JP7049692B2 - 組積材の施工方法 - Google Patents

組積材の施工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7049692B2
JP7049692B2 JP2020072775A JP2020072775A JP7049692B2 JP 7049692 B2 JP7049692 B2 JP 7049692B2 JP 2020072775 A JP2020072775 A JP 2020072775A JP 2020072775 A JP2020072775 A JP 2020072775A JP 7049692 B2 JP7049692 B2 JP 7049692B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vertical
masonry
mortar
concrete block
joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020072775A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021169717A (ja
Inventor
直人 浅岡
多賀志 服部
Original Assignee
株式会社ユニソン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ユニソン filed Critical 株式会社ユニソン
Priority to JP2020072775A priority Critical patent/JP7049692B2/ja
Publication of JP2021169717A publication Critical patent/JP2021169717A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7049692B2 publication Critical patent/JP7049692B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

本発明は、積材の施工方法に関する。
煉瓦やコンクリートブロック、石などの素材で成形された直方体状の組積材を複数用いて組積するとともに組積材の各々を目地モルタルのみによって互いに連結することにより塀を施工する方法がある。
建築基準法施行令では、こうした組積造の施工に際して、組積材の目地部(接合部)全体にモルタルを塗布することが規定されている。
そこで、従来、上記施行令に沿った組積材を組積するために、組積材の目地部(接合部)の縦方向に縦目地となる縦目地モルタルを塗布し、また横方向に横目地となる横目地モルタルを塗布しながら組積材を組積する施工方法がある(特許文献1(段落0034、図3)、特許文献2(第2頁左下欄2から5行目))。
特開2014-129682号公報 特開昭56-85040号公報
ところが、上述した従来の施工方法においては、組積材の側面縦方向に縦目地モルタルを塗布する必要があることから、施工に手間を有するといった問題や、縦目地モルタルが塗布された組積材の位置合わせが難しいため施工品質にばらつきが生じやすいといった問題がある。
そこで、本発明の目的は、施工が容易となるとともに、施工品質のばらつきを小さくすることのできる組積材の施工方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1は、一段下の組積材に対して幅方向の位置をずらして組積材を組積する破れ積みによる組積造の施工に用いられる組積材であって、前記組積材の幅方向の両端面には上下方向に沿って形成された端部縦空洞部を有し、前記組積材の前記幅方向のいずれかには上下方向に沿って形成された中間縦空洞部を有し、前記組積材を用いて前記破れ積みによる複数段の組積造を形成した場合に、所定段における組積材の中間縦空洞部と前記組積材の直下において隣り合う前記組積材同士の端部縦空洞部によって形成される縦空洞部とが鉛直方向に位置し、かつ前記所定段において隣り合う組積材同士の端部縦空洞部によって形成される縦空洞部と前記隣り合う組積材の直下における組積材の中間縦空洞部とが鉛直方向に位置する。
この組積材によれば、幅方向の両端面には上下方向に沿って形成された端部縦空洞部を有し、幅方向のいずれかには上下方向に沿って形成された中間縦空洞部を有する。そして組積材を用いて破れ積みによる複数段の組積造を形成した場合に、上下の組積材の縦空洞部と中間縦空洞部とがそれぞれ鉛直方向に位置する。このため、縦空洞部(縦目地部)に充填した縦目地モルタルと中間縦空洞部に充填したモルタルにより上下の組積材同士を連結することができる。
請求項2は、複数の組積材を組積するとともに前記組積材の各々を目地モルタルのみによって互いに連結することにより塀を施工する方法であって、前記組積材は、前記組積材の幅方向の両端面に上下方向に沿って形成された端部縦空洞部を有するものであり、前記組積材を組積する組積工程と、前記幅方向において互いに隣り合う前記組積材同士の前記端部縦空洞部によって形成される縦空洞部に対して上方から縦目地モルタルを充填することで縦目地を形成する縦目地形成工程と、を備える。
