JPH10302912A - Smd・技術のサブ・d・プラグ - Google Patents

Smd・技術のサブ・d・プラグ

Info

Publication number
JPH10302912A
JPH10302912A JP10115293A JP11529398A JPH10302912A JP H10302912 A JPH10302912 A JP H10302912A JP 10115293 A JP10115293 A JP 10115293A JP 11529398 A JP11529398 A JP 11529398A JP H10302912 A JPH10302912 A JP H10302912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
substrate
support strip
brazing
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10115293A
Other languages
English (en)
Inventor
Georges Embo
エンボ ジョルジュ
Tom Debrouwere
デブロワ トム
Christophe Vermaete
ヴァメーテ クリストフェ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JPH10302912A publication Critical patent/JPH10302912A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for soldered or welded connections
    • H01R43/0256Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for soldered or welded connections for soldering or welding connectors to a printed circuit board
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/7005Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
    • H01R12/7011Locking or fixing a connector to a PCB
    • H01R12/707Soldering or welding
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
    • H01R12/72Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
    • H01R12/722Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures coupling devices mounted on the edge of the printed circuits
    • H01R12/724Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures coupling devices mounted on the edge of the printed circuits containing contact members forming a right angle
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/51Fixed connections for rigid printed circuits or like structures
    • H01R12/55Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals
    • H01R12/57Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals surface mounting terminals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラグとプリント配線板との間で有利な力の
流れが得られしかも組立てが簡単にされるようにする。 【解決手段】 プリント配線板に固定可能であるように
構成された基板を有するプラグ、特にサブ・D・プラグ
ににおいて、基板が、少なくとも1つのろう接突起を有
していて、該ろう接突起は、ろう接突起がSM・ろう接
技術でプリント配線板に設けられたろう接個所にろう接
接合されるように、構成されている。更に本発明は、プ
ラグとプリント配線板との間で有利な力の流れが得られ
しかも組立てが簡単にされるようなプラグに関する。こ
れによって、プラグの簡単な製作及び容易な組立てが保
証される。それというのも、一作業過程でプラグはプリ
ント配線板に機械的及び電気的に接続されるからであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板に
固定可能であるように構成された基板を有するプラグ、
特にサブ・D・プラグに関する。
【0002】
【従来の技術】サブ・D・プラグはサブミニアチュア・
プラグコネクタとも呼ばれ、この場合サブ・D・プラグ
は、サブ・D・プラグ内に差し込まれる別のサブ・D・
プラグコネクタの規定の差込み配列を保証するD字形の
防護カラーを有している。サブ・D・プラグは、プラス
チック条片支持体とも呼ばれる支持条片を有している。
プラスチック条片支持体内には、別のサブ・D・プラグ
のコンタクトピンが差し込まれるコンタクトばねを有し
ている。これとは選択的にコンタクトピンをプラスチッ
ク条片支持体内に設けることもできる。防護カラー並び
にプラスチック条片支持体は、ベース薄板として構成さ
れた基板に固定されている。更にプラスチック条片支持
体の領域には、キャパシタンス又はインダクタンスのよ
うなフィルタエレメントが設けられている。
【0003】基板は、サブ・D・プラグをプリント配線
板又はケーシングに固定するのに用いられる。この場合
基板の配置に応じて、折り曲げられたサブ・D・プラグ
又は直線的なサブ・D・プラグの相違が生ずる。従来の
プリント配線板におけるサブ・D・プラグの固定は異な
る形式で行われる。一面では、基板はスペーサスリーブ
又はスペーサ片を使用してプリント配線板にねじ結合さ
れ、これにより確実な結合が得られる。しかしながらこ
の取付け形式は、組立てが極めて面倒である。更に、サ
ブ・D・プラグを基板の開口内に係止する、基板に設け
られた固定クリップが公知である。このサブ・D・プラ
グの場合、固定クリップを係止するために著しく労力が
費やされるため自動的な組立てに著しい問題が生ずる。
【0004】これとは選択的に、サブ・D・プラグをプ
リント配線板の孔内に固定できるようにする、固定側か
ら突出するピンも公知である。この場合前記ピンは、ろ
う材を付加してプリント配線板に固定的にろう接される
ろう接ピンとして構成できる。更に前記ピンは圧入ピン
としても構成でき、この圧入ピンは、剛性的な又は弾性
的な圧入領域で肉厚に構成されかつサブ・D・プラグと
プリント配線板との間の摩擦力結合を保証する。
【0005】従来公知のサブ・D・プラグの欠点は、サ
ブ・D・プラグのプリント配線板又はケーシングへの取
付けが不経済かつ面倒であるということにある。更に公
知のサブ・D・プラグの自動的な取付けにおいても、サ
ブ・D・プラグの製作に多額の費用が必要になるとい
う、欠点が生ずる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、安価
に製作できかつ簡単に取り付けることのできるサブ・D
・プラグを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によれ
ば、基板が、特に基板に一体に構成された少なくとも1
つのろう接突起を有していて、このろう接突起は、ろう
接突起がSM・ろう接技術(実装取付け=Surface Moun
ting・ろう接技術)でプリント配線板に設けられたろう
接個所にろう接接合されるように、構成されていること
によって、解決された。
【0008】
【発明の効果】この場合、ろう接突起は特に接続領域を
有していて、この接続領域は少なくとも部分的に、プリ
ント配線板に基板を固定した状態でプリント配線板の表
面の延び方向と合致する方向に延びている。
【0009】このように構成されたろう接突起によっ
て、本発明によるサブ・D・プラグは、有利にはSMD
