JPH0545678Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0545678Y2 JPH0545678Y2 JP1987167254U JP16725487U JPH0545678Y2 JP H0545678 Y2 JPH0545678 Y2 JP H0545678Y2 JP 1987167254 U JP1987167254 U JP 1987167254U JP 16725487 U JP16725487 U JP 16725487U JP H0545678 Y2 JPH0545678 Y2 JP H0545678Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- segments
- slope
- segment
- assembled
- side edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この考案は、シールドセグメント、特に千鳥状
に配置するようにしたセグメントに関するもので
ある。
に配置するようにしたセグメントに関するもので
ある。
「従来の技術、考案が解決せんとする問題点」
従来のシールドセグメントは第12図に示すよ
うに、円弧型のセグメントA,Bを複数枚リング
方向に建込んで、天端部の間隙にクサビ型のセグ
メントCを内側から嵌合することにより一リング
を組立てるため、形状の異なる複数のセグメント
A,B,Cが必要となり、しかも連続掘進が困難
であると共に、各セグメントの接合部に継手を設
けることが不可欠である。
うに、円弧型のセグメントA,Bを複数枚リング
方向に建込んで、天端部の間隙にクサビ型のセグ
メントCを内側から嵌合することにより一リング
を組立てるため、形状の異なる複数のセグメント
A,B,Cが必要となり、しかも連続掘進が困難
であると共に、各セグメントの接合部に継手を設
けることが不可欠である。
「問題点を解決するための手段」
この考案は前記従来の課題を解決するために、
外面が凸型で内面が四角形の円弧板で、平行な前
後面1a,1bに直交状をなす内面側の側縁1c
から側面外方に斜め上り勾配に傾斜する前側斜面
1dと、前記前側斜面1dと逆方向に同一傾斜角
αをもつて前記内面側の側縁1cから傾斜する後
側斜面1eとを有する凹凸状の段差部を円弧板の
両側に設けてなるシールドセグメントを提案する
ものである。
外面が凸型で内面が四角形の円弧板で、平行な前
後面1a,1bに直交状をなす内面側の側縁1c
から側面外方に斜め上り勾配に傾斜する前側斜面
1dと、前記前側斜面1dと逆方向に同一傾斜角
αをもつて前記内面側の側縁1cから傾斜する後
側斜面1eとを有する凹凸状の段差部を円弧板の
両側に設けてなるシールドセグメントを提案する
ものである。
「作用」
同一形状のセグメントを用いて継手を要するこ
となく互いに両側の段差部を噛み合せながら千鳥
状に組立てる。
となく互いに両側の段差部を噛み合せながら千鳥
状に組立てる。
そして、一個置きに位置を前後して交互に組合
せた各前側のセグメントにジヤツキ反力を交互に
とつて、掘進を連続しながらセグメントをトンネ
ル軸方向に押し込むことにより連続的に組立て
る。
せた各前側のセグメントにジヤツキ反力を交互に
とつて、掘進を連続しながらセグメントをトンネ
ル軸方向に押し込むことにより連続的に組立て
る。
「実施例」
以下この考案を図面に示す実施例について説明
すると、セグメント1は第1〜6図に示すように
外面が凸型で内面が四角形のコンクリート円弧板
で、その平行な前後面1a,1bに直交状をなす
内面側の側縁1cから側面外方に斜め上り勾配に
傾斜する前側斜面1dと、この前側斜面1dと逆
方向に同一傾斜角αをもつて内面側の側縁から傾
斜する後側斜面1eとを有する凹凸状の段差部が
両側に設けられ、突部をなす前側斜面1dと凹部
をなす後側斜面1eは共にその前後巾を同一巾に
形成されている。
すると、セグメント1は第1〜6図に示すように
外面が凸型で内面が四角形のコンクリート円弧板
で、その平行な前後面1a,1bに直交状をなす
内面側の側縁1cから側面外方に斜め上り勾配に
傾斜する前側斜面1dと、この前側斜面1dと逆
方向に同一傾斜角αをもつて内面側の側縁から傾
斜する後側斜面1eとを有する凹凸状の段差部が
両側に設けられ、突部をなす前側斜面1dと凹部
をなす後側斜面1eは共にその前後巾を同一巾に
形成されている。
このセグメント1を用いてシールドトンネルを
施工する際には、第8,9図に示すように先ず最
初の1リングは、セグメント1をリング方向に1
個置きにその前後巾の半分だけ前後に位置をずら
して千鳥状に配置し、後側に位置するセグメント
1の前側斜面1dを前側に位置するセグメント1
の後側斜面1eに接合して、交互に位置を前後さ
せてセグメント1を複数組合せたリングを組立て
(第7図)、その内周を支保工に支持する。
施工する際には、第8,9図に示すように先ず最
初の1リングは、セグメント1をリング方向に1
個置きにその前後巾の半分だけ前後に位置をずら
して千鳥状に配置し、後側に位置するセグメント
1の前側斜面1dを前側に位置するセグメント1
の後側斜面1eに接合して、交互に位置を前後さ
せてセグメント1を複数組合せたリングを組立て
(第7図)、その内周を支保工に支持する。
この状態で第10図に示すように、一個置きに
前側に位置する各セグメント1に反力をとつてジ
ヤツキ2によりシールドマシン3を推進し、その
推進後又は途中において前側に位置する隣接セグ
メント1,1の前側斜面1d,1d間に次段のセ
グメント1の後部を嵌合し、その後側斜面1eを
前記前側斜面1dに接合した状態で支保工に支持
する。
前側に位置する各セグメント1に反力をとつてジ
ヤツキ2によりシールドマシン3を推進し、その
推進後又は途中において前側に位置する隣接セグ
メント1,1の前側斜面1d,1d間に次段のセ
グメント1の後部を嵌合し、その後側斜面1eを
前記前側斜面1dに接合した状態で支保工に支持
する。