この方法によれば、組積材を組積し、幅方向において互いに隣り合う組積材同士の端部縦空洞部によって形成される縦空洞部(縦目地部)に対して上方から縦目地モルタルを充填することで縦目地を形成する。このため、組積材を組積するに先立ち、組積材の側面に縦目地モルタルを塗布しなくて済む。また、組積材を組積した後に、縦空洞部(縦目地部)に縦目地モルタルを充填することで、組積材の位置合わせを精度よく行うことができる。したがって、施工が容易となるとともに、施工品質のばらつきを少なくすることができる。
請求項3は、前記組積材は、前記幅方向の中央に上下方向に沿って形成され、モルタルを充填可能な中間縦空洞部を有するものであり、前記組積工程においては、組積されている一段下の前記組積材に対して前記幅方向の位置をずらして前記組積材を組積し、前記中間縦空洞部に上方からモルタルを充填することにより、当該モルタルを前記一段下の前記縦空洞部に充填されている前記縦目地モルタルと連結する連結工程を備える。
この方法によれば、組積されている一段下の組積材に対して幅方向の位置をずらせて組積する破れ積みを行う際に、中間縦空洞部に上方からモルタルを充填することにより、同モルタルを一段下の縦空洞部(縦目地部)に充填されている縦目地モルタルと連結する。これにより、積層されている一段下の組積材に対して組積材を一体化させることができる。
本発明によれば、施工が容易となるとともに、施工品質のばらつきを小さくすることのできる組積材の施工方法を提供することができる。
図1aはコンクリートブロックの平面図、図1bは同右端面図、図1cは同正面図。 コンクリートブロックの斜視図。 施工方法の説明図。 図4a、図4bは施工方法の説明図、図4cはその平面図。 図5aは施工方法の説明図、図5bはその平面図。 図6aは施工方法の説明図、図6bはその平面図。
以下、本発明を具体化した組積体としてのコンクリートブロック1及びコンクリートブロック1を用いた施工方法の一実施形態を図1~図6にしたがって説明する。
図1に、本実施形態のコンクリートブロック1の平面図(図1a)、右端面図(図1b)、正面図(図1c)を、また図2にコンクリートブロック1の斜視図を示す。なお、コンクリートブロック1の底面図、左端面図、背面図は、それぞれ平面図、右端面図、正面図と同一のため、図示を省略する。すなわち、本実施形態のコンクリートブロック1は幅、厚さ、縦の各方向にそれぞれ対称形状である。
図1及び図2に示すように、コンクリートブロック1は、コンクリートを材料とした一体成形品であり、全体として略直方体形状をなしている。本実施形態のコンクリートブロック1の大きさの一例を示すと、幅は240mm、厚さは130mmm、縦は60mmである。なお、コンクリートブロック1の幅、厚さ、縦とはそれぞれ図1、図2に図示した方向における長さをいう。
コンクリートブロック1はその幅方向の両端面2に端部縦空洞部3を有する。端部縦空洞部3は、コンクリートブロック1の端面2に縦方向(上下方向)に貫通して形成されており、平面視で半長円状をなす凹部である。端部縦空洞部3は、コンクリートブロック1の各端面2に厚さ方向において各10mmの長さを有する平面である両端部4を除いた中央寄りに110mmの長さにわたって形成されており、その深さ(幅方向の長さ)は15mmである。
各コンクリートブロック1の両端面2は端部縦空洞部3を有するため、複数のコンクリートブロック1を幅方向に突き合わせて並べた場合には、隣り合うコンクリートブロック1の対向する端面2の端部4同士が当接する。この対向する端部4同士が当接すると、隣り合うコンクリートブロック1の対向する端部縦空洞部3同士が接合されて、縦方向に直交する方向が閉塞された縦空洞部5(図4c参照)が形成され、この縦空洞部5は縦目地部となる。
また、コンクリートブロック1は、幅方向の中央に中間縦空洞部6を有する。中間縦空洞部6は、コンクリートブロック1の縦方向(上下方向)に貫通して形成されており、平面視で略矩形状をなす。この中間縦空洞部6はコンクリートブロック1の厚さ方向において100mmの長さを有し、幅方向に30mmの長さを有する。
次に、上記実施形態のコンクリートブロック1を用いたコンクリートブロック塀(以下、単に「塀」という)の施工方法について説明する。
なお、塀は土台となるコンクリート基礎の上に形成されるが、コンクリート基礎はすでに形成されていることを前提として、このコンクリート基礎の上にコンクリートブロック1を組積して塀を形成する施工方法について説明する。
図3に示すように、まず、コンクリート基礎の上面に対して横方向に横目地モルタルを塗布して横目地7を形成する。
続けて、図4aに示すように、横目地7の上に第1段目となる複数のコンクリートブロック1をその端面2の両端部4同士を当接させて順に組積する。これにより、互いに隣り合うコンクリートブロック1間には対向する端部縦空洞部3同士が接合された縦空洞部5が形成される。
そして、図4bに示すように、第1段目となる複数のコンクリートブロック1を組積し終えた後に、隣り合うコンクリートブロック1間に形成された縦空洞部5に縦目地モルタルを、また各コンクリートブロック1の中間縦空洞部6にモルタルを、それぞれ上方から充填する。なお、縦空洞部5に充填する縦目地モルタルと中間縦空洞部6に充填するモルタルとは同じ材料である。
