JPH06333457A - 埋込型押釦スイッチ装置 - Google Patents

埋込型押釦スイッチ装置

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Publication number
JPH06333457A
JPH06333457A JP12437293A JP12437293A JPH06333457A JP H06333457 A JPH06333457 A JP H06333457A JP 12437293 A JP12437293 A JP 12437293A JP 12437293 A JP12437293 A JP 12437293A JP H06333457 A JPH06333457 A JP H06333457A
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JP
Japan
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push button
button switch
cover
base
mounting
Prior art date
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Pending
Application number
JP12437293A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Nakamura
正明 中村
Hiroki Hata
裕樹 畑
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06333457A publication Critical patent/JPH06333457A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ぬりしろカバーを使用せずに既製の埋込ボック
スに配設できる埋込型押釦スイッチ装置を提供する。 【構成】既製の埋込ボックス5を壁に埋め込み配設す
る。埋込ボックス5の開口部周縁の短辺に一対の取付ね
じ孔5aを対向させて設けてある。取付枠2には埋込ボ
ックス5の取付ねじ孔5aの取付ピッチに対応する位置
に、長穴状の取付用ねじ孔2aを対向して一対設けてあ
る。また、平板状の基体3の表面の略中央に押釦スイッ
チ6が配設してある。そして、基体3の表面にカバー4
を被着している。壁の内部に敷設したリード線15を埋
込ボックス5から取付枠2を通して押釦スイッチ6に接
続してある。押釦スイッチ6を配設した基体3を取付け
枠2にねじ9で固定し、取付け枠2を埋込ボックス5に
設けた取付ねじ孔5aに同じくねじ8で固定して押釦ス
イッチ装置1を壁に設置することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、埋め込み用配線器具取
付け用の既製の埋込ボックスに配設する埋込型押釦スイ
ッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような埋め込み用配線器具
取付け用の既製の埋込ボックスとして、取付ねじ孔の取
付ピッチが83.5mmの大角形3個用の埋込ボックス
がJIS等で規格化されている。このような埋込ボック
スに埋込型押釦スイッチ装置を配設する場合に、取り付
ける押釦スイッチの個数によっては埋込ボックスと取付
枠との間にぬりしろカバーと呼ばれるねじ孔のピッチの
寸法違いを補正する部材を配設する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ぬりし
ろカバーを使用して埋込型押釦スイッチ装置を配設する
場合、施工に手間がかかるという問題がある。本発明は
上記問題点の解決を目的とするものであり、ぬりしろカ
バーを使用せずに埋込ボックスに配設できる埋込型押釦
スイッチ装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、埋め込み用配線器具取付け用の
既製の埋込ボックスに設けた取付ねじ孔の取付ピッチに
対応する位置に取付け用ねじ孔を設けた取付枠と、表面
に押釦スイッチを配設し取付枠の表面にねじ止めする平
板状の基体と、基体の表面に被着して基体表面を覆うカ
バーとから成ることを特徴とする。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、カバーに略半環状のスリットを設け、スリットに囲
まれたカバー表面で形成され、スリットの両端近傍の基
部で下動自在にカバーに支持された押釦スイッチ駆動用
の操作部と、カバー裏面の操作部の外側にスリットに沿
うように配設されたリブとを備え、リブの長さ寸法を、
操作部が押されずにリブが基体に当接した状態では操作
