JPH0545371A - 衝突検出センサ - Google Patents
衝突検出センサInfo
- Publication number
- JPH0545371A JPH0545371A JP3228461A JP22846191A JPH0545371A JP H0545371 A JPH0545371 A JP H0545371A JP 3228461 A JP3228461 A JP 3228461A JP 22846191 A JP22846191 A JP 22846191A JP H0545371 A JPH0545371 A JP H0545371A
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- Japan
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- pressure receiving
- collision
- sensor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、車両の側面衝突の検出を迅速かつ
確実に行なうことのできる衝突検出センサを提供するも
のである。 【構成】 本発明の衝突検出センサ２は、車両ドアＤ内
に固定された固定部材２４と該固定部材２４の外方に配
され、剛性の高い衝撃力受圧部２３およびこれに比し剛
性の低いエネルギー吸収部２１、２２を有する可動部材
とを具備し、上記固定部材２４に、上記可動部材と所定
間隔をおいて対向し上記可動部材の移動を検出する検出
部２５を設け、上記受圧部２３が所定値を越える衝撃を
受けたときにエネルギー吸収部が変形して上記可動部材
が移動し、上記検出部２５を作動させるようになしてあ
る。
確実に行なうことのできる衝突検出センサを提供するも
のである。 【構成】 本発明の衝突検出センサ２は、車両ドアＤ内
に固定された固定部材２４と該固定部材２４の外方に配
され、剛性の高い衝撃力受圧部２３およびこれに比し剛
性の低いエネルギー吸収部２１、２２を有する可動部材
とを具備し、上記固定部材２４に、上記可動部材と所定
間隔をおいて対向し上記可動部材の移動を検出する検出
部２５を設け、上記受圧部２３が所定値を越える衝撃を
受けたときにエネルギー吸収部が変形して上記可動部材
が移動し、上記検出部２５を作動させるようになしてあ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は車両衝突時、主として側
面衝突時の乗員保護に用いられるエアバッグ装置の衝突
検出センサに関する。
面衝突時の乗員保護に用いられるエアバッグ装置の衝突
検出センサに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、車両衝突時の乗員保護対策とし
て、シートベルト装置に加え、衝突を検知して瞬時にエ
アバッグを膨らませ、衝撃から乗員を保護するエアバッ
グ装置を装備した車両が普及してきた。
て、シートベルト装置に加え、衝突を検知して瞬時にエ
アバッグを膨らませ、衝撃から乗員を保護するエアバッ
グ装置を装備した車両が普及してきた。
【０００３】ところで、従来のエアバッグ装置は、主に
正面衝突時の乗員保護を目的とするもので、ステアリン
グホイールあるいはインストルメントパネルの一部に設
けられ、前面からの衝撃を緩和するものが一般的であ
る。
正面衝突時の乗員保護を目的とするもので、ステアリン
グホイールあるいはインストルメントパネルの一部に設
けられ、前面からの衝撃を緩和するものが一般的であ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】一方、車両衝突時の安
全性をさらに高めるため、側面からの衝突に対応して作
動するエアバッグ装置の併用が検討されている。このた
め、側面衝突をすばやく、しかも確実に検出することの
できる検知手段の開発が急務となっている。
