JPH10153635A - エレベータ制御回路基板の試験装置 - Google Patents

エレベータ制御回路基板の試験装置

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Publication number
JPH10153635A
JPH10153635A JP8312201A JP31220196A JPH10153635A JP H10153635 A JPH10153635 A JP H10153635A JP 8312201 A JP8312201 A JP 8312201A JP 31220196 A JP31220196 A JP 31220196A JP H10153635 A JPH10153635 A JP H10153635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
control circuit
connector
terminals
lead
Prior art date
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Pending
Application number
JP8312201A
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English (en)
Inventor
Mamoru Kubo
守 久保
Koji Makimoto
浩二 槙本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP8312201A priority Critical patent/JPH10153635A/ja
Publication of JPH10153635A publication Critical patent/JPH10153635A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術は、エレベータの制御定数の測定試
験時に誤って制御回路を電気的に破損させてしまった
り、該測定試験を行う作業員に特別な経験や知識が要求
されたり、制御定数の変更を作業員が一人で行うことが
困難である等の問題点があった。 【解決手段】 エレベータの制御定数測定用の試験装置
を、制御回路基板1上の所定位置に設けられた端子装置
7の複数本の試験端子7A〜7Dに結合可能なコネクタ
9と、計測器(デジタルテスタ)8のリード棒8A,8
Bにそれぞれ結合可能な接続アダプタ10A,10B
と、これらの接続アダプタ10A,10Bからそれぞれ
導出されてコネクタ9に接続されているリード線11
A,11Bとによって構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの制御
回路の制御定数、例えば駆動モータ用過電流検出回路の
過電流設定値などを、電気的に検出する試験に用いられ
る、エレベータ制御回路基板の試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の試験装置の従来技術を、図2を
参照しつつ説明する。同図において、符号1で総括的に
示す制御回路基板には、例えばLSI2A,2Bや抵抗
器3A〜3Cやトリマ抵抗器4A〜4CやOPアンプ5
A〜5Cやコンデンサ6A〜6Cや図示せぬダイオード
やトランジスタなどを配線して構成される、エレベータ
の制御回路が設けられている。そして、エレベータの保
守管理作業のひとつに、このような制御回路の制御定数
(例えば駆動モータ用過電流検出回路の過電流設定値)
を定期的に測定するという試験作業があり、測定結果に
よっては該制御定数の変更が必要な場合もある。
【0003】かかるエレベータの制御定数の測定試験、
すなわち所望の制御定数の設定値を電気的に検出すると
いう測定試験は、従来、図2に示すような端子装置7や
計測器(デジタルテスタ)8を使用して行われている。
具体的に述べると、駆動モータ用過電流検出回路の過電
流設定値を検出する際には、通常、制御回路基板1上の
所定位置に、複数本の試験端子7A〜7Dを有する端子
装置7を設けて、このうちの2本の試験端子7A,7B
をそれぞれ、抵抗器3Aおよびトリマ抵抗器4Aと配線
パターンで接続されている過電流検出用のOPアンプ5
Aの相異なる入力端子に接続する。しかる後、これらの
試験端子7A,7Bに、デジタルテスタ8のリード棒8
A,8Bをそれぞれ接触させて、OPアンプ5Aの前記
入力端子間の電圧を計測することにより、駆動モータ用
過電流検出回路に設定されている過電流値が検出できる
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、建屋に設置
されているエレベータの制御定数の測定試験を行う際に
は、エレベータの主電源や制御電源を投入して制御回路
に電源を供給した状態で試験作業を実施しなければなら
ないが、従来技術においては、試験端子(例えば7A,
7B)にデジタルテスタ8のリード棒8A,8Bを接触