このようにしてシールドマシン3を所定長推進
した後、第11図に示すように新たに前側に位置
した各一個置きのセグメント1に反力をとつてジ
ヤツキ2によりシールドマシン3を推進し、前記
同様に推進後又は途中においてこの前側のセグメ
ント1,1間に更に次段のセグメント1を嵌合
し、順次シールドマシン3を連続的に推進しなが
ら同様の工程を連続する。
した後、第11図に示すように新たに前側に位置
した各一個置きのセグメント1に反力をとつてジ
ヤツキ2によりシールドマシン3を推進し、前記
同様に推進後又は途中においてこの前側のセグメ
ント1,1間に更に次段のセグメント1を嵌合
し、順次シールドマシン3を連続的に推進しなが
ら同様の工程を連続する。
このようにして構築されたトンネル内周面に
は、各セグメント1の四角形内面が千鳥状に表出
し、恰かも四角形のセグメントを組立てたと同様
な意匠的外観を呈する。
は、各セグメント1の四角形内面が千鳥状に表出
し、恰かも四角形のセグメントを組立てたと同様
な意匠的外観を呈する。
「考案の効果」
以上の通りこの考案によれば、同一形状のセグ
メントを用いて継手を要することなく互いに両側
の段差部を噛み合せながら千鳥状に組立てること
ができ、しかも一個置きに位置を前後して交互に
組合せた各前側のセグメントにジヤツキ反力を交
互にとつて、掘進を連続しながらセグメントをト
ンネル軸方向に押し込むことにより連続的に組立
てることができ、掘進能率を向上することができ
る。
メントを用いて継手を要することなく互いに両側
の段差部を噛み合せながら千鳥状に組立てること
ができ、しかも一個置きに位置を前後して交互に
組合せた各前側のセグメントにジヤツキ反力を交
互にとつて、掘進を連続しながらセグメントをト
ンネル軸方向に押し込むことにより連続的に組立
てることができ、掘進能率を向上することができ
る。
また、このセグメントにより構築されたトンネ
ル内周面には、各セグメントの四角形内面が千鳥
状に表出し、恰かも四角形のセグメントを組立て
たと同様な外観を呈し、意匠的にも体裁よく仕上
げることができる。
ル内周面には、各セグメントの四角形内面が千鳥
状に表出し、恰かも四角形のセグメントを組立て
たと同様な外観を呈し、意匠的にも体裁よく仕上
げることができる。
第1図はこの考案のセグメントの斜視図、第2
図は同平面図、第3図は同底面図、第4図は同背
面図、第5図は同正面図、第6図は同側面図、第
7図はこの考案のセグメントの組立状態を示す正
面図、第8図は同外周側から見た組立展開図、第
9図は同内周側から見た組立展開図、第10図及
び第11図はシールド推進施工の工程を示す底面
図、第12図は従来のシールドトンネルの正面図
である。 1……セグメント、1a……前面、1b……後
面、1c……内面側の側縁、1d……前側斜面、
1e……後側斜面、2……ジヤツキ、3……シー
ルドマシン。
図は同平面図、第3図は同底面図、第4図は同背
面図、第5図は同正面図、第6図は同側面図、第
7図はこの考案のセグメントの組立状態を示す正
面図、第8図は同外周側から見た組立展開図、第
9図は同内周側から見た組立展開図、第10図及
び第11図はシールド推進施工の工程を示す底面
図、第12図は従来のシールドトンネルの正面図
である。 1……セグメント、1a……前面、1b……後
面、1c……内面側の側縁、1d……前側斜面、
1e……後側斜面、2……ジヤツキ、3……シー
ルドマシン。
Claims (1)
- 外面が凸型で内面が四角形の円弧板で、平行な
前後面に直交状をなす内面側の側縁から側面外方
に斜め上り勾配に傾斜する前側斜面と、前記前側
斜面と逆方向に同一傾斜角をもつて前記内面側の
側縁から傾斜する後側斜面とを有する凹凸状の段
差部を円弧板の両側に設けてなることを特徴とす
るシールドセグメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987167254U JPH0545678Y2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987167254U JPH0545678Y2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0175198U JPH0175198U (ja) | 1989-05-22 |
JPH0545678Y2 true JPH0545678Y2 (ja) | 1993-11-24 |
Family
ID=31455381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987167254U Expired - Lifetime JPH0545678Y2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0545678Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641800A (en) * | 1979-09-12 | 1981-04-18 | Mitsubishi Electric Corp | Automatic voltage regulator for generator |
-
1987
- 1987-10-31 JP JP1987167254U patent/JPH0545678Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641800A (en) * | 1979-09-12 | 1981-04-18 | Mitsubishi Electric Corp | Automatic voltage regulator for generator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0175198U (ja) | 1989-05-22 |
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