音板として制振鋼板を使用すれば遮音効果
がさらに大きくなる。
板を折り曲げ方式により製作することによって製作が簡
単になり、遮音板として制振鋼板を使用すれば遮音効果
がさらに大きくなる。
【0015】このように静止誘導電器の外形寸法が低減
できるので、輸送限界内での現地組立の必要のない範囲
が拡大されるので、工数および時間の節減となり経済的
である。
できるので、輸送限界内での現地組立の必要のない範囲
が拡大されるので、工数および時間の節減となり経済的
である。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。
る。
【0017】図1は本発明の静止誘導電器の防音構造の
第1実施例の要部を断面した側面図で、静止誘導電器本
体1のタンク3の外側上部に配設した上部補強部材4
と、フランジ部7(ここではフランジ部7に取り付けた
場合を示す)またはフランジ部7の直下のタンク3の側
面に、接合樹脂層8により遮音板9の端部を固着してタ
ンク3の上部の側面を覆うとともに、前記タンク3の上
部補強部材4と下部補強部材10に遮音板11の端部を
固着して前記タンク3の側面を覆う。これらの接合部は
適当の間隔でスポット溶接を併せて行い、万一、接着樹
脂層8の接着力が低下してもタンク3への遮音板9およ
び11の固定が保たれるように、スポット溶接と樹脂接
着を併用して固着している。遮音板9は折り曲げ方式に
より製作する。遮音板9および11は普通鋼板または制
振鋼板を使用するが、より大きな騒音防止効果が要求さ
れる場合に制振鋼板を使用する。この形状は輸送限界内
の寸法とするように設計する。なお、タンク3内に収容
されている静止誘導電器本体1は図示を省略してある。
第1実施例の要部を断面した側面図で、静止誘導電器本
体1のタンク3の外側上部に配設した上部補強部材4
と、フランジ部7(ここではフランジ部7に取り付けた
場合を示す)またはフランジ部7の直下のタンク3の側
面に、接合樹脂層8により遮音板9の端部を固着してタ
ンク3の上部の側面を覆うとともに、前記タンク3の上
部補強部材4と下部補強部材10に遮音板11の端部を
固着して前記タンク3の側面を覆う。これらの接合部は
適当の間隔でスポット溶接を併せて行い、万一、接着樹
脂層8の接着力が低下してもタンク3への遮音板9およ
び11の固定が保たれるように、スポット溶接と樹脂接
着を併用して固着している。遮音板9は折り曲げ方式に
より製作する。遮音板9および11は普通鋼板または制
振鋼板を使用するが、より大きな騒音防止効果が要求さ
れる場合に制振鋼板を使用する。この形状は輸送限界内
の寸法とするように設計する。なお、タンク3内に収容
されている静止誘導電器本体1は図示を省略してある。
【0018】図2は本発明の静止誘導電器の防音構造の
第2の実施例を示す要部断面図で、静止誘導電器本体1
のタンク3の外側上部に配設した上部補強部材4と、フ
ランジ部7またはフランジ部7の直下のタンク3の側面
(ここではフランジ部7の直下のタンク3の側面に取り
付けた場合を示す)に接合樹脂層8により遮音板9の端
部を固着してタンク3の上部の側面を覆うとともに、タ
ンク3に被せたカバー6の周辺の傾斜部に接合樹脂層8
により遮音板12の周辺部(内側および外側)を固着す
る。また、前記タンク3の上部補強部材4と下部補強部
材10に遮音板11の端部を固着して前記タンク3の側
面を覆う。このカバー6と遮音板9の接合部も、上部補
強部材4と下部補強部材10と遮音板11との接合部も
適当の間隔でスポット溶接を併せて行い、万一、接着樹
脂層8の接着力が低下してもタンク3への遮音板9およ
び11の固定が保たれるよう、スポット溶接と樹脂接着
を併用して固着している。
第2の実施例を示す要部断面図で、静止誘導電器本体1
のタンク3の外側上部に配設した上部補強部材4と、フ
ランジ部7またはフランジ部7の直下のタンク3の側面
(ここではフランジ部7の直下のタンク3の側面に取り
付けた場合を示す)に接合樹脂層8により遮音板9の端
部を固着してタンク3の上部の側面を覆うとともに、タ
ンク3に被せたカバー6の周辺の傾斜部に接合樹脂層8
により遮音板12の周辺部(内側および外側)を固着す
る。また、前記タンク3の上部補強部材4と下部補強部