させるときに、誤って両試験端子を短絡させてしまった
り、制御回路基板1上に実装されている他の電子部品の
導電部(例えばLSI2Aの端子)にリード棒8Aや8
Bを接触させてしまって、制御回路を電気的に破損させ
てしまう虞があった。また、制御定数を変更する場合に
はトリマ抵抗器等の調整を行う必要があるが、作業員が
一人で、リード棒8A,8Bを試験端子に接触させなが
らトリマ抵抗器の調整を行うことは困難なので、制御定
数の変更時には複数の作業員が協力して作業を行わねば
ならないという煩雑さがあった。さらにまた、試験端子
7A〜7Dのうちどれにリード棒8A,8Bを接触させ
れば制御回路の所定部位間の電圧が計測できるのか、つ
まり所望の制御定数が測定できるのかは、ある程度の経
験と知識を有する作業員でないと正確に特定できないの
で、この種の測定試験を行うことのできる作業員が限定
されてしまうという不具合があった。
【0005】本発明はこのような従来技術の課題に鑑み
てなされたもので、その目的は、エレベータの制御回路
の制御定数の測定試験が、特別な経験や知識を持たない
作業員でも簡単かつ正確に行えるとともに、制御定数の
変更作業が一人でも支障なく行える、エレベータ制御回
路基板の試験装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、エレベータの制御回路が形成されている
基板に、該制御回路の所定部位に接続するための複数本
の試験端子を設け、これらの試験端子と計測器のリード
棒とを導通させて前記制御回路の制御定数を電気的に検
出する試験装置において、前記複数本の試験端子に結合
可能なコネクタと、前記リード棒に結合可能な接続アダ
プタと、この接続アダプタと前記コネクタとを導通せし
めるリード線とを備える構成とした。
【0007】本発明による上述した試験装置は、コネク
タを前記複数本の試験端子に結合させ、かつ接続アダプ
タを計測器のリード棒に結合させた状態で、電源を投入
することにより、制御回路の所定部位間の電圧が計測で
きるので、計測器のリード棒を試験端子に接触させるこ
となく、所望の制御定数が測定できる。そして、このよ
うにリード棒を試験端子に接触させる作業が不要となる
ことから、作業中に誤って制御回路を電気的に破損させ
る虞がなくなるとともに、制御定数の変更を作業員が一
人で行うことができる。また、この試験装置は、測定の
対象となる制御定数の種類に応じて、予めコネクタとリ
ード線と接続アダプタとを一体化しておけば、特別な経
験や知識を持たない作業員でも接続個所を間違えること
なく簡単かつ正確に所望の制御定数を測定することがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるエレベータ制
御回路基板の試験装置の一実施形態を、図1に基づいて
説明する。なお、図1において、従来技術の説明に用い
た図2と対応する部分には同一符号が付してあるので、
重複する説明は適宜省略する。図1に示す制御定数測定
用の試験装置は、制御回路基板1上の所定位置に設けら
れた端子装置7の複数本の試験端子7A〜7Dに結合可
能なコネクタ9と、計測器(デジタルテスタ)8のリー
ド棒8A,8Bにそれぞれ結合可能な接続アダプタ10
A,10Bと、これらの接続アダプタ10A,10Bか
らそれぞれ導出されてコネクタ9に接続されているリー
ド線11A,11Bとによって構成されており、駆動モ
ータ用過電流検出回路の過電流設定値を検出しようとし
ている本実施形態では、コネクタ9の端子9A,9Bが
それぞれ試験端子7A,7Bに接続されるようになって
いて、各端子9A,9Bにそれぞれリード線11A,1
1Bが接続されている。また、リード線11A,11B
のうち少なくともいずれか一方には、この試験装置が適
用される試験内容を記した銘板12が付設されている。
【0009】次に、この試験装置を使用して駆動モータ
用過電流検出回路の過電流設定値を検出する場合の手順
について説明する。まず、エレベータの制御盤の主電源
を切って、端子装置7にコネクタ9を結合させるととも
に、デジタルテスタ8のリード棒8A,8Bにそれぞれ
接続アダプタ10A,10Bを結合させる。そして、デ
ジタルテスタ8の図示せぬ電源を投入し、適切なるレン
ジ切替を行った後、前記制御盤の主電源を投入すれば、
過電流検出用のOPアンプ5Aの相異なる入力端子に接
続されている試験端子7A,7Bとコネクタ9の端子9
A,9Bとが接続されていることから、リード線11
A,11Bや接続アダプタ10A,10B等を介して、
デジタルテスタ8によりOPアンプ5Aの前記入力端子
間の電圧が計測でき、それゆえ駆動モータ用過電流検出
回路に設定されている過電流値が検出できる。また、上
述した測定試験の結果、制御定数(過電流設定値)を変
更する必要が生じた場合には、トリマ抵抗器4A等の調
整を行う。
【0010】このように本実施形態においては、コネク
タ9を端子装置7の試験端子7A〜7Dに結合させ、か
つ接続アダプタ10A,10Bをデジタルテスタ8のリ