部が押釦スイッチを押駆動しない長さに形成したことを
特徴とする。
【0006】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、操作部の基部は、両端近傍のスリットを略平行に設
けることによって細長く形成され、操作部の幅は基部の
幅よりも充分広く、基部の幅は人の指先の幅よりも狭い
ことを特徴とする。請求項4の発明は、請求項2又は請
求項3の発明において、操作部の基部と操作部の略中心
点とを結ぶ直線近傍の基体の表面上であって、押釦スイ
ッチと操作部の基部との距離が操作部の略中心点と操作
部の基部との距離よりも長くなる位置に押釦スイッチを
配設したことを特徴とする。
【0007】請求項5の発明は、請求項1記載の発明に
おいて、押圧されて基体の表面に設けた押釦スイッチを
駆動する押釦部と、押釦部の周囲に配設した外枠部と、
押釦部と外枠部とを接続して押釦部を弾性支持する接続
部とをカバーの表面に備え、押釦部の面上を辿って押釦
部の略中心点から押釦部と接続部とを接続している支持
点に至る経路が、押釦部の略中心点と支持点とを結ぶ直
線経路よりも長くなるように、押釦部にスリットを設け
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1の発明の構成では、埋め込み用配線器
具取付け用の既製の埋込ボックスに設けた取付ねじ孔の
取付ピッチに対応する位置に取付け用ねじ孔を設けた取
付枠と、表面に押釦スイッチを配設し取付枠の表面にね
じ止めする平板状の基体と、基体の表面に被着して基体
表面を覆うカバーとから成るので、取り付ける押釦スイ
ッチの個数に依らず、埋込ボックスと取付枠との間にぬ
りしろカバーを使用する必要がなく、施工の手間を省く
ことができる。
【0009】請求項2の発明の構成では、カバーに略半
環状のスリットを設け、スリットに囲まれたカバー表面
で形成され、スリットの両端近傍の基部で下動自在にカ
バーに支持された押釦スイッチ駆動用の操作部と、カバ
ー裏面の操作部の外側にスリットに沿うように配設され
たリブとを備え、リブの長さ寸法を、操作部が押されず
にリブが基体に当接した状態では操作部が押釦スイッチ
を押駆動しない長さに形成したので、カバー表面の操作
部でない箇所が押されてカバーがたわんでも、カバーの
裏面に設けたリブが基体に当接することによって操作部
が押釦スイッチを押駆動するのを防ぐことができるので
ある。
【0010】請求項3の発明の構成では、操作部の基部
は、両端近傍のスリットを略平行に設けることによって
細長く形成され、操作部の幅は基部の幅よりも充分広
く、基部の幅は人の指先の幅よりも狭いので、基部を直
接指で押すことによる誤動作を防止できるとともに、押
釦スイッチを押駆動するのに必要な力をあまり大きくせ
ずに操作部の面積を大きくすることができるのである。
【0011】請求項4の発明の構成では、操作部の基部
と操作部の略中心点とを結ぶ直線近傍の基体の表面上で
あって、押釦スイッチと操作部の基部との距離が操作部
の略中心点と操作部の基部との距離よりも長くなる位置
に押釦スイッチを配設したので、押釦スイッチを押駆動
するために必要な操作部のストロークを小さくすること
ができるのである。
【0012】請求項5の発明は、押圧されて基体の表面
に設けた押釦スイッチを駆動する押釦部と、押釦部の周
囲に配設した外枠部と、押釦部と外枠部とを接続して押
釦部を弾性支持する接続部とをカバーの表面に備え、押
釦部の面上を辿って押釦部の略中心点から押釦部と接続
部とを接続している支持点に至る経路が、押釦部の略中
心点と支持点とを結ぶ直線経路よりも長くなるように、
押釦部にスリットを設けたので、押釦部を押下した時に
押釦部及び接続部のたわみ量が大きくなり、押釦スイッ
チを作動させるために押釦部を押下するのに必要な力が
小さくなるのである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例1)本実施例の埋込型押釦スイッチ装置が取着
される埋め込み用配線器具取付け用の既製の埋込ボック
ス5は、図2(b)に示すような縦95mm×横51m
mの寸法の壁面に設けた埋込穴7に埋め込み配設するも
ので、図2(a)に示すような縦90mm×51mmの
寸法に開口し、開口部周縁の対向する短辺から壁面に平
行に開口部側に突出させて一対に取付ねじ孔5a,5a
を設けた埋込ボックス5を埋込穴7に埋め込み配設して
いる。この取付ねじ孔5a,5a間の取付ピッチはJI
S等で83.5mmに規格化されており、いわゆる大角
形3個用の埋込ボックスと呼ばれるものである。
【0014】本発明の埋込型押釦スイッチ装置1は、図
1に示すように、上記の埋込ボックス5に配設されるも
のであり、取付枠2と、押釦スイッチ6を表面に配設し
た平板状の基体3と、基体3の表面に被着されるカバー
4とから構成される。まず、取付枠2は埋込ボックス5
