JP3279132B2 - 回路接続の案内表示方法 - Google Patents
回路接続の案内表示方法Info
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- JP3279132B2 JP3279132B2 JP18124795A JP18124795A JP3279132B2 JP 3279132 B2 JP3279132 B2 JP 3279132B2 JP 18124795 A JP18124795 A JP 18124795A JP 18124795 A JP18124795 A JP 18124795A JP 3279132 B2 JP3279132 B2 JP 3279132B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、盤または装置の接続部
を接続線で接続する(以下、回路接続と略称する)回路
接続作業を行うとき表示器による接続部位の表示に関わ
り、特に、比較的頻繁に回路変更作業を行うとき、確実
に回路変更作業が実施できる回路接続の案内表示方法に
関する。
を接続線で接続する(以下、回路接続と略称する)回路
接続作業を行うとき表示器による接続部位の表示に関わ
り、特に、比較的頻繁に回路変更作業を行うとき、確実
に回路変更作業が実施できる回路接続の案内表示方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電力線模擬盤で送電系統を構成
し、ブロック毎につなぎ変えを行い、電力系統をシュミ
レーション試験する場合、比較的高頻度に回路変更作業
を必要とする。この様に、回路変更作業を比較的頻繁に
行うとき、従来技術では、図面でデバイス番号を参照し
ながら、端子台の端子接続変更を行う、あるいは、コネ
クタのプラグ・プラグ間が接続線で予め配線処理された
コネクタの挿入場所を変更することにより接続変更を行
っている。また、回路接続変更のパターンが定まってい
るときは、予めリレー回路で変更回路を構成し、リレー
回路の制御で回路変更作業を自動化し、作業の容易化す
る方法などが行われていた。また、複雑な回路変更作業
では、例えば、複数の接続線からなるマトリックスボー
ドを用い、縦・横の交点位置にリレー接点を挿入してリ
レー回路の制御により、複数の回路配線間の接続変更を
行う方法などが行われていた。
し、ブロック毎につなぎ変えを行い、電力系統をシュミ
レーション試験する場合、比較的高頻度に回路変更作業
を必要とする。この様に、回路変更作業を比較的頻繁に
行うとき、従来技術では、図面でデバイス番号を参照し
ながら、端子台の端子接続変更を行う、あるいは、コネ
クタのプラグ・プラグ間が接続線で予め配線処理された
コネクタの挿入場所を変更することにより接続変更を行
っている。また、回路接続変更のパターンが定まってい
るときは、予めリレー回路で変更回路を構成し、リレー
回路の制御で回路変更作業を自動化し、作業の容易化す
る方法などが行われていた。また、複雑な回路変更作業
では、例えば、複数の接続線からなるマトリックスボー
ドを用い、縦・横の交点位置にリレー接点を挿入してリ
レー回路の制御により、複数の回路配線間の接続変更を
行う方法などが行われていた。
【0003】図7は、例えば、端子台1の端子接続を図
面のデバイス番号11B,12B を参照しながら、図示例で
は、クロス配線接続変更を行う場合を示す。図8は、リ
レー7を用いて予め定められた回路構成することによ
り、図示例では、図7と同様にクロス配線接続変更を補
助装置7Aからの制御信号で行う。また、図9は、マトリ
ックスボードを用いた場合を示し、複数の配線W7i と複
数の配線W8j との間の接続が、リレーRij のON-OFF動作
により接続変更を行うことができる。
面のデバイス番号11B,12B を参照しながら、図示例で
は、クロス配線接続変更を行う場合を示す。図8は、リ
レー7を用いて予め定められた回路構成することによ
り、図示例では、図7と同様にクロス配線接続変更を補
助装置7Aからの制御信号で行う。また、図9は、マトリ
ックスボードを用いた場合を示し、複数の配線W7i と複
数の配線W8j との間の接続が、リレーRij のON-OFF動作
により接続変更を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に従来技術に
よる回路接続変更を行う場合、図面を参照しながら作業
者が回路接続変更を行う、あるいは、リレー回路の制御
によって自動的に接続変更を行う方法が用いられてい
