JPH054558Y2 - - Google Patents

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JPH054558Y2
JPH054558Y2 JP1986126097U JP12609786U JPH054558Y2 JP H054558 Y2 JPH054558 Y2 JP H054558Y2 JP 1986126097 U JP1986126097 U JP 1986126097U JP 12609786 U JP12609786 U JP 12609786U JP H054558 Y2 JPH054558 Y2 JP H054558Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は建設用に固定する据付け形の梯子とか
一般家庭等で使用する移動可能で持運びの出来る
梯子に使用し、且つこれら梯子の製造並びに販売
業界に利用される堅牢で安全な梯子に係る。
(従来の技術) 従来建設用とか一般家庭等で使用されている梯
子は図面第10図及び第11図に示すように、断
面角筒状で左右一対の支柱27,28を形成し、
該支柱27,28の内壁面29に踏棧30用の孔
31や切欠き等を間隔を隔てて穿設して、その孔
31等へ踏棧30を挿嵌し該踏棧30の端部を支
柱27,28の外壁面32内側に当接して、この
外壁面32に貫通したネジ33,34を前記踏棧
30のビスホールへ螺合して一体に取付け、他の
踏棧も前記と同様に結合して所定の梯子A′を形
成したものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかし前記従来の梯子A′は踏棧30の端部を
断面角筒状の支柱27,28にあけた孔31へ差
し通して、該端部を支柱27,28の外壁面32
へ一体にネジ33,34止めしたもので、特に踏
棧30は前記孔31の孔端に支持されるに過ぎな
いので、踏棧の強固な支持並びに取付けを得るこ
とは出来なく、更に踏棧30をネジ33,34止
めしたとき前記支柱27,28の外壁面32が平
面な為、この外壁面32のネジ33,34締め強
度は弱く、然も踏棧30の端面支持も不確実であ
るし、又ネジ頭35が突出するので、昇降時この
突出するネジ頭35によつて支柱27,28を掴
んだ手を負傷したり、誤つて作業員の衣服を引つ
掛けたりする事故があつて危険性を伴う問題点を
有するものであつた。
本考案は前記した従来の問題点を解消するため
になされたもので、梯子を形成する長尺状の支柱
を踏棧の踏棧添縁を有する凹条部の踏棧挿嵌孔へ
差し込み、該踏棧添縁により踏棧を支持させて前
記支柱へ一体的にネジ止めし、踏棧の強固な取付
けと、ネジ頭の突出に起因する衣服等の引つ掛か
りを皆無とした安全重視を図つた梯子の提供を目
的としたものである。
ロ 考案の構成 (問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本考案の梯子にお
いては、左右一対の支柱に踏桟を間隔を隔てて取
付けてなる梯子に於て、支柱は中空状で両側壁中
央に対称配設される凹条部を一体形成し、該凹条
部は凹条支壁と凹条支壁両側に踏桟の長手方向に
沿つて延設する踏棧添縁を設け、且つ支柱の一方
凹条部に間隔を隔てて踏棧挿嵌孔をあけこれに踏
棧を嵌挿し、該踏棧に形成したビスホールに他側
壁の他方凹条部より差し通したネジを螺合緊締し
て踏棧を固定したものである。
(作用) 本考案による梯子を組立てこれを使用する場合
は、例えば実施例に示すように据付け形の梯子A
に於て、先ず左右の支柱1,2に於ける一方の側
壁4に踏棧挿嵌孔16を定間隔を隔てて開けてか
ら、この踏棧挿嵌孔16の踏棧10の端部を挿し
込みながらその端部を支柱1,2の他方側壁5の
凹条支壁9へ当接してから、この他方側壁5を貫
