JPH0430816Y2 - - Google Patents

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JPH0430816Y2
JPH0430816Y2 JP594884U JP594884U JPH0430816Y2 JP H0430816 Y2 JPH0430816 Y2 JP H0430816Y2 JP 594884 U JP594884 U JP 594884U JP 594884 U JP594884 U JP 594884U JP H0430816 Y2 JPH0430816 Y2 JP H0430816Y2
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logic gate
circuit
input line
input
switch
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JP594884U
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JPS60119140U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の分野〉 この考案は、印加されるデイジタル信号を波形
整形して次段に伝えるデイジタル信号入力回路に
関し、特に、電池を電源とする電子回路に好適な
ものに関する。
〈従来技術とその問題点〉 例えばスイツチのオン・オフで作られるデイジ
タル信号をカウンタなどのデイジタル回路に入力
する場合、一般に第1図のような構成がとられ
る。スイツチSW1をプルアツプ抵抗R1と直列
に直流電圧+Vとアース間に接続し、この接続点
aの電圧を論理ゲート(インバータ)G1で受
け、これで波形整形・論理反転・増幅した信号を
デイジタル回路DCに入力する。
この回路では、論理ゲートG1の入力線路とア
ース間の浮遊容量C1のために、次のような動作
遅れを生じる。第2図に示すように、スイツチ
SW1のオン期間でa点の電圧はOVで、浮遊容
量C1は完全に放電している。時点T1でスイツ
チSW1がオンからオフに変化すると、浮遊容量
C1は抵抗R1を通して充電され、a点の電圧は
一定の時定数で徐々に上昇する。そして時点T2
でa点の電圧が論理ゲートG1のスレツシヨルド
電圧を越え、論理ゲートG1の出力が反転する。
つまり、スイツチSW1のオンからオフへの変化
がΔT=T2−T1だけ遅れてデイジタル回路
DCに伝わる。
上記のような応答遅れは電子回路装置全体とし
ての動作速度を制限する大きな原因となる。上記
の遅れΔTはプルアツプ抵抗R1の抵抗値に比例
的に大きくなる。電池電源の電子回路装置では、
消費電力を極力小さくして電池の寿命を延ばすた
めに、プルアツプ抵抗R1の抵抗値を大きくして
いる。したがつて、このような回路装置で上記の
動作速度の制限要因が特に顕著になる。
〈考案の目的〉 この考案の目的は、消費電力をそれほど増加さ
せることなく、信号伝達の応答遅れが小さくなる
ようにした簡単な構成のデイジタル信号入力回路
を提供することにある。
〈考案の構成と効果〉 上記目的を達成するために、この考案は、電源
と入力線路との間に設けられた複数の抵抗からな
る抵抗回路と、この抵抗回路に接続され制御信号
に応じてオン・オフするスイツチ手段と、前記入
力線路に入力部を接続したスレツシヨルド電圧の
高い第1の論理ゲート及びスレツシヨルド電圧の
低い第2の論理ゲートとを備え、前記第1の論理
ゲートは、前記入力線路に印加されるデイジタル
信号を波形整形して次段に伝え、前記第2の論理
ゲートは、その出力を前記スイツチ手段に制御信
号として与えて前記抵抗回路のインピーダンスを
高低2段階に変化せしめることを特徴とする。
この構成によれば、入力信号の変化がまず第2
の論理ゲートで検出され、これの出力で入力線路
のインビーダンスが下げられ、入力線路の浮遊容
量が急速に充電され、第1の論理ゲートの出力の
遅れは非常に小さくなる。また、入力線路のイン
ビーダンスが常時小さくなつている訳ではないの
で、消費電力に与える悪影響は少ない。したがつ
て、電池電源の電子回路装置の動作速度を効果的
に向上させることができる。
〈実施例の説明〉 第3図はこの考案の一実施例によるデイジタル
信号入力回路の構成を示し、第4図はその動作波
形を示している。
デイジタル信号源であるスイツチSW1は入力
線路であるa点とアース間に接続され、このa点
と直流電源+V間には、抵抗R1と、抵抗R2と
アナログスイツチG3の直列回路とが並列に接続
されている。
a点の電圧は、スレツシヨルド電圧(V1とす
る)の高い論理ゲートG1で波形整形・論理反
