JPH0526675Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0526675Y2 JPH0526675Y2 JP17588986U JP17588986U JPH0526675Y2 JP H0526675 Y2 JPH0526675 Y2 JP H0526675Y2 JP 17588986 U JP17588986 U JP 17588986U JP 17588986 U JP17588986 U JP 17588986U JP H0526675 Y2 JPH0526675 Y2 JP H0526675Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knob
- hinge
- knobs
- frame
- thin plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Tumbler Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、例えば、チユーナなどのアツプ・
ダウンスイツチの如くシーソー動作を行う一組の
スイツチを操作するためのツマミ構造に関する。
ダウンスイツチの如くシーソー動作を行う一組の
スイツチを操作するためのツマミ構造に関する。
[従来の技術]
従来に於て、上記のようなシーソー動作を行う
ツマミが、例えば同調周波数選択用と音量調節用
の各ツマミを1か所に纏めて2個併設したような
場合には、第3図に示す如く、ツマミを配設する
窓口が2か所となるように中間をリブ24で仕切
つた枠体23の前記窓口内部に、夫々ツマミA2
1、ツマミB22の中間部を2個づつのヒンジ2
5により支持し、各ツマミの両端部背面にプツシ
ユスイツチ作動用のボス26が設けられ、各ツマ
ミの両端部後背部の前記ボス26の対向位置にプ
リント基板27に取付けられたプツシユスイツチ
28が設置された構造となつている。
ツマミが、例えば同調周波数選択用と音量調節用
の各ツマミを1か所に纏めて2個併設したような
場合には、第3図に示す如く、ツマミを配設する
窓口が2か所となるように中間をリブ24で仕切
つた枠体23の前記窓口内部に、夫々ツマミA2
1、ツマミB22の中間部を2個づつのヒンジ2
5により支持し、各ツマミの両端部背面にプツシ
ユスイツチ作動用のボス26が設けられ、各ツマ
ミの両端部後背部の前記ボス26の対向位置にプ
リント基板27に取付けられたプツシユスイツチ
28が設置された構造となつている。
[解決しようとする問題点]
この様な構造を有する従来のツマミ構造では、
機器のデザイン等の都合により2個のシーソーツ
マミを接近させて、全体として薄型としたいとき
に、前記枠体23のリブ24が邪魔となつて薄型
化に限度があつた。この様な従来構造において、
薄型とするために単にリブ24を取去つて2個の
ツマミを1個のヒンジで結合すれば、一方のツマ
ミを押圧したときに中間のヒンジの捩じり弾性の
作用で他方のツマミも動き、とくに該中間のヒン
ジが押圧力で後方に曲がつて、各ツマミの向きが
上下方向に開いてしまつたりして使用感覚が好く
ないだけでなく、スイツチ操作が不確実となる欠
点を有していた。
機器のデザイン等の都合により2個のシーソーツ
マミを接近させて、全体として薄型としたいとき
に、前記枠体23のリブ24が邪魔となつて薄型
化に限度があつた。この様な従来構造において、
薄型とするために単にリブ24を取去つて2個の
ツマミを1個のヒンジで結合すれば、一方のツマ
ミを押圧したときに中間のヒンジの捩じり弾性の
作用で他方のツマミも動き、とくに該中間のヒン
ジが押圧力で後方に曲がつて、各ツマミの向きが
上下方向に開いてしまつたりして使用感覚が好く
ないだけでなく、スイツチ操作が不確実となる欠
点を有していた。
[問題点を解決するための手段]
上記した従来例の有する欠点を解決するための
本考案に係るツマミ構造を、実施例を示す第1図
a,b,cを用いて説明すると、本考案は、シー
ソー動作をするツマミA1及びツマミB2と、こ
れらの各ツマミA1,B2を平行に保持する枠体
3と、当該枠体3と各ツマミA1,B2夫々の中
間部とを結合する薄板状の2個のヒンジa4と、
ツマミA1の中間部とツマミB2の中間部とを結
合する薄板状のヒンジb5とからなり、上記各部
分が合成樹脂で一体成形されると共に、ヒンジa
4とヒンジb5とが相互に直交する方向に形成さ
ていることを特徴とするツマミ構造である。
本考案に係るツマミ構造を、実施例を示す第1図
a,b,cを用いて説明すると、本考案は、シー
ソー動作をするツマミA1及びツマミB2と、こ
れらの各ツマミA1,B2を平行に保持する枠体
3と、当該枠体3と各ツマミA1,B2夫々の中
間部とを結合する薄板状の2個のヒンジa4と、
ツマミA1の中間部とツマミB2の中間部とを結