材10に遮音板11の端部を固着して前記タンク3の側
面を覆う。このカバー6と遮音板9の接合部も、上部補
強部材4と下部補強部材10と遮音板11との接合部も
適当の間隔でスポット溶接を併せて行い、万一、接着樹
脂層8の接着力が低下してもタンク3への遮音板9およ
び11の固定が保たれるよう、スポット溶接と樹脂接着
を併用して固着している。
【0019】遮音板12とカバー6の周辺の傾斜部との
接合部も適当の間隔でスポット溶接を併せて行い、万
一、接着樹脂層8の接着力が低下してもカバー6への遮
音板12の固定が保たれるよう、スポット溶接と樹脂接
着を併用して固着している。遮音板9および12は折り
曲げ方式により製作する。遮音板9、11および12は
普通鋼板または制振鋼板を使用するが、より大きな騒音
防止効果が要求される場合に制振鋼板を使用する。この
形状は輸送限界内の寸法とするように設計する。
接合部も適当の間隔でスポット溶接を併せて行い、万
一、接着樹脂層8の接着力が低下してもカバー6への遮
音板12の固定が保たれるよう、スポット溶接と樹脂接
着を併用して固着している。遮音板9および12は折り
曲げ方式により製作する。遮音板9、11および12は
普通鋼板または制振鋼板を使用するが、より大きな騒音
防止効果が要求される場合に制振鋼板を使用する。この
形状は輸送限界内の寸法とするように設計する。
【0020】図3は本発明の第3の実施例を示す要部断
面図で、タンク3の下部補強部材10とタンク3の幅狭
の底部3aに接合樹脂層8により遮音板13の端部を固
着して前記タンク3の下部補強部材10より下の部分の
全周を前記遮音板で覆うとともに、前記タンクの上部補
強部材4と下部補強部材10に遮音板11の端部を固着
して前記タンク3の側面を覆う。この遮音板13と下部
補強部材10およびタンク3の底部3aとの接合部も、
遮音板11とタンク3の上部補強部材4と下部補強部材
10との接合部も、適当の間隔でスポット溶接を併せて
行い、万一、接着樹脂層8の接着力が低下してもタンク
3への遮音板11および13の固定が保たれるように、
スポット溶接と樹脂接着とを併用して固着している。遮
音板11および13は折り曲げ方式により製作する。遮
音板11および13は普通鋼板または制振鋼板を使用す
るが、より大きな騒音防止効果が要求される場合に制振
鋼板を使用する。この形状は輸送限界内の寸法とするよ
うに設計する。
面図で、タンク3の下部補強部材10とタンク3の幅狭
の底部3aに接合樹脂層8により遮音板13の端部を固
着して前記タンク3の下部補強部材10より下の部分の
全周を前記遮音板で覆うとともに、前記タンクの上部補
強部材4と下部補強部材10に遮音板11の端部を固着
して前記タンク3の側面を覆う。この遮音板13と下部
補強部材10およびタンク3の底部3aとの接合部も、
遮音板11とタンク3の上部補強部材4と下部補強部材
10との接合部も、適当の間隔でスポット溶接を併せて
行い、万一、接着樹脂層8の接着力が低下してもタンク
3への遮音板11および13の固定が保たれるように、
スポット溶接と樹脂接着とを併用して固着している。遮
音板11および13は折り曲げ方式により製作する。遮
音板11および13は普通鋼板または制振鋼板を使用す
るが、より大きな騒音防止効果が要求される場合に制振
鋼板を使用する。この形状は輸送限界内の寸法とするよ
うに設計する。
【0021】図4は本発明の第4の実施例を示す要部断
面図で、タンク3の下部補強部材10とタンク3の幅狭
の底部3aおよび幅広の巻線収容部に連なる段部3cの
下面の計3か所に接合樹脂層8により遮音板14の端部
および中間部を固着する。また、前記タンク3の上部補
強部材4と下部補強部材10に遮音板11を固着して前
記タンク3の側面を覆う。これらの接合部も適当の間隔
でスポット溶接を行い、万一、接着樹脂層8の接着力が
低下してもタンク3への遮音板14の固定が保たれるよ
うに、スポット溶接と樹脂接着とを併用して固着してい
る。遮音板11および14は折り曲げ方式により製作す
る。遮音板11および14は普通鋼板または制振鋼板を
使用するが、より大きな騒音防止効果が要求される場合
に制振鋼板を使用する。この形状は輸送限界内の寸法と