・ろう接技術を利用してプリント配線板に固定され、こ
の場合、コンタクトピンもしくはコンタクトばねとの電
気的な接続部の製作並びに基板の固定は、同一の作業過
程で行うことができる。
【0010】この場合、“ろう接接合”という概念は、
プリント配線板のろう接個所におけるろう接突起のろう
接接合が特に、プリント配線板とろう接突起との間で機
械的に不変なしかも耐久性のある接続部が得られるよう
に行われる、ということを意味する。
【0011】本発明によるプラグの有利な構成は、次の
ような本発明にとって重要な認識に基づいている、即
ち、ろう接突起の接続領域とプリント配線板に設けられ
たろう接個所との間のろう接接続部が、ろう接突起及び
ろう接個所の領域で基板とプリント配線板との間の曲げ
モーメント及び力の流れがほぼプリント配線板の単一の
表面を占めるようなろう材によるだけで導かれるよう
に、構成されているという認識に基づいている。
【0012】このために接続領域が、プリント配線板の
表面に対して平行な一方向に延びるように構成されてい
る場合には、基板において発生する曲げモーメントが引
張り及び圧縮力に変換され、この力は、自体曲げモーメ
ントを伝達するのには余り適さないろう接接続部によっ
ても良好に伝達することができる。
【0013】この場合、単数又は複数のろう接突起が一
体に基板に形成されていると、有利である。それという
のもこれによって、基板とろう接突起との間で特に有利
な力の流れが保証されるからである。
【0014】本発明の構成では、基板の少なくとも1つ
の縁部に並べて配置できる多数のろう接突起が設けられ
ている。これによって、プリント配線板と基板との間の
力の流れの特に最適な分配が得られる。
【0015】基板の縁部の特に有利な構成は、ろう接突
起の領域に凸壁状の切欠きが設けられる場合に得られ
る。それというのも、凸壁の領域で形成される突起の周
りには特に良好にろう材が流れるからである。この場合
ろう接される接続領域は、本発明によるプラグとは反対
側の凸壁縁部に設けられている。
【0016】更に、基板は外部のプラグ部分を挿入する
ための差込み視準平面(Steckgesichtsebene)と、差込
み視準平面から折り曲げられて配置された固定舌片とを
有していて、この場合、ろう接突起は固定舌片のそれぞ
れ1つの縁部に配置されている。固定舌片を設けること
によって、差込み視準平面は、ろう接突起の平面とは異
なる一平面内に設けることができる。
【0017】従って、ろう接突起が固定舌片のそれぞれ
1つの側縁に配置される場合には、有利にはいわゆる折
り曲げられたプラグが得られ、この場合、差込み視準平
面はプリント配線板の表面の延び方向に対して垂直に位
置する。更に、ろう接突起を固定舌片のそれぞれ1つの
後縁にも配置でき、これによって、差込み視準平面がプ
リント配線板の表面の延び方向に対して平行にのびる直
線的なプラグが得られる。
【0018】基板及び固定舌片は、一体に並びに互いに
ねじ結合可能に構成できる。一体の構成では、特に有利
な力経過が得られるのに対して、ねじ結合可能な構成で
はプラグ自体の簡単な組立て及び簡単な構造が得られ
る。この場合特に、基板及び固定舌片は、本発明による
プラグ内に別のプラグを差し込んだ場合に初めて本発明
によるプラグにねじ結合される、つまり特に2つのプラ
グを結合するためにのみ設けられた固定エレメントを介
して、ねじ結合される。
【0019】本発明によるプラグの特に簡単な組立のた
めにろう接突起は、それぞれろう接突起の接続領域が特
に単一のろう接平面内に位置するように、配置されてい
る。、この構成は、平らなプリント配線板にプラグを固
定するために特に重要である。それというのも、全ての
ろう接突起を同時にプリント配線板に固定できるからで
ある。
【0020】本発明の前記構成が、基板とプリント配線
板との間で特に有利な接続を行うことを考慮する場合に
は、本発明の以下の構成は本発明によるプラグのコンタ
クトピンもしくはコンタクトばねの特に有利な構成に関
連する。このために、コンタクトピン及び/又はコンタ
クトばねを支持するために基板に設けられた支持条片
は、コンタクトピンもしくはコンタクトばねに案内され
たピンコンタクトを備えている。
【0021】この場合ピンコンタクトはそれぞれ、プリ
ント配線板に固定するのに用いられる端部領域で折り曲
げられて構成されている。ピンコンタクト端部のこのよ
うな折り曲げ構成によって、プリント配線板にプラグを
固定した状態で端部領域は正にプリント配線板の表面の
方向に延びる。これによって、プリント配線板に設けら
れたろう接個所とピンコンタクトの端部領域との特に確
実な接続が得られるので、ピンコンタクトはSMD・ろ
う接技術でプリント配線板に固定可能である。
【0022】有利には支持条片はプラスチック・成形部
材として構成されている。このような支持条片は、基板
との最良の結合が得られるように、簡単な形式で成形で
き、この場合プラスチック・成形部材には簡単な形式で
コンタクトばねもしくはコンタクトピンを一緒に成形で
きる。支持条片は、支持条片と基板との間で不動の結合
を得るために、基板に設けられたフックと協働する切欠
きを有している。
【0023】更に基板は曲げ舌片を有していて、この曲
げ舌片は、特に支持条片と基板とを不動の結合するのに
設けられた支持条片の固着領域と協働する。
【0024】更に支持条片は位置決め隆起部を有してい
て、この位置決め隆起部は、プラグをプリント配線板に
載設した状態でプリント配線板内に設けられた位置決め
凹部を協働するように、構成されている。この場合位置
決め隆起部は極めて簡単には円筒状の差込体として構成
されているのに対して、位置決め凹部はプリント配線板
の円筒状の穴として構成されている。プリント配線板の
位置決め凹部と位置決め隆起部との協働によって、簡単
な形式でろう接接合前に本発明によるプラグの固着が得
られる。
【0025】支持条片は受容孔を有していて、この受容
孔は、プラグ取付け状態で受容孔が固定舌片に設けられ
た保持突起と協働するように構成されている。これによ
って、固定舌片は支持条片と協働して、基板に固定でき
る構造ユニットを形成する。特に固定舌片及び支持条片
は次のように構成されている、即ち、支持条片の自己支
持作用を有する構成に基づき固定舌片のサイズが最小化
され、この場合依然として固定舌片がプリント配線板に
おける固定機能のみを担うように、構成されている。こ
れによって、本発明によるプラグの製作及び組立てが簡
略化される。
【0026】更に支持条片は少なくとも1つのアダプタ
面を有していて、このアダプタ面は、アダプタ面に作用
する真空ピペットによってプラグが受容可能であるよう
に、構成されている。このようなアダプタ面は有利には
平滑及び/又はフラットに形成されるので、アダプタ面
に真空ピペットが確実に作用することができる。
【0027】プラスチック成形部材として構成された支
持条片にアダプタ面を形成することによって簡単な形式
で、本発明によるプラグの下部構造が従来公知のプラグ
の場合のように覆われないことが、保証されるので、プ
リント配線板にプラグを取り付ける間に及び取り付け後
にプラグの座のコントロールが簡単な形式で可能であ
る。更にこのようにして本発明によるプラグのろう接個
所の確実な負荷が可能である。それというのも、ろう接
個所は同様にアダプタ面によって覆われないからであ
る。
【0028】アダプタ面を拡大するために、本発明によ
るプラグ及び特に支持条片は、少なくとも1つのアダプ
タ・固定領域を有していて、このアダプタ・固定領域
は、アダプタ・固定領域に特に解離可能に固定された被
嵌め部材を備えている。この被嵌め部材自体はアダプタ
面を有していて、このアダプタ面は、アダプタ面に作用
する真空ピペットによってプラグが受容可能であるよう
に、構成されている。この構成では、重量の嵩む本発明
によるプラグを高速で操作するために、大きなピペット
直径を有する真空ピペットが使用される。このような差
込み部材はプリント配線板に本発明によるプラグをろう
接した後で引き出されるか又はプラグに残される。
【0029】簡単な組立てのために有利に構成されたプ
ラグは、プリント配線板に載設された非固定状態で既に
安定的である。このことは、本発明によるプラグの重心
がプラグの設置面の上側の所定の領域内に位置するよう
に、支持条片を成形することによって達成される。この
場合プリント配線板にろう接する前に及びろう接する間
にプラグを別個に固定する必要はなく、これによって組
立てが容易にされる。
【0030】更に本発明によれば、基板は支持条片の領
域で基板に一体に形成された防護カラーを有している。
このような防護カラーは、外部のプラグとの所望の接続
を得るために、特にサブ・D・プラグの場合に必要であ
る。基板と防護カラーとの一体構成は、例えば防護カラ