の取付ねじ孔5a,5aの取付ピッチに対応する位置に
長穴状の取付用ねじ孔2aを対向して一対設けてあり、
この取付用ねじ孔2a,2aと埋込ボックス5の取付ね
じ孔5a,5aとにねじ8を螺合して、取付枠2を埋込
ボックス5にねじ止めして固着することができる。ま
た、取付枠2の四隅には基体3を取付けるための基体取
付用ねじ孔2bが設けてある。
【0015】平板状の基体3の表面の略中央に押釦スイ
ッチ6が配設してあり、基体3の四隅には取付枠2に基
体3を取着するためのねじ孔3aが設けてあり、このね
じ孔3aと上記の取付枠2の四隅に設けた基体取付用ね
じ孔2bとにねじ9を螺合して、基体3を取付枠2に固
着することができる。基体3の表面に被着する合成樹脂
製のカバー4のカバー表面4aには、図3(a)に示す
ように略半環状のスリット10が設けてあって、このス
リット10に囲まれたカバー表面4aによって操作部1
1が形成されており、スリット10の両端近傍において
スリット10は略平行に配設され、この略平行に配設さ
れたスリット10に挟まれた基部12で、カバー4は操
作部11を下動自在に支持している。また、基部12の
幅は、図3(c)に示すように人の指先の幅よりも狭く
してある。そして、カバー4の裏面の操作部11の外側
にスリット10に沿ってリブ13が配設してあり、さら
に、スリット10の操作部11と対向する側は面取りが
されて傾斜面10aが設けてある。なお、カバー4を基
体3に被着した状態では、押釦スイッチ6は、図4
(a)及び(b)に示すように操作部11の略中心点1
1aの真下に位置している。
【0016】図1に示すように、カバー表面4aに押釦
スイッチ6に対応する機能を印刷などで表示した銘板1
4を付設し、壁の内部に敷設したリード線15を埋込ボ
ックス5から取付枠2を通して押釦スイッチ6に接続し
てある。押釦スイッチ6を配設した基体3を取付枠2に
ねじ9で固定し、取付枠2を埋込ボックス5に設けた取
付ねじ孔5aに同じくねじ8で固定して押釦スイッチ装
置1を壁に設置する。すなわち、取付枠2に設けた取付
用ねじ孔2a,2aのピッチは、埋込ボックス5の取付
ねじ孔5a,5aの取付ピッチの寸法(83.5mm)
に対応させてあるので、いわゆるぬりしろカバーを使用
せずに取付枠2を直接埋込ボックス5に固着して、埋込
型押釦スイッチ装置1を壁に設置することができる。
【0017】上記のように構成した押釦スイッチ装置1
は、操作部11を押すことによって基部12及び操作部
11がたわんで操作部11が下動し押釦スイッチ6の釦
6aを押駆動するのであるが、操作部11を下動自在に
支持する基部12の幅を狭くしたので、操作部11の面
積を大きくしても押釦スイッチ6の釦6aを押駆動する
のに必要な押力はあまり大きくならないのである。ま
た、傾斜面10aが設けてあるために操作部11の周囲
のスリット10の開口部が広くなっており、さらに傾斜
面10aでガイドされて指が操作部11を押しながらス
リット10内に入り易くなり、操作部11の端部を指で
押した場合でも容易に操作部11を押すことができる。
【0018】さらに、カバー4の裏面の操作部11の外
側にスリット10に沿って設けたリブ13の長さ寸法
は、リブ13が基体3に当接した時に操作部11が押釦
スイッチ6の釦6aを押駆動しない長さに設定してある
ので、操作部11でないカバー表面4aの箇所が押され
た場合でも誤動作が起こるのを防ぐことができるのであ
る。
【0019】なお、本実施例においては、取付枠2は壁
面に設けた埋込穴7に埋め込み配設した埋込ボックス5
にねじ8で固着しているが、壁面が石膏ボード等のよう
な場合には、埋込ボックス5を埋め込み配設することが
できない。このような場合には、図1に示すように、取
付枠2に設けた長穴状の取付用ねじ孔2aの両端近傍の
内方に、略L字型の取付溝2cを一対設け、この取付溝
2cに係合する係合片を備えたはさみ金具(図示せず)
で壁を挟持して、埋込ボックス5を使わずに埋込型押釦
スイッチ装置1を壁面に配設することができる。
【0020】(実施例2)本実施例は基本的な構成は実
施例1と共通であるので、共通する部分の説明は省略す
る。本実施例が実施例1と異なる点は、図5(a)及び
(b)に示すように、押釦スイッチ6を、基体3の表面
上であって基部12と操作部11の略中心点11aとを
結ぶ直線近傍で、押釦スイッチ6と基部12との距離が
操作部11の略中心点11aと基部12との距離よりも
長くなる位置に配設したことである。その結果、操作部
11が押釦スイッチ6の釦6aを押駆動するまでの操作
ストロークが小さくなり、実施例1のように操作部11
の略中心点11aの真下に押釦スイッチ6を位置させた
場合に比べて、操作部11の端部を押したときの操作感
をさらに向上させることができるのである。
【0021】(実施例3)本実施例も基本的な構成は実
施例1と共通であるので、共通する部分の説明は省略す