全性をさらに高めるため、側面からの衝突に対応して作
動するエアバッグ装置の併用が検討されている。このた
め、側面衝突をすばやく、しかも確実に検出することの
できる検知手段の開発が急務となっている。
【０００５】しかして、本発明の目的は、側面衝突の検
出を迅速かつ確実に行なうことのできる衝突検出センサ
を提供することにある。
出を迅速かつ確実に行なうことのできる衝突検出センサ
を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の衝突検出センサ
の構成を図１で説明すると、衝突検出センサは、車両ド
ア内に固定された固定部材２４と、該固定部材２４の外
方に配され、剛性の高い衝撃力受圧部２３およびこれに
比し剛性の低いエネルギー吸収部２１、２２とを有する
可動部材とを具備し、上記固定部材２４に、上記可動部
材と所定間隔をおいて対向し上記可動部材の移動を検出
する検出部２５が設けてある。
の構成を図１で説明すると、衝突検出センサは、車両ド
ア内に固定された固定部材２４と、該固定部材２４の外
方に配され、剛性の高い衝撃力受圧部２３およびこれに
比し剛性の低いエネルギー吸収部２１、２２とを有する
可動部材とを具備し、上記固定部材２４に、上記可動部
材と所定間隔をおいて対向し上記可動部材の移動を検出
する検出部２５が設けてある。
【０００７】
【作用】衝突により車両ドア外板が変形し、衝撃が上記
構成のセンサに加えられると、衝撃力は受圧部２３を介
してエネルギー吸収部２１、２２の全面に分散される。
衝突の衝撃が所定荷重を越えると、エネルギー吸収部２
１、２２が変形して可動部材が移動する。これにより可
動部材が上記検出部２５を圧縮してＯＮ信号が出力さ
れ、車両の衝突が検出される。
構成のセンサに加えられると、衝撃力は受圧部２３を介
してエネルギー吸収部２１、２２の全面に分散される。
衝突の衝撃が所定荷重を越えると、エネルギー吸収部２
１、２２が変形して可動部材が移動する。これにより可
動部材が上記検出部２５を圧縮してＯＮ信号が出力さ
れ、車両の衝突が検出される。
【０００８】
【実施例】図１〜図４は本発明の第１実施例であり、本
発明の衝突検出センサを車両側面衝突用エアバッグ装置
に適用した例である。図２、３において、車両前席のド
アＤ内部には、補強材として水平方向に延びるパイプ式
のサイドドアビーム（ＳＤＢ）１が取り付けられ、ドア
Ｄ内壁に溶接等により固定されている。該ＳＤＢ１の車
外側外周壁にはこれに沿って本発明の衝突検出センサ２
が設置されている。ドアＤ内部のセンサ２上方には、バ
ッグＡに瞬時にガスを送り込むためのインフレータＢが
設置されており、図３はインフレータＢに取り付けられ
たバッグＡが展開した状態を示す。
発明の衝突検出センサを車両側面衝突用エアバッグ装置
に適用した例である。図２、３において、車両前席のド
アＤ内部には、補強材として水平方向に延びるパイプ式
のサイドドアビーム（ＳＤＢ）１が取り付けられ、ドア
Ｄ内壁に溶接等により固定されている。該ＳＤＢ１の車
外側外周壁にはこれに沿って本発明の衝突検出センサ２
が設置されている。ドアＤ内部のセンサ２上方には、バ
ッグＡに瞬時にガスを送り込むためのインフレータＢが
設置されており、図３はインフレータＢに取り付けられ
たバッグＡが展開した状態を示す。
【０００９】図１はセンサ２の拡大断面図で、センサ２
は、固定部材たるベースプレート２４の上端および下端
縁を、溶接によりＳＤＢ１に取り付けられたステー１
１、１２に、図示しないボルト等によって固定してあ
る。上記ベースプレート２４の、ＳＤＢ１と反対側の側
面には、剛性の比較的低いエネルギー吸収部たるアルミ
ニウムのハニカム構造体（以下、アルミハニカムとい
う）２１、２２と、図中矢印方向からの衝撃を該アルミ
ハニカム２１、２２の全面に分散させるための剛性の高
い衝撃力受圧部たる受圧プレート２３が配され、可動部
２０を構成ししている。上記受圧プレート２３は中央部
に凸部２３１を有し、上記アルミハニカム２１、２２間