ーの深絞り加工によって簡単に製作される。基板と防護
カラーとの一体構成によって、本発明によるプラグから
プリント配線板への有利な力の流れが保証され、この力
の流れは、基板と防護カラーとの間の接続によって中断
されることはなく、このような中断は従来技術の場合に
生ずる。
【0031】本発明は次のような特徴を有するプラグに
よっても達成できる:即ち、基板が、プリント配線板に
固定可能であるように構成されていて、この場合基板が
差込み視準平面と、差込み視準平面から折り曲げて配置
された固定舌片とを有していて、基板と固定舌片とが一
体に構成されている。
【0032】特に対応する従属請求項の構成では、従来
技術に比してプラグとプリント配線板との間の特に有利
な力の流れ並びに簡単な製作が得られる。
【0033】前記構成に選択的に、基板及び固定舌片
を、これらが互いにねじ結合されるように、構成するこ
ともできる。この場合プラグの組立てにおいて特別な利
点が得られる。
【0034】本発明の課題は、プリント配線板に設けら
れた少なくとも1つの本発明によるプラグを有する、プ
リント配線板を備えた装置によっても解決される。この
場合プリント配線板は、従来のSMD・ろう接技術にお
けるように、既に所定量のろう材を塗布されているろう
接個所を備えている。本発明によるプラグはプリント配
線板に、ろう接個所に設けられるろう材が流動状態にも
たらされることによって、結合されるので、プリント配
線板のろう接個所並びに本発明によるプラグの接続領域
は湿潤される。従って、冷えた後でプラグはろう接個所
に存在する再度凝固したろう材によるだけでプリント配
線板に保持される。この場合同時に電気的及び機械的な
結合が得られる。
【0035】前記形式の電気的な装置の場合の自動的な
製造において有利には、本発明によるプラグをいわゆる
ブリスタベルト(Blistergurt)内で準備することがで
きる。これによって、例えば装備ロボットが連続的に本
発明によるプラグを補給でき、このために生産プロセス
に人為的に介入する必要はない。
【0036】プリント配線板に本発明によるプラグを組
立てるための本発明の方法は次のステップで行われる:
即ち、プリント配線板にプラグを位置決めし、これによ
りろう材を備えた対応するろう接個所にろう接突起を位
置させ、ろう材が流動的になりかつろう接突起並びにろ
う接個所の表面が湿潤されるまで、ろう接突起及び/又
はろう接個所を加熱し、当初流動的なろう材が再度凝固
するまで、加熱されたろう接突起及び/又は加熱された
ろう接個所を冷却する。
【0037】本発明によるプラグを組立てるためのこの
ような方法は、特に簡単かつ確実に自動組立装置によっ
て実施でき、これによって電気的な装置の安価なかつ迅
速な製造が可能である。
【0038】本発明による方法を自動化するために、プ
ラグの位置決めステップは、ピック・アンド・プレース
法(Pick-and-Place-Verfahren)によっても実施でき
る。このようなピック・アンド・プレース法は、三次元
的な組立ロボットによって実施され、これによって、本
発明によるプラグをろう接する前にプリント配線板の迅
速な装備が可能にされる。この場合組立ロボットは、吸
い込みにより本発明によるプラグをつかみかつ固持する
ために真空ピペットを有することもでき、この場合この
ステップはプリント配線板におけるプラグの位置決めス
テップの前に行われる。プラグの本発明による構成に基
づき、装備の際に又は装備後に何等力をかけずにプラグ
を操作することができる。これによって有利な形式で本
発明によるプラグを操作するために真空ピペットを使用
することができる。
【0039】更に本発明によるプラグを製作するための
方法は、次のステップで行われる:即ち、薄板裁断片か
ら、防護カラー開口、基板及び少なくとも1つの固定舌
片を備えた基板ブランクを打ち抜き、防護カラー開口の
領域で防護カラーを深絞り加工し、単数又は複数の固定
舌片を折り曲げ、基板の領域でプラスチックから成る支
持条片を取り付けかつ固着する。
【0040】本発明による方法によって、本発明による
プラグの特に簡単かつ正確な製作が得られる。この場合
防護カラー開口領域での防護カラーの深絞り加工によっ
て基板と防護カラーとの一体構成が保証されるので、力
の流れは外部のプラグから防護カラーを介して、ろう接
突起によりプリント配線板に固定されている固定舌片に
導かれる。更に本発明によるプラグの前記構成によっ
て、電気的なアース引出し並びにプリント配線板におけ
る本発明によるプラグの機械的な固定が実現される。
【0041】更に本発明による方法は、支持条片の取付
け及び固着前になお支持条片製作ステップを含む。この
場合支持条片製作ステップは次のステップで行われる:
即ち、コンタクトピン及び/又はコンタクトばね用の開
口を有する支持条片を成形し、前記開口内にコンタクト
ピン及び/又はコンタクトばねを取り付け、この場合コ
ンタクトピン及び/又はコンタクトばねがろう接個所に
接続するためにピンコンタクトを備え、それぞれ支持条
片の領域及び/又はピンコンタクトの接続領域でピンコ
ンタクトを折り曲げる。
【0042】このような本発明による方法によって、本
発明によるプラグの簡単かつ安価な製作が可能である。
【0043】
【発明の実施の形態】第1図乃至第3図では種々の可視
方向で本発明によるプラグ1の斜視図を図示している。
本発明によるプラグのそれぞれの図面の左下側には、座
標系が図示されていて、この場合、それぞれ第1図乃至
第3図においては本発明によるプラグの位置に対する座
標系の軸線の向きを示している。
【0044】プラグ1は、錫メッキされた鋼薄板から製
作された支持体2と射出成形部材として製作されたプラ
スチック体3とに区分されている。プラスチック体3内
には多数の差込みコンタクト4が配置されている(特に
第1図参照)。差込みコンタクト4はこれら図面で図示
の実施例ではコンタクトピンとして成形されている。こ
れとは選択的に、別のプラグの対応するコンタクトピン
と協働するコンタクトばねをプラスチック体3内に設け
ることもできる。
【0045】支持体2は、前面に環状の防護カラー6を
成形された(特に第1図及び第3図参照)基板5と、基
板5から折り曲げて配置された2つの固定舌片7,8と
に区分されている。基板5、防護カラー6及び固定舌片
7,8は、互いに一体に構成されている。
【0046】この場合プラスチック体3は支持体2内
に、差込みコンタクト4が防護カラー6の領域を占めか
つ防護カラー6によって外的作用及び損傷から防護され
るように、配置されている。この場合防護カラー6は平
面図でみて“D”字形に形成されていて、これによって
差込みコンタクト4に被嵌められる外部のプラグの向き
が決められる。
【0047】外部のプラグを最良に固定するために、防
護カラー6の長辺は全体として10個の凹部9を有して
いる(特に第1図参照)。これとは異なる数の凹部も可
能である。凹部9は、防護カラー6の内面から突出しか
つ防護カラー6と防護カラー6内に挿入された外部のプ
ラグ(図示せず)との間の固定的な摩擦力結合を生ぜし
める。
【0048】防護カラー6内に挿入された外部のプラグ
の結合ねじを受容するために、基板5は防護カラー6の
短辺の左右にそれぞれ1つの貫通孔10,11を有して
いる(特に第1図参照)。この場合貫通孔の後方にはそ
れぞれ雌ねじを備えた立方体状の挿入部材(図示せず)
が設けられていて、この雌ねじ内には、雄ねじを備えた
外部のプラグの固定部材がねじ込み可能である。
【0049】更に基板5は4つの曲げ舌片12,13,
14,15を有していて、この曲げ舌片は第1図乃至第
3図では、プラスチック体3を基板5の背面に固持する
ために、プラスチック体3の周りに曲げ込まれている。
基板5に対してプラスチック体3の位置を固定するため
に、基板5は全体として4つの切欠き16,17,1
8,19を有している(第1図では特に切欠き16,1
7が図示されている)。切欠き16,17,18,19
は、プラスチック体3に設けられた対応する突起20,
21,22,23と協働するので、基板5に対するプラ
スチック体3の位置は形状結合により固定される。
【0050】曲げ舌片12,13,14,15、切欠き
16,17,18,19及び突起20,21,22,2
3の協働に基づき、基板5とプラスチック体3との固定
的なかつ確実な結合が保証されるので、防護カラー6の
内部輪郭に対する差込みコンタクト4の位置も一義的に
固定される。
【0051】支持体2の固定舌片7,8は、基板5の短
い側縁からプラグ1の背面に向けて直角に後方に延びて
いる。この場合、各固定舌片7,8の後縁はZ字形の舌
片24を有していて、これのうち第1図乃至第3図では
固定舌片7内の舌片24のみを図示している。 Z字形
の舌片24は、固定舌片7の折り曲げられた部分片から