するように設計する。
面図で、タンク3の下部補強部材10とタンク3の幅狭
の底部3aおよび幅広の巻線収容部に連なる段部3cの
下面の計3か所に接合樹脂層8により遮音板14の端部
および中間部を固着する。また、前記タンク3の上部補
強部材4と下部補強部材10に遮音板11を固着して前
記タンク3の側面を覆う。これらの接合部も適当の間隔
でスポット溶接を行い、万一、接着樹脂層8の接着力が
低下してもタンク3への遮音板14の固定が保たれるよ
うに、スポット溶接と樹脂接着とを併用して固着してい
る。遮音板11および14は折り曲げ方式により製作す
る。遮音板11および14は普通鋼板または制振鋼板を
使用するが、より大きな騒音防止効果が要求される場合
に制振鋼板を使用する。この形状は輸送限界内の寸法と
するように設計する。
【0022】図5は本発明の第5の実施例を示す要部断
面図で、第5の実施例は第1の実施例と第3の実施例を
組み合わせたもので、図5において、タンク3の外側上
部に配設した上部補強部材4と、フランジ部7(ここで
はフランジ部7の直下のタンク3の側面に取り付けた場
合を示す)またはフランジ部7の直下のタンク3の側面
に、接合樹脂層8により遮音板9の端部を固着してタン
ク3の上部の側面を覆い、前記タンク3の上部補強部材
4と下部補強部材10に遮音板11の端部を固着して前
記タンク3の側面を覆うとともに、さらに、タンク3の
下部補強部材10とタンク3の底部3aに接合樹脂層8
により遮音板13の端部を固着して、タンク3の下部の
側面を覆う。
面図で、第5の実施例は第1の実施例と第3の実施例を
組み合わせたもので、図5において、タンク3の外側上
部に配設した上部補強部材4と、フランジ部7(ここで
はフランジ部7の直下のタンク3の側面に取り付けた場
合を示す)またはフランジ部7の直下のタンク3の側面
に、接合樹脂層8により遮音板9の端部を固着してタン
ク3の上部の側面を覆い、前記タンク3の上部補強部材
4と下部補強部材10に遮音板11の端部を固着して前
記タンク3の側面を覆うとともに、さらに、タンク3の
下部補強部材10とタンク3の底部3aに接合樹脂層8
により遮音板13の端部を固着して、タンク3の下部の
側面を覆う。
【0023】遮音板9のタンク3の外側上部に配設した
上部補強部材4およびフランジ部7との接合部も、遮音
板11の上部補強部材4および下部補強部材10との接
合部も、遮音板13の下部補強部材10およびタンク3
の底部3aとの接合部も、適当の間隔でスポット溶接を
併せて行い、万一、接着樹脂層8の接着力が低下しても
タンク3への遮音板9、11および13の固定が保たれ
るように、スポット溶接と樹脂接着を併用して固着して
いる。遮音板9および13は折り曲げ方式により製作す
る。遮音板9、11、および13は普通鋼板または制振
鋼板を使用するが、より大きな騒音防止効果が要求され
る場合には制振鋼板を使用する。この形状は輸送限界内
の寸法とするように設計する。
上部補強部材4およびフランジ部7との接合部も、遮音
板11の上部補強部材4および下部補強部材10との接
合部も、遮音板13の下部補強部材10およびタンク3
の底部3aとの接合部も、適当の間隔でスポット溶接を
併せて行い、万一、接着樹脂層8の接着力が低下しても
タンク3への遮音板9、11および13の固定が保たれ
るように、スポット溶接と樹脂接着を併用して固着して
いる。遮音板9および13は折り曲げ方式により製作す
る。遮音板9、11、および13は普通鋼板または制振
鋼板を使用するが、より大きな騒音防止効果が要求され
る場合には制振鋼板を使用する。この形状は輸送限界内
の寸法とするように設計する。
【0024】図6は本発明の第6の実施例を示す要部断
面図で、第6の実施例は第1の実施例と第4の実施例を
組み合わせたもので、図6において、静止誘導電器1の
タンク3の外側上部に配設した上部補強部材4と、フラ
ンジ部7またはフランジ部7の直下のタンク3の側面
(ここではフランジ部7に取り付けた場合を示す)に、
接合樹脂層8により遮音板9の端部を固着してタンク3
の上部側面を覆うとともに、前記タンク3の上部補強部
材4と下部補強部材10に遮音板11の端部を固着して
タンク3の下部の側面を覆い、さらに、タンク3の下部
