JPH0546294U - 蒸し饅頭 - Google Patents

蒸し饅頭

Info

Publication number
JPH0546294U
JPH0546294U JP104684U JP10468491U JPH0546294U JP H0546294 U JPH0546294 U JP H0546294U JP 104684 U JP104684 U JP 104684U JP 10468491 U JP10468491 U JP 10468491U JP H0546294 U JPH0546294 U JP H0546294U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer skin
steamed bun
contents
steamed
taste
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP104684U
Other languages
English (en)
Inventor
山 照 橘 猿
Original Assignee
猿山 照橘
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 猿山 照橘 filed Critical 猿山 照橘
Priority to JP104684U priority Critical patent/JPH0546294U/ja
Publication of JPH0546294U publication Critical patent/JPH0546294U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は肉饅頭や餡饅頭と同様の蒸し饅頭で
あって、外皮に被覆される内容物を米飯加工物とすると
共に、この内容物の味に調和する種類の食品材料を外皮
に混入し、今までの蒸し饅頭にない味覚や風味を賞味で
きるようにした蒸し饅頭に提供することを目的とする。 【構成】 適宜の具や調味料を加えて調製した米飯加工
物を内容物とすると共に、該内容物の味と調和する味,
風味を有する海苔やゴマ等の食品材料を混入した饅頭用
外皮で前記内容物を被覆して成る構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は肉饅頭や餡饅頭と同様の蒸し饅頭であって、外皮に被覆される内容物 を米飯加工物とすると共に、この内容物の味に調和する種類の食品材料を外皮に 混入し、今までの蒸し饅頭にない味覚や風味を賞味できるようにした蒸し饅頭に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
肉饅頭や餡饅頭等の中華饅頭は、おやつとして、或は、即席の食品として良く 知られており、ス−パ−マ−ケットやコンビニエンスストア等の店頭で蒸した状 態で売られている。これらは、蒸して膨らんだ外皮と内容物である肉や餡等との 調和が他の食品にない独特の風味のもので食生活を豊かにするものであるが、ボ リュ−ムにおいて多少の物足りなさが感じられる上に味も単調な面があり、また 、栄養価もあまり高くない。
【0003】 一方、蒸し饅頭ではないが、肉饅頭や餡饅頭等と同様に食事やおやつ等の形で 用いることができると共に、栄養価やボリュ−ムもある新規な食品として、チャ −ハンやドライカレ−,ピラフ,赤飯等の米飯加工物を押しかためることなく軽 く一まとめにし、小麦粉を主材料としたいわゆるパン生地で包み焼成して成る新 しいタイプの食品が提案されている(特公昭57−10707号公報)。
【0004】 また、上記提案に係る考案と同様に米飯又は米飯加工物を塊状とし、その外面 をパン層又は饅頭皮層をもって被覆した米飯入りパン又は饅頭の提案もされてい る(実開昭62−157377号公報)。
【0005】 これら米飯や米飯加工物をパンや饅頭の生地で包んで成る新しいタイプの食品 は、米類を有効利用できると共に、ボリュ−ムもあり、栄養価も高いことから食 事の代わりにもなりうるものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし乍ら、従来提案されている新しいタイプの食品は、これらを試作して試 食してみたが、蒸し饅頭のように膨らんだ外皮と内容物である米飯加工物との間 で独自の味や風味を賞味できる程の調和した味覚は得られなかった。また、公知 の肉饅頭や餡饅頭等は、蒸した状態では外皮が共に白色であるため、外部から肉 饅頭であるか餡饅頭であるかを判別し難い面があり、店頭販売するときに間違え ることがあった。そのために、外皮による内容物の包み方を肉饅頭と餡饅頭とで 変えたり、或は、肉饅頭又は餡饅頭のいずれかの外皮に赤い点などを付してこれ を目印とし種類を間違えないようにしているが、それでも慣れない販売員や忙し いときには間違えて販売してしまうことが多かった。
【0007】 このような問題は、肉饅頭や餡饅頭等の場合だけでなく、上記の新しく提案さ れた米飯や各種の米飯加工物の内容物とそれらを包んでいるパンや饅頭の外皮と の関係においても同様である。
