JP3419935B2 - 吊 子 - Google Patents

吊 子

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JP3419935B2
JP3419935B2 JP01281095A JP1281095A JP3419935B2 JP 3419935 B2 JP3419935 B2 JP 3419935B2 JP 01281095 A JP01281095 A JP 01281095A JP 1281095 A JP1281095 A JP 1281095A JP 3419935 B2 JP3419935 B2 JP 3419935B2
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二三雄 丸山
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株式会社セキノ工場
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、折版屋根葺板を接合部
分で下地に固定するための吊子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、工場や倉庫等の広面積の鉄骨
建築物の屋根に折版屋根葺板が多用されている。このよ
うな折版屋根葺板を下地に取り付けるための吊子とし
て、例えば、実開昭59−136823号公報や実開昭
59−78426号公報に開示されたものがある。
【0003】上記の公報に記載された吊子50は、図9
に示すように、下地に固定される水平固定部51と、こ
の水平固定部51から立ち上がる立設部52と、この立
設部52の上端部に形成される巻込部53とを有してい
る。
【0004】上記の吊子50を用いて折版屋根葺板を下
地に取り付けるためには、図10に示すように、一枚の
長尺の折版屋根葺板54の接合部分に、吊子50の巻込
部53を上側に重ね、次いで、図11に示すように、吊
子50の水平固定部51を梁等の下地55に固定する。
固定に際しては、図9に示す水平固定部51の長穴51
aに木ねじを通して取り付ける。さらに、図10に示す
ように、吊子50の巻込部53にもう一枚の折版屋根葺
板56の接合部分を上側に重ね、これら折版屋根葺板5
4・56の接合部分及び吊子50の巻込部53を一緒に
巻き込んで馳締めする。これによって、折版屋根葺板5
4・55が下地55に固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
吊子50では、一方向にのみ脚が延びる形状となってい
るので、安定性が不十分であると共に、立設部52にか
かる負担が大きく長尺の折版屋根葺板54・56を支え
る強度が不足しがちであるという問題点を有している。
【0006】一方、安定した構造を有する吊子として、
例えば、図12に示すように、いわゆる瓦棒葺き屋根に
使用される通し吊子60がある。通し吊子60は、断面
コ字状に形成されるので、安定性を有するものである
が、上部にキャップ61が必要となるので、コスト高に
なり、また工数の増加を招来するという問題点を有して
いる。また、瓦棒葺き屋根の改修工事には使用し難い。
【0007】本発明は、上記の従来の問題点に鑑みなさ
れたものであって、その目的は、工数の増加やコスト高
を招来することなく、折版屋根葺板を安定して支持し得
る吊子を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の吊
子は、上記の課題を解決するために、一枚のプレート部
材を折曲して跨座状に形成され、下地に固定される2個
の水平固定底部とこれら水平固定底部から立ち上がる台
部とを有し、上記台部の上部には切込み部が形成される
と共に、この切込み部が上側に折り返され、その切込み
部の自由端部は隣合う折版屋根葺板の各端部と共に巻き
込まれ馳締めされる馳締め片として形成されていること
を特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明の吊子は、上記の課題
を解決するために、請求項1記載の吊子において、上記
水平固定底部と台部との両方の領域に拡がる釘穴が穿設
されていることを特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明の吊子は、上記の課題
を解決するために、請求項1記載の吊子において、上記
台部には、リブが一体に形成されていることを特徴とし
ている。
【0011】
【作用】請求項1の構成によれば、吊子は、一枚のプレ
ート部材を折曲して構成されているので、製造が容易で
あり、また、折版屋根葺板の施工に際しても吊子自体の
複数部品の組み立てを必要としないので、施工が容易と
なる。
【0012】また、吊子は、跨座状に形成されており、
台部にて折版屋根葺板が支持される。このため、長尺で
重量のある折版屋根葺板を安定して支持することができ
ると共に、施工時における吊子の下地への固定に際して
も、安定して自立するので作業性が良い。したがって、
