JPH0546355Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0546355Y2 JPH0546355Y2 JP14939586U JP14939586U JPH0546355Y2 JP H0546355 Y2 JPH0546355 Y2 JP H0546355Y2 JP 14939586 U JP14939586 U JP 14939586U JP 14939586 U JP14939586 U JP 14939586U JP H0546355 Y2 JPH0546355 Y2 JP H0546355Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flop
- type flip
- terminal
- frequency
- clock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、入力信号の周波数に対して分数関係
になる周波数の信号を出力する分周回路に関する
ものであり、詳しくは1.5分の1分周回路に関す
るものである。
になる周波数の信号を出力する分周回路に関する
ものであり、詳しくは1.5分の1分周回路に関す
るものである。
(従来の技術)
従来この種の分周回路は、整数分の1の分周を
行うもののみであつた。
行うもののみであつた。
このために、例えば、200MHzと300MHzの2種
類のクロツクが必要な場合には、第4図に示すよ
うに600MHzの周波数出力を有する原発振器1を
用い、その出力信号を1/2分周器2に加えて300M
Hzに分周するとともに、1/3分周器3に加えて
200MHzに分周することが行われていた。
類のクロツクが必要な場合には、第4図に示すよ
うに600MHzの周波数出力を有する原発振器1を
用い、その出力信号を1/2分周器2に加えて300M
Hzに分周するとともに、1/3分周器3に加えて
200MHzに分周することが行われていた。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、このような従来の構成によれば、発振
周波数の高い発振器を用いなければならず、回路
構成が複雑になり、コストが高くなるという問題
がある。
周波数の高い発振器を用いなければならず、回路
構成が複雑になり、コストが高くなるという問題
がある。
本考案は、このような点に着目したものであつ
て、その目的は、簡単な回路構成で1.5分の1の
分周が行える分周回路を提供することにある。
て、その目的は、簡単な回路構成で1.5分の1の
分周が行える分周回路を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
このような目的を達成する本考案は、
リセツト端子を有する2個のD形フリツプフロ
ツプと、オアゲートとで構成され、 各D形フリツプフロツプのクロツク端子には互
いに極性の異なるクロツクが加えられ、各D形フ
リツプフロツプの反転出力端子は自身のD端子に
接続され、一方のD形フリツプフロツプの非反転
出力端子は他方のD形フリツプフロツプのリセツ
ト端子に接続され、他方のD形フリツプフロツプ
の非反転出力端子は一方のD形フリツプフロツプ
のリセツト端子に接続されるとともにオアゲート
の他方の入力端子に接続されたことを特徴とす
る。
ツプと、オアゲートとで構成され、 各D形フリツプフロツプのクロツク端子には互
いに極性の異なるクロツクが加えられ、各D形フ
リツプフロツプの反転出力端子は自身のD端子に
接続され、一方のD形フリツプフロツプの非反転
出力端子は他方のD形フリツプフロツプのリセツ
ト端子に接続され、他方のD形フリツプフロツプ
の非反転出力端子は一方のD形フリツプフロツプ
のリセツト端子に接続されるとともにオアゲート
の他方の入力端子に接続されたことを特徴とす
る。
(実施例)
以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に説
明する。
明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図であ
る。第1図において、4は差動バツフア、5,6
はリセツト端子を有するD形フリツプフロツプ、
7はオアゲートである。各D形フリツプフロツプ
5,6のクロツク端子には差動バツフア4を介し
て互いに極性の異なるクロツクが加えられ、各D
形フリツプフロツプ5,6の反転出力端子は自
身のD端子に接続され、一方のD形フリツプフロ
ツプ5の非反転出力端子Qは他方のD形フリツプ
フロツプ6のリセツト端子RSTに接続されると
ともにオアゲート7の一方の入力端子に接続さ
れ、他方のD形フリツプフロツプ6の非反転出力
端子Qは一方のD形フリツプフロツプ5のリセツ
ト端子RSTに接続されるとともにオアゲート7
の他方の入力端子に接続されている。
る。第1図において、4は差動バツフア、5,6
はリセツト端子を有するD形フリツプフロツプ、
7はオアゲートである。各D形フリツプフロツプ