補強部材10とタンク3の底部3aにおよび段部3c下
面の計3か所に接合樹脂層8により遮音板14の端部を
固着する。
面図で、第6の実施例は第1の実施例と第4の実施例を
組み合わせたもので、図6において、静止誘導電器1の
タンク3の外側上部に配設した上部補強部材4と、フラ
ンジ部7またはフランジ部7の直下のタンク3の側面
(ここではフランジ部7に取り付けた場合を示す)に、
接合樹脂層8により遮音板9の端部を固着してタンク3
の上部側面を覆うとともに、前記タンク3の上部補強部
材4と下部補強部材10に遮音板11の端部を固着して
タンク3の下部の側面を覆い、さらに、タンク3の下部
補強部材10とタンク3の底部3aにおよび段部3c下
面の計3か所に接合樹脂層8により遮音板14の端部を
固着する。
【0025】遮音板9のタンク3の外側上部に配設した
上部補強部材4およびフランジ部7との接合部も、遮音
板11の上部補強部材4および下部補強部材10との接
合部も、遮音板14の下部補強部材10と段部下面およ
びタンク3の底部との接合部も、適当の間隔でスポット
溶接を併せて行い、万一、接着樹脂層8の接着力が低下
してもタンク3およびカバー6への遮音板9、11およ
び14の固定が保たれるように、スポット溶接と樹脂接
着を併用して固着している。遮音板9および14は折り
曲げ方式により製作する。遮音板9、11および14は
普通鋼板または制振鋼板を使用するが、より大きな騒音
防止効果が要求される場合には制振鋼板を使用する。こ
の形状は輸送限界内の寸法とするように設計する。
上部補強部材4およびフランジ部7との接合部も、遮音
板11の上部補強部材4および下部補強部材10との接
合部も、遮音板14の下部補強部材10と段部下面およ
びタンク3の底部との接合部も、適当の間隔でスポット
溶接を併せて行い、万一、接着樹脂層8の接着力が低下
してもタンク3およびカバー6への遮音板9、11およ
び14の固定が保たれるように、スポット溶接と樹脂接
着を併用して固着している。遮音板9および14は折り
曲げ方式により製作する。遮音板9、11および14は
普通鋼板または制振鋼板を使用するが、より大きな騒音
防止効果が要求される場合には制振鋼板を使用する。こ
の形状は輸送限界内の寸法とするように設計する。
【0026】図7は本発明の第7の実施例を示す要部断
面図で、第7の実施例は第2の実施例と第3の実施例を
組み合わせたもので、図7において、静止誘導電器1の
タンク3の外側上部に配設した上部補強部材4と、フラ
ンジ部7(ここではフランジ部7に取り付けた場合を示
す)またはフランジ部7の直下のタンク3の側面に、接
合樹脂層8により遮音板9の端部を固着してタンク3の
上部の側面を覆い、前記タンク3の上部補強部材4と下
部補強部材10に遮音板11の端部を固着して前記タン
ク3の側面を覆うとともに、カバー6の周辺傾斜部に接
合樹脂層8により遮音板12の周辺部(内側および外
側)を固着し、さらに、タンク3の下部補強部材10と
タンク3の底部3aに接合樹脂層8により遮音板13の
端部を固着して、タンク3の下部の側面を覆う。
面図で、第7の実施例は第2の実施例と第3の実施例を
組み合わせたもので、図7において、静止誘導電器1の
タンク3の外側上部に配設した上部補強部材4と、フラ
ンジ部7(ここではフランジ部7に取り付けた場合を示
す)またはフランジ部7の直下のタンク3の側面に、接
合樹脂層8により遮音板9の端部を固着してタンク3の
上部の側面を覆い、前記タンク3の上部補強部材4と下
部補強部材10に遮音板11の端部を固着して前記タン
ク3の側面を覆うとともに、カバー6の周辺傾斜部に接
合樹脂層8により遮音板12の周辺部(内側および外
側)を固着し、さらに、タンク3の下部補強部材10と
タンク3の底部3aに接合樹脂層8により遮音板13の
端部を固着して、タンク3の下部の側面を覆う。
【0027】遮音板9のタンク3の外側上部に配設した
上部補強部材4およびフランジ部7との接合部も、遮音
板11の上部補強部材4および下部補強部材10との接
合部も、遮音板12のカバー6との接合部も、遮音板1
3の下部補強部材10およびタンク3の底部3aとの接
合部も、適当の間隔でスポット溶接を併せて行い、万