る。図6に示すように、略半環状のスリット16を設け
たカバー表面4aに銘板14を付設し、カバー4を被着
した基体3を外枠17に嵌合し、基体3を取付枠2にね
じ9で固定している。基体3には略中央に凹部3bが設
けてあり、凹部3bに設けられた2つの孔3cにリード
線15が貫挿されている。さらにそのリード線15の先
端は基板18に接続され、この基板18上に押釦スイッ
チ6が実装してある。本実施例が実施例1と異なる点
は、図6に示すように、カバー表面4aに設けたスリッ
ト16の両端部16aを略ハ字型に形成してある点であ
る。すなわち、基部12のカバー4に近い側の幅を実施
例1の場合よりも大きくすることで基部12の強度を上
げているのである。
【0022】(実施例4)本実施例は、実施例1〜3に
対して操作部の構成を変更したものである。図7に示す
ように、弾性を持つ材料で、平板状の押釦部19と、押
釦部19の周囲を囲む外枠部20と、押釦部19と外枠
部20とを接続して弾性支持するクランク状の接続部2
1とを一体に形成して操作部22を構成している。接続
部21は押釦部19の略中心点19aに点対称に二つあ
り、押釦部19には、各接続部21に連続するようにス
リット23が二つ設けてある。その結果、押釦部19の
面上を辿って押釦部19の略中心点19aから押釦部1
9と接続部21とを接続している支持点24に至る経路
が、押釦部19の略中心点19aと支持点24とを結ぶ
直線経路よりも長くなるのである。そして、上記のよう
にして形成した操作部22をカバー表面4aに付設す
る。
【0023】本実施例のように、押釦部19の略中心点
19aに対称に設けた二つの接続部21に連続するよう
にスリット23をそれぞれ設け、押釦部19の面上を辿
って押釦部19の略中心点19aから押釦部19と接続
部21とを接続している支持点24に至る経路を、押釦
部19の略中心点19aと支持点24とを結ぶ直線経路
よりも長くすることによって、接続部19の保持強度を
維持しつつ、押釦部19を押下する力を小さくして埋込
型押釦スイッチ装置1の操作性を向上しているのであ
る。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明は、埋め込み用配線器具
取付け用の既製の埋込ボックスに設けた取付ねじ孔の取
付ピッチに対応する位置に取付け用ねじ孔を設けた取付
枠と、表面に押釦スイッチを配設し取付枠の表面にねじ
止めする平板状の基体と、基体の表面に被着して基体表
面を覆うカバーとから成るので、取り付ける押釦スイッ
チの個数に依らず、既製の埋込ボックスと取付枠との間
にぬりしろカバーを使用する必要がない。その結果、埋
め込み用配線器具取付け用の既製の埋込ボックスを使用
して埋込型押釦スイッチ装置を壁に設置する場合に、施
工の手間を省き、施工を容易にすることができるという
効果がある。
【0025】請求項2の発明は、表面に押釦スイッチを
配設した基体と、基体の表面に被着するカバーと、カバ
ーに略半環状のスリットを設けスリットに囲まれたカバ
ー表面で形成され、スリットの両端近傍の基部で下動自
在にカバーに支持された押釦スイッチ駆動用の操作部
と、カバー裏面の操作部の外側にスリットに沿うように
配設されたリブとからなり、リブの長さ寸法を、操作部
が押されずにリブが基体に当接した状態では操作部が押
釦スイッチを押駆動しない長さに形成したので、カバー
がたわんでもカバーの裏面に設けたリブが基体に当接す
ることによって操作部が押釦スイッチを押駆動するのを
防ぐことができる。その結果、カバー表面の操作部でな
い箇所が押されることによる押釦スイッチの誤動作を防
止することができるという効果がある。
【0026】請求項3の発明は、操作部の基部を、両端
近傍のスリットを略平行に設けることによって細長く形
成し、操作部の幅は基部の幅よりも充分広く、基部の幅
は人の指先の幅よりも狭くしたので、基部を直接指で押
すことができないのである。その結果、基部を指で押す
ことによる押釦スイッチの誤動作を防止できるという効
果と、押釦スイッチを押駆動するのに必要な力をあまり
大きくせずに操作部の面積を大きくすることができると
いう効果がある。
【0027】請求項4の発明は、押釦スイッチを、操作
部の基部と操作部の略中心点とを結ぶ直線近傍の基体の
表面上であって、押釦スイッチと操作部の基部との距離
が操作部の略中心点と操作部の基部との距離よりも長く
なる位置に配設したので、押釦スイッチを押駆動するた
めに必要な操作部のストロークを小さくすることができ
る。その結果、操作部の面積が大きくなっても良好な操
作感が得られるという効果がある。
【0028】請求項5の発明は、押下することによって
接点を下動する弾性を持った平板状の押釦部と、押釦部
の周囲に配設した外枠部と、押釦部と外枠部とを接続し
て押釦部を弾性支持する接続部とを一体に形成して押釦