通したネジ17,18を踏棧10に形成したビス
ホール12,13,14,15へ螺子込んで、前
記踏棧10を支柱1,2へ一体的に取付けるもの
であ、このとき踏棧10は前記踏棧添縁8,8に
支持させて使用時に於ける上下・左右方向の荷重
を受け、踏棧10支持強化を図るもので、引続き
他の踏棧10も前記と同様に支柱1,2へ取付け
て夫々一体的にネジ止めして、所定の上梯子aを
形成するもので、引続き下梯子bも所定に形成し
てから、上下両梯子a,bを連結して一連の据付
け形の梯子Aを形成する。
この梯子Aの使用に際しては通常の持ち運び出
来る梯子と同様に、対設物へ立て掛けた持ち運び
できる梯子の支柱1,2を掴んでそのまま踏棧1
0へ足を掛けて昇降するものにも使用出来るもの
である。
(実施例) 次に本考案に係る梯子の実施例を図面第1図乃
至第8図に基づいて説明する。
図中1及び2は梯子Aの上梯子aを構成する左
右一対の支柱で、断面略長方形の中空基材を略逆
しの字形に加工して、上部に手摺り部をなす弧状
部3を形成したものを使用し、且つ前記断面長方
形に於ける後記踏棧と直交する方向の寸法を幅広
としその両側壁4,5中央に凹条部6,7を形成
し、該凹条部6に踏棧の長手方向に沿つて踏棧添
縁8,8を、他方の凹条部5に凹条支壁9を長手
方向に延設してある。
尚前記凹条部6,7の凹み幅は踏棧幅に合致す
る寸法としてある。
10は左右の支柱1,2間に間隔を隔てて取付
ける踏棧で、第4図に示す様に断面縦角筒状の押
出し型材を使用し、且つ上面に滑止め用の凹凸条
11を又内部角部には複数のビスホール12,1
3,14,15を夫々長手方向に沿つて形成して
ある。
この踏棧10の止着に際しては、支柱1,2の
一方凹条部6,6に間隔を隔てて開けた踏棧挿嵌
孔16へ踏棧10の端部を嵌挿し、該踏棧10に
形成したビスホール12,13,14,15に支
柱1,2の他側壁5,5より差し通したネジ1
7,18を螺合緊締して、踏棧10を前記踏棧添
縁8,8にて支持した状態で固定する。
又第1図及び第2図の梯子Aには単数又は複数
の下梯子bを、前記上梯子aに下方へ連設する。
19は上梯子aと下梯子bとを連結したジヨイ
ント部材で、長方形の板材や中空材を使用しこれ
を上下両梯子a,bの支柱1,2の突き合わせ部
に内装し夫々へ一体的にネジ20止め連継し、一
連の梯子Aを形成する。
21は形成した一連の梯子Aを附設する建設物
で、建築物を構成する躯体壁イと屋上部等を構成
する天部ロとよりなる。
22,22は梯子Aを建設物21へ取付ける支
持部材で、梯子Aの中間部と、上梯子aに於ける
弧状部3の端部とを止めるが、形状は平面略L字
形として、前記躯体壁イ及び天部ロへの当接部2
3に気密材24を挾み、支持部材22,22止着
用ネジ25のねじ込みに起因する雨水等の建設物
21内部への浸透防止を図る。
26,26は梯子Aに於ける下梯子b等の支柱
の端部を嵌着した水抜き孔を穿設したキヤツプで
ある。
以上この実施例による梯子Aを組立てて使用す
る場合は、上梯子aを形成する支柱1,2の一方
側壁4,4の凹条部6,6に踏棧挿嵌孔16,1
6を間隔を隔てて開けてから、この踏棧挿嵌孔1
6,16へ踏棧10の端部を差し込み、これを支
柱1,2の踏棧添縁8,8へ沿つて支持させた
後、踏棧10のビスホール12,13,14,1
5へ支柱1,2の他方側壁5,5より差し通した
ネジ17,18を螺合させて、踏棧10を支柱
1,2へ止着し引続き他の踏棧も同様に支柱1,
2へ取付けて、梯子Aを組立て、更にこの梯子A
に支持部材22,22を取付けてから、梯子Aを
建設物21の躯体壁イへ対応させて上梯子aの弧
状部3を天部ロより突出させた状態で固定するも
の、又は持ち運び出来る梯子を形成するもので、
昇降に際しては通常の梯子と同様に踏棧10に足
を掛け又各支柱1,2を掴んで昇降するものであ
る。