そうすると、図4cに示すように、縦空洞部5に充填された縦目地モルタルにより縦目地8が形成されて、この縦目地8により隣り合うコンクリートブロック1同士が連結される。なお、図4cではコンクリート基礎の図示を略している(図5b、図6bも同様)。
続けて、図5aに示すように、第1段目のコンクリートブロック1の上面に対して横方向に横目地モルタルを塗布して横目地7を形成し、その上に第2段目となる複数のコンクリートブロック1をその端面2の両端部4同士を当接させて順に組積する。この場合、第2段目となるコンクリートブロック1は、その下に位置する第1段目のコンクリートブロック1に対して幅方向にコンクリートブロック1の0.5個分、上記一例として挙げた数値でいえば幅方向に120mmずらせて位置させる破れ積みとする。
これにより、図5aに示すように、第1段目のコンクリートブロック1により形成される縦空洞部5の鉛直上方に第2段目のコンクリートブロック1の中間縦空洞部6が位置し、第1段目のコンクリートブロック1の中間縦空洞部6の鉛直上方に第2段目のコンクリートブロック1により形成される縦空洞部5が位置することとなる。
そして、第2段目となる複数のコンクリートブロック1を組積し終えた後に、互いに隣り合うコンクリートブロック1間に形成された縦空洞部5に縦目地モルタルを、また各コンクリートブロック1の中間縦空洞部6にモルタルを、それぞれ上方から充填する。
これにより、図5bに示すように、縦空洞部5に充填した縦目地モルタルによって縦目地8が形成されて、この縦目地8により第2段目の隣り合うコンクリートブロック1同士が連結される。また、第1段目のコンクリートブロック1により形成される縦空洞部5に充填された縦目地モルタルと第2段目のコンクリートブロック1の中間縦空洞部6に充填されたモルタルとが横目地7を介して鉛直方向に連結される。同様に、第1段目のコンクリートブロック1の中間縦空洞部6に充填されたモルタルと第2段目のコンクリートブロック1により形成される縦空洞部5に充填された縦目地モルタルとが横目地7を介して鉛直方向に連結される。このため、第1段目の複数のコンクリートブロック1と第2段目の複数のコンクリートブロック1とが一体化される。
さらに、図6aに示すように、第2段目の複数のコンクリートブロック1の上面に対して横方向に横目地モルタルを塗布して横目地7を形成し、その上に第3段目となる複数のコンクリートブロック1をこれまで同様にその端面2の両端部4同士を当接させて組積する。この場合も、第3段目となるコンクリートブロック1は、その下に位置する第2段目のコンクリートブロック1に対して幅方向に0.5個分ずらせて位置させる破れ積みを行う。
その後に互いに隣り合うコンクリートブロック1間に形成された縦空洞部5に縦目地モルタルを、また各コンクリートブロック1の中間縦空洞部6にモルタルを、それぞれ上方から充填する。
これにより、図6bに示すように、縦空洞部5に充填した縦目地モルタルによって縦目地8が形成されて第3段目の隣り合うコンクリートブロック1同士が連結される。また、第2段目のコンクリートブロック1により形成される縦空洞部5に充填された縦目地モルタルと第3段目のコンクリートブロック1の中間縦空洞部6に充填されたモルタルとが横目地7を介して鉛直方向に連結される。同様に、第2段目のコンクリートブロック1の中間縦空洞部6に充填されたモルタルと第3段目のコンクリートブロック1により形成される縦空洞部5に充填された縦目地モルタルとが横目地7を介して鉛直方向に連結される。このため、第2段目の複数のコンクリートブロック1と第3段目の複数のコンクリートブロック1とが一体化される。
そして、第3段目の複数のコンクリートブロック1の上面に対して横方向に横目地モルタルを塗布して横目地7を形成し、第4段目となる複数のコンクリートブロック1をこれまで同様に第3段目のコンクリートブロック1に対して幅方向に0.5個分ずらせて組積する。
第4段目のコンクリートブロック1の縦空洞部5に縦目地モルタルを、また中間縦空洞部6にモルタルを、それぞれ上方から充填すれば、縦目地モルタルにより縦目地8が形成されて第4段目の隣り合うコンクリートブロック1同士が連結される。そして、第3段目のコンクリートブロック1により形成される縦空洞部5に充填された縦目地モルタルと第4段目のコンクリートブロック1の中間縦空洞部6に充填されたモルタルとが横目地7を介して鉛直方向に連結される。また、第3段目のコンクリートブロック1の中間縦空洞部6に充填されたモルタルと第4段目のコンクリートブロック1により形成される縦空洞部5に充填された縦目地モルタルとが横目地7を介して鉛直方向に連結される。このため、第3段目の複数のコンクリートブロック1と第4段目の複数のコンクリートブロック1とが一体化される。
このように、コンクリートブロック1の組積を必要な高さになるまで繰り返すことにより、鉛直方向に連結された塀が完成する。なお、コンクリートブロック1の破れ積みを行うと、塀の両端はコンクリートブロック1が幅方向に0.5個分ずれた凹凸状となるため、上記実施形態のコンクリートブロック1を幅方向に2分割したハーフブロックを製造しておき、これを塀の端部のうち凹となる位置に組積すれば塀の両端はまっすぐとなる。