の上記ベースプレート２４表面に設けた検出部たる公知
のテープスイッチ２５と所定間隔をおいて対向するよう
になしてある。２６は板金製または樹脂製のカバーで、
上記受圧プレート２３、アルミハニカム２１、２２、ベ
ースプレート２４表面を覆っている。
は、固定部材たるベースプレート２４の上端および下端
縁を、溶接によりＳＤＢ１に取り付けられたステー１
１、１２に、図示しないボルト等によって固定してあ
る。上記ベースプレート２４の、ＳＤＢ１と反対側の側
面には、剛性の比較的低いエネルギー吸収部たるアルミ
ニウムのハニカム構造体（以下、アルミハニカムとい
う）２１、２２と、図中矢印方向からの衝撃を該アルミ
ハニカム２１、２２の全面に分散させるための剛性の高
い衝撃力受圧部たる受圧プレート２３が配され、可動部
２０を構成ししている。上記受圧プレート２３は中央部
に凸部２３１を有し、上記アルミハニカム２１、２２間
の上記ベースプレート２４表面に設けた検出部たる公知
のテープスイッチ２５と所定間隔をおいて対向するよう
になしてある。２６は板金製または樹脂製のカバーで、
上記受圧プレート２３、アルミハニカム２１、２２、ベ
ースプレート２４表面を覆っている。
【００１０】上記構成の衝突検出センサの作動を以下に
説明する。図４は前席の側突用エアバッグシステムの一
例を示すシステム図で、運転席ドア衝突検出センサＳ１
は運転席インフレータの点火栓３１と、また助手席ドア
衝突検出センサＳ２は助手席インフレータの点火栓３２
と、それぞれ直列に電源に接続される。
説明する。図４は前席の側突用エアバッグシステムの一
例を示すシステム図で、運転席ドア衝突検出センサＳ１
は運転席インフレータの点火栓３１と、また助手席ドア
衝突検出センサＳ２は助手席インフレータの点火栓３２
と、それぞれ直列に電源に接続される。
【００１１】図１において、矢印方向から図示しない車
両が運転席のドアに衝突（側突）すると、ドアＤ外板が
変形して、衝撃がセンサ２に加えられる。衝撃力は凸部
２３１を有する受圧プレート２３を介して上記アルミハ
ニカム２１、２２の全面に分散される。衝突の衝撃が上
記アルミハニカム２１、２２の座屈荷重以上に大きいと
アルミハニカム２１、２２が座屈して上記受圧プレート
２３が移動し、凸部２３１が上記テープスイッチ２５を
加圧して運転席ドア衝突検出センサＳ１がＯＮとなる。
すると、運転席インフレータの点火栓３１に電流が流
れ、エアバッグＡが急速に展開して乗員を側面衝突から
保護する。
両が運転席のドアに衝突（側突）すると、ドアＤ外板が
変形して、衝撃がセンサ２に加えられる。衝撃力は凸部
２３１を有する受圧プレート２３を介して上記アルミハ
ニカム２１、２２の全面に分散される。衝突の衝撃が上
記アルミハニカム２１、２２の座屈荷重以上に大きいと
アルミハニカム２１、２２が座屈して上記受圧プレート
２３が移動し、凸部２３１が上記テープスイッチ２５を
加圧して運転席ドア衝突検出センサＳ１がＯＮとなる。
すると、運転席インフレータの点火栓３１に電流が流
れ、エアバッグＡが急速に展開して乗員を側面衝突から
保護する。
【００１２】このように本実施例では、衝撃力を、剛性
の高い受圧プレート２３を介してセンサ全面に配したア
ルミハニカム２１、２２全面で受ける構造とすることに
よって、局所的な荷重による変形や手でドア外面を押し
付けた程度の小さな荷重では作動せず、乗員に障害を及
ぼすような側突時のみに、確実に作動させることができ
る。
の高い受圧プレート２３を介してセンサ全面に配したア
ルミハニカム２１、２２全面で受ける構造とすることに
よって、局所的な荷重による変形や手でドア外面を押し
付けた程度の小さな荷重では作動せず、乗員に障害を及
ぼすような側突時のみに、確実に作動させることができ
る。
【００１３】本発明の第２〜４実施例をそれぞれ図５〜
図７に示す。第２〜４実施例も上記第１実施例と同様の
アルミハニカムを用いたドア衝突検出センサで、作動信
号検出用のテープスイッチ２５を加圧する構造に特徴が