る。しかし、この様な作業方法では、前者では図面の参
照違いの問題があり、後者では回路変更を受け持つ回路
構成部材が、リレーなどの主装置と補助装置とから構成
され、特に、電力線模擬盤などへの適用例ではリレー接
点の接触抵抗の安定化のため金接点を用いるため、シス
テム全体の構成が高価となる。
よる回路接続変更を行う場合、図面を参照しながら作業
者が回路接続変更を行う、あるいは、リレー回路の制御
によって自動的に接続変更を行う方法が用いられてい
る。しかし、この様な作業方法では、前者では図面の参
照違いの問題があり、後者では回路変更を受け持つ回路
構成部材が、リレーなどの主装置と補助装置とから構成
され、特に、電力線模擬盤などへの適用例ではリレー接
点の接触抵抗の安定化のため金接点を用いるため、シス
テム全体の構成が高価となる。
【0005】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
のであり、その目的は前記した課題を解決して、図面を
参照しながら回路接続変更を行う際に発生する人為ミス
を極力排除し、また、リレーなどの高価な主装置を使用
することなく、確実な回路接続変更が実施できる回路接
続の案内表示方法を提供することにある。
のであり、その目的は前記した課題を解決して、図面を
参照しながら回路接続変更を行う際に発生する人為ミス
を極力排除し、また、リレーなどの高価な主装置を使用
することなく、確実な回路接続変更が実施できる回路接
続の案内表示方法を提供することにある。
【0006】上記目的を達成するために、請求項1の発
明では、盤または装置に取り付けられるコネクタからな
る接続部と、この接続部に近接配置され、接続部位を表
示する表示器と、コネクタのプラグに接続されるケーブ
ルからなる接続線と、表示器と接続され、接続部に接続
線を接続する回路接続作業箇所を明示するプログラムに
従ってディジタル出力を出力するディジタル出力装置
と、コネクタの接点を経由して接続情報を得る接続手段
と、この接続手段からの接続情報を入力するディジタル
入力装置とを備え、回路接続作業を行うとき、ディジタ
ル出力装置は、プログラムに従ってディジタル出力を出
力し、表示器を点灯または点滅し、接続部位を表示する
回路接続の案内表示方法において、接続部のコネクタ
は、回路接続用に少なくとも1接点と、該コネクタの接
続情報を得るため予め定められた接続ピン位置の2接点
と、を備え、コネクタ・コネクタ間のプラグ側の接続は
対応するコネクタ・コネクタ間の接続ピン位置を相互に
接続するものとする。
明では、盤または装置に取り付けられるコネクタからな
る接続部と、この接続部に近接配置され、接続部位を表
示する表示器と、コネクタのプラグに接続されるケーブ
ルからなる接続線と、表示器と接続され、接続部に接続
線を接続する回路接続作業箇所を明示するプログラムに
従ってディジタル出力を出力するディジタル出力装置
と、コネクタの接点を経由して接続情報を得る接続手段
と、この接続手段からの接続情報を入力するディジタル
入力装置とを備え、回路接続作業を行うとき、ディジタ
ル出力装置は、プログラムに従ってディジタル出力を出
力し、表示器を点灯または点滅し、接続部位を表示する
回路接続の案内表示方法において、接続部のコネクタ
は、回路接続用に少なくとも1接点と、該コネクタの接
続情報を得るため予め定められた接続ピン位置の2接点
と、を備え、コネクタ・コネクタ間のプラグ側の接続は
対応するコネクタ・コネクタ間の接続ピン位置を相互に
接続するものとする。
【0007】また、請求項2の発明では、盤または装置
に取り付けられるコネクタからなる接続部と、この接続
部に近接配置され、接続部位を表示する表示器と、コネ
クタのプラグに接続されるケーブルからなる接続線と、
表示器と接続され、接続部に接続線を接続する回路接続
作業箇所を明示するプログラムに従ってディジタル出力
を出力するディジタル出力装置と、コネクタの接点を経
由して接続情報を得る接続手段と、この接続手段からの
接続情報を入力するディジタル入力装置とを備え、回路
接続作業を行うとき、ディジタル出力装置は、プログラ
ムに従ってディジタル出力を出力し、表示器を点灯また
は点滅し、接続部位を表示する回路接続の案内表示方法
において、 接続部のコネクタは、回路接続用に少なくと
も1接点と、該コネクタの接続情報を得る予め定められ
た接続ピン位置の2接点と、を備え、コネクタ・コネク
タ間のプラグ側の接続は回路接続用の接点に対して対応
するコネクタ・コネクタ間の同一接続ピン位置間を相互
に接続し、コネクタ接続情報を得る2接点は対応するピ