工数の増加やコスト高を招来することなく、折版屋根葺
板を安定して支持することができる。
【0013】請求項2の構成によれば、例えば、下地が
角柱からなる垂木の場合には、垂木が台部の内側に納ま
ってしまうことがある。この場合に、一般的には、水平
固定底部にのみ固定のための釘用の穴が穿設されている
ので、横方向への垂木に固定するためには、別途に横方
向用の穴を穿設しておく必要がある。そのため、水平固
定底部と台部との両方に穴を穿設しておくことになり、
吊子の製造に際しての工数を増加することになる。
【0014】しかし、本発明では、水平固定底部と台部
との両方の領域に拡がる釘穴が穿設されているので、一
個の釘穴にて、水平固定底部の鉛直方向へもまた台部の
横方向へも釘を通すことができる。
【0015】したがって、吊子の製造に際して省力化が
可能となり、施工に際しては作業性が良くなるので、工
数の増加やコスト高を招来することがなくなる。
【0016】請求項3の構成によれば、上記台部には、
リブが一体に形成されているので、台部が押し広げられ
るのを防止することができる。また、このリブは、プレ
ス成形による溝形成等のように吊子に一体に形成される
ので、吊子の製造に際して吊子自体の複数部品の組み立
てを必要としない。
【0017】したがって、工数の増加やコスト高を招来
することなく、折版屋根葺板をさらに安定して支持する
ことができる。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図8に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0019】本実施例の吊子1は、図1に示すように、
一枚の例えば亜鉛メッキ鋼板等からなる金属のプレート
部材を折曲して跨座状に形成されたものからなってお
り、下地に固定される2個の水平固定底部2・2とこれ
ら水平固定底部2・2から立ち上がる台部3とを有して
いる。
【0020】上記台部3は、両方の水平固定底部2・2
からそれぞれやや斜めに立ち上がる立設部4・4と、こ
れら立設部4・4の上側に形成される上部としての水平
部5とからなっている。したがって、本実施例では、図
2にも示すように、台部3は断面台形に形成されてい
る。なお、台部3は、断面台形等の4角形に限らず、5
角形以上或いは断面3角形さらには円弧状でも跨座状に
なるので可能である。断面3角形や円弧状の場合には、
立設部4・4の上部に後述する切込み部6・6を形成す
ることになる。
【0021】上記台部3の水平部5には、図1に示すよ
うに、2個の切込み6a・6aが形成されている。これ
ら切込み6a・6aは、水平部5において一対の立設部
4・4の略上端からそれぞれ水平部5の中央に向かって
切り込まれ、図3に示すように、水平部5の中心線まで
延びている。
【0022】そして、これら切込み6a・6aに囲まれ
て形成される切込み部6・6がこの中心線で上側に垂直
に折り返されている。
【0023】また、切込み部6・6の自由端部は、図1
に示すように、後述する隣合う折版屋根葺板20の各端
部と共に巻き込まれ馳締めされる馳締め片7・7として
形成されている。これら切込み部6・6の馳締め片7・
7は、共に同一方向に略直角に折り返されたものからな
っている。
【0024】上記の台部3における水平部5と立設部4
・4との折曲部には、水平部5と立設部4・4とに跨が
るリブ8・8が一体に形成されている。このリブ8・8
は、水平部5及び立設部4・4の両端側において、図4
及び図5にも示すように、台形の内側に突出するように
プレス成形にて溝となるように形成されている。
【0025】また、本実施例では、台部3における立設
部4・4と水平固定底部2・2との折曲部にも、立設部
4・4と水平固定底部2・2に跨がるリブ9・9が形成
されている。
【0026】なお、上記リブ8・8及びリブ9・9は、
本実施例では、水平部5、立設部4・4及び水平固定底
部2・2の両端側に2個形成されているが、必ずしもこ
れに限らず、水平部5、立設部4・4及び水平固定底部
2・2の中央に設けることが可能であり、またその個数
についても2個に限定するものではない。
【0027】一方、図1に示すように、水平固定底部2
・2の略中央位置には、それぞれ一個の釘用の穴10・
10が穿設されている。
【0028】また、本実施例では、特に、水平固定底部
2・2と立設部4・4との両方の領域に拡がる釘穴11
が穿設されている。
【0029】すなわち、この釘穴11は、略円形に穿設
されると共に、釘穴11の中心線が丁度水平固定底部2
と立設部4との折曲部に位置している。
【0030】なお、上記釘穴11は、本実施例では、水
平固定底部2と立設部4との間の領域でそれぞれ一個ず
つ穿設されているが必ずしもこれに限らず、複数個であ
っても良い。
【0031】上記の構成を有する吊子1の製造方法につ
いて説明する。まず、1枚の例えば亜鉛メッキ鋼板等か
らなる金属のプレート部材を型通りに切断すると共に、
台部3における水平部5となる部分に切込み6a・6a
を形成する。また、水平固定底部2・2となる部分に釘
用の穴10・10を穿設すると共に、立設部4・4及び