ある。第２〜４実施例はいずれもテープスイッチ２５
を、アルミハニカム２１、２２下方のベースプレート２
４内に配置した構造としてあり、第２実施例（図５）で
は、ベースプレートを二重板構造としてＳＤＢ１側の内
板２４１内に上記テープスイッチ２５を配してある。外
板２４２には、受圧プレート２３の凸部２３１と対向す
る位置に案内孔２４３を設けて、受圧プレート２３の上
記凸部２３１が案内孔２４３を通して上記テープスイッ
チ２５を加圧するようになしてある。
図７に示す。第２〜４実施例も上記第１実施例と同様の
アルミハニカムを用いたドア衝突検出センサで、作動信
号検出用のテープスイッチ２５を加圧する構造に特徴が
ある。第２〜４実施例はいずれもテープスイッチ２５
を、アルミハニカム２１、２２下方のベースプレート２
４内に配置した構造としてあり、第２実施例（図５）で
は、ベースプレートを二重板構造としてＳＤＢ１側の内
板２４１内に上記テープスイッチ２５を配してある。外
板２４２には、受圧プレート２３の凸部２３１と対向す
る位置に案内孔２４３を設けて、受圧プレート２３の上
記凸部２３１が案内孔２４３を通して上記テープスイッ
チ２５を加圧するようになしてある。
【００１４】第３実施例（図６）では、ベースプレート
２４内にテープスイッチ２５を配して、これをアルミハ
ニカム２７の底面に対向させ、座屈したアルミハニカム
２７が直接上記テープスイッチ２５を加圧するようにな
してある。第４実施例（図７）では、アルミハニカム２
８のコア内部に、複数のロッド２９を接着等によって固
定し、これら複数のロッド２９が、二重板構造のベース
プレート２４の外板２４２に設けた案内孔２４３を通し
て、上記テープスイッチ２５を加圧するようになしてあ
る。それ以外の構造および作動は上記第１実施例と同様
である。
２４内にテープスイッチ２５を配して、これをアルミハ
ニカム２７の底面に対向させ、座屈したアルミハニカム
２７が直接上記テープスイッチ２５を加圧するようにな
してある。第４実施例（図７）では、アルミハニカム２
８のコア内部に、複数のロッド２９を接着等によって固
定し、これら複数のロッド２９が、二重板構造のベース
プレート２４の外板２４２に設けた案内孔２４３を通し
て、上記テープスイッチ２５を加圧するようになしてあ
る。それ以外の構造および作動は上記第１実施例と同様
である。
【００１５】本発明の第５、６実施例を図８、図９で説
明する。第５実施例（図８）は片持ち円弧の板バネを用
いたドア衝突検出センサで、断面逆Ｕ字状の板バネ４１
の一方の側部外表面を、ベースプレート５１上に固定す
るとともに、その内表面にプレート５２を介してテープ
スイッチ２５が設置してある。上記板バネ４１の他方の
側部外表面には剛性の高い受圧プレート５３が取り付け
てある。あるいは第６実施例（図９）の如く、両持ち円
弧の板バネ４２を用いてもよい。なお、板バネ４１、４
２とそれぞれのプレート５１、５２、５３は溶接、ネジ
止め、カシメ等によって組み付けられている。
明する。第５実施例（図８）は片持ち円弧の板バネを用
いたドア衝突検出センサで、断面逆Ｕ字状の板バネ４１
の一方の側部外表面を、ベースプレート５１上に固定す
るとともに、その内表面にプレート５２を介してテープ
スイッチ２５が設置してある。上記板バネ４１の他方の
側部外表面には剛性の高い受圧プレート５３が取り付け
てある。あるいは第６実施例（図９）の如く、両持ち円
弧の板バネ４２を用いてもよい。なお、板バネ４１、４
２とそれぞれのプレート５１、５２、５３は溶接、ネジ
止め、カシメ等によって組み付けられている。
【００１６】衝撃力はそれぞれ剛性の高い受圧プレート
５３を介して板バネ４１、４２の全面に分散される。衝
突の衝撃荷重が板バネ４１、４２を押圧し、上記テープ
スイッチ２５を加圧してセンサを作動させる。
５３を介して板バネ４１、４２の全面に分散される。衝
突の衝撃荷重が板バネ４１、４２を押圧し、上記テープ
スイッチ２５を加圧してセンサを作動させる。