一、接着樹脂層8の接着力が低下してもタンク3および
カバー6への遮音板9、11および12の固定が保たれ
るように、スポット溶接と樹脂接着を併用して固着して
いる。遮音板9、12および13は折り曲げ方式により
製作する。遮音板9、11、12および13は普通鋼板
または制振鋼板を使用するが、より大きな騒音防止効果
が要求される場合には制振鋼板を使用する。この形状は
輸送限界内の寸法とするように設計する。
上部補強部材4およびフランジ部7との接合部も、遮音
板11の上部補強部材4および下部補強部材10との接
合部も、遮音板12のカバー6との接合部も、遮音板1
3の下部補強部材10およびタンク3の底部3aとの接
合部も、適当の間隔でスポット溶接を併せて行い、万
一、接着樹脂層8の接着力が低下してもタンク3および
カバー6への遮音板9、11および12の固定が保たれ
るように、スポット溶接と樹脂接着を併用して固着して
いる。遮音板9、12および13は折り曲げ方式により
製作する。遮音板9、11、12および13は普通鋼板
または制振鋼板を使用するが、より大きな騒音防止効果
が要求される場合には制振鋼板を使用する。この形状は
輸送限界内の寸法とするように設計する。
【0028】図8は本発明の第8の実施例を示す要部断
面図で、第8の実施例は第2の実施例と第4の実施例を
組み合わせたもので、図8において、静止誘導電器1の
タンク3の外側上部に配設した上部補強部材4と、フラ
ンジ部7またはフランジ部7の直下のタンク3の側面
(ここではフランジ部7の直下のタンク3の側面に取り
付けた場合を示す)に、接合樹脂層8により遮音板9の
端部を固着してタンク3の上部側面を覆い、前記タンク
3の上部補強部材4と下部補強部材10に遮音板11の
端部を固着してタンク3の下部の側面を覆うとともに、
カバー6の周辺傾斜部に接合樹脂層8により遮音板12
の周辺部(内側および外側)を固着し、さらに、タンク
3の下部補強部材10とタンク3の底部3aおよび段部
3c下面の計3か所に接合樹脂層8により遮音板14の
端部を固着する。
面図で、第8の実施例は第2の実施例と第4の実施例を
組み合わせたもので、図8において、静止誘導電器1の
タンク3の外側上部に配設した上部補強部材4と、フラ
ンジ部7またはフランジ部7の直下のタンク3の側面
(ここではフランジ部7の直下のタンク3の側面に取り
付けた場合を示す)に、接合樹脂層8により遮音板9の
端部を固着してタンク3の上部側面を覆い、前記タンク
3の上部補強部材4と下部補強部材10に遮音板11の
端部を固着してタンク3の下部の側面を覆うとともに、
カバー6の周辺傾斜部に接合樹脂層8により遮音板12
の周辺部(内側および外側)を固着し、さらに、タンク
3の下部補強部材10とタンク3の底部3aおよび段部
3c下面の計3か所に接合樹脂層8により遮音板14の
端部を固着する。
【0029】遮音板9のタンク3の外側上部に配設した
上部補強部材4およびフランジ部7との接合部も、遮音
板11の上部補強部材4および下部補強部材10との接
合部も、遮音板12のカバー6との接合部も、遮音板1
4の下部補強部材10と段部下面およびタンク3の底部
との接合部も、適当の間隔でスポット溶接を併せて行
い、万一、接着樹脂層8の接着力が低下してもタンク3
およびカバー6への遮音板9、11、12および14の
固定が保たれるように、スポット溶接と樹脂接着を併用
して固着している。遮音板9、12および14は折り曲
げ方式により製作する。遮音板9、11、12および1
4は普通鋼板または制振鋼板を使用するが、より大きな
騒音防止効果が要求される場合には制振鋼板を使用す
る。この形状は輸送限界内の寸法とするように設計す
る。
上部補強部材4およびフランジ部7との接合部も、遮音
板11の上部補強部材4および下部補強部材10との接
合部も、遮音板12のカバー6との接合部も、遮音板1
4の下部補強部材10と段部下面およびタンク3の底部
との接合部も、適当の間隔でスポット溶接を併せて行
い、万一、接着樹脂層8の接着力が低下してもタンク3
およびカバー6への遮音板9、11、12および14の
固定が保たれるように、スポット溶接と樹脂接着を併用
して固着している。遮音板9、12および14は折り曲
