JPH0545574U - 三線式ケーブル試験器 - Google Patents

三線式ケーブル試験器

Info

Publication number
JPH0545574U
JPH0545574U JP9473291U JP9473291U JPH0545574U JP H0545574 U JPH0545574 U JP H0545574U JP 9473291 U JP9473291 U JP 9473291U JP 9473291 U JP9473291 U JP 9473291U JP H0545574 U JPH0545574 U JP H0545574U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
contact
contacts
switch unit
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9473291U
Other languages
English (en)
Inventor
隆幸 板東
Original Assignee
日本電気フイールドサービス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気フイールドサービス株式会社 filed Critical 日本電気フイールドサービス株式会社
Priority to JP9473291U priority Critical patent/JPH0545574U/ja
Publication of JPH0545574U publication Critical patent/JPH0545574U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】短時間で三線式ケーブルの電気的状態を測定す
ることができる試験器を提供する。 【構成】2本の抵抗器R1とR2の一端同志を接続しこ
の接続点と他の一端づつとをそれぞれ端子別に接続した
コネクタ6を有する抵抗器組立部1を設ける。また、第
1のスイッチユニット31と第2のスイッチユニット3
2とより成りそれぞれが共通接点C4とC8とを持ち第
1のスイッチユニット31には他に接点C1からC3を
持ち、第2のスイッチユニット32には他に接点C5か
らC7までをもち、これらのスイッチユニットが互いに
連動する二連三接点スイッチと、共通接点C4に接続さ
れる測定端子4と、共通接点C8に接続される測定端子
5と、接点C1からC7に接続されるコネクタ7とを持
つ測定中継器2とを設け、抵抗器組立部1と測定中継器
2のそれぞれのコネクタを被測定三線式ケーブル10の
両端のコネクタに接続し二連三接点スイッチ3を切替え
て使用する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は三線式ケーブルの異常の有無を調べるために使用する三線式ケーブル 試験器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は本考案の試験器の使用対象である三線式ケーブルによって接続されたコ ンピュータシステムの一例を示すブロック図である。
【0003】 図4においては、三線式ケーブル8によって中央処理装置10と端末機WS1 〜WSNが接続され一つのシステムを構成している。三線式ケーブル8は3本の 接続線A,BおよびCをもち、端部にはそれぞれコネクタCM0,CM1〜CM Nが取りつけらている。コネクタCM0は中央処理装置10側のコネクタCF0 に接続され、コネクタCM1は端末機WS1に設けられたコネクタCF1に接続 される。同様にコネクタCM2は端末機WS2に設けられているコネクタCF2 に接続され、端末機WSNに設けられているコネクタCFNに三線式ケーブルに 取りつけられたコネクタCMNが接続される。従来、このような三線式ケーブル 8が正常であるか否か、すなわち接続線A〜Bか断線あるいは短絡等の状態とな っているか否かを調べる場合には、以下のようにして測定していた。
【0004】 図5は従来の三線式ケーブルの測定方法を示す説明図である。図5において、 三線式ケーブル8が正常状態であるか否かを調べるのに測定器9の入力端の一つ をコネクタCM0の接続線Cに接続されている接点に接続し、もう一つの端子を コネクタCM10の中の接続線Aに接続されている接点に接続し、コネクタCM N側で、接続線CとAに接続されている接点間をリード線10で接続し、測定器 9により抵抗値を読み取る。続いてリード線10によってコネクタCMN内の接 点の内で三線式ケーブル8の接続線AとBに接続されている接点間を接続し、測 定器9の二つの端子をコネクタCM0内の対応する接点に接続し抵抗値を測定器 9で読み取る。同様にして、接続線BとCの抵抗値を測定器9で読み取り、これ ら測定器9でよみ取った抵抗値を調べてコネクタCM0〜CMNを含んだ三線式 ケーブル8が電気的に正常な状態であるか否かを判断していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の測定方法では、図5に示す三線式ケーブル8の接続線A,B,Cすべて の導通状態を確認する為には、コネクタCM0とコネクタCM1〜CMN間でN の3倍のリード線の接続替え作業を行わなければならない。
