JPH0545982U - インサート成形用端子固定治具 - Google Patents

インサート成形用端子固定治具

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JPH0545982U
JPH0545982U JP9697591U JP9697591U JPH0545982U JP H0545982 U JPH0545982 U JP H0545982U JP 9697591 U JP9697591 U JP 9697591U JP 9697591 U JP9697591 U JP 9697591U JP H0545982 U JPH0545982 U JP H0545982U
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hole
insert molding
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治 岡本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インサート成形用端子固定治具において、端
子をワンタッチで位置決めロック及びアンロックする。 【構成】 治具14の差込み口14aに端子2の前端突
出部2bを差込むと、孔2cがバネ板15aのピン15
bで係止されて自動的に位置決めロックされる。端子2
を強く引っ張ると、孔2cがピン15bから抜け外れて
自動的にアンロックされ、端子2を差込み口14aから
引き抜くことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、インサート成形用端子固定治具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図3に示すように、電線コード1の端末1aに端子2の後側バレル部2 aを圧着して、この後側バレル部2aによる電線圧着部分から端子2の前端に突 出した雄型接続部2bの基部まで合成樹脂3に鋳ぐんでインサート成形する場合 がある。 その際、図3中に鎖線で示す如き上下金型AとBを用い、端子2の後側バレル 部2aおよび中央部はキャビテイC1内に充填する絶縁樹脂内に埋設すると共に 、上記雄型接続部2bは空間をあけて囲むキャビテイC2に充填する樹脂で囲む ように成形している。
【0003】 上記した成形時に端子2が樹脂圧等によりズレが生じて不良になるのを防止す るために、端子2の前端の雄型接続部2bを位置決めするための治具 (イレコ) 4を用いている。 上記治具4としては、図4および図5に示すように、2分割した上下治具4a ,4bを用い、その下治具4bにピン5を植設し、図4に示すように、該ピン5 に、上方から端子2の雄型接続部2bに穿設した孔2cを係止し、ついで、上治 具4aをかぶせることにより、ピン5で端子2を位置決めしている。このように 端子2を治具4により位置決め固定した後、金型A、Bを型締して、キャビテイ C(C1、C2)に樹脂を充填して、端子2の後部側に合成樹脂3をインサート成 形している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、治具4が2分割されているために、成形前には下治具4bに上 治具4aをかぶせ、成形後には下治具4bから上治具4aを外すという作業が必 要となり、治具4のかぶせ及び外し工数が増加して作業性が悪い問題があった。
【0005】 そこで、本考案の目的は、端子をワンタッチで位置決めロック及びアンロック できるインサート成形用端子固定治具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、コードの端末に後部を圧着した端子の樹 脂により鋳ぐるまない前端突出部に孔を設け、該孔を治具のピンで係止して位置 決めした後、成形用金型により、端子に合成樹脂をインサート成形するためのイ ンサート成形用端子固定治具であって、 上記治具に、上記端子の先端突出部を差込み可能な差込み口が設けられ、該差 込み口内に、上記端子の孔に係止可能なピンをバネ板上に突設した固定ピンを内 嵌固定していることとを特徴としている。
【0007】
【作用】
本考案の治具によれば、成形前に、治具の差込み口に端子の前端突出部を差込 むと、該前端突出部によりバネ板が押下げられて端子が差し込まれ、ついで、バ ネ板の付勢力により孔にピンが自動的に嵌入し、該孔を係止して位置決めロック する。成形後に、端子を強く引っ張ると、孔の内周縁部によりバネ板が押下げら れ、孔から自動的にピンが抜けて外れ(アンロック)、端子を差込み口から引抜 くことができる。つまり、端子をワンタッチでロック・アンロックすることがで きる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。なお、図3〜図5の従来 技術と同一構成・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略する。
