JPH054666Y2 - - Google Patents

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JPH054666Y2
JPH054666Y2 JP16240387U JP16240387U JPH054666Y2 JP H054666 Y2 JPH054666 Y2 JP H054666Y2 JP 16240387 U JP16240387 U JP 16240387U JP 16240387 U JP16240387 U JP 16240387U JP H054666 Y2 JPH054666 Y2 JP H054666Y2
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flexible arm
button
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は車載用オーデイオ装置等の操作部等
に用いられる多段式押釦装置に関する。
<従来技術> オーデイオ装置等の操作部の押釦装置として従
来より種々の構成のものが知られている。その一
つとして可撓性アームに釦を装着し、この釦又は
可撓性アームの裏面側にほぼ直交する方向に作動
片を延出させた構成のものが知られている。
この構成の押釦装置は、釦の押し込み方向と作
動片の作動方向とがほぼ90度の角度を有するた
め、作動片によりオンオフされるスイツチ等を押
釦装置と平行に立てる必要がなく、スイツチ等を
直接回路基板に装着できるから、部品数の低減や
組立工数の低減を図れる利点がある。
<従来技術の問題点> 一方、近年オーデイオ機器等の機能が多くなつ
てきており、それにともない押釦の数も多数を必
要としてきており、幅寸法を制限された機器の正
面パネルの中で押釦の数を増加するために押釦を
多段に配設する要求が生起しつつある。
しかし、可撓性アームを使用した上記構成の押
釦装置の場合、多段に配置するために上段の押釦
の可撓性アームを長くすると、作動片を動作させ
るための押釦の押し込み量が上段と下段で異なつ
てくる欠点がある。即ち第5図(図では説明のた
めに可撓性アーム62を共通化して示してある。)
に示すように、作動片63を図示する量だけ傾動
させるために、可撓性アーム62の短い下段の釦
61ではP2だけ押し込めば良いが、可撓性アー
ム62の長い上段の釦60ではP1だけ押し込む
必要が生ずる。そのため、単に押釦を多段化した
のでは上段と下段の釦の押し込み量が異なり、操
作性が極めて悪くなる欠点が生じる。
<考案の概要> 本考案は上記した問題点に鑑みて成されたもの
で、上段と下段の押釦の押し込み量を同一にする
ことの可能な押釦装置を提供することを目的とす
るものである。
この目的のために、本考案の押釦装置は可撓性
アームに支持された釦と、該可撓性アーム又は釦
の裏面側にほぼ直交する方向に延出し該釦の押し
込みにより所定量移動してスイツチの押圧動作を
行う動作点を有する作動片とを備えた押釦を該可
撓性アームの長さを変えることにより多段に配設
し、 前記各釦の同一の押し込み量に対する各動作点
の移動量をほぼ同一にするように前記各可撓性ア
ームの長さと各可撓性アームの内側から各スイツ
チの動作点の距離の比をほぼ同一に調整したこと
を基本的な特徴とするものである。
<実施例> 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図において、第1段目に4個の押釦1が横
方向に並んで配設されており、その上に第2段目
の押釦2が3個横並びに配設されている。この押
釦1,2はそれぞれ可撓性アーム10、可撓性ア
ーム20と釦15、釦25とを有しており、基板
3の端部にそれぞれ可撓性アーム10、可撓性ア
ーム20を介して一体的に接続されている。可撓
性アーム10、可撓性アーム20は合成樹脂など
からなる薄い板形状をなし、その材質および板形
状であることから前後方向(第1図において後
側)に撓み、屈曲するようになつている。釦1
5、釦25はこの可撓性アーム10、可撓性アー
ム20の可撓性により押し込み可能に構成されて
いる。1段目の押釦1,1間には所定の間隔を設
けてあり、この間隔に可撓性アーム20が配設さ
れており、釦15、釦25と可撓性アーム10、
可撓性アーム20が第1図の正面からみて互いに
重ならないように配設されている。この構成によ
り射出成形などにより一体成形可能になつてい
る。4は鈎状片であり、この鈎状片4と基板3と
の間に第3図に示すように第3図に示すように回
路基板51を嵌挿することにより、この押釦装置
全体を回路基板51に装着する構成になつてい
る。
押釦1,2の裏面側にはそれぞれ作動片11,
作動片21が一体的に装着されている。作動片1
1、作動片21は押釦1,2にほぼ直交して設け
られており、水平方向に延出している。作動片1
1は第3図に示すように釦15の裏面側に設けら
れており、作動片21は可撓性アーム20の中間
部の裏面側に設けられている。これは可撓性アー
ム10、可撓性アーム20の長さによる相違であ
り、作動片11、作動片21とも基板3から同一
の高さに設置されている。作動片11、作動片2
1の所定の位置に、この実施例では作動片11、
作動片21の先端に動作点12、動作点22れ
夫々設定され、その下側に動作対象であるスイツ
チ50が設けられている。動作点12の位置と動
作点22の位置は可撓性アーム20の長さに対応
して決定されている。即ち、可撓性アーム10の
内側から動作点12までの距離d1は、可撓性ア
ーム20の内側から動作点22までの距離d2よ
りも短くなつており、釦15と釦25の同一の押
し込み量Lに対して動作点12と動作点22の移
動量m1と移動量m2が同一になるように動作点
12、動作点22の位置の調整が成されている。
具体的には、可撓性アーム10の長さと距離d1
の比と可撓性アーム20の長さと距離d2の比を
ほぼ同一にし、これに釦15、釦25を押し込ん
だ際の動作点12、動作点22の水平方向の移動
量を勘案して決定すれば良い。
なお、動作点12、動作点22の位置は作動片
11、作動片21の先端に限らず、これらの中途
部分であつても良い。従つて、作動片11、作動
片21の長さを一定にしておき、動作点12、動
作点22の位置だけ変えることも可能である。
以上の実施例において、押釦1も押釦2を同じ