【0006】 この作業において、コネクタCM0とコネクタCMNの双方に人を配し、連絡 を取って測定するか、一人がコネクタCM0及びコネクタCM1〜CMNの間を 往復し測定する必要がある。
【0007】 この測定に費やす作業時間が多いという欠点を有していた。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の三線式ケーブル試験器は、少なくても3個以上の接点を有する第1の コネクタを備えた抵抗器組立部と、少なくても第1から第3までの3個の接点を 有する第2のコネクタを備えた測定中継器より成り、前記抵抗器組立部には2個 の抵抗器と、前記2個の抵抗器同志の接続点とそれ以外の前記抵抗器のそれぞれ の端部とを別個に前記第1のコネクタの接点別にそれぞれ接続する3本のリード 線とを有しており、前記測定中継器には第1と第2の測定端子と、何れも1つの 共通接点とこの共通接点に対応して同時には何れか1つの接点が前記共通接点に 接続される第1から第3までの接点をもつ第1と第2のスイッチユニットとから 成りこれら第1と第2のスイッチユニットが連動する二連三接点スイッチと、前 記第1のスイッチユニットの共通接点と前記第1の測定端子とを接続する第1の リード線と、前記第2の共通接点と前記第2の測定端子とを接続する第2のリー ド線と、前記第1のスイッチユニットの第1の接点と前記第2のスイッチユニッ トの前記第3の接点および前記第2のコネクタの接点の内の第1の接点の間を接 続する第3のリード線と、前記第1のスイッチユニットの第2の接点と前記第2 のスイッチユニットの第1の接点および前記第2のコネクタの第2の接点の間を 接続する第4のリード線と、前記第2のスイッチユニットの第2の接点と第3の 接点および前記第2のコネクタの第3の接点の間を接続する第5のリード線とを 有している。
【0009】
【実施例】
次に本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0010】 図1は本考案の一実施例の回路図である。
【0011】 図1中で本考案の三線式ケーブル試験器は抵抗器組立部1と測定器9に接続す る測定端子4と5をもつ測定中継器2とより成る。
【0012】 抵抗器組立部1は、それぞれ予め与えられた抵抗値をもつ抵抗器R1とR2の 一端同志を接続し、抵抗器R1とR2の接続点および抵抗器R1とR2の他端か らそれぞれリード線を引き出し、コネクタ6の有する3個の各接点に接続したも ので構成されている。
【0013】 測定中継器2には、測定対象である三線式ケーブル10の接続線A,B,Cに 三線式ケーブル10のもつコネクタと接続するコネクタ7と、二連三接点スイッ チ3と測定端子4と5が設けられている。コネクタ8は3個の接点を有している 。三線式ケーブル10が電気的に正常であるか否かを調べるときには、測定端子 4と5に測定器9が接続される。このとき、三線式ケーブル10の接続線A,B ,Cは、抵抗器組立部1のコネクタ6と測定中継器2のコネクタ7との間に接続 される。
【0014】 図2は本考案の一実施例の三線式ケーブル試験器の斜視図である。
【0015】 二連三接点スイッチ3は互いに連動する第1のスイッチユニット31と第2の スイッチユニット32により成り、それぞれ共通接点C4とC8を有し、第1の スイッチユニット31にはその外に接点C1〜C3をもち、第2のスイッチユニ ット32には共通接点C8の外に接点C5〜C7をもっている。共通接点C4は 接点C1〜C3の内の何れか1つに接続され、同様に共通接点C8は接点C5〜 C7の内の1つに接続される。また第1のスイッチユニット31と第2のスイッ チユニットは連動し、たとえば、共通接点C4が接点C1に接続されているとき には、共通接点C8は接点C5に接続される。
【0016】 接点C1とC3とはリード線によりコネクタの1つの接点に接続されており、 接点C2とC5とはコネクタの3つの接点の内、接点C1が接続されていない接 点の一つにリード線によって接続され、接点C6とC7とはコネクタ7の3つの 接点の内で残りの1つにリード線によって接続されている。共通接点C4は測定 端子4に接続され、共通接点C8は測定端子5に接続されている。
【0017】 今、被測定対象三線式ケーブルが三線式ケーブル10であるとすると、この三 線式ケーブル10の一端側のコネクタに抵抗器組立部1のコネクタ6を接続し、 三線式ケーブル10の他の端部に取りつけられたコネクタとコネクタ7とを接続 し、さらに、測定端子4と5に電気抵抗値を測定することができる測定器9を接 続する。このような状態で二連式三接点スイッチ3の接続状態を3通りに変化さ せ測定器9によりそれぞれの接続状態における抵抗値を読み取る。予め測定対象 とする三線式ケーブル10の接続線のもつ抵抗値を考慮して、抵抗器R1とR2 の抵抗値を三線式ケーブル10の接続線のもつ抵抗値より充分大としておくこと により前述した測定器9による測定結果から三線式ケーブル10の接続線A,B ,Cに関してどの接続線の系統が異常であるかを判定することができる。