内向きに延びている(特に第1図参照)。この場合、
Z字形の舌片24のアーム25は、プラスチック体3に
設けられた切欠き26に係合し、これによってプラスチ
ック体3と固定舌片7との間の摩擦力結合が得られる。
【0052】固定舌片7の下縁27及び固定舌片8の下
縁28には、それぞれ4つの方形のろう接突起29,3
0が配置されていて、この場合下縁27,28は固定舌
片7,8の平面図でみてそれぞれ1つの凸壁状(zinnen
foermig)の形状を有している。
【0053】プラスチック体3は型・射出成形部材とし
て構成されていてかつ基板の背面に配置された支持条片
31を有している(特に第2図及び第3図参照)。支持
条片31は、差込みコンタクト4を収容する多数の円筒
状の貫通孔32を備えている。差込みコンタクト4は貫
通孔32の領域に、支持条片内での不動の座着を保証す
る肉厚部を有している(第1図乃至第3図では図示せ
ず)。
【0054】特に第2図及び第3図から明らかなよう
に、基板5に面した支持条片側には、最大幅が基板5の
外寸法に合致する拡大部33が形成されている。拡大部
33の側縁には、基板5の対応する切欠き16,17,
18,19内に係合するように、突起20,21,2
2,23が形成されている。更に拡大部33は締付け部
34,35,36,37を有していて、この締付け部内
には基板5の曲げ舌片12,13,14,15が嵌合係
合する。
【0055】更に支持条片31は2つの固定受容部3
8,39を有している(特に第2図参照)。この場合第
2図では、円筒状の突出開口40,41のみが図示され
ていて、この突出開口は外部のプラグから達する雄ねじ
を備えた固定手段を突出させることができる。
【0056】このために固定受容部38,39は基板5
の貫通孔10,11の後方に、外部のプラグの固定部材
が外部のプラグとプラグ1との間を延びることができる
ように、配置されている。外部のプラグの固定部材にプ
ラグ1を結合するために、固定受容部38,39の領域
で支持条片31内にそれぞれ1つの立方体状の挿入部材
(第1図乃至第3図では図示せず)用のガイド(図示せ
ず)が設けられている。挿入部材は、外部のプラグの固
定部材がねじ込まれる雌ねじを備えた貫通孔を有してい
る。このようにして外部のプラグはプラグ1に不動にし
かも解離可能に結合される。
【0057】更にプラスチック体3は狭幅な外縁の領域
で台形状の輪郭を有するウイング42,43を有してい
て、このウイングは拡大部33から出発して固定舌片
7,8の端部まで延びている。この場合ウイング42,
43は、ほぼろう接突起29,30の脚部領域を越えて
延びないように、構成されていて、この場合更にウイン
グ42,43は、丁度突出開口40,41の周縁にまで
達するようにのみ、高く形成されている。
【0058】固定舌片7,8に面した外面ではウイング
42,43は、それぞれ1つの切欠き26を備えている
(特に第4図参照)。この場合切欠き26は、Z字形の
舌片24のアーム25が切欠き26内に係止されかつ固
定舌片7に対して切欠き26を制限するつば44によっ
て固定的な結合部が得られるように、構成されている。
支持体2を予め製作した状態でプラスチック体3をZ字
形の舌片24の延び方向で支持体2内に押し込むことが
できるようにするために、ウイング42,43はつば4
4の上側の領域で対応する溝45,46を有している
(特に第3図参照)。
【0059】プラスチック体3の上側にはアダプタ・固
定領域47が設けられていて(特に第2図参照)、この
アダプタ・固定領域47は、支持条片31の上縁に成形
されていてかつ拡大部33の外縁からほぼ固定舌片7,
8と同一方向に延びている。この場合、アダプタ・固定
領域47の、プラグ1とは反対側の表面は平らな吸込み
面48として構成されていて、この吸込み面48は、プ
ラグ1が吸込み面48に作用する真空ピペット(Vakuum
pipette)によって掴まれかつ操作されるように、平ら
に構成されている。
【0060】吸込み面48とは反対側の表面には隆起し
た補強リブ49,50,51が成形されている。この場
合補強リブ49,51は、プラスチックから成る被嵌め
構成部材52用のガイドとして用いられる(特に第2図
参照)。被嵌め構成部材52は、アダプタ・固定領域4
7の外部輪郭に対応して形成された被嵌め溝(第2図で
は図示せず)を有している。アダプタ・固定領域47に
被嵌めた状態で被嵌め構成部材52は、その上面側に設
けられた平らでフラットな第2の吸込み面53によっ
て、真空ピペットをプラグ1に作用させるのに使用され
る領域を拡大する。このようにして、重量の嵩む本発明
によるプラグ1を真空ピペットによって処理することが
できる。
【0061】プラスチック体3のウイング42,43の
下側には更に位置決めピン54,55が設けられてい
て、この場合位置決めピン54,55はプラスチック体
3に成形されている。位置決めピン54,55によって
プラグ1は、ろう接突起29,30がろう接接合される
前に、プリント配線板の対応する開口内に差し込まれ
る。
【0062】プリント配線板(第1図乃至第3図では図
示せず)のろう接個所に差込みコンタクト4を接続する
ために、多数のピンコンタクト56が設けられていて、
このピンコンタクト56は、支持条片31内を占める差
込みコンタクト端部から出発して支持条片31の背面に
延びている。ピンコンタクト56は、支持条片31から
導出された後で一度90度だけ折り曲げられるので、ピ
ンコンタクト56の端部はろう接突起29,30の下側
表面と同一方向を向く。それぞれのピンコンタクト56
の端部には接続領域57が設けられていて、この接続領
域57は、プリント配線板にプラグ1を載設した状態で
接続領域57がプリント配線板の表面に対して平行に延
びるように、折り曲げられている。
【0063】プリント配線板(第1図乃至第3図では図
示せず)にプラグ1を載設するために、プラグ1はまず
吸込み面48の領域で真空ピペットによって掴まれかつ
位置決めロボットによってプリント配線板の準備された
接続領域に置かれる。この場合位置決めピン54,55
は、プリント配線板の予め製作された孔内に係合し、こ
の場合位置決め不精度は、位置決めピン54,55のテ
ーパ状に先細に延びる端部がプリント配線板の孔を正規
に探すことによって、補償される。
【0064】従ってろう接突起29,30及びピンコン
タクト56の接続領域57は、既にそれぞれ僅かな量の
ろう材ペーストを設けられているろう材パッドに載着す
る。このように装備されたプリント配線板は、ろう材パ
ッド(Loetpad)に設けられたろう材が流動的になりか
つろう接突起29,30並びに接続領域57が接続され
るまで、炉内で加熱される。次いで、プラグ1を備えた
プリント配線板が冷却されるので、ろう材はろう材ペッ
ツ(Loetpetz)に再び固まる。これによって支持体2と
プリント配線板との間並びにプリント配線板とピンコン
タクト56との間で固定的な接続部が得られる。
【0065】第1図乃至第3図で図示のアングルプラグ
としての本発明によるプラグ1の実施例とは異なって、
本発明によるプラグを直線的なプラグとして構成する変
化実施例も可能である。この場合、ろう接突起は基板と
は反対側の固定舌片端部に設けられる。同じようにピン
コンタクトは折り曲げられるのではなく、直線的に構成
される。この場合これにも拘わらずピンコンタクトは、
プリント配線板におけるろう接個所の領域でプリント配
線板の表面に対して平行に延びる接続領域を有する。
【0066】別の変化実施例では差込みコンタクトはコ
ンタクトばねとしても構成され、これによってブシュ条
片が準備される。
【0067】本発明によるプラグは、プリント配線板に
おけるプラグの機械的な固定並びに電気的なアース引出
しを保証する。この場合、差込みコンタクトを接続する
ために並びに支持体をプリント配線板に固定するため
に、単一の作業ステップを必要にするに過ぎない。プリ
ント配線板にプラグを固定するために、公知のSM・組
立て法及び組立て装置が使用される。
【0068】第5図及び第6図では本発明によるプラグ
101を種々の可視方向でみた斜視図を図示している。
この場合第5図はプラグ101の分解図であり、第6図
は第5図の組み立てられた本発明によるプラグ101の
斜視図である。
【0069】プラグ101は、錫メッキされた鋼薄板か
ら製作された支持体102と、射出成形部材として製作
されたプラスチック体103とに区分されている。プラ
スチック体103内には、多数の差込みコンタクト10
4が配置されている。差込みコンタクト104は、これ
ら図面で図示の実施例ではコンタクトピンとして成形さ
れている。これとは選択的に、別のプラグの対応するコ
ンタクトピンと協働するコンタクトばねをプラスチック
体103内に設けることもできる。
