JPH0523143U - 信号レベルモニタ治具 - Google Patents
信号レベルモニタ治具Info
- Publication number
- JPH0523143U JPH0523143U JP073075U JP7307591U JPH0523143U JP H0523143 U JPH0523143 U JP H0523143U JP 073075 U JP073075 U JP 073075U JP 7307591 U JP7307591 U JP 7307591U JP H0523143 U JPH0523143 U JP H0523143U
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- Japan
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- terminals
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Measuring Leads Or Probes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】接触抵抗を低くし、測定器の測定端子間が測定
中に接触する恐れなく通信回線の信号レベルを測定可能
とする信号レベルモニタ治具を提供する。 【構成】通信回線の端末のローゼットに嵌合するコネク
タC1と前述したローゼットに嵌合する変復調装置側の
コネクタに嵌合するコネクタC2を設け、両コネクタの
端子間を電線W1からW4でそれぞれ個別に接続してお
く、電線W1と電線W2に直接接続された測定端子部2
と3を設けておく。また、電線W3と直接接続するかあ
るいはコンデンサC10を介して電線W4に接続するか
を選択出力するスイッチSW1の出力側に測定端子部4
を、同様にスイッチSW2によって電線W4と直接また
はコンデンサC20を介して接続するかを選択するスイ
ッチSW2を出力側を測定端子部5に接続する。測定端
子部2から5までにはレベルメータのテストピン51と
52に嵌合するテストピン接合部22を設けておく。
中に接触する恐れなく通信回線の信号レベルを測定可能
とする信号レベルモニタ治具を提供する。 【構成】通信回線の端末のローゼットに嵌合するコネク
タC1と前述したローゼットに嵌合する変復調装置側の
コネクタに嵌合するコネクタC2を設け、両コネクタの
端子間を電線W1からW4でそれぞれ個別に接続してお
く、電線W1と電線W2に直接接続された測定端子部2
と3を設けておく。また、電線W3と直接接続するかあ
るいはコンデンサC10を介して電線W4に接続するか
を選択出力するスイッチSW1の出力側に測定端子部4
を、同様にスイッチSW2によって電線W4と直接また
はコンデンサC20を介して接続するかを選択するスイ
ッチSW2を出力側を測定端子部5に接続する。測定端
子部2から5までにはレベルメータのテストピン51と
52に嵌合するテストピン接合部22を設けておく。
Description
【0001】
本考案は信号レベルモニタ治具に関し、特に2線式あるいは4線式の通信回線 に接続して使用される電子計算機等の情報処理装置の通信回線側のインタフェー ス部に設けられているローゼット内を通過する上述した情報処理装置と通信回線 との入出力信号をモニタするときに使用する信号レベルモニタ治具に関する。
【0002】
図5は本考案の信号レベルモニタ治具の使用対象とする電子計算機と通信回線 との接続の一例を示すブロック図である。 図において、情報処理装置の一つとしての電子計算機11が通信制御装置12を 介して4線式専用回線に対しては変復調装置13を通りこの変復調装置13に取 付けられたケーブル側コネクタCN2がローゼット18に設けられているローゼ ット側コネクタCN1に接合し、さらに、回線保護装置20を介して接続されて いる。
【0003】 また、2線式通信回線に対しては、通信制御装置12から変復調装置14を通 り変復調装置側に取付けられたケーブル側コネクタCN2によりローゼット19 のローゼット側コネクタCN1に接続された後に、回線保護装置21を通り交換 機22に接続されている。
【0004】 このような電子計算機などの情報処理装置と通信回線とが接続されているとき に、通信回線と電子計算機との間の入出力信号が正常か否かの測定は以下のよう に行っていた。 すなわち、4線式通信回線との間の入出力信号について調べる場合にはローゼッ ト18の蓋を外して、図6にローゼット18の蓋を外した斜視図を示したように ローゼット18内のターミナル端子T31〜T34の内の測定すべき端子(図6 中ではT33とT34)にそれぞれレベルメータ17のテストピン51と52と を接触させてレベルメータ17の指示を読取り、その結果から入出力信号のレベ ルが正常か否かを判断している。
【0005】 また、2線式の通信回線の信号レベルを調べるときには、図5に示されたロー ゼット19の蓋を外して、同様な操作を行っている、ただし、2線式の通信回線 の信号は直流成分と交流信号とが重畳しており、通常はその交流信号のレベルを 調べればよいので、テストピン51あるいは52の何れか一方とターミナル端子 T33またはT34との間に適切な容量値を持つコンデンサを挿入して上述した 入出力信号のレベルをレベルメータ17によって検出している。
【0006】
