JPH0328483Y2 - - Google Patents

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JPH0328483Y2
JPH0328483Y2 JP1985157442U JP15744285U JPH0328483Y2 JP H0328483 Y2 JPH0328483 Y2 JP H0328483Y2 JP 1985157442 U JP1985157442 U JP 1985157442U JP 15744285 U JP15744285 U JP 15744285U JP H0328483 Y2 JPH0328483 Y2 JP H0328483Y2
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JP
Japan
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slider
fitting part
rail
knob
sliders
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JP1985157442U
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JPS6265809U (ja
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  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、増幅器、測定器等に使用されるス
ライドボリユームを操作するためのツマミ装置の
改良に関する。
[従来の技術] 従来の直線動作を行うスライドボリユームを操
作するためのツマミ装置の構造は、最も簡単なも
のとして第4図に示すごとくプリント基板44に
取り付けられたスライドボリユーム41のシヤフ
ト42に直接にツマミ43を取り付け、当該ツマ
ミ43をフロントパネル45の前面に突出させる
方法があるが、この方法はシヤフト42の支持部
とツマミの操作部とが離れていて、しかもツマミ
がスライドボリユーム41のシヤフト42の付け
根のみで支持されていて、直接の支持部が無いの
でツマミ操作時にスライド方向やスライド方向と
直角の方向にガタ付きがあつて動作が円滑でない
欠点があつた。
この欠点を除くため、第5図(a),(b),(c)のごと
くプリント基板56に取り付けたスライドボリユ
ーム51の前方にレール55を設け、該レール5
5に摺動可能なようにスライダー53を嵌合さ
せ、該スライダー53の後面にシヤフト52を結
合するとともに、前面にツマミ54を固定して、
当該ツマミ54をフロントパネル57の前面に突
き出させた構造のツマミ装置が存在する。
[考案が解決しようとする問題点] 上記第5図に示す構造ではスライダー53の幅
Aが大きいほどツマミの操作は円滑となるが、同
一方向にスライドさせるスライドボリユームを複
数個接近させて取り付け、夫々のスライダーを共
通のレールに嵌合させた場合に、しかし隣合つた
スライドスイツチが相互に極めて接近している場
合、スライダー53の幅Aを充分に大きくするこ
とができないので、スライド方向のガタ付きを小
さくすることができない欠点を有していた。
[問題点を解決するための手段] 上記従来例の欠点を解決するための本考案によ
るツマミ装置は、実施例を示す第1〜3図に於
て。基板5に隣接して取り付けた複数個のスライ
ドボリユーム1…と、当該各々のスライドボリユ
ーム1…に夫々結合された同形状のスライダー3
A,3B,…と、当該スライダー3A,3B,…
に固定された同数のツマミ6と、これらの各スラ
イダー3A,3B,…に共通に、且つ摺動可能に
嵌合すると共に、所定の間隔dだけ隔てて平行に
配置された少なくとも2本以上のレールA4a、
レールB4b、…とからなり、前記各々のスライ
ダー3A,3B,…には、前記スライドボリユー
ム1との結合部3dと、レールA4aに嵌合する
嵌合部A3aと、当該嵌合部A3aに対してスラ
イダーのスライド方向に幅S、スライド方向と直
行する方向に前記レールA4a、レールB4bの
間隔dだけずらせた位置に於てレールB4bに嵌
合する嵌合部B3bと、前記ツマミ6との接着部
3eとが夫々形成されており、前記レールA4
a、レールB4bに隣り合つて嵌合された2個の
スライダーが接近する際、一方のスライダーの嵌
合部A3aと他方のスライダーの嵌合部B3bと
が接触すること無く擦れ違い、且つ一方のスライ
ダーの嵌合部A3aと他方のスライダーの嵌合部
A3a、及び一方のスライダーの嵌合部B3bと
他方のスライダーの嵌合部B3bとが夫々相接触
するまで接近可能であることを特徴とする。
[作用] この様な構成のツマミ装置においては、1個の
スライダーに於てはレールと接する嵌合部A3a
と嵌合部B3bとは、スライダーのスライド方向
に幅Sだけ、又、スライド方向と直行する方向に
前記レールA,B間の間隔dだけずらせて夫々形
成されているため、夫々の嵌合部の幅は実際には
ツマミ6の幅とほぼ同等であるが、スライド方向
の実効的な幅は嵌合部Aと嵌合部Bの相互に最も
隔たつた端部間の距離と等価になり、それと直角
方向の幅はレールAとレールBとの間隔dと等し
く、第5図に示す従来例と比較した場合レールと
の個々の嵌合部の寸法は小さいにもかかはらず、
従来例の幅の広いスライダ53と同等に極めて円
滑にレールに沿つてスライドすることとなる。
更に、前記レールA4a、レールB4bの夫々
嵌合され複数個のスライダに於て、隣り合つて嵌
合された2つのスライダー3A,3Bが接近した
とき、第5図に示す従来例ではスライダー53の
幅A以上に接近することは出来ないが、本願のス
ライダーではスライダー3Aの嵌合部A3aと、
隣接するスライダー3Bとは相互に触れ合うこと
無く擦れ違い、スライダー3Aの嵌合部Aとスラ
イダー3Bの嵌合部A並びにスライダー3Aの嵌
合部Bとスライダー3Bの嵌合部Bとが夫々相接
触するまでスライドし得るので、スライダー同士
は各嵌合部の実質的な幅まで接近することが可能
となり、仮にスライドボリユームが密に配置され
ていて、ツマミの幅が充分に大きくできない場合
でも、上述したスライダーの実効幅の拡大によつ