【0070】支持体102は、前面に環状の防護カラー
106を成形された基板105と、基板105から折り
曲げて配置された固定舌片107,108とに区分され
ている。基板105及び防護カラー106は、互いに一
体に構成されている。この場合プラスチック体103は
支持体102内に、差込みコンタクト104が防護カラ
ー106の領域を占めかつ防護カラー106によって外
的作用及び損傷から防護されるように、配置されてい
る。この場合防護カラー106は、平面図でみて“D”
字形に形成されていて、これによって差込みコンタクト
104に被嵌められる外部のプラグの向きが決められ
る。
【0071】外部のプラグを最良に固定するために、防
護カラー106の長辺は、全体として10個の凹部10
9を有している。これとは異なる数の凹部も可能であ
る。凹部109は防護カラー106の内面から突出しか
つ防護カラー106と防護カラー106内に挿入された
外部のプラグ(図示せず)との間の固定的な摩擦力結合
を生ぜしめる。
【0072】防護カラー106内に挿入された外部のプ
ラグの結合ねじを受容するために、基板105は防護カ
ラー106の短辺の左右に貫通孔110,111を有し
ている。この場合貫通孔の後方で固定舌片107,10
8のL字形区分160,161内にはそれぞれ、雄ねじ
を備えた外部のプラグの固定部材がねじ込み可能である
ねじ穴162,163が設けられている。
【0073】ねじ穴162,163内に外部のプラグの
固定部材をねじ込んだ状態では、付加的に本発明による
プラグ101の安定性が高められる。それというのも、
基板105と固定舌片107,108との間で特に固定
的な結合が得られるからである。
【0074】更に基板105は4つの曲げ舌片112,
113,114,115を有していて、この曲げ舌片
は、プラスチック体103を基板105の背面に固持す
るために、プラスチック体103の周りに曲げ込まれて
いる。基板105に対してプラスチック体103の位置
を固定するために、基板105は全体として4つの切欠
き116,117,118,119を有している。切欠
き116,117,118,119は、プラスチック体
103に設けられた対応する突起120,121,12
2,123と協働するので、基板105に対するプラス
チック体103の位置は形状結合により固定される。
【0075】曲げ舌片112,113,114,11
5、切欠き116,117,118,119及び突起1
20,121,122,123の協働に基づき、基板1
05とプラスチック体103との固定的なかつ確実な結
合が保証されるので、防護カラー106の内部輪郭に対
する差込みコンタクト104の位置も一義的に固定され
る。
【0076】支持体102の固定舌片107,108
は、プラグ101の組立て状態で、基板105の短い側
縁からプラグ101の背面に向けて直角に後方に延びて
いる。この場合、各固定舌片107,108は上縁に、
それぞれ2つの保持突起159を有している(特に第7
図で図示)。この場合それぞれ1つの保持突起は、プラ
スチック体103内に設けられた対応する受容孔158
内に係合し、これによってプラスチック体103と固定
舌片107,108との間の摩擦力結合が得られる。
【0077】固定舌片107の下縁127及び固定舌片
108の下縁128には、それぞれ4つの方形のろう接
突起129,130が配置されていて、この場合下縁1
27,128は固定舌片107,108の平面図でみて
それぞれ1つの凸壁状の形状を有している。
【0078】プラスチック体103は、型・射出成形部
材として構成されていてかつ基板105の背面に配置さ
れた支持条片131を有している。支持条片131は、
差込みコンタクト104を収容する多数の円筒状の貫通
孔132を備えている。特に第5図から明らかなよう
に、差込みコンタクト104は貫通孔132の領域に、
支持条片131内での不動の座着を保証する肉厚部16
4を有している。
【0079】基板105に面した支持条片側には、最大
幅が基板105の外寸法に合致する拡大部133が形成
されている。拡大部133の側縁には、基板105の対
応する切欠き116,117,118,119内に係合
するように、突起120,121,122,123が形
成されている。更に拡大部133は締付け部134,1
35,136,137を有していて、この締付け部内に
は基板105の曲げ舌片112,113,114,11
5が嵌合係合する。更に支持条片131は、外部のプラ
グの固定部材を進入させるための貫通孔(図示せず)を
備えている。
【0080】更にプラスチック体103は狭幅な外縁の
領域で、方形の輪郭を有するウイング142,143を
有していて、このウイングは拡大部133から出発して
固定舌片107,108の端部まで延びている。この場
合ウイング142,143は、ほぼろう接突起129,
130の脚部領域を越えて延びないように、構成されて
いる。
【0081】ウイング142,143はそれぞれ、固定
舌片107,108の保持突起159を受容するために
2つの受容孔158を備えている。この場合受容孔15
8は、プラグ101の組立て状態で突出した尖端165
を備えた保持突起159が受容孔158内に摩擦力結合
により係合するように、構成されているので、固定舌片
107,108とプラスチック体103との間で固定的
な結合が得られる。
【0082】プラスチック体103の上側にはアダプタ
・固定領域147が設けられていて、このアダプタ・固
定領域147は、支持条片131の上縁に成形されてい
てかつ拡大部133の外縁からほぼ固定舌片107,1
08と同一方向に延びている。この場合、アダプタ・固
定領域147の、プラグ101とは反対側の表面は、平
らな吸込み面148として構成されていて、この吸込み
面148は、プラグ101が吸込み面148に作用する
真空ピペットによって掴まれかつ操作されるように、平
らに形成されている。
【0083】吸込み面148とは反対側の表面には、隆
起した補強リブが成形されていて、この補強リブは、プ
ラスチックから成る被嵌め構成部材152用のガイドと
して用いられる。被嵌め構成部材152は、アダプタ・
固定領域147の外部輪郭に対応して形成された被嵌め
溝(図示せず)を有している。アダプタ・固定領域14
7に被嵌めた状態では被嵌め構成部材152は、上面側
に設けられた平らでフラットな第2の吸込み面153に
よって、真空ピペットをプラグ101に作用させるのに
使用される領域を拡大する。このようにして、重量の嵩
む本発明によるプラグ101を真空ピペットによって処
理することができる。
【0084】プラスチック体103のウイング142,
143の下側には更に位置決めピン154,155が設
けられていて、この場合位置決めピン154,155は
プラスチック体103に成形されている。位置決めピン
154,155によってプラグ101は、ろう接突起1
29,130がろう接接合される前に、プリント配線板
の対応する開口内に差し込まれる。
【0085】プリント配線板(第5図乃至第7図では図
示せず)のろう接個所に差込みコンタクト104を接続
するために、多数のピンコンタクト156が設けられて
いて、このピンコンタクト156は、支持条片131内
を占める差込みコンタクト端部から出発して支持条片1
31の背面に延びている。ピンコンタクト156は、支
持条片131から導出された後で一度90度だけ折り曲
げられるので、ピンコンタクト156の端部はろう接突
起129,130の下側表面と同一方向を向く。
【0086】それぞれのピンコンタクト156の端部に
は接続領域157が設けられていて、この接続領域15
7は、プリント配線板にプラグ101を載設した状態で
接続領域57がプリント配線板の表面に対して平行に延
びるように、折り曲げられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の可視方向でみた本発明によるプラグの斜
視図。
【図2】別の可視方向でみた第1図の本発明によるプラ
グの別の斜視図。
【図3】第3の可視方向でみた第1図及び第2図の本発
明によるプラグの別の斜視図。
【図4】第1図乃至第3図による本発明によるプラグの
支持条片と基板との間の接続領域の断面図。
【図5】別の本発明によるプラグの分解図。
【図6】第5図の本発明による組み立てられたプラグの
斜視図。
【図7】第5図及び第6図の本発明によるプラグの固定
条片の斜視図。
【符号の説明】
1 プラグ 3,103 プラスチック成形部材 4,104 コンタクトピン 5;105 基板 6,106 防護カラー 7.8;107,108 固定舌片 12,13,14,15;112,113,114,1
15 曲げ舌片 24,124 フック 27,28;127,128 下縁 29,30;129,130 ろう接突起 31,131 支持条片 34,35,36,37;134,135,136,1