スイッチを構成し、押釦部の面上を辿って押釦部の略中
心点から押釦部と接続部とを接続している支持点に至る
経路が、押釦部の略中心点と支持点とを結ぶ直線経路よ
りも長くなるように、押釦部にスリットを設けたので、
押釦部を押下した時に押釦部及び接続部のたわみ量が大
きくなり、押釦スイッチを作動させるために押釦部を押
下するのに必要な力が小さくなるのである。その結果、
接続部の保持強度を強くし、かつ押釦スイッチの操作性
を向上することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す分解斜視図である。
【図2】同上を示すものであり、(a)は埋込ボックス
の正面図、(b)は埋込穴の正面図である。
【図3】同上の基体とカバーとを示すものであり、
(a)は正面図、(b)は(a)のA−B断面図、
(c)は(a)のC−D断面図である。
【図4】同上を示すものであり、(a)は操作部の正面
図、(b)は操作部及び押釦スイッチの側面図である。
【図5】実施例2を示すものであり、(a)は操作部の
正面図、(b)は操作部及び押釦スイッチの側面図であ
る。
【図6】実施例3を示す分解斜視図である。
【図7】実施例4の操作部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 埋込型押釦スイッチ装置 2 取付枠 2a 取付用ねじ孔 3 基体 4 カバー 5 埋込ボックス 5a 取付ねじ孔 6 押釦スイッチ 8、9 ねじ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 埋め込み用配線器具取付け用の既製の埋
    込ボックスに設けた取付ねじ孔の取付ピッチに対応する
    位置に取付用ねじ孔を設けた取付枠と、表面に押釦スイ
    ッチを配設し取付枠の表面にねじ止めする平板状の基体
    と、基体の表面に被着して基体表面を覆うカバーとから
    成ることを特徴とする埋込型押釦スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 カバーに略半環状のスリットを設け、ス
    リットに囲まれたカバー表面で形成され、スリットの両
    端近傍の基部で下動自在にカバーに支持された押釦スイ
    ッチ駆動用の操作部と、カバー裏面の操作部の外側にス
    リットに沿うように配設されたリブとを備え、リブの長
    さ寸法を、操作部が押されずにリブが基体に当接した状
    態では操作部が押釦スイッチを押駆動しない長さに形成
    したことを特徴とする請求項1記載の埋込型押釦スイッ
    チ装置。
  3. 【請求項3】 操作部の基部は、両端近傍のスリットを
    略平行に設けることによって細長く形成され、操作部の
    幅は基部の幅よりも充分広く、基部の幅は人の指先の幅
    よりも狭いことを特徴とする請求項2記載の埋込型押釦
    スイッチ装置。
  4. 【請求項4】 操作部の基部と操作部の略中心点とを結
    ぶ直線近傍の基体の表面上であって、押釦スイッチと操
    作部の基部との距離が操作部の略中心点と操作部の基部
    との距離よりも長くなる位置に押釦スイッチを配設した
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の埋込型押
    釦スイッチ装置。
  5. 【請求項5】 押圧されて基体の表面に設けた押釦スイ
    ッチを駆動する押釦部と、押釦部の周囲に配設した外枠
    部と、押釦部と外枠部とを接続して押釦部を弾性支持す
    る接続部とをカバーの表面に備え、押釦部の面上を辿っ
    て押釦部の略中心点から押釦部と接続部とを接続してい
    る支持点に至る経路が、押釦部の略中心点と支持点とを
    結ぶ直線経路よりも長くなるように、押釦部にスリット
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の埋込型押釦ス
    イッチ装置。
JP12437293A 1993-05-26 1993-05-26 埋込型押釦スイッチ装置 Pending JPH06333457A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230135458A (ko) * 2022-03-16 2023-09-25 강성준 설치면과 연속되는 평평한 면을 포함하는 히든 스위치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230135458A (ko) * 2022-03-16 2023-09-25 강성준 설치면과 연속되는 평평한 면을 포함하는 히든 스위치

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