ン位置を相互にクロス配線接続し、 また、接続情報を得
る予め定められた接続ピン位置の2接点の内、1接点は
ディジタル出力装置と接続し、他の1接点はディジタル
入力装置と接続し、ディジタル出力装置からの出力信号
を読み取ることにより、ディジタル入力装置は、回路接
続作業が確実に実施できたことを検知するものとする。
に取り付けられるコネクタからなる接続部と、この接続
部に近接配置され、接続部位を表示する表示器と、コネ
クタのプラグに接続されるケーブルからなる接続線と、
表示器と接続され、接続部に接続線を接続する回路接続
作業箇所を明示するプログラムに従ってディジタル出力
を出力するディジタル出力装置と、コネクタの接点を経
由して接続情報を得る接続手段と、この接続手段からの
接続情報を入力するディジタル入力装置とを備え、回路
接続作業を行うとき、ディジタル出力装置は、プログラ
ムに従ってディジタル出力を出力し、表示器を点灯また
は点滅し、接続部位を表示する回路接続の案内表示方法
において、 接続部のコネクタは、回路接続用に少なくと
も1接点と、該コネクタの接続情報を得る予め定められ
た接続ピン位置の2接点と、を備え、コネクタ・コネク
タ間のプラグ側の接続は回路接続用の接点に対して対応
するコネクタ・コネクタ間の同一接続ピン位置間を相互
に接続し、コネクタ接続情報を得る2接点は対応するピ
ン位置を相互にクロス配線接続し、 また、接続情報を得
る予め定められた接続ピン位置の2接点の内、1接点は
ディジタル出力装置と接続し、他の1接点はディジタル
入力装置と接続し、ディジタル出力装置からの出力信号
を読み取ることにより、ディジタル入力装置は、回路接
続作業が確実に実施できたことを検知するものとする。
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】上記構成により、本発明の回路接続の案内表示
方法によれば、回路接続作業を行うとき、予めDO装置に
プログラムされた回路接続作業の順番に従って、DO装置
は、ディジタル出力を出力し、表示器を点灯または点滅
し、接続部位を表示する。従って、作業者は、この表示
器が点灯または点滅して表示している接続部位に対して
順次作業を進めればよい。即ち、図面を参照しながら回
路接続変更を行う際に発生する人為ミスを極力排除する
ことができる。
方法によれば、回路接続作業を行うとき、予めDO装置に
プログラムされた回路接続作業の順番に従って、DO装置
は、ディジタル出力を出力し、表示器を点灯または点滅
し、接続部位を表示する。従って、作業者は、この表示
器が点灯または点滅して表示している接続部位に対して
順次作業を進めればよい。即ち、図面を参照しながら回
路接続変更を行う際に発生する人為ミスを極力排除する
ことができる。
【0011】また、コネクタの接点を経由して接続情報
をDI装置に入力することにより、上述の回路接続変更を
DI装置で検証しながら作業を進めることができる。特
に、コネクタのプラグ側の接続情報を得る接続ピン位置
の2接点間を短絡配線することにより、該コネクタの挿
入漏れを確認することができる。また、対応するコネク
タ・コネクタ間の接続プラグピン位置を相互に接続する
ことにより、コネクタ・コネクタ間の接続漏れを確認す
ることができる。
をDI装置に入力することにより、上述の回路接続変更を
DI装置で検証しながら作業を進めることができる。特
に、コネクタのプラグ側の接続情報を得る接続ピン位置
の2接点間を短絡配線することにより、該コネクタの挿
入漏れを確認することができる。また、対応するコネク
タ・コネクタ間の接続プラグピン位置を相互に接続する
ことにより、コネクタ・コネクタ間の接続漏れを確認す
ることができる。
【0012】また、コネクタ接続情報を得る2接点は対
応するピン位置を相互にクロス配線接続し、一方の1接
点はDO装置と接続し、他の1接点はDI装置と接続するこ
とにより、DO装置の出力信号を制御し、DI装置は、この
出力信号を読み取ることにより、作業者の作業ミスを含
め、回路接続作業が確実に実施できたことを検知するこ
とができる。
応するピン位置を相互にクロス配線接続し、一方の1接
点はDO装置と接続し、他の1接点はDI装置と接続するこ
とにより、DO装置の出力信号を制御し、DI装置は、この
出力信号を読み取ることにより、作業者の作業ミスを含
め、回路接続作業が確実に実施できたことを検知するこ
とができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明による案内表示方法が適用され
