JP4129210B2 - レンガ、コンクリートブロック等のレンガ類組積み構造とこれに使用するレンガ、コンクリートブロック等のレンガ類および係合ピン。 - Google Patents
レンガ、コンクリートブロック等のレンガ類組積み構造とこれに使用するレンガ、コンクリートブロック等のレンガ類および係合ピン。 Download PDFInfo
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Description
なお、図2において、大径の3個の貫通孔は補強筋を挿通するためのものである。
この実施例において、レンガ2は、その長辺は210mm、短辺100mm、厚さ60mmに形成され、前記溝部Lの寸法は、10mm×10mm×60mmとなっている。
なお、各レンガ2の横方向の隣接箇所には図4に示すように、凸状部2bにより目地部Lが自然に形成されるが、このままの状態を保持しても良いが、好みあるいは必要に応じて各種の目地部材を設置してもよい。
また、上下方向にいて隣接する各レンガ2の対向面には、図5に示すように係合ピン3のスペーサプレート3aにより所定寸法の間隙Kが形成される。この間隙Kは、この実施例ではスペーサプレート3aとしての円盤の厚さ10mmとなる。この程度の間隙であると、スペーサプレート3aは外部から見えないからこのままにしても差し支えないが、前述の目地部Lと同様に所望の目地部材を使用して間隙Kを閉塞してもよいことはもちろんである。
なお、以上の実施例ではレンガによる組積みの例を示したが、コンクリートブロック等においても格別異なることはない。
1−b 同上の正面図である。
2 レンガ
3 係合ピン
3a スペーサプレート
3b 本体部
L 溝部
M 目地部
Claims (6)
- 表面と裏面に形成された孔部といずれかの側端面に形成された凸状部を有するレンガ、コンクリートブロック等のレンガ類を組積みしてなり、前記孔部には係合ピンを挿入して隣接するレンガ類の対向する面を連結固定するとともに互いに隣接するレンガ類の側端面間には前記凸状部が介在して目地部を形成するようにし、前記係合ピンはレンガ類の対向する面の間に介装されるスペーサプレートとこのスペーサプレートの表面および裏面に突出し、この突出部を前記孔部に挿入してレンガ類相互を連結する通直なピン本体とで構成するとともに、前記スペーサプレートは硬質ゴムの円盤で構成し、この円盤に挿通されるその表面および裏面に突出し、この突出部を前記孔部に挿入してレンガ類相互を連結する通直なピン本体は金属材で構成したことを特徴とするようにしたレンガ、コンクリートブロック等のレンガ類組積み構造。
- 請求項1のレンガ類組積み構造において、レンガ類側端面における前記凸状部は平面に形成するとともに凸状部の上面および下面はそれぞれレンガ類の表面および裏面と連続面に形成され、さらに凸状部の前面および後面はそれぞれレンガ類の前面および後面から所定寸法だけ後退して形成したことを特徴とするレンガ、コンクリートブロック等のレンガ類組積み構造。
- 請求1または2いずれかのレンガ類組積み構造において、前記ピン本体と前記孔部との固定は弾性接着剤によることを特徴とするレンガ、コンクリートブロック等のレンガ類組積み構造。
- 請求項1記載のレンガ、コンクリートブロック等のレンガ類組積み構造に使用する係合ピンであって、この係合ピンはレンガ類の対向する面の間に介装されるスペーサプレートとこのスペーサプレートの表面および裏面に突出し、この突出部を前記孔部に挿入してレンガ類相互を連結する通直なピン本体とで構成するとともに、前記スペーサプレートは硬質ゴムの円盤で構成し、この円盤に挿通されるその表面および裏面に突出し、この突出部を前記孔部に挿入してレンガ類相互を連結する通直なピン本体は金属材で構成したことを特徴とする係合ピン。
- 請求項2記載のレンガ、コンクリートブロック等のレンガ類組積み構造に使用する係合ピンであって、この係合ピンはレンガ類の対向する面の間に介装されるスペーサプレートとこのスペーサプレートの表面および裏面に突出し、この突出部を前記孔部に挿入してレンガ類相互を連結する通直なピン本体とで構成するとともに、前記スペーサプレートは硬質ゴムの円盤で構成し、この円盤に挿通されるその表面および裏面に突出し、この突出部を前記孔部に挿入してレンガ類相互を連結する通直なピン本体は金属材で構成したことを特徴とする係合ピン。
- 請求項3記載のレンガ、コンクリートブロック等のレンガ類組積み構造に使用する係合ピンであって、この係合ピンはレンガ類の対向する面の間に介装されるスペーサプレートとこのスペーサプレートの表面および裏面に突出し、この突出部を前記孔部に挿入してレンガ類相互を連結する通直なピン本体とで構成するとともに、前記スペーサプレートは硬質ゴムの円盤で構成し、この円盤に挿通されるその表面および裏面に突出し、この突出部を前記孔部に挿入してレンガ類相互を連結する通直なピン本体は金属材で構成したことを特徴とする係合ピン。
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