尚本考案に係る支柱は図面第5図から第9図に
示すように、両側壁6,7の形状を同一としてこ
れを対設する場合もあり、この左右同一形状の支
柱を使用することにより、左右何れの支柱にも兼
用することが出来て、製作上極めて経済的で、製
作が容易となるものである。
更に支柱の断面形状を第5図のように中空状で
角筒部を三つ形成して角筒を区画し踏棧添縁8,
8間を幅広として支柱強度を高めた形状のもの、
或いは第6図及び第8図に示すように中間部を細
くした断面略エ形状のもの、或いは第6図に示す
様に凹条部6,6より踏棧10の板厚分を付加し
た稍広い踏棧挿嵌孔16,16として踏棧10の
支持強度を図り、他方の凹条部6の踏棧添縁8,
8に踏棧10の内側壁を支持したもの、 又第7図のように断面長方形で中間に踏棧添縁
8,8を対応させて突設したもの、更に第9図の
ように断面楕円形に形成したものを使用する場合
もある。
又本考案の踏棧9は各図面に示すように角筒状
のものを使用するが、この角筒状とすることによ
り、踏棧の回動をなくしたこの回動に起因する足
の踏み外しを防止する。
ハ 考案の効果 本考案の梯子は、左右一対の支柱に踏棧を間隔
を隔てて取付けてなる梯子に於て、支柱は中空状
で両側壁中央に対称配設される凹条部を一体形成
し、該凹条部は凹条支壁と凹条支壁両側に踏棧の
長手方向に沿つて延設する踏棧添縁を設け、且つ
支柱の一方凹条部に間隔を隔てて踏棧挿嵌孔をあ
けこれに踏棧を嵌挿し、該踏棧に形成したビスホ
ールに他側壁の他方凹条部より差し通したネジを
螺合緊締して踏棧を固定した構成であるから、支
柱に差し込んだ踏棧は踏棧挿嵌孔の孔端に支持さ
れると共に同時に踏棧添縁にも支持されるので、
踏棧の上下・左右のがたつきがない支持と支柱へ
の確実な取り付けとが相俟つて堅牢で強固な取付
け状態を得ることができて安全性が高いと共に踏
棧を固定するネジの頭部は他側壁の他方凹条部に
位置するので、支柱からのネジ頭の突出をなくし
て昇降時等に於てネジ頭への作業衣の破損、指等
の損傷を防止できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本考案に係る梯子の実施例を示す
一部を縦断した側面図、第2図は仝上正面図、第
3図は第2図に示す−線の一部を切欠いた拡
大横断面図、第4図は仝上踏棧の断面図、第5図
乃至第9図は支柱の断面形状の変形例を示す使用
状態の横断面図、第10図は従来の梯子を示す斜
視図、第11図は従来の支柱への踏棧の取付けを
示す断面図である。 尚図中、Aは梯子、1及び2は支柱、4,5は
側壁、6,7は凹条部、8,8は踏棧添縁、10
は踏棧、12,13,14,15はビスホール、
16は踏棧挿嵌孔、17,18はネジである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対の支柱に踏桟を間隔を隔てて取付けて
    なる梯子に於て、支柱は中空状で両側壁中央に対
    称配設される凹条部を一体形成し、該凹条部は凹
    条支壁と凹条支壁両側に踏桟の長手方向に沿つて
    延設する踏桟添縁を設け、且つ支柱の一方凹条部
    に間隔を隔てて踏桟挿嵌孔をあけこれに踏桟を嵌
    挿し、該踏桟に形成したビスホールに他側壁の他
    方凹条部より差し通したネジを螺合緊締して踏桟
    を固定したことを特徴とする梯子。
JP1986126097U 1986-08-19 1986-08-19 Expired - Lifetime JPH054558Y2 (ja)

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JPS6334299U JPS6334299U (ja) 1988-03-05
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