る装置の要部構成を説明するブロック図、図2は接続部
にコネクタを用い近接配置された表示器の配置図、図3
は端子台に近接配置された表示器の配置図、図4は比較
・参考例としての回路接続の案内表示方法を説明するブ
ロック図、図5は第1の実施例の回路接続の案内表示方
法を説明するブロック図、図6は第2の実施例の回路接
続の案内表示方法を説明するブロック図である。
る装置の要部構成を説明するブロック図、図2は接続部
にコネクタを用い近接配置された表示器の配置図、図3
は端子台に近接配置された表示器の配置図、図4は比較
・参考例としての回路接続の案内表示方法を説明するブ
ロック図、図5は第1の実施例の回路接続の案内表示方
法を説明するブロック図、図6は第2の実施例の回路接
続の案内表示方法を説明するブロック図である。
【0014】図1において、盤または装置に取り付けら
れる端子台1(図1では図示省略), またはコネクタ2
(21〜2n),あるいは端子台およびコネクタ, からなる接
続部と、この接続部に近接配置され、接続部位を表示す
る表示器3(31〜3n) と、端子台1の端子に接続する配線
材, あるいはコネクタ2のプラグに接続されるケーブ
ル, からなる接続線4と、表示器3と接続され、接続部
に接続線4を接続する作業箇所を明示するプログラムに
従ってディジタル出力を出力するディジタル出力装置5
と、を備えて構成される。
れる端子台1(図1では図示省略), またはコネクタ2
(21〜2n),あるいは端子台およびコネクタ, からなる接
続部と、この接続部に近接配置され、接続部位を表示す
る表示器3(31〜3n) と、端子台1の端子に接続する配線
材, あるいはコネクタ2のプラグに接続されるケーブ
ル, からなる接続線4と、表示器3と接続され、接続部
に接続線4を接続する作業箇所を明示するプログラムに
従ってディジタル出力を出力するディジタル出力装置5
と、を備えて構成される。
【0015】かかる構成において、回路接続作業を行う
とき、DO装置5は、予め入力された回路変更プログラム
に従ってディジタル出力を出力し、表示器3を点灯また
は点滅し、接続部位を表示する。作業者は各変更毎に表
示された接続点の接続換えを速やかに行うことができ
る。図示例では、例えば、実線で図示されたコネクタ2
2、24間を接続している接続線42を点線で図示するコネ
クタ22、25間に接続変更するとき、DO装置5は表示器3
2、35を点灯または点滅し、接続部位を表示する。この
結果、作業者は図面を参照することなく表示器32、35が
点灯または点滅している箇所の回路接続変更を行うこと
ができる。
とき、DO装置5は、予め入力された回路変更プログラム
に従ってディジタル出力を出力し、表示器3を点灯また
は点滅し、接続部位を表示する。作業者は各変更毎に表
示された接続点の接続換えを速やかに行うことができ
る。図示例では、例えば、実線で図示されたコネクタ2
2、24間を接続している接続線42を点線で図示するコネ
クタ22、25間に接続変更するとき、DO装置5は表示器3
2、35を点灯または点滅し、接続部位を表示する。この
結果、作業者は図面を参照することなく表示器32、35が
点灯または点滅している箇所の回路接続変更を行うこと
ができる。
【0016】また、例えば、表示器3が点滅していると
きはその接続部位の接続を外し、表示器3が点灯してい
るときはその接続部位の接続を行うものとすれば、作業
順序を含めて予め入力された回路変更プログラムに従っ
て表示器3を点灯または点滅し、接続部位と作業内容を
表示することができる。このような装置における表示器
3の配置例を図2、図3に示す。図2はコネクタ2のジ
ャックの上部に表示器3を近接配置した例を示す。ま
た、図3は端子台1の内部に組み込まれた表示器3の配
置例を示す。図3の図示例では、導通している各端子(1
1A,11B),(12A,12B) …(15A,15B) の中間位置に表示器3
が配置され、例えば、端子11A,12A,…15A 側は固定配線
用として、端子11B,12B,…15B 側は回路変更用として利
用される。
きはその接続部位の接続を外し、表示器3が点灯してい
るときはその接続部位の接続を行うものとすれば、作業
順序を含めて予め入力された回路変更プログラムに従っ
て表示器3を点灯または点滅し、接続部位と作業内容を
表示することができる。このような装置における表示器
3の配置例を図2、図3に示す。図2はコネクタ2のジ
ャックの上部に表示器3を近接配置した例を示す。ま
た、図3は端子台1の内部に組み込まれた表示器3の配
置例を示す。図3の図示例では、導通している各端子(1
