JPS63232281A - プリント板の不完全実装個所検出方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明はプリント板と装置間の実装状態をチェックして
不完全実装個所を検出する方式であって、プリント板が
装置に完全に実装された際、ジャックとプラグの接触面
それぞれに設けられた接点間が接触して電気的接続が行
われるようにし、それらの接点の導通を検出器でチェッ
クすることによって、不完全実装個所を検出する。

ジャックとプラグが多数あってもその当接状態を正確に
且つ容易にチェックすることができる。

〔産業上の利用分野〕

本発明はプリント板が装置に実装する際に用いられるジ
ャックとプラグ間の当接状態をチェックするプリント板
の不完全実装個所検出方式に関するものである。

多数のプリント板を実装した装置では、それらすべての
プリント板と装置間のジャックとプラグによる電気的接
続が完全に行われていることが必要で、１つのプリント
を反でも複数のジャックとフ゛ラグによる接続個所を持
つ場合、１つでも不完全個所があると装置障害となる。

従って、多数の接読個所を効率よく、且つ迅速にチェッ
クして不良個所を摘出する方式が要望される。

〔従来の技術〕

従来、プリント板が装置に実装される場合、プリント板
に取り付けられたジャックと装置に取り付けられたプラ
グとが、完全に挿入されているかと゛うかは目視によっ
てチェックされる。

なお、プリント仮にプラグが取り付けられ、装置にジャ
ックが取り付けられていても本発明では同義であるので
、以下、プリント板にはジャックが取り付けられ、装置
にはプラグが取り付けられているものとする。

また、ジャックとプラグには多数の接続線を相互に接続
するため、相応する数のビンジャックとビンがあるが、
図では省略する。

目視チェックを容易にするために、第１図を流用して説
明すると、例えば図のようにプラグ２にガイドビン２３
．２４があって、ジャック１のガイド孔にガイドピン２
３．２４を挿通するような構造になっている場合、ガイ
ドピン２３．２４に目視確認線２５．２６を設け、ジャ
ック１とプラグ２が挿入され当接した状態で、ガイドピ
ンの目視ｂＵ　ｍ線２５．２６がジャック１から突出し
て目視できる時は、ジャック１とプラグ２が完全に挿入
され、実装が完全であるとする方法が用いられている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

プリント板が装置に実装される場合、ジャックとプラグ
とが完全に当接していれば、電気的接触が完全に行われ
るようになっている。

しかし、ジャックとプラグとの当接状態が目視によって
チェックして、両者が完全に挿入されているように見え
ても、両者の当接位置に僅かの間隙があって、作業場所
によっては発見し難く、そのため電気的接続が行われて
いない場合が往々にしである。

本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであっ
て、プリント板の不完全実装個所を効率良く、且つ迅速
にチェックする方式を提供することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

上記した目的を達成するため、プリント板のジャックと
装置のプラグの接触面それぞれに２つずつ電気接点を設
ける。

そして、ジャックとプラグとが当接した位置で、相互に
接触するようする。

しかもジャックとプラグのいずれか一方の接点同志を内
部で接続する。

他方の接点を接点間の導通をチェックする実装検出器に
接続する。

〔作用〕

ジャックとプラグとが当接している状態では、両者の接
触面に設けられた接点は接触している。

従って、ジャックかプラグいずれか内部接続された接点
を通じて２組の接点は琳通状態にある。

その一方の接点に実装検出器が接続されて導通のチェッ
クを行う。

そして、導通がない場合、２Ｍｉの接点のいずれかが接
触しておらず、従って、ジャックとプラグの当接が完全
でなく、両者の当接位置に間隙が存在することを示して
いる。

〔実施例〕

第１図は本発明のプリン１反の不完全実装個所検出方式
の一実施例のジャックとプラグを説明する図、 第２図は多数のコネクタををするプリント板の実施例を
説明する図である。