上記実施形態のコンクリートブロック1及びコンクリートブロック1を用いた塀の施工方法によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態のコンクリートブロック1にはその幅方向の両端面2に縦方向(上下方向)に貫通して形成された端部縦空洞部3を有する。コンクリートブロック1を組積する場合、互いに隣り合うコンクリートブロック1同士の端面2間には対向する端部縦空洞部3同士が接合された縦空洞部5が形成される。このため、この縦空洞部5に縦目地モルタルを充填することにより縦目地8を形成することができ、端面2に縦方向に縦目地モルタルを塗布する必要がなくなって施工が容易となる。
また、コンクリートブロック1の組積後に端部縦空洞部3同士により形成された縦空洞部5に縦目地モルタルを充填して縦目地8を形成している。このため、コンクリートブロック1を組積する段階ではその側面に縦方向に縦目地モルタルを塗布する必要がなく、コンクリートブロック1を組積する際の位置合わせが容易となって施工品質のばらつきを小さくすることができる。
(2)上記実施形態のコンクリートブロック1は、幅方向の中央にコンクリートブロック1の縦方向(上下方向)に貫通して形成された中間縦空洞部6を有する。このため、コンクリートブロック1を下段のコンクリートブロック1に対して幅方向に0.5個分ずらして組積する破れ積みを行った場合に、所定段のコンクリートブロック1の中間縦空洞部6がその上又は下段のコンクリートブロック1間の縦空洞部5と鉛直方向に連続した位置となる。そして、鉛直方向に位置する縦空洞部5と中間縦空洞部6とを、縦目地モルタル及びモルタルによって連結することができる。これにより、下段の複数のコンクリートブロック1とその上段の複数のコンクリートブロック1とを一体化することができる。
(3)上記実施形態のコンクリートブロック1は、幅、厚さ、縦の各方向に対称形状であるため、コンクリートブロック1を組積する際に向き等を考慮することなく使用することができる。
上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 上記実施形態では組積材の一例としてコンクリートブロック1を挙げたが、コンクリートに限らず、セメント、煉瓦等でもよい。
○ 上記実施形態のコンクリートブロック1は、幅方向の中央に一つの中間縦空洞部を形成しているが、幅方向に間隔が均等となる複数(例えば二つ)の中間縦空洞部を形成してもよい。この場合、下段のコンクリートブロックに対して積層する上段のコンクリートブロックは幅方向にコンクリートブロックの1/3個分ずらせるとよい。
○ 上記実施形態のコンクリートブロック1は、幅方向の両端面に端部縦空洞部を有するが、いずれか一方の端面にのみ端部縦空洞部を有する端部用コンクリートブロックを併用してもよい。端部用コンクリートブロックを使用すると、端部に位置するコンクリートブロックの露出端面に端部縦空洞部がなく外見がすっきりする。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(a)幅、厚さ、縦の各方向に対称形状である組積材。これにより組積する際に向き等を考慮することなく使用することができる。
(b)縦方向の長さよりも厚さ方向の長さが長い組積材。一段あたりの縦が低く設定されているため、多数段を組積しても安定性がよい。
1・・・コンクリートブロック
2・・・端面
3・・・端部縦空洞部
5・・・縦空洞部(縦目地部)
6・・・中間縦空洞部
7・・・横目地
8・・・縦目地

Claims (2)

  1. 複数の組積材を組積するとともに前記組積材の各々を目地モルタルのみによって互いに連結することにより塀を施工する方法であって、
    前記組積材は、上下面が平坦面となっており、前記組積材の幅方向の両端面に上下方向に沿って形成された端部縦空洞部を有するものであり、
    横目地モルタルにより横目地を形成し、同横目地上に、前記組積材の幅方向の両端面ともに縦目地モルタルを塗布せずに端部同士を当接させて前記幅方向に前記組積材を組積する組積工程と、
    前記幅方向において互いに隣り合う前記組積材同士の前記端部縦空洞部によって形成される縦空洞部に対して上方から縦目地モルタルを充填することで縦目地を形成する縦目地形成工程と、を備える、
    組積材の施工方法。
  2. 前記組積材は、前記幅方向の中央に上下方向に沿って形成され、モルタルを充填可能な中間縦空洞部を有するものであり、
    前記組積工程においては、組積されている一段下の前記組積材に対して前記幅方向の位置をずらして前記組積材を組積し、
    前記中間縦空洞部に上方からモルタルを充填することにより、当該モルタルを前記一段下の前記縦空洞部に充填されている前記縦目地モルタルと連結する連結工程を備える、
    請求項に記載の組積材の施工方法。