【0018】 たとえば、二連三接点スイッチ3の接点C1と共通接点C4を接続したときに は共通接点C8と接点C5とが接続されており、このとき測定器9で測定した抵 抗値が無限大であり、共通接点C4と接点C2を接続させた状態のときには共通 接点C8と接点C6とが接続されており、このとき測定器9により測定した抵抗 値がほぼ抵抗器R2の有する抵抗値と等しければ、三線式ケーブル10の接続線 Aの断線かこの接続線Aの両端を接続されたコネクタと接続線Aの接続部が断と なっていることがわかる。
【0019】 従って、図1に示した本考案の三線式ケーブル試験器を使用することにより三 線式ケーブルの各接続線または各接続線に取りつけられたコネクタと接続線の接 続状態が電気的に正常か否かを知ることができる。
【0020】 図3は図1と図2で示した本考案の三線式ケーブル試験器を図4で示した三線 式ケーブル8に対して使用するときの接続状態を示す説明図である。すなわち三 線式ケーブル8のコネクタCM0にコネクタ7を接続し、測定端子4と5に測定 器9を接続しておき、三線式ケーブル8のコネクタCMNにコネクタ6を接続し 測定中継器2内に設けられている二連三接点スイッチ3を3通りに切り替え、測 定器9により、上述した3通りに二連三接点スイッチ3を切り替えたそれぞれの 状態で抵抗値の測定を行う。
【0021】 従ってコネクタ6又は7を順次コネクタCM1およびCM2に接続した状態で 同様な測定を行えば三線式ケーブル8が電気的に正常であるか否かを知ることが できる。
【0022】 またコネクタ6と7として測定対象である三線式ケーブル8に取りつけられた コネクタと嵌合するものを予め選択しておけばよい。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は測定対象である三線式ケーブルのコネクタに嵌 合するコネクタをもつ抵抗器組立部と、同様に三線式ケーブルのコネクタに嵌合 する測定中継器を設け測定中継器内に設けられた二連三接点スイッチの接続状態 を変化させることにより、従来の測定器9とリード線とを使用した試験器にくら べて測定対象である三線式ケーブルに対する測定系の接続とその接続状態を変化 させることを短時間に実行できることを可能とし、測定に費やす作業時間を少と することができると言う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の三線式ケーブル試験器の一実施例を示
す回路図である。
【図2】図1に示した三線式ケーブル試験器の一例を示
す斜視図である。
【図3】図1に示した三線式ケーブル試験器を三線式ケ
ーブル8に接続した状態を示す説明図である。
【図4】本考案の三線式ケーブル試験の測定対象となる
三線式ケーブルを使用したシステムを示す説明図であ
る。
【図5】図4に使用されている三線式ケーブルについて
の従来の測定試験器の接続を示す説明図である。
【符号の説明】
1 抵抗器組立部 2 測定中継器 3 二連三接点スイッチ 4 測定端子 5 測定端子 6 コネクタ 7 コネクタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくても3個以上の接点を有する第1
    のコネクタを備えた抵抗器組立部と、少なくても第1か
    ら第3までの3個の接点を有する第2のコネクタを備え
    た測定中継器より成り、前記抵抗器組立部には2個の抵
    抗器と、前記2個の抵抗器同志の接続点とそれ以外の前
    記抵抗器のそれぞれの端部とを別個に前記第1のコネク
    タの接点別にそれぞれ接続する3本のリード線とを有し
    ており、前記測定中継器には第1と第2の測定端子と、
    何れも1つの共通接点とこの共通接点に対応して同時に
    は何れか1つの接点が前記共通接点に接続される第1か
    ら第3までの接点をもつ第1と第2のスイッチユニット
    とから成りこれら第1と第2のスイッチユニットが連動
    する二連三接点スイッチと、前記第1のスイッチユニッ
    トの共通接点と前記第1の測定端子とを接続する第1の
    リード線と、前記第2の共通接点と前記第2の測定端子
    とを接続する第2のリード線と、前記第1のスイッチユ
    ニットの第1の接点と前記第2のスイッチユニットの前
    記第3の接点および前記第2のコネクタの接点の内の第
    1の接点の間を接続する第3のリード線と、前記第1の
    スイッチユニットの第2の接点と前記第2のスイッチユ
    ニットの第1の接点および前記第2のコネクタの第2の
    接点の間を接続する第4のリード線と、前記第2のスイ
    ッチユニットの第2の接点と第3の接点および前記第2
    のコネクタの第3の接点の間を接続する第5のリード線