1A,11B),(12A,12B) …(15A,15B) の中間位置に表示器3
が配置され、例えば、端子11A,12A,…15A 側は固定配線
用として、端子11B,12B,…15B 側は回路変更用として利
用される。
【0017】図4は本発明の実施例についての理解を容
易にするための比較・参考例を示す図、図5〜図6は本
発明の第1〜第2の実施例による回路接続の案内表示方
法を説明するブロック図である。以下、図4〜図6の説
明では、簡明化のため図1で図示したコネクタ21、23
と、接続線41と、表示器31、33の回路構成部分を特に取
り上げ、他の回路構成部分の図示を省略した。図4にお
いて、接続部は接点a,b,c,d を有するコネクタ21、23か
らなり、回路接続の案内表示方法は、このコネクタの接
点c,d を経由して接続情報を得る接続手段と、この接続
手段からの接続情報を入力するDI装置と、を備えて構成
される。即ち、接続部のコネクタ21、23は、実施例では
回路接続用に接点a,b の2接点と、このコネクタの接続
情報を得るため予め定められた接続ピン位置c,d の2接
点と、を備えて構成される。コネクタ21、23のプラグ側
の接点a,b がケーブル41と接続されて例えば電力線模擬
盤の送電系統の回路接続の一部を構成する。また、表示
器31、32はそれぞれ対応するコネクタ21、23に近接配置
され、DO装置5に接続されている。
易にするための比較・参考例を示す図、図5〜図6は本
発明の第1〜第2の実施例による回路接続の案内表示方
法を説明するブロック図である。以下、図4〜図6の説
明では、簡明化のため図1で図示したコネクタ21、23
と、接続線41と、表示器31、33の回路構成部分を特に取
り上げ、他の回路構成部分の図示を省略した。図4にお
いて、接続部は接点a,b,c,d を有するコネクタ21、23か
らなり、回路接続の案内表示方法は、このコネクタの接
点c,d を経由して接続情報を得る接続手段と、この接続
手段からの接続情報を入力するDI装置と、を備えて構成
される。即ち、接続部のコネクタ21、23は、実施例では
回路接続用に接点a,b の2接点と、このコネクタの接続
情報を得るため予め定められた接続ピン位置c,d の2接
点と、を備えて構成される。コネクタ21、23のプラグ側
の接点a,b がケーブル41と接続されて例えば電力線模擬
盤の送電系統の回路接続の一部を構成する。また、表示
器31、32はそれぞれ対応するコネクタ21、23に近接配置
され、DO装置5に接続されている。
【0018】コネクタ接続情報は、コネクタ21、23のプ
ラグ側の接続ピン位置c,d の2接点間をそれぞれ短絡配
線し、コネクタ21、23のジャック側の接点c をp で図示
される+24Vの電圧に接続し、コネクタ21、23のジャック
側の接点d をそれぞれDI装置6に入力する。かかる構成
により、接続情報は、p 電圧からそれぞれのコネクタ2
1、23の接点c,d 、および、コネクタが挿入されておれ
ば該短絡配線された回路を経由してDI装置6に入力信号
が流れ、DI装置6は、該当位置にコネクタが挿入された
か否かを検知することができる。即ち、該コネクタの挿
入漏れを確認することができる。
ラグ側の接続ピン位置c,d の2接点間をそれぞれ短絡配
線し、コネクタ21、23のジャック側の接点c をp で図示
される+24Vの電圧に接続し、コネクタ21、23のジャック
側の接点d をそれぞれDI装置6に入力する。かかる構成
により、接続情報は、p 電圧からそれぞれのコネクタ2
1、23の接点c,d 、および、コネクタが挿入されておれ
ば該短絡配線された回路を経由してDI装置6に入力信号
が流れ、DI装置6は、該当位置にコネクタが挿入された
か否かを検知することができる。即ち、該コネクタの挿
入漏れを確認することができる。
【0019】次に、図5により本発明の第1の実施例を
説明する。図5において、図4との相違点は、図4では
コネクタ21、23のプラグ側の接点c,d がそれぞれ短絡配
線されて構成されたのに対して、図5ではケーブル41で
対応するコネクタ21とコネクタ23間のプラグ側の接続ピ
ン位置c,d を相互に接続した点である。かかる構成によ
り、回路接続変更を行うとき、ケーブル41で接続された
コネクタが表示器31、33が点灯または点滅している箇所
に正しく接続されたとき,DI装置6に接続情報を入力す
ることができる。他方、誤って他のケーブルのコネクタ
を挿入したとき、例えばケーブル(42)で接続されたコネ
クタ(24)をコネクタ23の位置に挿入したとき、この様な