37 締付け部 」 47,147 アダプタ・固定領域 53,153 吸込み面 54,55;154,155 位置決めピン 56,156 ピンコンタクト 57,157 接続領域 158 受容開口 159 保持突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストフェ ヴァメーテ ベルギー国 モイレブケ ティールトスト ラート 65

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板に固定可能であるように
    構成された基板(5;105)を有するプラグ、特にサ
    ブ・D・プラグにおいて、基板(5;105)が、少な
    くとも1つのろう接突起(29,30;129,13
    0)を有していて、該ろう接突起は、ろう接突起がSM
    ・ろう接技術でプリント配線板に設けられたろう接個所
    にろう接接合されるように、構成されていることを特徴
    とする、プラグ。
  2. 【請求項2】 多数のろう接突起(29,30;12
    9,130)が設けられている、請求項1記載のプラ
    グ。
  3. 【請求項3】 ろう接突起(29,30;129,13
    0)が、基板(5;105)の少なくとも1つの縁部
    (27,28;127,128)に並べて配置ている、
    請求項2記載のプラグ。
  4. 【請求項4】 前記縁部(27,28;127,12
    8)が、ろう接突起(29,30;129,130)の
    領域に凸壁状の切欠きを有している、請求項3記載のプ
    ラグ。
  5. 【請求項5】 基板(5,105)が、差込み視準平面
    と、差込み視準平面から折り曲げられて配置された固定
    舌片(7,8;107,108)とを有しており、ろう
    接突起(29,30;129,130)が固定舌片
    (7,8;107,108)のそれぞれ1つの縁部(2
    7,28;127,128)に配置されている、請求項
    1から4までのいずれか1項記載のプラグ。
  6. 【請求項6】 基板(5,105)及び固定舌片(7,
    8;107,108)が、一体に構成されている、請求
    項1から5までのいずれか1項記載のプラグ。
  7. 【請求項7】 基板(5,105)及び固定舌片(7,
    8;107,108)が、互いにねじ結合可能であるよ
    うに構成されている、請求項5項記載のプラグ。
  8. 【請求項8】 ろう接突起(29,30;129,13
    0)が、固定舌片(7,8;107,108)のそれぞ
    れ1つの側縁(27,28;127,128)に配置さ
    れている、請求項5から7までのいずれか1項記載のプ
    ラグ。
  9. 【請求項9】 ろう接突起(29,30;129,13
    0)が、固定舌片(7,8;107,108)のそれぞ
    れ1つの後縁に配置されている、請求項5から8までの
    いずれか1項記載のプラグ。
  10. 【請求項10】 ろう接突起(29,30;129,1
    30)が、それぞれろう接突起の接続領域が一ろう接平
    面内に位置するように、配置されている、請求項1から
    9までのいずれか1項記載のプラグ。
  11. 【請求項11】 基板(5,105)に、コンタクトピ
    ン(4;104)及び/又はコンタクトばねを支持する
    ための支持条片(31;131)が設けられており、こ
    の場合コンタクトピン(4;104)もしくはコンタク
    トばねに案内されたピンコンタクト(56;156)が
    設けられていて、該ピンコンタクト(56;156)が
    それぞれ、端部領域(57;157)で折り曲げられて
    構成されている、請求項1から10までのいずれか1項
    記載のプラグ。
  12. 【請求項12】 ピンコンタクト(56;156)の端
    部領域(57;157)及び少なくとも1つのろう接突
    起(29,30;129,130)が、同じろう接平面
    内に配置されている、請求項11記載のプラグ。
  13. 【請求項13】 支持条片(31;131)が、プラス
    チック・成形部材(3;103)として構成されてい
    る、請求項11又は12記載のプラグ。
  14. 【請求項14】 支持条片(31;131)が、基板
    (5;105)に設けられたフック(24;124)と
    協働する切欠き(26;126)を有している、請求項
    11から13までのいずれか1項記載のプラグ。
  15. 【請求項15】 基板(5;105)が曲げ舌片(1
    2,13,1415;112,113,114,11
    5)を有していて、該曲げ舌片は、支持条片(31;1
    31)と基板(5;105)との間で固定的な結合が得
    られるように、支持条片(31;131)の固着領域
    (34,35,36,37;134,135,136,
    137)と協働する、請求項11から14までのいずれ
    か1項記載のプラグ。
  16. 【請求項16】 支持条片(31;131)が、位置決
    め隆起部(54,55;154,155)を有してい
    て、該位置決め隆起部は、プラグをプリント配線板に載
    設した状態でプリント配線板内に設けられた位置決め凹
    部と協働するように、構成されている、請求項11から
    15までのいずれか1項記載のプラグ。
  17. 【請求項17】 支持条片(31;131)が、受容孔
    (158)を有していて、該受容孔は、プラグを取り付
    けた状態で受容孔(158)が固定条片(107,10
    8)に設けられた保持突起(159)と協働するよう
    に、構成されている、請求項11から16までのいずれ
    か1項記載のプラグ。
  18. 【請求項18】 支持条片(31;131)が、少なく
    とも1つのアダプタ面(47,147)を有していて、
    該アダプタ面は、アダプタ面に作用する真空ピペットに
    よってプラグ(1;101)が受容可能であるように、
    構成されている、請求項11から17までのいずれか1
    項記載のプラグ。
  19. 【請求項19】 プラグ(1;101)が、少なくとも
    1つのアダプタ・固定領域(49,51;149,15
    1)を有していて、該アダプタ・固定領域が、アダプタ
    ・固定領域(49,51;149,151)に固定され
    た被嵌め部材(53,153)を備えており、該被嵌め
    部材(53,153)が、アダプタ面を有していて、該
    アダプタ面は、アダプタ面に作用する真空ピペットによ
    ってプラグ(1;101)が受容可能であるように、構
    成されている、請求項11から18までのいずれか1項
    記載のプラグ。
  20. 【請求項20】 プラグ(1;101)が、プリント配
    線板に載設された非固定状態で安定的であるように、構
    成されている、請求項1から19までのいずれか1項記
    載のプラグ。
  21. 【請求項21】 基板(5;105)が、支持条片(3
    1,131)の領域に、基板(5;105)に一体に形
    成された防護カラー(6;106)を有している、請求
    項1から20までのいずれか1項記載のプラグ。
  22. 【請求項22】 プリント配線板に固定可能であるよう
    に構成された基板(5)を有するプラグ、特にサブ・D
    ・プラグであって、前記基板(5)が、差込み視準平面
    と、差込み視準平面から折り曲げられて配置された固定
    舌片(7,8)とを有している形式のものにおいて、基
    板(5)と固定舌片(7,8)とが一体に構成されてい
    ることを特徴とする、プラグ。
  23. 【請求項23】 基板(5)に、コンタクトピン(4)
    及び/又はコンタクトばねを支持するための支持条片
    (31)が設けられており、この場合コンタクトピン
    (4)もしくはコンタクトばねに案内されたピンコンタ
    クト(56)が設けられている、請求項22記載のプラ
    グ。
  24. 【請求項24】 支持条片(31)が、プラスチック・
    成形部材(3)として構成されている、請求項23記載
    のプラグ。
  25. 【請求項25】 支持条片(31)が、基板(5)に設
    けられたフック(24)と協働する切欠き(26)を有
    している、請求項23又は24記載のプラグ。
  26. 【請求項26】 基板(5)が曲げ舌片(12,13,
    14,15)を有していて、該曲げ舌片は、支持条片