転・増幅され、カウンタなどのデイジタル回路
DCに伝えられる。なお、この論理ゲートG1の
スレツシヨルド電圧V1は充分に高くする必要が
あり、そうでないと雑音の影響を受けやすくな
り、信号伝達の信頼性が低下する。
またa点の電圧は、スレツシヨルド電圧(V2
とする)の低い論理ゲートG2で波形整形・論理
反転・増幅され、その出力が上記アナログスイツ
チG3の制御信号となる。
第4図に示すようにこの回路では、スイツチ
SW1のオン期間でa点の電圧はOVで、入力線
路の浮遊容量C1は完全に放電している。このと
き論理ゲートG1,G2の出力はともにHレベル
で、アナログスイツチG3はオフしていて、入力
線路のプルアツプ抵抗値(インピーダンス)は抵
抗R1のみで高く保たれている。
時点T1でスイツチSW1がオフに変化する
と、浮遊容量C1は抵抗R1を通して徐々に充電
され、a点の電圧がゆつくりと上昇する。この電
圧上昇はまず論理ゲートG2で検出され(時点T
2)、これの出力でアナログスイツチG3がオン
となる。すると、入力線路のプルアツプ抵抗は抵
抗R1とR2の並列値となり、抵抗値が下がる。
その結果、浮遊容量C1が急速に充電され、a点
の電圧は急速に上昇する。そして時点T3で論理
ゲートG1が反転し、入力変化がデイジタル回路
DCに伝わる。
第4図における時間T1からT3までの応答遅
れは、抵抗R1、論理ゲートG1、浮遊容量C1
の条件を同じとした従来回路と比較し、明かに小
さくなる。
なお、論理ゲートG1,G2はインバータに限
定されず、信号源もスイツチSW1に限定されな
い。また、入力線路のインビーダンスを高低2段
階に変化させる回路は、実施例のような並列抵抗
とアナログスイツチの組合せに限定されず、様々
な構成で同じ作用を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のデイジタル信号入力回路の構成
図、第2図は第1図の回路の動作波形図、第3図
は本考案の一実施例によるデイジタル信号入力回
路の構成図、第4図は第3図の回路の動作波形図
である。 SW1……スイツチ、R1,R2……抵抗、C
1……浮遊容量、G1……第1の論理ゲート、G
2……第2の論理ゲート、DC……デイジタル回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源と入力線路との間に設けられた複数の抵抗
    からなる抵抗回路と、この抵抗回路に接続され制
    御信号に応じてオン・オフするスイツチ手段と、
    前記入力線路に入力部を接続したスレツシヨルド
    電圧の高い第1の論理ゲート及びスレツシヨルド
    電圧の低い第2の論理ゲートとを備え、前記第1
    の論理ゲートは、前記入力線路に印加されるデイ
    ジタル信号を波形整形して次段に伝え、前記第2
    の論理ゲートは、その出力を前記スイツチ手段に
    制御信号として与えて前記抵抗回路のインピーダ
    ンスを高低2段階に変化せしめることを特徴とす
    るデイジタル信号入力回路。
JP594884U 1984-01-20 1984-01-20 デイジタル信号入力回路 Granted JPS60119140U (ja)

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JP594884U JPS60119140U (ja) 1984-01-20 1984-01-20 デイジタル信号入力回路

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JP594884U JPS60119140U (ja) 1984-01-20 1984-01-20 デイジタル信号入力回路

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JPS60119140U JPS60119140U (ja) 1985-08-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2601486B2 (ja) * 1987-10-02 1997-04-16 川崎製鉄株式会社 プログラマブル入力回路
JP2006173717A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Noboru Wakatsuki 半導体スイッチ回路

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JPS60119140U (ja) 1985-08-12

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