【0008】 本考案はこのような従来品における問題点に鑑み、肉饅頭や餡饅頭等のような 蒸し饅頭における蒸して膨らんだ状態になる外皮を有すると共に、食べたときに ボリュ−ム感がある上に外皮と内容物が全体としてよく調和した味と、これによ る豊かな風味を賞味することができる各種の米飯加工物を内容物とした蒸し饅頭 であって、しかも外から一見しただけで内容物の種類を判別できる全く新しいタ イプの蒸し饅頭を開発することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の課題を解決することを目的としてなされたもので、その構成は 、適宜の具や調味料を加えて調製した米飯加工物を内容物とすると共に、該内容 物の味と調和する味,風味を有する海苔やゴマ等の食品材料を混入した饅頭用外 皮で前記内容物を被覆して成ることを特徴とするものである。
【0010】
【実施例】
次に、本考案の実施例を、図1乃至図4に拠り説明する。図1は本考案蒸し饅 頭の実施の一例の斜視図、図2は図1に示したものの縦断面図、図3は本考案蒸 し饅頭の別例の斜視図、図4は図3に示したものの縦断面図である。
【0011】 図1及び図2に於て、1は海老入り山菜米飯蒸し饅頭、2はこの蒸し饅頭1の 内容物で、山菜3を混ぜて炊いた米飯4に小海老乃至は細かい海老5を入れ、適 宜調味料で味付けしたものを一握り程度に軽くかためたものである。
【0012】 6は蒸し饅頭1の外皮で、この外皮6は、例えば、薄力粉と強力粉を3対1の 割合で混ぜ、これに砂糖,ラ−ド,エバミルク,イ−スト,ベ−キングパウダ− ,塩等を適宜量加え、水でよく練り合わせて1次醗酵させつつガス抜きをしたも のであり、ここでは練り合わせの際に蒸し饅頭1の内容物2の具である細かい海 老5を混入してある。
【0013】 而して、上記蒸し饅頭1は、内容物2を細かい海老5を混入した外皮6で包み 込み、饅頭の形にしたものを、15〜20分程度蒸してできあがる。
【0014】 上記例では、蒸し饅頭1の内容物2に入れた具と同じ具である小海老を外皮6 に混入したので、外皮6と内容物2の味が調和し易く、また、蒸した状態で外皮 6の表面に露出した海老5により内容物2が海老入りの米飯であることを一見し て判別できる。更に、海老5を外皮6に混入すると、海老5の色(薄いピンクの 色)が外皮6の一部或は全面に付くから、内容物2の判別が容易である。加えて 、外皮6からはそれを混入した海老5の匂いが発散されるので、その匂いによっ ても内容物2が海老入りの米飯であることが判るのみならず、その匂いが食欲増 進、ひいては販売促進にもなる。
【0015】 本考案において、蒸し饅頭1の内容物2に入れる具と外皮6に混入させる具を 同じものにした他の例としては、内容物2を栗入り米飯とし、外皮6に栗を混入 することにより、栗の色、即ち、薄い黄色が外皮6の一部或は全面に現れる蒸し 饅頭や、内容物2をチキンライスとし、外皮にグリ−ンピ−スを混入すると共に 、ケチャップを外皮の一部に付けることにより、一見してチキンライス入り蒸し 饅頭であることが判るようにした蒸し饅頭、或は、内容物をドライカレ−ピラフ とし、外皮に内容物と同じく黄色くなった米飯とカレ−粉を少々混ぜて濃い黄色 に色付けし、一見してドライカレ−ピラフ入りの蒸し饅頭であることが判るよう にした蒸し饅頭、更には、内容物を紅鮭入り米飯とし、外皮に細かくした紅鮭を 混入し紅鮭の色を付着した蒸し饅頭等、各種の蒸し饅頭がある。
【0016】 本考案において、外皮6と内容物2の味の調和に関しては、栗入り米飯蒸し饅 頭については、外皮6に栗を混入する際に多少濃いめに栗の味付けをする一方、 内容物2の栗入り米飯は薄味としたり、或は、これとは逆に内容物2の栗の味付 けを濃い味にして外皮6の栗の味付けを薄味にすることによって、外皮6と内容 物2とで調和のとれた味を実現できる。また、チキンライス入り蒸し饅頭につい ては、外皮6又は内容物2のいずれか一方にケチャップを多少多めに入れて他方 を薄味とすれば、外皮6と内容物2でバランスのとれた味を賞味できる。同様に 、ドライカレ−ピラフ入り蒸し饅頭についてもカレ−粉を混入する量を外皮6と 内容物2とで調製して全体として調和のある味覚とすることができる。更には、 紅鮭入り米飯蒸し饅頭についても、内容物2の鮭の味を薄味にし外皮6は鮭の塩 味を濃く味付けすれば、バランスのとれた味覚となる。
【0017】 次に、図3及び図4に拠り、本考案蒸し饅頭の別例を説明する。図3及び図4 に於て、7は赤飯入り蒸し饅頭、8はこの蒸し饅頭7の内容物で、軽く煮た小豆 9を混ぜ合わせこの小豆9の煮汁を加えて蒸した赤飯10を一握り程度に軽くかた めたものである。
【0018】 11は蒸し饅頭7の外皮で、図1に示した蒸し饅頭の外皮6と同様の素材成分の ものであり、この実施例では黒ゴマ12を混入し、塩味を幾分強めてある。
【0019】 而して、この例の蒸し饅頭7は、内容物8を黒ゴマ12を混入した外皮11で包み 込み、饅頭の形にしたものを、15〜20分程度蒸してできあがる。
