JPH026120Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH026120Y2 JPH026120Y2 JP1982095697U JP9569782U JPH026120Y2 JP H026120 Y2 JPH026120 Y2 JP H026120Y2 JP 1982095697 U JP1982095697 U JP 1982095697U JP 9569782 U JP9569782 U JP 9569782U JP H026120 Y2 JPH026120 Y2 JP H026120Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front plate
- outer surfaces
- plate portion
- earth
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 13
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 claims description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 239000011083 cement mortar Substances 0.000 description 2
- 229910001294 Reinforcing steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は水路及び道路新設、宅地造成時等に使
用される石積形式の土留用コンクリートブロツク
に関するものである。
用される石積形式の土留用コンクリートブロツク
に関するものである。
従来の、この種コンクリートブロツクは何れも
平板状のもので、(注、背面の凹陥部或は突条部
と凹条部及び正面の模様形凹凸は除外して。)又
縦筋を用いる式のものにおいては、単に鉄筋挿入
用孔が上下方向に形成されただけのものであつ
た。
平板状のもので、(注、背面の凹陥部或は突条部
と凹条部及び正面の模様形凹凸は除外して。)又
縦筋を用いる式のものにおいては、単に鉄筋挿入
用孔が上下方向に形成されただけのものであつ
た。
しかし、このような従来のものでは、法面が急
の場合(例えば15〜20℃等の)安定性に欠けて強
固に構築し難く、従つて場合によつては法面を必
要以上に(例えば水路等が必要とする有効容積以
上に)緩るくしなければならないことがあり、た
めに必然的に余分の空間部が生じて好ましくな
く、又鉄筋を上部より挿入する際或は最下部ブロ
ツクに配設した鉄筋に多数の上部ブロツクの鉄筋
挿入用孔を通すのにも手数を要し、その分だけ工
費高となる等の不都合が存したものであつた。
の場合(例えば15〜20℃等の)安定性に欠けて強
固に構築し難く、従つて場合によつては法面を必
要以上に(例えば水路等が必要とする有効容積以
上に)緩るくしなければならないことがあり、た
めに必然的に余分の空間部が生じて好ましくな
く、又鉄筋を上部より挿入する際或は最下部ブロ
ツクに配設した鉄筋に多数の上部ブロツクの鉄筋
挿入用孔を通すのにも手数を要し、その分だけ工
費高となる等の不都合が存したものであつた。
本考案は叙上の点に着目して開発されたもの
で、即ち本考案の目的は、前板部と一体に左右側
板部と座板部を設けたことにより15゜程度の法面
においても安定且つ強固に構築し得る土留用コン
クリートブロツクを提供するにある。
で、即ち本考案の目的は、前板部と一体に左右側
板部と座板部を設けたことにより15゜程度の法面
においても安定且つ強固に構築し得る土留用コン
クリートブロツクを提供するにある。
更に本考案の他の目的は、鉄筋の挿入が容易で
作業性の良い土留用コンクリートブロツクを提供
するにある。
作業性の良い土留用コンクリートブロツクを提供
するにある。
次に、上記の目的を達成し得る本考案の実施例
を、添付図面について詳細に説明する。
を、添付図面について詳細に説明する。
第1〜6図においてaは斜状をなす前板部1
と、同じく斜状をなす左右側板部2及び水平をな
す座板部3より成るブロツク体を示し、前板部1
及び左右側板部2は座板部3の前部より所望角度
の下に後方へ傾斜され、且つこれ等がコンクリー
トにより一体に構成されている。(注、図面は2
体のブロツク体aが、衝接された状態が現わされ
ているが、作業時における衝合はセメントモルタ
ルで結合される。) 11は前板部1の表面に形成された環状縁、1
2は環状縁11の内側なる凹陥部、21,21は
左右側板部2の外側面において上下方向に形成さ
れた半円弧状溝を示し、該半円弧状溝21の後部
における左右側板部2の後端部22の外側面間の
巾は前端部の外側面間の巾より若干小さく形成さ
れている。(第2図参照)又座板部3は後方に向
つて狭小するテーパー状に形成されている。
と、同じく斜状をなす左右側板部2及び水平をな
す座板部3より成るブロツク体を示し、前板部1
及び左右側板部2は座板部3の前部より所望角度
の下に後方へ傾斜され、且つこれ等がコンクリー
トにより一体に構成されている。(注、図面は2
体のブロツク体aが、衝接された状態が現わされ
ているが、作業時における衝合はセメントモルタ
ルで結合される。) 11は前板部1の表面に形成された環状縁、1
2は環状縁11の内側なる凹陥部、21,21は
左右側板部2の外側面において上下方向に形成さ
れた半円弧状溝を示し、該半円弧状溝21の後部
における左右側板部2の後端部22の外側面間の
巾は前端部の外側面間の巾より若干小さく形成さ
れている。(第2図参照)又座板部3は後方に向
つて狭小するテーパー状に形成されている。
叙上の構成において、第7〜8図の如く所望数
のブロツク体aをセメントモルタルを用いながら
左右方向に並設すると共に、同じくセメントモル
タルを用いながら積重すれば、横方向に隣接する
各ブロツク体aの左右側板部2の後端部22の外
側面間に形成される縦開口0m及び該縦開口0mに
連通するほぼ円形の縦孔が、最上段から最下段の
ブロツクに亘り直線状に連続して形成される。次
いで鉄筋rを縦開口0mを通して縦孔内に挿入し、
次いで連続した縦開口0mをパネルで閉塞し、斯
くした後に上部より前記縦孔内にコンクリートを
打込み、凝固後にパネルを取外して構築を終了す
るものである。
のブロツク体aをセメントモルタルを用いながら
左右方向に並設すると共に、同じくセメントモル
タルを用いながら積重すれば、横方向に隣接する
各ブロツク体aの左右側板部2の後端部22の外
側面間に形成される縦開口0m及び該縦開口0mに
連通するほぼ円形の縦孔が、最上段から最下段の
ブロツクに亘り直線状に連続して形成される。次
いで鉄筋rを縦開口0mを通して縦孔内に挿入し、