上述したように、レベルメータ17のテストピンをローゼット18または19 の内に設けられているターミナル端子に接触させて、入出力信号のレベルを測定 する場合には、テストピン51または52とターミナル端子との接触圧力が不定 であるため、接触抵抗が変動してレベルメータによる検出信号のレベルが変動し て測定誤差を生ずることと、このような測定中にテストピン51と52とが対象 とするターミナル端子に接触した状態でこれらテストピン同士が接触して通信回 線間を短絡させることにより回線保護装置あるいは変復調装置を故障させるとい う欠点を有している。
【0007】 本考案の目的は、ローゼットと変復調装置との間に挿入し、通信回線の入出力 信号を測定中にレベルメータのテストピンを安定な状態で所望の線路に少ない接 触抵抗で確実に接触させテストピン同士を接触させる恐れなく、上述したレベル メータによって通信回線の信号レベルの測定を行うことのできる信号レベルモニ タ治具を提供することにある。
【0008】
本考案の信号レベルモニタ治具は、基板と、通信回線側と電子計算機等の情報 処理装置側との入出力のインターフェース部として通信回線側に設けられたコネ クタ着脱式のローゼットに嵌合する少くとも4個の端子を有する第1のコネクタ と、前記ローゼットに嵌合する前記情報処理装置側の入出力側に設けられたコネ クタに嵌合し前記第1のコネクタと同一の端子数を有する第2のコネクタと、前 記第1のコネクタの有する各端子とこの各端子の位置と同一の位置に対応する前 記第2のコネクタの端子の間をそれぞれ1対1に接続する電線と、前記第1のコ ネクタの端子に接続された前記4本以上の電線の内で前記通信回線の2線式の入 出力信号が通過する2本の電線のそれぞれについてその電線と直接接続するかま たはコンデンサを介してその電線に接続するかの何れかを選択出力する2個のス イッチと、この2個のスイツチ別にスイッチの出力側に接続され測定用のレベル メータのテストピンと嵌合する導電性の第1と第2のテストピン接合部と、前記 第1と第2のテストピン接合部別にこのテストピン接合部を前記基板の所定の位 置に固定する第1と第2の測定端子部と、前記電線の内で残りの電線に対して電 線別に接続され前記レベルメータのテストピンと嵌合する導電性の第3と第4の テストピン接合部と、前記第3と第4のテストピン接合部をそれぞれ前記基板の 所定の位置に固定する第3と第4の測定端子部とを備えて構成されている。
【0009】
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0010】 図1は本考案の信号レベルモニタ治具の一実施例を示す斜視図であり、図2は 図1の回路図であり、図3(A)は図1に示した測定端子部の構成の一例を示す 斜視図であり、図3(B)は測定端子部に取付られるテストピン接合部の一例を 示す斜視図であり、図4は図5に示した通信回線に図1の信号レベルモニタ治具 を挿入した状態を示す説明図である。
【0011】 図1に示すように本考案の信号レベルモニタ治具1は図4に示されているロー ゼット18あるいは19のローゼット側コネクタCN1に嵌合するコネクタC1 と、変復調装置13あるいは14に接続されているケーブル側コネクタCN2に 嵌合するコネクタC2と、これらコネクタC1とC2の端子間を接続する電線W 1〜W4と図6に示されているレベルメータ17のテストピン51および52と 嵌合するテストピン接合部22を保持している測定端子部2〜5と、測定端子部 4と5の入力を切替えるスイッチSW1〜SW2と、コンデンサC1〜C2およ び上述した測定端子部2〜5とコネクタC2を固定する基板6より構成されてい る。
【0012】 電線W1〜W4はコネクタC1とコネクタC2とをそれぞれローゼット側コネ クタCN1とケーブル側コネクタCN2に接続したとき、ローゼット側コネクタ CN1に変復調装置13のケーブル側コネクタCN2を接続したときコネクタ端 子同士の接続関係が変化しないようにローゼット側コネクタC1の端子とケーブ ル側コネクタC2の端子の間を接続する電線である。
【0013】 図1に示されている測定端子部2〜5は何れも、たとえば、図3(A)に示す 構造をもつもであって、電気的な絶縁材料よりなる直方体状の本体21の中央部 に設けられた円柱形の貫通孔内に下方に導電性の材料から成る舌片23を持つ導 電性の材料からなる円筒形のテストピン接合部22が挿入されを本体21に固定 されている。テストピン接合部22の内径はレベルメータ17の持つテストピン が挿入されたとき嵌合するように設定されている。
【0014】 基板6の上にこのような測定端子部2〜5がそれぞれその取付脚24をねじに より固定されており、測定端子部2と3の舌片23には、それぞれ電線W1とW 2とが接続されている。
【0015】 なお、図1においては測定端子部3と4とが省略されている。 ただし、測定端子部4と5の舌片23には、それぞれスイッチSW1とSW2の 端子Cが接続され、スイッチSW1のC端子はこのスイッチSW1の端子Aか端 子Bかの何れか一方に接続されスイッチSW1によってその接続が切替られる。 端子CにはコンデンサC10の一端が接続されており、このコンデンサC10の 他端は電線W3に接続され、また、スイッチSW1の端子Bは直接電線W3に接 続されている。同様にスイッチSW2の端子Cは端子AかBの何れかに接触する スイッチSW2の動作によってその接続が切替えられる。スイッチSW2の端子 BにはコンデンサC20の一端が接続され他端は電線W4に接続されている。ま た、端子Aは直接電線W4に接続されている。