げ方式により製作する。遮音板9、11、12および1
4は普通鋼板または制振鋼板を使用するが、より大きな
騒音防止効果が要求される場合には制振鋼板を使用す
る。この形状は輸送限界内の寸法とするように設計す
る。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明の防音形静止誘導
電器は、 (1)タンク底部に遮音板を設けたことにより、タンク
下部の側面の減音効果が向上する。
電器は、 (1)タンク底部に遮音板を設けたことにより、タンク
下部の側面の減音効果が向上する。
【0031】(2)タンク上部に遮音板を設けたことに
より、タンク上部の側面の減音効果が向上する。
より、タンク上部の側面の減音効果が向上する。
【0032】(3)カバー部に遮音板を設けたことによ
り、タンク3の上部およびカバー7の上面の減音効果が
向上するとともに、雨水の侵入を防止し信頼性の高い機
器とすることができる。
り、タンク3の上部およびカバー7の上面の減音効果が
向上するとともに、雨水の侵入を防止し信頼性の高い機
器とすることができる。
【0033】(4)タンクに遮音板を設ける方法とし
て、接合樹脂層で固着することにより、溶接作業の軽減
になるとともに、振動伝達が低減され、防音効果の向上
が図れる。
て、接合樹脂層で固着することにより、溶接作業の軽減
になるとともに、振動伝達が低減され、防音効果の向上
が図れる。
【0034】(5)一部をスポット溶接することによ
り、万一、樹脂層の接着力が低下しても機器への遮音板
の固定が保たれる。
り、万一、樹脂層の接着力が低下しても機器への遮音板
の固定が保たれる。
【0035】(6)遮音板を折り曲げ方式として製作す
ることによって、製作が簡単になる。
ることによって、製作が簡単になる。
【0036】(7)遮音板として制振鋼板を使用すれ
ば、遮音効果が大である。
ば、遮音効果が大である。
【0037】(8)輸送限界内での現地組立の必要のな
い範囲が拡大されるので、工数および時間の節減とな
り、経済的である。
い範囲が拡大されるので、工数および時間の節減とな
り、経済的である。
【0038】などの優れた効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す要部側断面図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す要部側断面図。
【図3】本発明の第3の実施例を示す要部側断面図。
【図4】本発明の第4の実施例を示す要部側断面図。
【図5】本発明の第5の実施例を示す要部側断面図。
【図6】本発明の第6の実施例を示す要部側断面図。
【図7】本発明の第7の実施例を示す要部側断面図。
【図8】本発明の第8の実施例を示す要部側断面図。
【図9】従来の静止誘導電器の防音構造の一例を示す側
断面図。
断面図。
【図10】従来の静止誘導電器の防音構造の他の例を示
す側断面図。
す側断面図。
1…静止誘導電器本体 3…タンク 4…上部補強部材 9、11、12、13、14…遮音板 6…カバー 7…フランジ部 8…接合樹脂層 10…下部補強部材
Claims (5)
- 【請求項1】 静止誘導電器本体の下部継鉄部を収容す
る幅狭の底部と、該底部より段部を有して幅広の巻線収
容部とを有するタンク内に、前記静止誘導電器本体を収
容してなる静止誘導電器において、 前記タンクの外側に少なくとも横方向の上部補強部材お
よび下部補強部材を全周に設け、該下部補強部材とタン
クの底部とを遮音板で覆うとともに、前記タンクの上部
補強部材と下部補強部材間にも遮音板を設けて固着し、
タンクの側面を遮音板で覆ったことを特徴とする防音形
静止誘導電器。 - 【請求項2】 静止誘導電器本体を収容するタンクの上
部にフランジ部を設け、その上にカバーを被せるととも
に、このタンクの外側に少なくとも横方向の上部補強部
材および下部補強部材を全周に設け、前記フランジ部に
直接若しくはフランジ部の直下のタンク側面と、前記上
部補強部材間に遮音板を設け、更に、上部補強部材と下
部補強部材間にも遮音板を設けて固着し、前記タンクの
側面を遮音板で覆ったことを特徴とする防音形静止誘導
電器。 - 【請求項3】 前記タンクのカバーの周辺上部に遮音板