【0020】 この蒸し饅頭7は、赤飯を食べる時に味付け等のために振りかける黒ゴマ入り 塩を外皮11に予め混入してあるから、蒸し饅頭の感触で赤飯をおいしく食べられ るという格別の味覚を味わうことが出来、また、外皮11の表面に露出している黒 ゴマ12によって内容物8が赤飯であることを象徴的に識ることができる。尚、小 豆9の煮汁を外皮11の練り合わせの際に加えて、外皮11を赤くしても良く、また 、黒ゴマ12入り塩は、内容物8を外皮11で包み込んでから、この外皮11の外表面 に付着させても良い。
【0021】 因みに、蒸し饅頭の内容物8を、外皮11に混入する他の材料や色彩によって象 徴的に示すようにした他の例としては、内容物8を蟹入り五目米飯とし、外皮11 に海苔を混入して蒸した状態において外皮11が白と黒の斑になるようにした蒸し 饅頭や、内容物8をイカ入り米飯とし、外皮11にイカを象徴する白ゴマを混入し 外皮11全体を薄ゴマ色にした蒸し饅頭、また、内容物8をグリンピ−ス入り米飯 とし、外皮11にグリンピ−スの色、即ち、薄い緑色を外皮11の一部或は全面に付 けた蒸し饅頭等がある。
【0022】 尚、蟹入り五目米飯については、外皮11に蟹の味付けをすれば、外皮11に混入 した海苔及び内容物8と相俟って全体として独自の蟹入り五目米飯の味覚を出す ことができ、また、イカ入り米飯蒸し饅頭については、外皮11にイカの味付けを して内容物8と調和のある味覚にすることができる。
【0023】 本考案の蒸し饅頭は上述の通りであるが、その製造は、従来の饅頭製造におい て使用される自動化機械を利用して、或は、その自動化機械における内容物の外 皮による包み方に多少の工夫を施して大量に生産することができる。尚、本考案 の蒸し饅頭の外皮は、通称、ニクマン,アンマンといわれている饅頭の外皮と同 様に蒸したときにその外皮が相当に膨らむものが望ましいが、そのようなものに 限られる訳ではない。
【0024】
【考案の効果】
本考案は以上の通りであって、内容物である米飯加工物と蒸して膨らんだ蒸し 饅頭の外皮とが調和して独特の風味を有する蒸し饅頭とすることができると共に 、ある程度のボリュ−ムもあるので食べて物足りないということもない。
【0025】 特に、本考案の蒸し饅頭は、従来の肉饅頭や餡饅頭等のような単調な味の蒸し 饅頭ではなく、外皮に混入した食品材料と内容物が調和した格別の味覚を賞味で き、また、普通の食生活において馴染みのある米飯加工物を内容物としたので、 飽きのない満足のゆく味の食品を提供できるから、食生活を豊かにすると共に、 米の有効利用にも寄与できるという効果もある。
【0026】 しかも、外皮に混入した内容物の具や外皮に付けた内容物の種類を示す色等に よって、内容物の種類を蒸した状態でも一見して判別できるので、店頭販売にお いて間違えて販売してしまうこともないという格別の効果がある。
【0027】 更には、本考案の蒸し饅頭は、一般的な饅頭の生産に使用される自動化機械と 同様の機械で製造を自動化でき、大量生産が可能であるから、需要に見合う量を 迅速かつ安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案蒸し饅頭の実施の一例の斜視図。
【図2】図1に示したものの縦断面図。
【図3】本考案蒸し饅頭の実施の別例の斜視図。
【図4】図3に示したものの縦断面図。
【符号の説明】
1 海老入り山菜米飯蒸し饅頭 2 内容物 3 山菜 4 米飯 5 海老 6 外皮 7 赤飯入り蒸し饅頭 8 内容物 9 小豆 10 赤飯 11 外皮 12 黒ゴマ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜の具や調味料を加えて調製した米飯
    加工物を内容物とすると共に、該内容物の味と調和する
    味,風味を有する海苔やゴマ等の食品材料を混入した饅
    頭用外皮で前記内容物を被覆して成ることを特徴とする
    蒸し饅頭。
  2. 【請求項2】 内容物は蟹入り五目米飯,海老入り山菜
    米飯,イカ飯,赤飯,栗入り米飯,グリンピ−ス入り米
    飯等のいずれか又はその組合せたものであり、外皮には
    海苔,小海老,白ゴマ,塩味の黒ゴマ,栗,グリンピ−
    ス等のいずれか又はそれらの組合せたものを混入して成
    る請求項1記載の蒸し饅頭。
  3. 【請求項3】 外皮に混入した食品材料は、内容物と味
    覚において調和する材料であると共に、内容物を示す食
    品材料である請求項1又は2に記載の蒸し饅頭。
  4. 【請求項4】 外皮の表面の一部或は全面に内容物に加
    えたものと同じ具が目視できる程度に露出している請求
    項1乃至3のいずれかに記載の蒸し饅頭。
  5. 【請求項5】 外皮の表面の一部或は全面に内容物を指
    標する色や匂いが付けられている請求項1乃至4のいず
    れかに記載の蒸し饅頭。
JP104684U 1991-11-27 1991-11-27 蒸し饅頭 Pending JPH0546294U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP104684U JPH0546294U (ja) 1991-11-27 1991-11-27 蒸し饅頭