【0016】 以上の説明から明らかなように、図4に示したように、たとえば、ローゼット 18のローゼット側コネクタCN1と変復調装置13側のケーブル側コネクタC N2の間に本考案の信号レベルモニタ治具1を挿入し、コネクタCN1とC1と を接続し、コネクタCN2とC2とを接続し、スイッチSW1とSW2の端子C を何れも端子A側に接続した状態で、レベルメータ17のテストピン51と52 とを測定端子部4と5のテストピン接合部22内に嵌合させれば電線W3とW4 との間の入出力信号のレベルを測定することができる。また、測定端子部2と3 のテストピン接合部23にレベルメータ17のテストピン51と52とをそれぞ れ嵌合させることにより、電線W1とW2との間の信号のレベルを測定すること ができる。
【0017】 また、この信号レベルモニタ治具1をローゼット19と変復調装置14との間 に挿入し電線W3とW4との間に入出力信号を伝送させるようにし、スイッチS W1とSW2との端子Cと端子Bとを接続させた状態で、テストピン51と52 とをそれぞれ測定端子部4と5のテストピン接合部22に嵌合させれば、電線W 3とW4との間の信号の内の交流成分のみのレベルを測定することできる。
【0018】
以上説明したように、本考案の信号レベルモニタ治具を、ローゼットと変復調 装置との間に挿入し、コネクタを用いて接続し、測定端子部にあるテストピン接 合部22のにレベルメータのテストピンを嵌合することにより、電気的な接続を 確実にし、電線との接触抵抗を低くすることを可能にし、また、測定中にテスト ピン同士が接触する恐れを無くすことができるという効果を有している。
【図1】本考案の信号レベルモニタ治具の一実施例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】図1の実施例の回路図である。
【図3】図1に示されている測定端子部と測定端子部に
取付けられたテストピン接合部の斜視図である。
取付けられたテストピン接合部の斜視図である。
【図4】通信回線に図1の信号レベルモニタ治具を挿入
した状態を示す説明図である。
した状態を示す説明図である。
【図5】本考案の信号レベルモニタ治具の使用対象とす
る電子計算機と通信回線との接続の一例を示すブロック
図である。
る電子計算機と通信回線との接続の一例を示すブロック
図である。
【図6】ローゼット18の蓋を外した斜視図である。
1 信号レベルモニタ治具 2〜5 測定端子部 6 基板 C1 コネクタ C2 コネクタ C10 コンデンサ C20 コンデンサ SW1 スイッチ SW2 スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 基板と、通信回線側と電子計算機等の情
報処理装置側との入出力のインターフェース部として通
信回線側に設けられたコネクタ着脱式のローゼットに嵌
合する少くとも4個の端子を有する第1のコネクタと、
前記ローゼットに嵌合する前記情報処理装置側の入出力
側に設けられたコネクタに嵌合し前記第1のコネクタと
同一の端子数を有する第2のコネクタと、前記第1のコ
ネクタの有する各端子とこの各端子の位置と同一の位置
に対応する前記第2のコネクタの端子の間をそれぞれ1
対1に接続する電線と、前記第1のコネクタの端子に接
続された前記4本以上の電線の内で前記通信回線の2線
式の入出力信号が通過する2本の電線のそれぞれについ
てその電線と直接接続するかまたはコンデンサを介して
その電線に接続するかの何れかを選択出力する2個のス
イッチと、この2個のスイツチ別にスイッチの出力側に
接続され測定用のレベルメータのテストピンと嵌合する
導電性の第1と第2のテストピン接合部と、前記第1と
第2のテストピン接合部別にこのテストピン接合部を前
記基板の所定の位置に固定する第1と第2の測定端子部
と、前記電線の内で残りの電線に対して電線別に接続さ
れ前記レベルメータのテストピンと嵌合する導電性の第
3と第4のテストピン接合部と、前記第3と第4のテス
トピン接合部をそれぞれ前記基板の所定の位置に固定す
る第3と第4の測定端子部とを備えることを特徴とする
信号レベルモニタ治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP073075U JPH0523143U (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 信号レベルモニタ治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP073075U JPH0523143U (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 信号レベルモニタ治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0523143U true JPH0523143U (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=13507851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP073075U Pending JPH0523143U (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 信号レベルモニタ治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0523143U (ja) |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP073075U patent/JPH0523143U/ja active Pending
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