てスライド動作の円滑を保持できるのである。
[実施例] 第1図〜第2図において、5はプリント基板で
複数個のスライドボリユーム1A,1B……が取
り付けられている。
当該スライドボリユーム1A,1B……の前方
に一体成形された2本のレールA4a、レールB
4bが配設され、レールA4aとレールB4bと
の間は距離dだけ夫々隔たつている。
当該2本のレールA4a、B4bに複数個のス
ライダー3A,3B……が摺動可能に嵌合保持さ
れ、当該複数個のスライダー3A,3B……は
夫々同じ形状で、第3図によつて代表例スライダ
ー3について説明すると、レールA4aと嵌合す
る嵌合部A3a,レールB4bと嵌合する嵌合部
B3b、スライドボリユーム1のシヤフト2との
結合部3bおよびツマミ6との接着部3eとから
なり、スライド方向に対する夫々の嵌合部の幅は
ツマミ6とほぼ同等の幅〔S〕を有し、嵌合部A
3aは嵌合部B3bに対して幅Sだけスライト方
向にずれており、スライド方向と直角の方向の嵌
合部A3Aと嵌合部B3bとの間隔は夫々2本の
レールA4a、B4bの相互間隔と同じdであ
る。
スライダー3上面の結合部3bにはスライドボ
リユーム1のシヤフト2が結合され、前面の接着
部3eにはツマミ6が接着される。
これらの各ツマミは、フロントパネル7に形成
した長孔7aからフロントパネル7前面に突出さ
せスライドボリユーム1の操作を可能とする。
上記した実施例においては、前記A,B2本の
レール以外に補助のレールC4cを同時に配設し
て3本とし、スライダー3に設けた嵌合部C3c
によつてレールC4c摺動可能に挟持せしめ、ス
ライダー3がレールA4a、レールB4bから離
脱するのを防いでいる。更に、必要に応じてスラ
イダー3の前記接着部3eを導くガイドを設けて
もよい。
また、本実施例の各レールは体成形されている
がこれらの構造は一体成形に限定されるものでは
なく、レールの数も上記した2本に限定されない
ことは言うまでもない。
また嵌合部Aと嵌合部Bとのスライド方向への
間隔は、夫々の嵌合部の幅に等しくする必要はな
い。この間隔は小さい効果が少なくなる。
[考案の効果] 本考案によるツマミ装置は、1個のスライダー
において嵌合部Aと嵌合部Bおよび嵌合部Cとが
離れていて、夫々の嵌合部の幅はツマミの幅とほ
ぼ同等であるが、その位置が相互にずらせて形成
されているので、実効的なスライド方向の幅とそ
れと直角方向の幅は、スライダーの嵌合部の実寸
法よりは大きくなつて極めて円滑にレールに沿つ
て移動し、使用感の優れた製品を得ることができ
ると共に、スライダー並びにスライダーに結合さ
れているスライドボリユーム等の部品を密に配置
することが出来るという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は夫々本考案実施例の要部の上
面図、側断面図、第3図はスライダー付近の要部
斜視図、第4図は従来例1の要部斜視図、第5図
a,b,cは従来例2の正面図、上面図、側断面
図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 隣接して取り付けた複数個のスライドボリユー
    ムと、当該各々のスライドボリユームに夫々結合
    された同形状のスライダーと、当該各スライダー
    に固定された同数のツマミと、これらの各スライ
    ダーに共通に、且つ摺動可能に嵌合すると共に、
    所定の間隔dだけ隔てて平行に配置された少なく
    とも2本以上のレールA、レールB、…とからな
    り、前記各々のスライダーには前記スライドボリ
    ユームとの結合部と、レールAに嵌合する嵌合部
    Aと、当該嵌合部Aに対してスライダーのスライ
    ド方向に幅Sだけずらせた位置に配置され且つレ
    ールBに嵌合する嵌合部Bと、前記ツマミとの接
    着部とが夫々形成されており、前記レールA、レ
    ールBに隣り合つて嵌合された2個のスライダー
    が接近する際、一方のスライダーの嵌合部Aと他
    方のスライダーの嵌合部Bとが接触すること無く
    擦れ違い、且つ一方のスライダーの嵌合部Aと他
    方のスライダーの嵌合部A、及び一方のスライダ
    ーの嵌合部Bと他方のスライダーの嵌合部Bとが
    夫々相接触するまで接近可能であることを特徴と
    するツマミ装置。
JP1985157442U 1985-10-14 1985-10-14 Expired JPH0328483Y2 (ja)

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JP1985157442U JPH0328483Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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JP1985157442U JPH0328483Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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JPS6265809U JPS6265809U (ja) 1987-04-23
JPH0328483Y2 true JPH0328483Y2 (ja) 1991-06-19

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JP1985157442U Expired JPH0328483Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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JPS54171744U (ja) * 1978-05-24 1979-12-04

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JPS6265809U (ja) 1987-04-23

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