水平固定底部2・2となる部分の境界に釘穴11・11
を各1個ずつ穿設する。
【0032】次いで、水平固定底部2・2を谷折りし、
水平部5を山折りすることによって、吊子1を跨座状に
形成する。
【0033】次いで、台部3における水平部5及び立設
部4・4の両端側において、台形の内側に突出するよう
にプレス成形にてリブ8・8を形成すると共に、台部3
における立設部4・4と水平固定底部2・2との折曲部
にも、内側から外側に突出するように立設部4・4と水
平固定底部2・2に跨がるリブ9・9を形成する。
【0034】一方、台部3の切込み6a・6aによって
囲まれる切込み部6・6を水平部5に対して上側に略直
角に折曲し、次いで、切込み部6・6の自由端部を共に
同じ方向に略直角に折曲して馳締め片7・7を形成す
る。以上の工程によって、図1に示す吊子1が完成す
る。
【0035】次に、上記の吊子1を使用して折版屋根葺
板を固定する方法について説明する。
【0036】まず、折版屋根葺板20は、例えば、図6
に示すように、一枚の約40〜50cm幅(同図におい
て左右方向)及び厚さ約0.5mmに形成されており、
長さは屋根の長さに合わせて数mから数10mとなって
いる。折版屋根葺板20の両端部は、上側に折曲されて
おり、それぞれ、同図に示す形状の接合端部となってい
る。
【0037】上記の折版屋根葺板20を吊子1にて屋根
の下地21に固定する場合には、折版屋根葺板20・2
0の接合線となる部分の墨出しを行い、図7に示すよう
に、吊子1の水平固定底部2・2に穿設された穴10・
10に木ネジ等の釘22を通して吊子1を下地21に固
定する。なお、同図においては、改修工事の場合を示す
説明図となっているので、旧屋根葺板23が既設されて
いる。また、釘22は、必ずしも木ネジに限らず、例え
ばボルトや普通の釘であっても良い。
【0038】さらに、上記の釘22は水平固定底部2・
2に穿設された穴10・10に通されているが、必ずし
もこれに限らず、図1に示すように、水平固定底部2・
2と立設部4・4との境界に穿設された釘穴11に釘2
2を通すことも可能である。
【0039】そして、例えば、下地21が垂木のような
場合には、垂木が吊子1の内部に収容される状態となる
ので、この釘穴11に釘22を通すことによって、横方
向にも固定できるので便利であり、作業が容易となる。
【0040】次いで、図7において左側の折版屋根葺板
20の端部を馳締め片7の下側に当接させ、右側の折版
屋根葺板20の端部を馳締め片7の上側に当接させる。
そして、これら重ねたものを、自動或いは手動の図示し
ない馳締め機を用いて折版屋根葺板20の長手方向に巻
き込み馳締めしていくことによって、図8にも示すよう
に、隣接する折版屋根葺板20・20同士が吊子1を介
して連結されると共に下地21に固定される。
【0041】このように、本実施例の吊子1は、一枚の
プレート部材を折曲して構成されているので、製造が容
易であり、また、折版屋根葺板20の施工に際しても吊
子1自体の複数部品の組み立てを必要としないので、施
工が容易となる。
【0042】また、吊子1は、跨座状に形成されてお
り、台部3にて折版屋根葺板20が支持される。このた
め、長尺で重量のある折版屋根葺板20を安定して支持
することができる。また、施工時における吊子1の下地
21への固定に際しても、安定して自立するので作業性
が良い。したがって、工数の増加やコスト高を招来する
ことなく、折版屋根葺板20を安定して支持することが
できる。
【0043】また、例えば、下地21が角柱からなる垂
木の場合には、垂木が台部3の内側に納まってしまうこ
とがある。この場合に、一般的には、水平固定底部2・
2にのみ固定のための穴10が穿設されているので、横
方向への垂木に固定するためには、別途に横方向用に穴
を穿設しておく必要がある。その結果、水平固定底部2
・2と台部3の立設部4・4との両方に穴を穿設してお
くことになり、吊子1の製造に際しての工数を増加する
ことになる。
【0044】しかし、本実施例では、水平固定底部2・
2と台部3における立設部4・4との両方の領域に拡が
る釘穴11が穿設されているので、一個の釘穴11に
て、水平固定底部2・2の鉛直方向へもまた立設部4・
4の横方向へも釘22を通すことができる。したがっ
て、製造に際して省力化になるので工数の増加やコスト
高を招来することがなくなると共に、施工に際しても、
いずれの方向にも対応できるので作業性が良くなり、工
数の増加やコスト高を招来することがなくなる。
【0045】また、本実施例では、水平部5と立設部4
・4との折曲部には、水平部5と立設部4・4とに跨が
るリブ8・8が一体に形成されているので、すなわち台
部3にリブ8・8が一体に形成されているので、吊子1
を例えば断面台形等に形成した場合においても、台部
3、つまり水平部5と立設部4・4との折曲部が押し広
げられるのを防止することができる。また、これらリブ
8・8は、プレス成形による溝形成等のように吊子1に
一体に形成されるので、吊子1の製造に際して吊子1自
体の複数部品の組み立てを必要としない。