合する薄板状のヒンジb5とからなり、上記各部
分が合成樹脂で一体成形されると共に、ヒンジa
4とヒンジb5とが相互に直交する方向に形成さ
ていることを特徴とするツマミ構造である。
[作用]
そして、此の様な構成のツマミ構造では、各ヒ
ンジが薄板状であつて、捩りモーメントや肉薄の
方向の曲げマーメントに対しは柔軟であるが、薄
板状の幅広の方向の曲げマーメントに対しては極
めて剛性が高いので、例えば第1図の構成のツマ
ミ装置において、ツマミAを時計方向に傾くよう
に押圧したときは、ツマミ相互を結合しているヒ
ンジb5は、幅広の方向がツマミの押圧方向と一
致しているので、ツマミの押圧力に対し後方に屈
曲することなく単に捩れるだけであり、捩れ剛性
は低いのでツマミAが回動するだけで、ツマミA
に作用した押圧力はツマミBには伝わらず、ツマ
ミBは動かない。
ンジが薄板状であつて、捩りモーメントや肉薄の
方向の曲げマーメントに対しは柔軟であるが、薄
板状の幅広の方向の曲げマーメントに対しては極
めて剛性が高いので、例えば第1図の構成のツマ
ミ装置において、ツマミAを時計方向に傾くよう
に押圧したときは、ツマミ相互を結合しているヒ
ンジb5は、幅広の方向がツマミの押圧方向と一
致しているので、ツマミの押圧力に対し後方に屈
曲することなく単に捩れるだけであり、捩れ剛性
は低いのでツマミAが回動するだけで、ツマミA
に作用した押圧力はツマミBには伝わらず、ツマ
ミBは動かない。
逆に、ツマミBだけを操作する場合でも同じ理
由でツマミAは動かない。
由でツマミAは動かない。
[実施例]
第1図a,b,cは本考案の実施例の夫々正
面、水平断面及び側断面を示す図であつて、機器
の前面に配置される枠体3の窓口の内部にシーソ
ー動作をするツマミA1とツマミB2とが平行に
配置され、ツマミA1の上面中間部と枠体3の内
面、並びにツマミB2の下面中間部と枠体3の内
面とは、夫々薄板状であつてその幅広の方向がツ
マミの押圧方向に対し垂直となつているヒンジa
4により結合され、ツマミA1の下面中間部とツ
マミB2の上面中間部は同じく薄板状であつてそ
の幅広の方向がツマミの押圧方向に対し平行とな
つているヒンジb5により結合されている。
面、水平断面及び側断面を示す図であつて、機器
の前面に配置される枠体3の窓口の内部にシーソ
ー動作をするツマミA1とツマミB2とが平行に
配置され、ツマミA1の上面中間部と枠体3の内
面、並びにツマミB2の下面中間部と枠体3の内
面とは、夫々薄板状であつてその幅広の方向がツ
マミの押圧方向に対し垂直となつているヒンジa
4により結合され、ツマミA1の下面中間部とツ
マミB2の上面中間部は同じく薄板状であつてそ
の幅広の方向がツマミの押圧方向に対し平行とな
つているヒンジb5により結合されている。
上記した各部分は合成樹脂により一体成形され
る。
る。
各ツマミの背面両端部にはプツシユスイツチ8
を作動するためのボス6が一体に設けられ、当該
ボス6に対向して、プリント基板7に取り付けら
れたプツシユスイツチ8が設置されている。
を作動するためのボス6が一体に設けられ、当該
ボス6に対向して、プリント基板7に取り付けら
れたプツシユスイツチ8が設置されている。
第2図a,bは本考案の他の実施例の正面及び
側断面で、上記した実施例におけるヒンジa4
が、その幅広の方向がツマミの押圧方向に対し平
行となつており、ヒンジb5が、これに対し直交
する方向、即ち幅広の方向がツマミの押圧方向に
対し垂直となつている構成である。
側断面で、上記した実施例におけるヒンジa4
が、その幅広の方向がツマミの押圧方向に対し平
行となつており、ヒンジb5が、これに対し直交
する方向、即ち幅広の方向がツマミの押圧方向に
対し垂直となつている構成である。
以上、本考案によるツマミ構造について代表的
と思われる実施例を基に詳述したが、本考案によ
るツマミ構造の構成は上記実施例の構造に限定さ
れるものではなく、本考案に言う構成要件を具備
し、本考案に言う作用、効果を有する限りにおい
て、適宜改変して実施しうるものである。
と思われる実施例を基に詳述したが、本考案によ
るツマミ構造の構成は上記実施例の構造に限定さ
れるものではなく、本考案に言う構成要件を具備
し、本考案に言う作用、効果を有する限りにおい
て、適宜改変して実施しうるものである。
[効果]
以上に述べた本考案に係るツマミ構造は従来構
造と比較して2個のシーソーツマミの間にヒンジ
固定用のリブが存在しないので上下方向の寸法を
小さくできる。従つて機器のデザイン等の都合に
より薄型であることが要求されるとき、非常に有
用である。
造と比較して2個のシーソーツマミの間にヒンジ
固定用のリブが存在しないので上下方向の寸法を
小さくできる。従つて機器のデザイン等の都合に
より薄型であることが要求されるとき、非常に有
用である。