    (31)と基板(5)との間で固定的な結合が得られる
    ように、支持条片(31)の固着領域(34,35,3
    6,37)と協働する、請求項23から25までのいず
    れか1項記載のプラグ。
  27. 【請求項27】 支持条片(31)が、位置決め隆起部
    (54,55)を有していて、該位置決め隆起部は、プ
    ラグをプリント配線板に載設した状態でプリント配線板
    内に設けられた位置決め凹部と協働するように、構成さ
    れている、請求項23から26までのいずれか1項記載
    のプラグ。
  28. 【請求項28】 支持条片(31)が、少なくとも1つ
    のアダプタ面(47)を有していて、該アダプタ面は、
    アダプタ面に作用する真空ピペットによってプラグ
    (1)が受容可能であるように、構成されている、請求
    項23から27までのいずれか1項記載のプラグ。
  29. 【請求項29】 プラグ(1)が、少なくとも1つのア
    ダプタ・固定領域(49,51)を有していて、該アダ
    プタ・固定領域が、アダプタ・固定領域(49,51)
    に固定された被嵌め部材(53)を備えており、該被嵌
    め部材(53)が、アダプタ面(53)を有していて、
    該アダプタ面は、アダプタ面に作用する真空ピペットに
    よってプラグ(1)が受容可能であるように、構成され
    ている、請求項23から28までのいずれか1項記載の
    プラグ。
  30. 【請求項30】 プラグ(1)が、プリント配線板に載
    設された非固定状態で安定的であるように、構成されて
    いる、請求項22から29までのいずれか1項記載のプ
    ラグ。
  31. 【請求項31】 基板(5)が、支持条片(31)の領
    域に、基板(5)に一体に形成された防護カラー(6)
    を有している、請求項22から30までのいずれか1項
    記載のプラグ。
  32. 【請求項32】 プリント配線板に固定可能であるよう
    に構成された基板(105)を有するプラグ、特にサブ
    ・D・プラグであって、前記基板(105)が、差込み
    視準平面と、差込み視準平面から折り曲げられて配置さ
    れた固定舌片(107,108)とを有している形式の
    ものにおいて、基板(105)及び固定舌片(107,
    108)が、互いにねじ結合可能であるように、構成さ
    れていることを特徴とする、プラグ。
  33. 【請求項33】 基板(105)に、コンタクトピン
    (104)及び/又はコンタクトばねを支持するための
    支持条片(131)が設けられており、この場合コンタ
    クトピン(104)もしくはコンタクトばねに案内され
    たピンコンタクト(156)が設けられている、請求項
    32記載のプラグ。
  34. 【請求項34】 支持条片(131)が、プラスチック
    ・成形部材(103)として構成されている、請求項3
    3記載のプラグ。
  35. 【請求項35】 支持条片(131)が、基板(10
    5)に設けられたフック(124)と協働する切欠き
    (126)を有している、、請求項32から34までの
    いずれか1項記載のプラグ。
  36. 【請求項36】 基板(15)が曲げ舌片(112,1
    13,114,115)を有していて、該曲げ舌片は、
    支持条片(131)と基板(105)との間で固定的な
    結合が得られるように、支持条片(131)の固着領域
    (134,135,136,137)と協働する、請求
    項32から35までのいずれか1項記載のプラグ。
  37. 【請求項37】 支持条片(131)が、位置決め隆起
    部(154,155)を有していて、該位置決め隆起部
    は、プラグをプリント配線板に載設した状態でプリント
    配線板内に設けられた位置決め凹部と協働するように、
    構成されている、請求項32から36までのいずれか1
    項記載のプラグ。
  38. 【請求項38】 支持条片(131)が、受容孔(15
    8)を有していて、該受容孔は、プラグを取り付けた状
    態で受容孔(158)が固定条片(107,108)に
    設けられた保持突起(159)と協働するように、構成
    されている、請求項32から37までのいずれか1項記
    載のプラグ。
  39. 【請求項39】 支持条片(131)が、少なくとも1
    つのアダプタ面(147)を有していて、該アダプタ面
    は、アダプタ面に作用する真空ピペットによってプラグ
    (101)が受容可能であるように、構成されている、
    請求項32から38までのいずれか1項記載のプラグ。
  40. 【請求項40】 プラグ(101)が、少なくとも1つ
    のアダプタ・固定領域(149,151)を有してい
    て、該アダプタ・固定領域が、アダプタ・固定領域(1
    49,151)に固定された被嵌め部材(153)を備
    えており、該被嵌め部材(153)が、アダプタ面(1
    52)を有していて、該アダプタ面は、アダプタ面に作
    用する真空ピペットによってプラグ(101)が受容可
    能であるように、構成されている、請求項32から39
    までのいずれか1項記載のプラグ。
  41. 【請求項41】 プラグ(101)が、プリント配線板
    に載設された非固定状態で安定的であるように、構成さ
    れている、請求項32から40までのいずれか1項記載
    のプラグ。
  42. 【請求項42】 基板(5;105)が、支持条片(3
    1;131)の領域に、基板(5;105)に一体に形
    成された防護カラー(6;106)を有している、請求
    項32から41までのいずれか1項記載のプラグ。
  43. 【請求項43】 プリント配線板を有する電気的な装置
    において、装置が、請求項1から42までのいずれか1
    項記載の形式の、プリント配線板に設けられた少なくと
    も1つのプラグを有しており、プリント配線板に、ろう
    接突起がほぼ突き合わせて固定的にろう接されるろう接
    個所が設けられていることを特徴とする、電気的な装
    置。
  44. 【請求項44】 電気的な装置の自動的な製造において
    使用されるブリスタベルトにおいて、ブリスタベルト
    が、請求項1から42までのいずれか1項記載の形式の
    プラグを有していることを特徴とする、ブリスタベル
    ト。
  45. 【請求項45】 プリント配線板にプラグを組立てるた
    めの方法において、次のステップが行われる、即ち、 プリント配線板にプラグ(1;101)を位置決めし、
    これによりろう接突起(29,30;129,130)
    を対応するろう接個所に位置させ、 ろう接突起(29,30;129,130)及び/又は
    ろう接個所を加熱し、 加熱されたろう接突起(29,30;129,130)
    及び/又は加熱されたろう接個所を冷却する、ステップ
    が行われることを特徴とする、プリント配線板に請求項
    1から21までのいずれか1項記載の形式のプラグを組
    立てるための方法。
  46. 【請求項46】 プラグの位置決めステップを、ピック
    ・アンド・プレース法で実施する、請求項45記載の方
    法。
  47. 【請求項47】 プラグの位置決めステップの前に、真
    空ピペットによる吸い込みによりプラグ固持ステップを
    行う、請求項46記載の方法。
  48. 【請求項48】 プラグを製作するための方法におい
    て、次のステップが行われる、即ち、 薄板裁断片から、防護カラー開口、基板及び少なくとも
    1つの固定舌片を備えた基板ブランクを打ち抜き、この
    際基板ブランクの打ち抜きステップにおいて基板領域に
    少なくとも1つのろう接突起を設け、 防護カラー開口の領域で防護カラーを深絞り加工し、 単数又は複数の固定舌片を折り曲げ、 基板の領域でプラスチックから成る支持条片を取り付け
    かつ固着する、ステップを行うことを特徴とする、請求
    項1から31までのいずれか1項記載の形式のプラグを
    製作するための方法。
  49. 【請求項49】 支持条片の取付け及び固着の前に、支
    持条片製作ステップが次のように行われる、即ち、 コンタクトピン及び/又はコンタクトばね用の開口を有
    する支持条片を成形し、 前記開口内にコンタクトピン及び/又はコンタクトばね
    を取り付け、この際コンタクトピン及び/又はコンタク
    トばねがろう接個所に接続するためにピンコンタクトを