次いで連続した縦開口0mをパネルで閉塞し、斯
くした後に上部より前記縦孔内にコンクリートを
打込み、凝固後にパネルを取外して構築を終了す
るものである。
以上、本考案の一実施例について説明したが、
本考案はこれに限定されず、次の如く設計変更す
ることもある。
本考案はこれに限定されず、次の如く設計変更す
ることもある。
() 第9図の如く、前板部1に2つの環状縁
11と2つの凹陥部12を形成し、左右側板部
2の中間に縦開口0mを鉄筋挿入用縦孔23a
を有する突体23を設けると共に2枚の座板部
3を設けて成るブロツク体aとすることもあ
り、即ち斯く構成することにより前記第一実施
例よりも大形で強固のものを得られる。
11と2つの凹陥部12を形成し、左右側板部
2の中間に縦開口0mを鉄筋挿入用縦孔23a
を有する突体23を設けると共に2枚の座板部
3を設けて成るブロツク体aとすることもあ
り、即ち斯く構成することにより前記第一実施
例よりも大形で強固のものを得られる。
() 前板部1に3つ以上の環状縁11と、3
つ以上の凹陥部12を形成し、左右側板部2の
間に2つ以上の縦開口0mと鉄筋挿入用縦孔2
3aを有する突体23を設けると共に3枚以上
の座板部3を設けて成るブロツク体aとするこ
ともあり、即ち斯く構成することにより湾曲の
ない長い平坦部に適し得る。
つ以上の凹陥部12を形成し、左右側板部2の
間に2つ以上の縦開口0mと鉄筋挿入用縦孔2
3aを有する突体23を設けると共に3枚以上
の座板部3を設けて成るブロツク体aとするこ
ともあり、即ち斯く構成することにより湾曲の
ない長い平坦部に適し得る。
本考案は上記したように前板部1と一体に左右
側板部2と座板部3を設けたことにより15゜程度
の法面においても安定且つ強固に構築し得られ、
又鉄筋の挿入が容易であることにより作業性が良
く、それだけ工事費を低減し得る等の効果を有す
るものである。
側板部2と座板部3を設けたことにより15゜程度
の法面においても安定且つ強固に構築し得られ、
又鉄筋の挿入が容易であることにより作業性が良
く、それだけ工事費を低減し得る等の効果を有す
るものである。
第1図は本考案に係る土留用コンクリートブロ
ツクの一実施例を示す正面図、第2図は同上平面
図、第3図は側面図、第4図は第1図の−線
断面図、第5図は背面図、第6図は底面図、第7
図は構築状態の正面図、第8図は同上側面図、第
9図は他の実施例の平面図である。 a……ブロツク体、21……半円弧状溝、0m
……縦開口、22……後端部、1……前板部、2
3……突体、11……環状縁、23a……鉄筋挿
入用縦孔、12……凹陥部、3……座板部、2…
…左右側板部。
ツクの一実施例を示す正面図、第2図は同上平面
図、第3図は側面図、第4図は第1図の−線
断面図、第5図は背面図、第6図は底面図、第7
図は構築状態の正面図、第8図は同上側面図、第
9図は他の実施例の平面図である。 a……ブロツク体、21……半円弧状溝、0m
……縦開口、22……後端部、1……前板部、2
3……突体、11……環状縁、23a……鉄筋挿
入用縦孔、12……凹陥部、3……座板部、2…
…左右側板部。
Claims (1)
- 後方に斜状をなす前板部と、該前板部と、珪の
左右端より後方に直交して形成され後端面が前記
前板部と平行に形成される左右側板部と、前記前
板部の下端より後方に形成された水平な底板部と
から成り、前記左右側板部の外側面に前記前板部
と平行に斜状をなす半円弧状溝を貫設して石積型
式の土留用コンクリートブロツクを構成し、横方
向に土留用コンクリートブロツクを配列して前記
左右側板部の端面相互を当接したときに、相隣る
前記半円弧状溝によつて、鉄筋を支えるコンクリ
ートを流し込む縦孔を形成すると共に、前記左右
側板部の半円弧状溝より後方である後端部の外側
面相互間に前記鉄筋を挿入可能な縦開口が形成さ
れるように、前記後端部外側面間の幅寸法を、前
記側板端面の半円弧状溝より前方である前端部外
側面間の幅寸法より小さく形成したことを特徴と
する石積型式の土留用コンクリートブロツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9569782U JPS591755U (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 土留用コンクリ−トブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9569782U JPS591755U (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 土留用コンクリ−トブロツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS591755U JPS591755U (ja) | 1984-01-07 |
JPH026120Y2 true JPH026120Y2 (ja) | 1990-02-14 |
Family
ID=30228412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9569782U Granted JPS591755U (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 土留用コンクリ−トブロツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591755U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4920950U (ja) * | 1972-05-22 | 1974-02-22 | ||
JPS5270445A (en) * | 1975-12-10 | 1977-06-11 | Toshiba Corp | Digital timer for electronic oven |
-
1982
- 1982-06-28 JP JP9569782U patent/JPS591755U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4920950U (ja) * | 1972-05-22 | 1974-02-22 | ||
JPS5270445A (en) * | 1975-12-10 | 1977-06-11 | Toshiba Corp | Digital timer for electronic oven |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS591755U (ja) | 1984-01-07 |
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