ときはDI装置6に接続情報を入力することができないの
で、誤配線作業を行ったことを知ることができる。即
ち、回路接続変更作業が正しく行われているか否かをDI
装置で検証しながら作業を進めることができる。
説明する。図5において、図4との相違点は、図4では
コネクタ21、23のプラグ側の接点c,d がそれぞれ短絡配
線されて構成されたのに対して、図5ではケーブル41で
対応するコネクタ21とコネクタ23間のプラグ側の接続ピ
ン位置c,d を相互に接続した点である。かかる構成によ
り、回路接続変更を行うとき、ケーブル41で接続された
コネクタが表示器31、33が点灯または点滅している箇所
に正しく接続されたとき,DI装置6に接続情報を入力す
ることができる。他方、誤って他のケーブルのコネクタ
を挿入したとき、例えばケーブル(42)で接続されたコネ
クタ(24)をコネクタ23の位置に挿入したとき、この様な
ときはDI装置6に接続情報を入力することができないの
で、誤配線作業を行ったことを知ることができる。即
ち、回路接続変更作業が正しく行われているか否かをDI
装置で検証しながら作業を進めることができる。
【0020】次に、図6により本発明の第2の実施例を
説明する。図6において、図4、図5との相違点は、コ
ネクタ接続情報を得るため、コネクタ21、23間のプラグ
側の接続ピン位置c,d を相互にクロス配線接続し、ジャ
ック側の接続ピン位置c をDO装置5と接続し、他の1接
点d をDI装置6と接続して構成した点である。かかる構
成により、DI装置6は、DO装置5からの出力信号と連動
して接続情報の入力信号を読み取ることにより、回路接
続作業が確実に実施できたことを検知することができ
る。即ち、作業者の作業ミスを含め、回路接続作業が確
実に実施できたことを検知することができる。
説明する。図6において、図4、図5との相違点は、コ
ネクタ接続情報を得るため、コネクタ21、23間のプラグ
側の接続ピン位置c,d を相互にクロス配線接続し、ジャ
ック側の接続ピン位置c をDO装置5と接続し、他の1接
点d をDI装置6と接続して構成した点である。かかる構
成により、DI装置6は、DO装置5からの出力信号と連動
して接続情報の入力信号を読み取ることにより、回路接
続作業が確実に実施できたことを検知することができ
る。即ち、作業者の作業ミスを含め、回路接続作業が確
実に実施できたことを検知することができる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明の構成によれ
ば、図面を参照しながら回路接続変更を行う際に発生す
る人為ミスを極力排除し、また、端子によるネジ締めあ
るいは接触圧の高いコネクタを用いることにより接続部
の接触抵抗を低くし、金接点などを用いたリレーなどの
高価な主装置を使用することなく、確実な回路接続変更
が実施できる回路接続の案内表示方法を提供することが
できる。
ば、図面を参照しながら回路接続変更を行う際に発生す
る人為ミスを極力排除し、また、端子によるネジ締めあ
るいは接触圧の高いコネクタを用いることにより接続部
の接触抵抗を低くし、金接点などを用いたリレーなどの
高価な主装置を使用することなく、確実な回路接続変更
が実施できる回路接続の案内表示方法を提供することが
できる。
【図1】本発明による回路接続の案内表示方法が適用さ
れる装置の要部構成を説明するブロック図
れる装置の要部構成を説明するブロック図
【図2】接続部にコネクタを用い近接配置された表示器
の配置図
の配置図
【図3】端子台に近接配置された表示器の配置図
【図4】比較・参考例としての回路接続の案内表示方法
を説明するブロック図
を説明するブロック図
【図5】第1の実施例の回路接続の案内表示方法を説明
するブロック図
するブロック図
【図6】第2の実施例の回路接続の案内表示方法を説明
するブロック図
するブロック図
【図7】従来技術による端子接続を図面を参照しながら
配線接続変更を行う例図
配線接続変更を行う例図
【図8】リレーを用いて配線接続変更を行う例図
【図9】マトリックスボードを用いて配線接続変更を行
う例図
う例図
1 端子台 11A〜15A, 11B〜15B 端子 2、21〜26,2n コネクタ a,b,c,d 接点 3、31〜36,3n 表示器 4、41,42, W71〜W7i, W81〜W8j 接続線 5 DO装置 6 DI装置 7 リレー 7A 補助装置 Rij リレー接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 9/00 H01R 13/64 H01R 43/00