【0046】したがって、工数の増加やコスト高を招来
することなく、折版屋根葺板20をさらに安定して支持
することができる。
【0047】また、本実施例では、台部3は台形に形成
されており、瓦棒葺き屋根の改修工事においても、瓦棒
を容易に跨ぐ形状となっているので、容易に施工可能で
ある。
【0048】さらに、本実施例では、水平部5における
2つの切込み6a・6aは、両立設部4・4側からそれ
ぞれ切り込まれて上側に折曲されているので、折版屋根
葺板20を支持するに際しての支持力が、同一方向から
切り込まれた場合に比較して強化されたものとなってい
る。これによって、折版屋根葺板20をさらに安定して
支持することができる。
【0049】
【発明の効果】請求項1の発明の吊子は、以上のよう
に、一枚のプレート部材を折曲して跨座状に形成され、
下地に固定される2個の水平固定底部とこれら水平固定
底部から立ち上がる台部とを有し、上記台部の上部には
切込み部が形成されると共に、この切込み部が上側に折
り返され、その切込み部の自由端部は隣合う折版屋根葺
板の各端部と共に巻き込まれ馳締めされる馳締め片とし
て形成されている構成である。
【0050】これにより、吊子は、一枚のプレート部材
を折曲して構成されているので、製造が容易であり、ま
た、折版屋根葺板の施工に際しても吊子自体の複数部品
の組み立てを必要としないので、施工が容易となる。
【0051】また、吊子は、跨座状に形成されており、
台部にて折版屋根葺板が支持される。このため、長尺で
重量のある折版屋根葺板を安定して支持することができ
ると共に、施工時における吊子の下地への固定に際して
も、安定して自立するので作業性が良い。したがって、
工数の増加やコスト高を招来することなく、折版屋根葺
板を安定して支持することができるという効果を奏す
る。
【0052】請求項2の発明の吊子は、以上のように、
請求項1の吊子において、水平固定底部と台部との両方
の領域に拡がる釘穴が穿設されている構成である。
【0053】これにより、一個の釘穴にて、水平固定底
部の鉛直方向へもまた台部の横方向へも釘を通すことが
できる。したがって、吊子の製造に際して省力化が可能
となり、施工に際しては作業性が良くなるので、工数の
増加やコスト高を招来することがなくなるという効果を
奏する。
【0054】請求項3の発明の吊子は、以上のように、
請求項1の吊子において、台部には、リブが一体に形成
されている構成である。
【0055】これにより、吊子の台部が押し広げられる
のを防止することができる。また、このリブは、プレス
成形による溝形成等のように吊子に一体に形成されるの
で、吊子の製造に際して吊子自体の組み立てを必要とし
ない。
【0056】したがって、工数の増加やコスト高を招来
することなく、折版屋根葺板をさらに安定して支持する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における吊子の構成を示す斜
視図である。
【図2】上記吊子の構成を示す側面図である。
【図3】上記吊子の構成を示す平面図である。
【図4】上記吊子の構成を示す正面図である。
【図5】上記吊子の構成を示す底面図である。
【図6】上記吊子によって固定される折版屋根葺板の形
状を示す側面図である。
【図7】上記吊子によって折版屋根葺板を下地に固定す
る状態を示す断面図である。
【図8】上記吊子によって折版屋根葺板を下地に固定す
る状態を示す斜視図である。
【図9】従来例を示すものであり、吊子の構成を示す斜
視図である。
【図10】上記吊子によって折版屋根葺板を下地に固定
する状態を示す側面図である。
【図11】上記吊子によって折版屋根葺板を下地に固定
する状態を示す斜視図である。
【図12】他の従来例を示すものであり、吊子の構成を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 吊子 2 水平固定底部 3 台部 4 立設部 5 水平部(上部) 6 切込み部 6a 切込み 7 馳締め片 8 リブ 11 釘穴 20 折版屋根葺板 21 下地 22 釘

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一枚のプレート部材を折曲して跨座状に形
    成され、 下地に固定される2個の水平固定底部とこれら水平固定
    底部から立ち上がる台部とを有し、 上記台部の上部には切込み部が形成されると共に、この
    切込み部が上側に折り返され、その切込み部の自由端部
    は隣合う折版屋根葺板の各端部と共に巻き込まれ馳締め
    される馳締め片として形成されていることを特徴とする
    吊子。
  2. 【請求項2】上記水平固定底部と台部との両方の領域に
    拡がる釘穴が穿設されていることを特徴とする請求項1
    記載の吊子。
  3. 【請求項3】上記台部には、リブが一体に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の吊子。
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