次に構成部分が単純なため金型をも含めた製造
費が低廉となる利点を有する。
費が低廉となる利点を有する。
さらにツマミの相互間隔を狭くしてツマミのぐ
ら付きや相互間の動作の影響がなくなり、スイツ
チ操作が確実で、使用感覚の優れた機器を得るこ
とができる効果を有する。
ら付きや相互間の動作の影響がなくなり、スイツ
チ操作が確実で、使用感覚の優れた機器を得るこ
とができる効果を有する。
第1図a,b,cは本考案に係るツマミ構造の
正面図、水平断面図及び側断面図、第2図a,b
は他の実施例の正面図、側断面図、第3図a,b
は従来例の正面図、側断面図である。 1はツマミA、2はツマミB、3……枠体、4
……ヒンジa、5……ヒンジbである。
正面図、水平断面図及び側断面図、第2図a,b
は他の実施例の正面図、側断面図、第3図a,b
は従来例の正面図、側断面図である。 1はツマミA、2はツマミB、3……枠体、4
……ヒンジa、5……ヒンジbである。
Claims (1)
- シーソー動作をするツマミA1及びツマミB2
と、これらの各ツマミA,Bを平行に保持する枠
体3と、当該枠体3と各ツマミA,B夫々の中間
部とを結合する薄板状の2個のヒンジa4と、ツ
マミA1の中間部とツマミB2の中間部とを結合
する薄板状のヒンジb5とからなり、上記各部分
が合成樹脂で一体に成形されると共に、ヒンジa
4とヒンジb5とが相互に直交する方向に形成さ
れていることを特徴とするツマミ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17588986U JPH0526675Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17588986U JPH0526675Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6380734U JPS6380734U (ja) | 1988-05-27 |
JPH0526675Y2 true JPH0526675Y2 (ja) | 1993-07-06 |
Family
ID=31115631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17588986U Expired - Lifetime JPH0526675Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0526675Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH083945Y2 (ja) * | 1990-02-14 | 1996-01-31 | 三洋電機株式会社 | シーソースイッチ |
-
1986
- 1986-11-14 JP JP17588986U patent/JPH0526675Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6380734U (ja) | 1988-05-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0526675Y2 (ja) | ||
JP2628656B2 (ja) | 鍵盤装置 | |
JPH0797272B2 (ja) | 電子楽器の鍵盤装置 | |
JPS5914847B2 (ja) | 押釦装置 | |
JP2563591Y2 (ja) | スライドスイッチ | |
JPH082898Y2 (ja) | スイッチ装置 | |
JPH0448601Y2 (ja) | ||
JPS6336580Y2 (ja) | ||
JPH0350587Y2 (ja) | ||
JPH0243060Y2 (ja) | ||
JPH0747843Y2 (ja) | 小型スライド形可変抵抗器 | |
JPH0610585Y2 (ja) | 双方向性スイッチ | |
JPS596584Y2 (ja) | プッシュプル・スイッチ | |
JPH0239318Y2 (ja) | ||
JP2566771Y2 (ja) | 電子部品用スライダ | |
JPH0715019Y2 (ja) | 鍵盤装置 | |
JPS587605Y2 (ja) | レバ−操作可変抵抗器 | |
JPS6026419Y2 (ja) | スイツチ | |
JPS5813614Y2 (ja) | 押釦式同調器における横動部材のガタ取り装置 | |
JPS5928584Y2 (ja) | 多面積押部を有するプリント配線用押釦 | |
JPS6239448Y2 (ja) | ||
JP2569154Y2 (ja) | ラバースイッチ | |
JPH0126017Y2 (ja) | ||
JPS6239341Y2 (ja) | ||
JPH0638336A (ja) | 配線器具 |