5,6のクロツク端子には差動バツフア4を介し
て互いに極性の異なるクロツクが加えられ、各D
形フリツプフロツプ5,6の反転出力端子は自
身のD端子に接続され、一方のD形フリツプフロ
ツプ5の非反転出力端子Qは他方のD形フリツプ
フロツプ6のリセツト端子RSTに接続されると
ともにオアゲート7の一方の入力端子に接続さ
れ、他方のD形フリツプフロツプ6の非反転出力
端子Qは一方のD形フリツプフロツプ5のリセツ
ト端子RSTに接続されるとともにオアゲート7
の他方の入力端子に接続されている。
このように構成された装置の動作について、第
2図のタイミングチヤートを用いて説明する。第
2図において、(イ)は差動バツフア4の入力信号a
を示し、(ロ)は差動バツフア4から第1のD形フリ
ツプフロツプ5のクロツク端子に加えられるクロ
ツクbを示し、(ハ)は差動バツフア4から第2のD
形フリツプフロツプ6のクロツク端子に加えられ
るクロツクCを示し、(ニ)は第1のD形フリツプフ
ロツプ5の非反転出力信号dを示し、(ホ)は第2の
D形フリツプフロツプ6の非反転出力信号eを示
し、(ヘ)はオアゲート7の出力信号fを示してい
る。
2図のタイミングチヤートを用いて説明する。第
2図において、(イ)は差動バツフア4の入力信号a
を示し、(ロ)は差動バツフア4から第1のD形フリ
ツプフロツプ5のクロツク端子に加えられるクロ
ツクbを示し、(ハ)は差動バツフア4から第2のD
形フリツプフロツプ6のクロツク端子に加えられ
るクロツクCを示し、(ニ)は第1のD形フリツプフ
ロツプ5の非反転出力信号dを示し、(ホ)は第2の
D形フリツプフロツプ6の非反転出力信号eを示
し、(ヘ)はオアゲート7の出力信号fを示してい
る。
第1のD形フリツプフロツプ5は差動バツフア
4に加えられるクロツクaの立ち上がり、すなわ
ち差動バツフア4から出力されるクロツクbの立
ち上がりによりセツトされ、非反転出力信号dは
“1”になる。そして、この非反転出力信号dは
オアゲート7を介して出力信号fとして出力され
る。また、この非反転出力信号dは第2のD形フ
リツプフロツプ6のリセツト端子RSTに加えら
れていることから、第2のD形フリツプフロツプ
6は非反転出力信号dが“0”になるまでは動作
しない。非反転出力信号dは、クロツクbの次の
立ち上がりで“0”になる。これにより、第2の
D形フリツプフロツプ6のリセツトは解除され
る。第2のD形フリツプフロツプ6は差動バツフ
ア4に加えられるクロツクaの次の立ち下がり、
すなわち差動バツフア4から出力されるクロツク
cの次の立ち上がりによりセツトされ、非反転出
力信号eは“1”になる。そして、この非反転出
力信号eはオアゲート7を介して出力信号fとし
て出力される。また、この非反転出力信号eは第
1のD形フリツプフロツプ5のリセツト端子
RSTに加えられていることから、第1のD形フ
リツプフロツプ5は非反転出力信号eが“0”に
なるまでは動作しない。非反転出力信号eは、ク
ロツクcの次の立ち上がりで“0”になる。これ
により、第1のD形フリツプフロツプ5のリセツ
トは解除される。以降、このような動作を繰り返
すことになる。
4に加えられるクロツクaの立ち上がり、すなわ
ち差動バツフア4から出力されるクロツクbの立
ち上がりによりセツトされ、非反転出力信号dは
“1”になる。そして、この非反転出力信号dは
オアゲート7を介して出力信号fとして出力され
る。また、この非反転出力信号dは第2のD形フ
リツプフロツプ6のリセツト端子RSTに加えら
れていることから、第2のD形フリツプフロツプ
6は非反転出力信号dが“0”になるまでは動作
しない。非反転出力信号dは、クロツクbの次の
立ち上がりで“0”になる。これにより、第2の
D形フリツプフロツプ6のリセツトは解除され
る。第2のD形フリツプフロツプ6は差動バツフ
ア4に加えられるクロツクaの次の立ち下がり、
すなわち差動バツフア4から出力されるクロツク
cの次の立ち上がりによりセツトされ、非反転出
力信号eは“1”になる。そして、この非反転出
力信号eはオアゲート7を介して出力信号fとし
て出力される。また、この非反転出力信号eは第
1のD形フリツプフロツプ5のリセツト端子
RSTに加えられていることから、第1のD形フ
リツプフロツプ5は非反転出力信号eが“0”に
なるまでは動作しない。非反転出力信号eは、ク
ロツクcの次の立ち上がりで“0”になる。これ
により、第1のD形フリツプフロツプ5のリセツ
トは解除される。以降、このような動作を繰り返
すことになる。
ここで、各D形フリツプフロツプ5,3から出
力される非反転出力信号d,eに着目すると、周
波数は差動バツフア4に加えられるクロツクaの
周波数を1/3に分周したものになり、時間差はク
ロツクaの1.5周期になつている。従つて、オア
ゲート7から出力されるこれら非反転出力信号
d,eの論理和信号fの周波数は、差動バツフア
4に加えられるクロツクaの周波数を1/1.5に分
周したものになる。
力される非反転出力信号d,eに着目すると、周