ード棒8A,8Bにそれぞれ結合させた状態で、電源を
投入することにより、制御回路の所定部位間の電圧が計
測できるので、リード棒8A,8Bを該試験端子に接触
させることなく、所望の制御定数(例えば駆動モータ用
過電流検出回路の過電流設定値)が測定できる。そし
て、本実施形態ではこのように、リード棒8A,8Bを
端子装置7の試験端子に接触させる作業が不要となって
いることから、作業中に誤って制御回路を短絡させるな
どの電気的破損事故を起こす危険性が極めて少なく、安
心して測定試験が行えるとともに、制御定数を変更させ
る必要が生じた場合に、その変更作業を作業員が一人で
行えるようになっている。また、本実施形態において
は、測定の対象となる制御定数の種類に応じて、予めコ
ネクタ9とリード線11A,11Bと接続アダプタ10
A,10Bとを一体化して試験装置を組み立てておくこ
とにより、特別な経験や知識を持たない作業員であって
も、接続個所を間違えることなく簡単かつ正確に所望の
制御定数が測定できるようになっている。
【0011】
【発明の効果】本発明によるエレベータ制御回路基板の
試験装置は、以上説明したような形態実施され、以下に
記載されるような効果を奏する。計測器のリード棒を試
験端子に接触させることなく所望の制御定数が測定でき
るので、作業中に誤って制御回路を電気的に破損させる
虞がなくなるとともに、制御定数の変更を作業員が一人
で行うことができる。また、測定の対象となる制御定数
の種類に応じて、予めコネクタとリード線と接続アダプ
タとを一体化しておけば、特別な経験や知識を持たない
作業員であっても、接続個所を間違えることなく簡単か
つ正確に所望の制御定数を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエレベータ制御回路基板の試験装
置の一実施形態を示す説明図である。
【図2】この種の試験装置の従来技術を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 制御回路基板 3A〜3C 抵抗器 4A〜4C トリマ抵抗器 5A〜5C OPアンプ 7 端子装置 7A〜7D 試験端子 8 計測器(デジタルテスタ) 8A,8B リード棒 9 コネクタ 10A,10B 接続アダプタ 11A,11B リード線 12 銘板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの制御回路が形成されている
    基板に、該制御回路の所定部位に接続するための複数本
    の試験端子を設け、これらの試験端子と計測器のリード
    棒とを導通させて前記制御回路の制御定数を電気的に検
    出する試験装置において、前記複数本の試験端子に結合
    可能なコネクタと、前記リード棒に結合可能な接続アダ
    プタと、この接続アダプタと前記コネクタとを導通せし
    めるリード線とを備えていることを特徴とするエレベー
    タ制御回路基板の試験装置。
JP8312201A 1996-11-22 1996-11-22 エレベータ制御回路基板の試験装置 Pending JPH10153635A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8312201A JPH10153635A (ja) 1996-11-22 1996-11-22 エレベータ制御回路基板の試験装置

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JP8312201A JPH10153635A (ja) 1996-11-22 1996-11-22 エレベータ制御回路基板の試験装置

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JPH10153635A true JPH10153635A (ja) 1998-06-09

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ID=18026432

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8312201A Pending JPH10153635A (ja) 1996-11-22 1996-11-22 エレベータ制御回路基板の試験装置

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JP (1) JPH10153635A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112295945A (zh) * 2020-09-28 2021-02-02 日立楼宇技术(广州)有限公司 召唤箱检测方法、装置、计算机设备和存储介质

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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