JPH0546350Y2 - - Google Patents

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JPH0546350Y2
JPH0546350Y2 JP1985018955U JP1895585U JPH0546350Y2 JP H0546350 Y2 JPH0546350 Y2 JP H0546350Y2 JP 1985018955 U JP1985018955 U JP 1985018955U JP 1895585 U JP1895585 U JP 1895585U JP H0546350 Y2 JPH0546350 Y2 JP H0546350Y2
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circuit
node
voltage
power supply
input
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電源電圧の変動に対して過重な負荷
を持つ回路の負荷へ一定時間働くスイツチング回
路に用いられる、準安定レベルのパルスを前記前
段のゲートの入力に加えると、前記後段のゲート
の出力が準安定レベルとなり、一定の時間を経過
すると自動的に前記後段のゲートの出力レベルが
安定レベルとなる単安定マルチバイブレーター回
路に関する。
(従来の技術) 第2図を用いて一従来例の単安定マルチバイブ
レーター回路を、駆動部より説明すると、入力端
子11はノード63をラインでNOR回路31の
入力端子に接続されており、このNOR回路31
の出力端子はノード64を持つラインを介して容
量抵抗回路51に接続され、この容量抵抗回路5
1の他端はノード65を持つラインを介してイン
バーター回路32の入力端子に接続されており、
このインバーター回路32の出力端子はノード6
6を持つラインを介して出力端子21とNOR回
路31の入力端子に接続されており、ノード65
を持つラインにはノード62を持つラインまで繋
ぐ様に実抵抗回路52とダイオード41が並列に
設けられていた。このときの各々のNOR回路3
1、インバーター回路32の電源は、ノード61
を持つラインとノード62を持つラインから供給
されていた。次に本回路の電源は、ノード61を
持つラインへ直接繋がるグランド端子12と、ノ
ード62を持つラインへ直接繋がる電源端子13
より、NOR回路31及びインバーター回路32
へ、電源として供給されていた。
次に、本従来例の回路の入力端子11に第4図
Aで示される様な単位ステツプパルスが入力され
た場合を考えると、ノード64の波形はNOR回
路31により第4図Bで示される様な逆位相の単
位ステツプパルスとなり、ノード65の波形は容
量抵抗回路51と実抵抗回路52との充放電作用
によりパルスが微分化されて第4図Cで示した様
な波形となり、ノード65の波形はインバーター
回路32により第4図Dで示される様なノード6
5の電圧がインバーター回路32のしきい値電圧
を越える或る一定の時間が来るまで準安定状態が
接続する波形のパルスとなる。この様なノード6
6の波形はそのまま出力端子21に伝わる。
この働きにより、単安定マルチバイブレーター
は広く遅延回路としてパルス回路に用いられてき
た。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この従来例の単安定マルチバイ
ブレーターは、負荷抵抗に対して電源が大きく電
源の電圧降下の起きない無限大母線を電源として
想定したものであつた。
以下、負荷抵抗に対して電源が小さく電源の電
圧降下の起き易い電源73により本従来例を遅延
回路として駆動させた、例えばスイツチ74によ
りメロデイーICを駆動させてスピーカーを鳴ら
せる様な負荷抵抗71,72をかける第3図の様
な場合の問題点を、以下説明する。
上述の(従来の技術)の中で、ノード65の電
圧が充電作用により電圧降下を起こし、しきい値
電圧を越して安定状態になると、ノード66の波
形はインバーター回路32により第4図Dで示さ
れる様に安定状態になる。このときNOR回路3
1は、入力としてノード66の波形が入る為に、
出力であるノード64の電圧も安定状態となり、
容量抵抗回路51を介するノード65の電圧も一
旦安定状態となる。しかし、このノード65の電
圧の安定状態へ復帰するにはある程度の時間が必
要であつた。
しかし、負荷抵抗の電源も本例の回路と同じ電
源とする場合、電源の電圧降下が起こり、ノード
61とノード62の間の電圧の波形が第4図Eの
ようになり、NOR回路31及びインバーター回
路32の電源も共用している為に、電源の電圧変
動に連動してしきい値の電圧変動が起る。このし
きい値の電圧変動がノード65の電圧の安定状態
への復帰より早く大きい場合、インバーター32
はノード65の電圧としきい値電圧を比較して準
安定状態と判断して、ノード66の電圧が準安定
状態となり出力端子21も再び準安定状態となつ
ていた。
(問題点を解決するための手段) 単安定マルチバイブレーター回路を、NOR回
路よりなる前段のゲートと、インバーター回路よ
りなる後段のゲートと、容量抵抗回路と実抵抗回
路よりなる前記前段及び前記後段の間の微分回路
と、共通電源よりなる単安定マルチバイブレータ
ー回路に於いて、共通電源が電圧降下の起きる電
源であり、後段のゲートの出力から入力へインバ
ーター回路とダイオードよりなる帰還回路を設け
た構成としたものである。
(作用) 出力端子の電圧が準安定状態から安定状態へ変
化するときに、電源電圧の変動があつても、出力
端子の電圧が安定状態から準安定状態へ復帰する
事が無くなる。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図を用いて詳細に説明
する。
先ず、入力端子11はノード63をラインで
NOR回路31の入力端子に接続されており、ど
のNOR回路31の出力端子はノード64を持つ
ラインを介して容量抵抗回路51に接続され、こ
の容量抵抗回路51の他端はノード65をライン
を介してインバーター回路32の入力端子に接続
されており、このインバーター回路32の出力端
子21とNOR回路31の入力端子に接続されて
おり、ノード65を持つラインにはノード62を
持つラインまで実抵抗回路52とダイオード41
を並列に設けた。更にノード66を持つラインか