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP104684U JPH0546294U (ja) 1991-11-27 1991-11-27 蒸し饅頭

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0546294U true JPH0546294U (ja) 1993-06-22

Family

ID=14387300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP104684U Pending JPH0546294U (ja) 1991-11-27 1991-11-27 蒸し饅頭

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0546294U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180046732A (ko) * 2016-10-28 2018-05-09 채희원 찹쌀피만두 및 그 제조방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180046732A (ko) * 2016-10-28 2018-05-09 채희원 찹쌀피만두 및 그 제조방법
KR101867584B1 (ko) * 2016-10-28 2018-06-14 채희원 찹쌀피만두 및 그 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3551161A (en) Method of preparing a proteinpotato article
KR20050081914A (ko) 쌀피로 감싼 꼬치 및 그 조리방법
US20080026119A1 (en) Process for producing ball-shaped food
KR20050115051A (ko) 신규한 치킨 가공방법 및 상기 방법으로 제조된 치킨
KR100512923B1 (ko) 연육을 이용한 만두 및 그 제조방법
JPH0546294U (ja) 蒸し饅頭
KR102439004B1 (ko) 밤 핫도그, 및 이의 제조방법
JP3110658B2 (ja) 具材調味料付き包装麺
KR102301497B1 (ko) 오이피클 핫도그 및 이의 제조방법
JP3084480B2 (ja) 天にぎり
JPH11127824A (ja) ハンバーガー風お好み焼き
KR20020033688A (ko) 밥 속에 내용물을 넣어 만든 밥 튀김
TWM622736U (zh) 含湯汁包子結構
JPS6037967A (ja) フライ用冷凍食品
JP3036370U (ja) 小麦皮巻き飯
KR200398198Y1 (ko) 쌀피로 감싼 꼬치
JPH01174349A (ja) ライスシート及びその製造方法
JPH10248499A (ja) たこ焼き様スナック食品の製造方法
JPH0681296U (ja) 蒸し饅頭
JP2002330734A (ja) 肉まんおよび肉まんの製造方法
JP2005304429A (ja) 加工食品
KR100777133B1 (ko) 양념볶음밥과 곡물가루반죽을 이용한 즉석음식의 제조방법
JPH0427363A (ja) ライス類入りハムソーセージ及びウインナーソーセージ類
JP3610517B2 (ja) おからを用いた食品
JPS61209559A (ja) ライススナツクの製造法