の端部を固着して前記タンクのカバーを前記遮音板で覆
ったことを特徴とする請求項2に記載の防音形静止誘導
電器。 - 【請求項4】 静止誘導電器本体の下部継鉄部を収容す
る幅狭の底部と、該底部より段部を有して幅広の巻線収
容部とを有するタンク内に、前記静止誘導電器を収容し
てなる静止誘導電器において、 前記タンクの上部にフランジ部を設け、且つタンクの外
側に少なくとも横方向の上部補強部材および下部補強部
材を全周に設け、前記フランジ部と上部補強部材間およ
び上部補強部材と下部補強部材間ならびに、下部補強部
材とタンク底部間とに遮音板を設けて固着し、タンクの
側面全周を遮音板で覆ったことを特徴とする防音形静止
誘導電器。 - 【請求項5】 前記防音板の固着手段は、部分的にスポ
ット溶接で溶着し、接合部は接合樹脂層により固着した
ことを特徴とする請求項1又は2又は3又は4記載の防
音形静止誘導電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6254054A JPH08124764A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 防音形静止誘導電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6254054A JPH08124764A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 防音形静止誘導電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08124764A true JPH08124764A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17259595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6254054A Pending JPH08124764A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 防音形静止誘導電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08124764A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100966648B1 (ko) * | 2007-12-27 | 2010-06-29 | 주식회사 효성 | 변압기용 소음저감장치 |
JP2012004508A (ja) * | 2010-06-21 | 2012-01-05 | Denso Corp | リアクトル |
JP2013143476A (ja) * | 2012-01-11 | 2013-07-22 | Toshiba Corp | 静止誘導電器 |
WO2016108625A1 (ko) * | 2014-12-31 | 2016-07-07 | 주식회사 효성 | 소음저감구조를 가진 변압기 탱크 |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP6254054A patent/JPH08124764A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100966648B1 (ko) * | 2007-12-27 | 2010-06-29 | 주식회사 효성 | 변압기용 소음저감장치 |
JP2012004508A (ja) * | 2010-06-21 | 2012-01-05 | Denso Corp | リアクトル |
JP2013143476A (ja) * | 2012-01-11 | 2013-07-22 | Toshiba Corp | 静止誘導電器 |
WO2016108625A1 (ko) * | 2014-12-31 | 2016-07-07 | 주식회사 효성 | 소음저감구조를 가진 변압기 탱크 |
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