らインバーター回路33の入力へも繋がり、この
インバーター回路33の出力はノード67を持つ
ラインを介してダイオード42へと繋がり、この
ダイオードからの出力はノード68を持つライン
を介して実抵抗回路53へと繋がり、この実抵抗
回路53の他端はノード65を持つラインへと繋
がる。このときの各々のNOR回路31、インバ
ーター回路32,33の電源はノード61を持つ
ラインとノード62を持つラインから供給され
る。次に本回路の電源はノード61を持つライン
へ直接繋がるグランド端子12と、ノード62を
持つラインへ直接繋がる電源端子13よりNOR
回路31及びインバーター回路32,33へ電源
として供給される。
つぎに、本例の回路の入力端子11に第4図A
と全く同一の第5図Aで示される様な単位ステツ
プパルスが入力された場合を考えると、ノード6
4の波形はNOR回路31により第5図Bで示さ
れる様な逆位相の単位ステツプパルスとなり、ノ
ード65の波形は容量抵抗回路51と実抵抗回路
52との充放電作用によりパルスが微分化されて
第5図Cで示した様な波形となり、ノード66の
波形はインバーター回路32のしきい値電圧を越
すべき或る一定の時間が来るまで準安定状態が接
続するパルスとなる。このときノード65の電圧
は放電作用により電圧変動を起こし、しきい値電
圧を越して安定状態になると、ノード66の波形
はインバーター回路32により第5図D出示され
る様に安定状態となる。このときNOR回路31
は、入力端子11と別の入力としてノード66の
波形が入る為に、出力であるノード64の電圧も
安定状態となり、容量抵抗回路51をノード65
の電圧も一旦安定状態となる。しかし、このノー
ド65の電圧の安定状態へ復帰するのには、ある
程度の時間が必要である。しかし、このとき負荷
抵抗の電源も本例の回路と同じ電源とする場合、
電源の電圧変動が起こり、ノード61とノード6
2の間の電圧波形が第5図Eで示される様にな
り、NOR回路31及びインバータ回路32の電
源も共用している為に、電源の電圧変動に連動し
てしきい値の電圧変動が起る。
しかし本考案の回路ではインバーター回路33
の働きによりノード66の波形がノード67の波
形に第5図Fで表わせる様になり、さらにインバ
ーターを介すとノード68での波形は第5図Gの
様になり、ノード65への帰還電源となる。この
帰還電源による電圧変動が、このしきい値の電圧
変動より早くて大きい為、一旦安定状態となると
準安定状態へ復帰する事無く安定状態が続く。そ
の他本考案は本考案の要旨を変えない範囲で種々
変形実施可能な事は当然である。
(考案の効果) 本考案により、負荷抵抗に対して電源が小さく
電源の電圧降下の起き易い電源によつても正常に
単安定マルチバイブレーターが駆動する様になつ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を表わす回路図で
あり、第2図は、従来の実施例を表わす回路図で
あり、第3図は、本考案及び従来例の全体構成を
表わす説明図であり、第4図は、第1図の各ノー
ドの電圧を表わす波形図である、第5図は、第2
図の各ノードの電圧を表わす波形図である。 11……入力端子、12……グランド端子、1
3……電源端子、21……出力端子、31……
NOR回路、32,33……インバーター回路、
41,42……ダイオード、51……容量抵抗回
路、52,53……実抵抗回路、61,62,6
3,64,65,66,67,68……ノード、
71……負荷抵抗(メロデイーIC)、72……負
荷抵抗(スピーカー)、73……電源、74……
スイツチ、L……低電圧値、H……高電圧値、T
……しきい値。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. NOR回路よりなる前段のゲートと、インバー
    ター回路よりなる後段のゲートと、容量抵抗回路
    と実抵抗回路よりなる前記前段及び前記後段の間
    の微分回路と、共通電源よりなり、前記後段の出
    力が前記NOR回路の一方の入力となり、入力端
    子が前記NOR回路の他方の入力となる単安定マ
    ルチバイブレーター回路に於いて、共通電源が電
    圧降下の起きる電源であり、後段のゲートの出力
    から後段のゲートの入力へインバーター回路とダ
    イオードよりなる帰還回路を設けたことを特徴と
    する単安定マルチバイブレーター回路。
JP1985018955U 1985-02-13 1985-02-13 Expired - Lifetime JPH0546350Y2 (ja)

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JP1985018955U JPH0546350Y2 (ja) 1985-02-13 1985-02-13

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JPS61136634U JPS61136634U (ja) 1986-08-25
JPH0546350Y2 true JPH0546350Y2 (ja) 1993-12-03

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5233454A (en) * 1975-09-10 1977-03-14 Mitsubishi Electric Corp Mono stabel multi vibrator
JPS5686528A (en) * 1979-12-18 1981-07-14 Nec Corp Pulse circuit

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5233454A (en) * 1975-09-10 1977-03-14 Mitsubishi Electric Corp Mono stabel multi vibrator
JPS5686528A (en) * 1979-12-18 1981-07-14 Nec Corp Pulse circuit

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JPS61136634U (ja) 1986-08-25

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