    とを備えることを特徴とする三線式ケーブル試験器。
JP9473291U 1991-11-19 1991-11-19 三線式ケーブル試験器 Withdrawn JPH0545574U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9473291U JPH0545574U (ja) 1991-11-19 1991-11-19 三線式ケーブル試験器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9473291U JPH0545574U (ja) 1991-11-19 1991-11-19 三線式ケーブル試験器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0545574U true JPH0545574U (ja) 1993-06-18

Family

ID=14118292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9473291U Withdrawn JPH0545574U (ja) 1991-11-19 1991-11-19 三線式ケーブル試験器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0545574U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007078710A (ja) * 2006-12-26 2007-03-29 Denso Corp センサ回路網の以上検出方法
JP2012052992A (ja) * 2010-09-03 2012-03-15 Yazaki Corp ケーブル検査用アダプタ
JP2013201106A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Ucom:Kk 防犯対策用電気ケーブルシステム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007078710A (ja) * 2006-12-26 2007-03-29 Denso Corp センサ回路網の以上検出方法
JP4682976B2 (ja) * 2006-12-26 2011-05-11 株式会社デンソー センサ回路網の異常検出方法
JP2012052992A (ja) * 2010-09-03 2012-03-15 Yazaki Corp ケーブル検査用アダプタ
JP2013201106A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Ucom:Kk 防犯対策用電気ケーブルシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3205436A (en) Method and apparatus for measuring impedance increases in the ground or protective ground wires leading to three-wire prong power receptacles
JPH0545574U (ja) 三線式ケーブル試験器
CN210604939U (zh) 一种线束测试装置
JP3145506B2 (ja) 4線式抵抗測定の接続試験方法及びその方法が実施できる4線式抵抗測定器
CN1203466A (zh) 保证盲自动配合电气连接的完整性的装置和方法
JPS5839420Y2 (ja) 接続ケ−ブルチエツク装置
JPH0575681U (ja) 絶縁抵抗測定装置
CN212410746U (zh) 一种can总线接口转换装置
JP4508468B2 (ja) 制御装置における中継ユニット構造
KR100396846B1 (ko) 자동차 고장진단을 위한 다채널 진단장비의상대전압측정에 의한 접속 이상유무의 판단방법
JPH04155275A (ja) 電気配線端末識別方法
JPH0523143U (ja) 信号レベルモニタ治具
JPS5832364Y2 (ja) ボタン電話用ケ−ブルテスタ
JPS5830674A (ja) 布線試験器装置
JPH04104584U (ja) ケーブルチエツカー
JPH0650785Y2 (ja) Lan用ケーブルの検査装置
JPH0125339Y2 (ja)
JPH0134847Y2 (ja)
JPH0333019Y2 (ja)
JPH059659Y2 (ja)
JPH0250431B2 (ja)
KR20230064900A (ko) 브레이크 아웃 박스
JPH05180892A (ja) 複数導線の導通検査方法および装置
JP3279132B2 (ja) 回路接続の案内表示方法
JPH0564774U (ja) 電気測定器の電気接続部

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960208