    備え、 それぞれ支持条片の領域及び/又はピンコンタクトの接
    続領域でピンコンタクトを折り曲げる、ステップを行
    う、請求項27記載の方法。
  50. 【請求項50】 プラグを製作するための方法におい
    て、次のステップが行われる、即ち、 防護カラー開口及び基板を備えた基板ブランクを打ち抜
    き、 薄板裁断片から、少なくとも1つの固定舌片を打ち抜
    き、この際固定舌片の打ち抜きステップの際に、固定舌
    片側縁領域に少なくとも1つのろう接突起を設け、 防護カラー開口の領域で防護カラーを深絞り加工し、 単数又は複数の固定舌片をプラスチックから成る支持条
    片内に差し込み、 基板の領域で支持条片を固着する、ステップを行うこと
    を特徴とする、請求項32から42までのいずれか1項
    記載の形式のプラグを製作するための方法。
  51. 【請求項51】 支持条片の取付け及び固着の前に、支
    持条片製作ステップが次のように行われる、即ち、 コンタクトピン及び/又はコンタクトばね用の開口を有
    する支持条片を成形し、 前記開口内にコンタクトピン及び/又はコンタクトばね
    を取り付け、この際コンタクトピン及び/又はコンタク
    トばねがろう接個所に接続するためにピンコンタクトを
    備え、 それぞれ支持条片の領域及び/又はピンコンタクトの接
    続領域でピンコンタクトを折り曲げる、ステップを行
    う、請求項50記載の方法。
JP10115293A 1997-04-25 1998-04-24 Smd・技術のサブ・d・プラグ Withdrawn JPH10302912A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19717626.7 1997-04-25
DE19717626 1997-04-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10302912A true JPH10302912A (ja) 1998-11-13

Family

ID=7827803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10115293A Withdrawn JPH10302912A (ja) 1997-04-25 1998-04-24 Smd・技術のサブ・d・プラグ

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0874421B1 (ja)
JP (1) JPH10302912A (ja)
AT (1) ATE365387T1 (ja)
DE (1) DE59814036D1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107102250A (zh) * 2016-02-22 2017-08-29 杰冯科技有限公司 开尔文接触件组件及其安装方法

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10158384A1 (de) * 2001-11-28 2003-06-18 Hirschmann Electronics Gmbh Stecker
DE202005008923U1 (de) 2005-06-07 2005-08-18 Siemens Ag Kontaktvorrichtung zur Belastungsminimierung mechanisch beanspruchter SMT-Lötstellen
DE102005048827A1 (de) * 2005-10-12 2007-04-19 Dr. Johannes Heidenhain Gmbh Elektrisches Kupplungsteil
DE102011107768B4 (de) 2011-07-15 2015-04-09 Erni Production Gmbh & Co. Kg Stecker und Verfahren zu seiner Herstellung
DE202011103356U1 (de) 2011-07-15 2011-10-28 Erni Electronics Gmbh Stecker
BE1025487B1 (de) * 2017-08-21 2019-03-27 Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg Elektrischer steckverbinder zur ausbildung eines leiterplattensteckverbinders an einer leiterplatte
JP2022018327A (ja) 2020-07-15 2022-01-27 ホシデン株式会社 コネクタ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5186654A (en) * 1992-03-11 1993-02-16 Molex Incorporated Retention system for electrical connectors on printed circuit boards
US5507657A (en) * 1994-09-23 1996-04-16 Molex Incorporated Electrical connector cover
US5630730A (en) * 1994-10-14 1997-05-20 Molex Incorporated Electrical connector for surface mounting to a printed circuit board

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107102250A (zh) * 2016-02-22 2017-08-29 杰冯科技有限公司 开尔文接触件组件及其安装方法

Also Published As

Publication number Publication date
ATE365387T1 (de) 2007-07-15
EP0874421B1 (de) 2007-06-20
DE59814036D1 (de) 2007-08-02
EP0874421A1 (de) 1998-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0810697A2 (en) Connector for a circuit board
US6648681B2 (en) Connector with retainer members attachable to panel from either front or back wall face thereof and method of attaching the connector to the panel
JPH10302912A (ja) Smd・技術のサブ・d・プラグ
US6371776B1 (en) Electrical connector with vacuum placement cover
EP0840402A2 (en) Connector
US20050124228A1 (en) Circuit board connector
US6716060B2 (en) Electrical connector with solder plate and pegs for PC board mounting
JPH06124740A (ja) プリント配線板用コネクタ
JPH08288025A (ja) 回路基板用電気コネクタ
JPH071577U (ja) コネクタ枠の合体係止装置
JPH10255930A (ja) 電気コネクタ
US5279508A (en) Shifting connection device
JPH0727577Y2 (ja) 電気接触子要素
JPH0530385Y2 (ja)
JP3022400B2 (ja) 表示灯用表面実装部品
US6050851A (en) Electric connector
JP2523557Y2 (ja) プリント基板用コネクタ
JPH0141176Y2 (ja)
JPH0722487U (ja) コネクタソケット
JP2525774Y2 (ja) 雌型電気コネクタ
JPH0349432Y2 (ja)
JPH0514481Y2 (ja)
JPH0620299Y2 (ja) 導電接続装置
EP0886348A2 (en) Electric connector
JPH0335595A (ja) プリント配線板の固定具

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705