押し込み量Lで押し込めば可撓性アーム10、可
撓性アーム20の撓みにより、動作点12、動作
点22が下方向に移動してスイツチ50を作動さ
せる。この時の動作点12の移動量m1と動作点
22の移動量m2とは同一であるから、押釦1、
押釦2を全く同じ感覚で操作することが可能にな
り、1段目の押釦と2段目の押釦の操作に違和感
がなくなり、操作性が格段に向上する。
なお、この実施例では押釦2に屈曲規制部αを
設けている。これは第6図に示すように、押釦2
のように可撓性アーム20の途中に作動片21を
設けた場合、釦25と作動片21の間の部分Aも
釦25の押圧により撓むため、ここで釦25の押
し込み量を吸収してしまい、釦25を大きく押し
込まないと作動片21を十分に押し下げることが
出来ず、操作性が極めて悪くなるためである。こ
の屈曲規制部αは釦25、可撓性アーム20の裏
面から作動片21の上面にかけて形成されたL字
状の屈曲規制板23により、形成されている。
又、この他に可撓性アーム20の内部に芯材を封
入したり、その部分の材質を非可撓性のものにす
る等の手段を採用可能である。又、屈曲規制板2
3としてはL字状のものに限らず、第4図に示す
ように3角形状の屈曲規制板23′等を採用でき、
可撓性アーム20と作動片21の間を固定できる
もので有ればどのようなものでも良い。
このような屈曲規制部αにより可撓性アーム2
0の作動片21より上の部分がその屈曲を禁止さ
れるから、第6図に示すようにこの部分で釦25
の押し込み量が吸収されることがない。
<考案の効果> 以上説明したように本考案の多段式押釦装置は
可撓性アームに支持された釦と、該可撓性アーム
又は釦の裏面側にほぼ直交する方向に延出し該釦
の押し込みにより所定量移動してスイツチの押圧
動作を行う動作点を有する作動片とを備えた押釦
を該可撓性アームの長さを変えることにより多段
に配設し、前記各釦の同一の押し込み量に対する
各動作点の移動量をほぼ同一にするように前記各
可撓性アームの長さと各可撓性アームの内側から
各スイツチの動作点の距離の比をほぼ同一に調整
してあるため、各段の釦を同一の押し込み量で操
作することができ、操作に違和感が生ずることな
く、操作性の格段の向上を図ることが出来る利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図はその平面図、第3図は上段と下段の押釦を分
離して示す側面図、第4図は他の実施例を示す側
面図、第5図と第6図は従来例の説明図である。 1……押釦、2……押釦、3……基板、4……
鈎状片、10……可撓性アーム、11……作動
片、12……動作点、15……釦、20……可撓
性アーム、21……作動片、22……動作点、2
3……屈曲規制板、25……釦、50……スイツ
チ、51……回路基板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 可撓性アームに支持された釦と、該可撓性アー
    ム又は釦の裏面側にほぼ直交する方向に延出し該
    釦の押し込みにより所定量移動してスイツチの押
    圧動作を行う動作点を有する作動片とを備えた押
    釦を該可撓性アームの長さを変えることにより多
    段に配設し、 前記各釦の同一の押し込み量に対する各動作点
    の移動量をほぼ同一にするように前記各可撓性ア
    ームの長さと各可撓性アームの内側から各スイツ
    チの動作点の距離の比をほぼ同一に調整したこと
    を特徴とする多段式押釦装置。
JP16240387U 1987-10-23 1987-10-23 Expired - Lifetime JPH054666Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16240387U JPH054666Y2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23
GB8824622A GB2211664B (en) 1987-10-23 1988-10-20 Push-button device
US07/260,380 US4877925A (en) 1987-10-23 1988-10-20 Multi-stage push button switch device
DE3835970A DE3835970A1 (de) 1987-10-23 1988-10-21 Mehrstufige druckknopfvorrichtung
KR1019880013731A KR890007336A (ko) 1987-10-23 1988-10-21 다단 푸쉬버튼 장치

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JP16240387U JPH054666Y2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23

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JPH0166728U JPH0166728U (ja) 1989-04-28
JPH054666Y2 true JPH054666Y2 (ja) 1993-02-05

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JP16240387U Expired - Lifetime JPH054666Y2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23

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JP5209688B2 (ja) * 2010-11-04 2013-06-12 セイコープレシジョン株式会社 スイッチ装置
JP5707201B2 (ja) * 2011-03-29 2015-04-22 富士通テン株式会社 操作ユニット

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JPH0166728U (ja) 1989-04-28

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