【0009】 図1及び図2に示すように、治具14は、2分割タイプではなく一体タイプに なっている。該治具14の一側面には、端子2の板状の前端突出部2bを軸方向 から差込むための差込み口14aが設けられ、該差込み口14a内には、固定ピ ン15が嵌着されている。該固定ピン15は、差込み口14aに内嵌する基部1 5dの後端中央後部より前方へ突出した上下方向のバネ性を有するバネ板15a が一体的に設けられ、該バネ板15aの上面には、上記端子2の前端突出部2b の孔2cを係止するためのピン15bが一体的に設けられている。
【0010】 上記ピン15bは、バネ板15aにより、差込み口14aと略平行となる係止 位置に付勢されており、該ピン15bが下方へ押下げられたとき、バネ板15a とともに付勢力に抗して下方へたわむようになる。上記治具14の差込み口14 a内には、バネ板15aのたわみを許容する空隙14bを設けられてる。
【0011】 なお、ピン15bの先端は、端子2の孔2cの内周縁部で軽く押下げ可能なよ うに、丸みをつけるのが好ましい。また、本実施例では、固定ピン15にバネ板 15aとピン15bを一体的に設けたものであるが、基部15dにピン15bを突 設したバネ板を取り付ける構成であっても良い。
【0012】 上記構成とすることにより、成形前に、治具14の差込み口14aに端子2の 前端突出部2bを差込むと、前端先部2bによりピン15bが押下げられて、バ ネ板15aとともに付勢力に抗して下方へたわむ。そして、ピン15bが端子2 の孔2cに一致すると、バネ板15aの付勢力でピン15bが孔2cに自動的に 嵌入し、孔2cを係止して端子2を位置決めロックする。
【0013】 次に、成形後に、端子2を強く引っ張って差込み口14aより引き抜くと、前 端突出部2bの孔2cの内周縁部によりピン15bが押下げられて、バネ板15 aとともに付勢力に抗して下方へたわむようになる。そして、ピン15bが孔2 cから自動的に抜け外れ (アンロック)、端子2を差込み口14aから引抜くこ とができる。
【0014】 このように、端子2を治具14の差込み口14aに差込み、差込み口14aか ら引き抜く操作のみで、端子2を治具14にワンタッチでロック・アンロックで きるので、従来と比較して、作業性が格段に向上する。なお、端子2に設けた孔 2cは、治具14に対する位置決めのみでなく、他にも有効に利用することがで きる。
【0015】
【考案の効果】
以上の説明からも明らかなように、本考案のインサート成形用端子固定治具は 、治具の差込み口に端子の前端突出部を差込むと、自動的に位置決めロックされ 、端子を強く引っ張ると、自動的にアンロックされて端子を差込み口から引き抜 くことができる。したがって、端子をワンタッチでロック・アンロックすること ができるので、作業工数が減少して作業性が向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の治具の端子差込み時の断面図であ
る。
【図2】 図1の端子差込み前の断面図である。
【図3】 先行技術の治具の端子差込み時の断面図であ
る。
【図4】 図3の上治具のかぶせ前の断面図である。
【図5】 図3の端子係止前の断面図である。
【符号の説明】
1 コード、 2 端子、 2a 後部バレル部、 2b 前端突出部、 2c 孔、 3 合成樹脂、 14 治具、 14a 差込み口、 15 固定ピン、 15a バネ板、 15b ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コードの端末に後部を圧着した端子の前
    端突出部に孔を設け、該孔を治具のピンで係止して位置
    決めした後、成形用金型により、端子に合成樹脂をイン
    サート成形するためのインサート成形用端子固定治具で
    あって、 上記治具に、上記端子の先端突出部を差込み可能な差込
    み口が設けられ、該差込み口内に、上記端子の孔に係止
    可能なピンをバネ板上に突設した固定ピンを内嵌固定し
    ていることとを特徴とするインサート成形用端子固定治
    具。
JP9697591U 1991-11-26 1991-11-26 インサート成形用端子固定治具 Expired - Lifetime JP2557727Y2 (ja)

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