波数は差動バツフア4に加えられるクロツクaの
周波数を1/3に分周したものになり、時間差はク
ロツクaの1.5周期になつている。従つて、オア
ゲート7から出力されるこれら非反転出力信号
d,eの論理和信号fの周波数は、差動バツフア
4に加えられるクロツクaの周波数を1/1.5に分
周したものになる。
このように構成することにより、例えば前述の
ような200MHzと300MHzの2種類のクロツクが必
要な場合には、第3図に示すように300MHzの周
波数出力を有する原発振器8を用い、その出力信
号を直接出力するとともに、本考案により構成さ
れる1/1.5分周器9に加えて200MHzに分周すれば
よい。このような原発振器8は、第4図の発振器
1に比べて安定度の高いものを比較的安価に構成
することができる。
ような200MHzと300MHzの2種類のクロツクが必
要な場合には、第3図に示すように300MHzの周
波数出力を有する原発振器8を用い、その出力信
号を直接出力するとともに、本考案により構成さ
れる1/1.5分周器9に加えて200MHzに分周すれば
よい。このような原発振器8は、第4図の発振器
1に比べて安定度の高いものを比較的安価に構成
することができる。
なお、上記実施例では、極性の異なるクロツク
を差動バツフアから得る例を示したが、例えばイ
ンバータを用いてもよい。
を差動バツフアから得る例を示したが、例えばイ
ンバータを用いてもよい。
また、上記実施例では、本考案の分周回路をク
ロツク発生器に用いる例について説明したが、各
種の信号分周にも有効である。
ロツク発生器に用いる例について説明したが、各
種の信号分周にも有効である。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案によれば、簡単な
回路構成で入力信号の周波数を1/1.5に分周する
分周回路が実現でき、実用上の効果は大きい。
回路構成で入力信号の周波数を1/1.5に分周する
分周回路が実現でき、実用上の効果は大きい。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は第1図の動作を説明するためのタイミングチ
ヤート、第3図は本考案の分周回路の使用例を示
す回路図、第4図は従来の分周回路の使用例を示
す回路図である。 4……差動バツフア、5,6……D形フリツプ
フロツプ、7……オアゲート。
図は第1図の動作を説明するためのタイミングチ
ヤート、第3図は本考案の分周回路の使用例を示
す回路図、第4図は従来の分周回路の使用例を示
す回路図である。 4……差動バツフア、5,6……D形フリツプ
フロツプ、7……オアゲート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 リセツト端子を有する2個のD形フリツプフロ
ツプと、オアゲートとで構成され、 各D形フリツプフロツプのクロツク端子には互
いに極性の異なるクロツクが加えられ、各D形フ
リツプフロツプの反転出力端子は自身のD端子に
接続され、一方のD形フリツプフロツプの非反転
出力端子は他方のD形フリツプフロツプのリセツ
ト端子に接続されるとともにオアゲートの一方の
入力端子に接続され、他方のD形フリツプフロツ
プの非反転出力端子は一方のD形フリツプフロツ
プのリセツト端子に接続されるとともにオアゲー
トの他方の入力端子に接続されたことを特徴とす
る分周回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14939586U JPH0546355Y2 (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14939586U JPH0546355Y2 (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6355631U JPS6355631U (ja) | 1988-04-14 |
JPH0546355Y2 true JPH0546355Y2 (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=31064561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14939586U Expired - Lifetime JPH0546355Y2 (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546355Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-29 JP JP14939586U patent/JPH0546355Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6355631U (ja) | 1988-04-14 |
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