JP2020072775A 2020-04-15 2020-04-15 組積材の施工方法 Active JP7049692B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020072775A JP7049692B2 (ja) 2020-04-15 2020-04-15 組積材の施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020072775A JP7049692B2 (ja) 2020-04-15 2020-04-15 組積材の施工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021169717A JP2021169717A (ja) 2021-10-28
JP7049692B2 true JP7049692B2 (ja) 2022-04-07

Family

ID=78119477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020072775A Active JP7049692B2 (ja) 2020-04-15 2020-04-15 組積材の施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7049692B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004027527A (ja) 2002-06-21 2004-01-29 Tomusu:Kk ブロック体の組積構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5348316A (en) * 1976-10-14 1978-05-01 Akira Kishida Construction method of concrete block and its concrete block
JPH0654037B2 (ja) * 1990-03-26 1994-07-20 北海道農材工業株式会社 建築用ブロック,ブロック壁体及びその構築法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004027527A (ja) 2002-06-21 2004-01-29 Tomusu:Kk ブロック体の組積構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021169717A (ja) 2021-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8171693B2 (en) Interlocking masonry blocks
US20070151191A1 (en) Interlocking mortarless structural concrete block building system
US20060150559A1 (en) Two piece interlocking block system
US3461631A (en) Complementary modules and structures therefrom
WO2006012230A2 (en) Interlocking blocks for construction
JP7049692B2 (ja) 組積材の施工方法
US20180363296A1 (en) Components for Masonry Construction
JP6382263B2 (ja) コンクリートブロック
JP7040828B1 (ja) 耐震性切欠きレンガ
JP2008509302A (ja) 石造建築用ブロック
JP3768896B2 (ja) 建築用ブロック
JP2002013226A (ja) ブロック体
CN210947297U (zh) L型剪力墙模块及剪力墙
CN210947296U (zh) T型剪力墙模块及剪力墙
JPH1181522A (ja) 構築用ブロック
JP3144183U (ja) コンクリートブロック塀基礎立ち上がり部用コンクリート型枠
KR20190115571A (ko) 건축물의 내벽 건축을 위한 조립식 인터락킹 건축 블록
JP3235385U (ja) 目地形成具
JP2003176583A (ja) 組積用ブロックおよびその製造方法ならびに組積方法
JP2000144974A (ja) 煉瓦の積み上げ方法とスペーサ目地部材
JP4129210B2 (ja) レンガ、コンクリートブロック等のレンガ類組積み構造とこれに使用するレンガ、コンクリートブロック等のレンガ類および係合ピン。
US20060005500A1 (en) Mortar less brick wall construction
CN211690904U (zh) 一种建筑内隔墙体
JPH0421929Y2 (ja)
JP3134512U (ja) コンクリートブロック並びにブロック積み構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7049692

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150