Claims (2)
- 【請求項1】 盤または装置に取り付けられるコネクタ
からなる接続部と、 この接続部に近接配置され、接続部位を表示する表示器
と、 前 記コネクタのプラグに接続されるケーブルからなる接
続線と、 前記表示器と接続され、接続部に接続線を接続する回路
接続作業箇所を明示するプログラムに従ってディジタル
出力を出力するディジタル出力装置と、 前記コネクタの接点を経由して接続情報を得る接続手段
と、 この接続手段からの接続情報を入力するディジタル入力
装置とを備え、 回路接続作業を行うとき、前記ディジタル出力装置は、
前記プログラムに従ってディジタル出力を出力し、前記
表示器を点灯または点滅し、接続部位を表示する回路接
続の案内表示方法において、 前記接続部のコネクタは、回路接続用に少なくとも1接
点と、該コネクタの接続情報を得るため予め定められた
接続ピン位置の2接点と、を備え、コネクタ・コネクタ
間のプラグ側の接続は対応するコネクタ・コネクタ間の
接続ピン位置を相互に接続する、ことを特徴とする回路
接続の案内表示方法。 - 【請求項2】 盤または装置に取り付けられるコネクタ
からなる接続部と、 この接続部に近接配置され、接続部位を表示する表示器
と、 前記コネクタのプラグに接続されるケーブルからなる接
続線と、 前記表示器と接続され、接続部に接続線を接続する回路
接続作業箇所を明示するプログラムに従ってディジタル
出力を出力するディジタル出力装置と、 前記コネクタの接点を経由して接続情報を得る接続手段
と、 この接続手段からの接続情報を入力するディジタル入力
装置とを備え、 回路接続作業を行うとき、前記ディジタル出力装置は、
前記プログラムに従ってディジタル出力を出力し、前記
表示器を点灯または点滅し、接続部位を表示する回路接
続の案内表示方法において、 前記接続部のコネクタは、回路接続用に少なくとも1接
点と、該コネクタの接続情報を得る予め定められた接続
ピン位置の2接点と、を備え、コネクタ・コネクタ間の
プラグ側の接続は回路接続用の接点に対して対応するコ
ネクタ・コネクタ間の同一接続ピン位置間を相互に接続
し、コネクタ接続情報を得る2接点は対 応するピン位置
を相互にクロス配線接続し、 また、前記接続情報を得る予め定められた接続ピン位置
の2接点の内、1接点は前記ディジタル出力装置と接続
し、他の1接点は前記ディジタル入力装置と接続し、前
記ディジタル出力装置からの出力信号を読み取ることに
より、前記ディジタル入力装置は、回路接続作業が確実
に実施できたことを検知する、ことを特徴とする回路接
続の案内表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18124795A JP3279132B2 (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 回路接続の案内表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18124795A JP3279132B2 (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 回路接続の案内表示方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0935777A JPH0935777A (ja) | 1997-02-07 |
JP3279132B2 true JP3279132B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=16097374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18124795A Expired - Fee Related JP3279132B2 (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 回路接続の案内表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3279132B2 (ja) |
-
1995
- 1995-07-18 JP JP18124795A patent/JP3279132B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0935777A (ja) | 1997-02-07 |
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