第１図において、１はジャック、２はプラグとする。

そしてジャック１はプリント板に取り付けられ、一方プ
ラグ２は装置に取り付けられたものとする。

ジャック１の接点１１．１２はプラグ２の接点２１．２
２とそれぞれ対応する位置にあって、ジャック１とプラ
グ２が当接した時、接点１１と２１、接点１２と２２と
が接触する。

接点１１と１２とはジャック１の内部で接続線２７によ
って電気的に接続されている。

そして、プラグの接点２１．２２は実装検出器に接続さ
れる。

第１図（ａｌは不完全実装状態を示し、特にジャック１
とプラグ２間の間隙を誇示している。

第１図（ｂ）′は完全実装状態を示し、実装検出器から
の導通回路は、接点２１−接点１１−接点１２−接点２
２を通じて形成される。

第１図ｆａ）のように、不完全実装状態の場合は接点間
に導通がなく、実装検出器の導通回路は形成されない。

また、本発明に基づいて接点が付設されている場合、ガ
イドピン２３．２４に設けられた目視確認！２５．２６
は当接状態をチェックする補助手段である。

第２図は多くのジャックとプラグで実装されるプリンｌ
−＋ｆｆｌに対する本発明の実施例を示す。

図のように、プリント板１０はジャック１０１．１０２
・・・・が取り付けられ、これらジャックにプラグ１１
１，１１２・・・が装置からの接続線とともに挿入され
る。

これらジャックとプラグは第１図に示したような接点１
１，１２，２１．２２を有し、それぞれの対応する接点
が、第２図のＰ点で接触する。

そして、ジャック１０１，１０２・・・の接点は、第２
図に示すようにプリント板上で直列に接続されている。

一方、実装検出器２０は実装表示のために、例えば表示
ランプ２０１と電源２０２が直列に接続され、その両端
がプリント板１０のジャックの最初の接点と接点が直列
に接続された導通回路のジャックの最後の接点に接続さ
れる。

プリント板１０のすべてのジャックとプラグの実装が完
全で、従ってそれぞれの接点が接触し、導通回路が形成
されていると、表示ランプ２０１が点灯する。

また、接点の少なくとも１つが実装不完全のために接触
していないと、導通回路が形成されず、ランプ２０１は
点灯しない。

作業者はこの表示ランプ２０１の点灯状態をみて実装状
態が完全か、不完全かを識別することができる。

°また、第３図は多くのプリント板１０で構成される装
置で、表示ランプ２０１を装置の所定部分、例えば実装
チェックパネル３０に集めて、集中管理し、作業者がチ
ェックするのに便利なようにした図である。

更に、装置のプリント板のすべての導通回路を直列に接
続して１つの表示ランプで表示するようにしてもよいの
は云うまでもない。

〔発明の効果〕

以上述べてきたように、本発明によれば、プリント板の
実装状態が表示ランプによって瞬時に判明するため、試
験、あるいは障害調査のための時間が短縮され、不完全
実装のない装置構成に貢献でき、実用的には極めて有用
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のプリント板の不完全実装個所検出方式
の一実施例のジャックとプラグを説明する図、 第２図は多数のジャックとプラグで実装されるプリント
板の実施例を説明する図、 第３図は実装チェックパネルの実施例である。 図において、 ■はジャック、２はプラグ、 １１．１２，２１．２２は接点である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 プリント板に取り付けられたジャック（１）と装置に設
   けられたプラグ（２）とが接合することによって該プリ
   ント板が該装置に接続されるプリント板の実装方法にお
   いて、 プリント板のジャック（１）と装置のプラグ（２）の接
   触面それぞれに設けられ、該ジャック（１）とプラグ（
   ２）とが当接した位置で、相互に接触するようにした２
   接点宛２組の接点（１１、１２、２１、２２）が該ジャ
   ック（１）とプラグ（２）のいずれか一方の接点同志が
   接続され、他方の接点が該接点間の導通をチェックする
   実装検出器に接続されてなることを特徴とするプリント
   板の不完全実装個所検出方式。