【００１７】本発明の第７実施例を図１０で説明する。
本実施例はピンのせん断を用いたドア衝突検出センサ
で、図示しないＳＤＢに固定された凸状断面の固定部材
６１に、これと対向する箱型の可動部材６２が、複数の
ピン６３、６４で係止されている。上記固定部材６１の
凸部表面には、テープスイッチ２５が設置してあり、該
テープスイッチ２５は上記可動部材６２の裏面と所定間
隔をおいて対向している。
本実施例はピンのせん断を用いたドア衝突検出センサ
で、図示しないＳＤＢに固定された凸状断面の固定部材
６１に、これと対向する箱型の可動部材６２が、複数の
ピン６３、６４で係止されている。上記固定部材６１の
凸部表面には、テープスイッチ２５が設置してあり、該
テープスイッチ２５は上記可動部材６２の裏面と所定間
隔をおいて対向している。
【００１８】衝突の衝撃力は受圧部として作用する上記
可動部材６２外表面より可動部材６２の全面に分散され
る。衝撃荷重が設定荷重以上になると、複数のピン６
３、６４がせん断して上記テープスイッチ２５を加圧
し、センサを作動させる。
可動部材６２外表面より可動部材６２の全面に分散され
る。衝撃荷重が設定荷重以上になると、複数のピン６
３、６４がせん断して上記テープスイッチ２５を加圧
し、センサを作動させる。
【００１９】本発明の第８実施例を図１１、図１２で説
明する。本実施例は片持ち梁の弾性変形または塑性変形
を用いたドア衝突検出センサで、図１１に示すように凹
状断面で両端縁に爪部７１１、７１２を有する固定部材
７１と、これより一回り大きく、上記爪部７１１、７１
２に対応する形状の爪部７２１、７２２を持つ凹状断面
の可動部材７２がそれぞれの爪部で係合されている。固
定部材６１は図示しないＳＢＤに取り付けられており、
固定部材６１内表面にはテープスイッチ２５が固定して
ある。上記可動部材７２の、上記テープスイッチ２５対
向位置には、所定間隔をおいて凸部７３が形成してあ
る。上記可動部材７２の、爪部７２１、７２２に続く側
壁は薄肉の変形部７２４、７２５としてあり、片持ち梁
構造となしてある。
明する。本実施例は片持ち梁の弾性変形または塑性変形
を用いたドア衝突検出センサで、図１１に示すように凹
状断面で両端縁に爪部７１１、７１２を有する固定部材
７１と、これより一回り大きく、上記爪部７１１、７１
２に対応する形状の爪部７２１、７２２を持つ凹状断面
の可動部材７２がそれぞれの爪部で係合されている。固
定部材６１は図示しないＳＢＤに取り付けられており、
固定部材６１内表面にはテープスイッチ２５が固定して
ある。上記可動部材７２の、上記テープスイッチ２５対
向位置には、所定間隔をおいて凸部７３が形成してあ
る。上記可動部材７２の、爪部７２１、７２２に続く側
壁は薄肉の変形部７２４、７２５としてあり、片持ち梁
構造となしてある。
【００２０】上記可動部材７２の外表面は受圧面７２６
となしてあり、図１２に示すように受圧面７２６が矢印
方向からの衝突を受けると、衝撃力は可動部材７２の全
面に分散され、変形部７２４、７２５が変形する。衝撃
荷重が設定荷重以上となると、上記爪部７２１、７２２
が固定部材７１の爪部７１１、７１２を乗り越える。そ
して可動部材７２を移動させ、上記テープスイッチ２５
を加圧してセンサを作動させる。
となしてあり、図１２に示すように受圧面７２６が矢印
方向からの衝突を受けると、衝撃力は可動部材７２の全
面に分散され、変形部７２４、７２５が変形する。衝撃
荷重が設定荷重以上となると、上記爪部７２１、７２２
が固定部材７１の爪部７１１、７１２を乗り越える。そ
して可動部材７２を移動させ、上記テープスイッチ２５
を加圧してセンサを作動させる。
【００２１】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、受圧
部で受けた衝撃力をエネルギー吸収部全面で受ける構造
にしたので、局所的な荷重による変形や手でドア外面を
押し付けたような小さい荷重では作動せず、乗員に障害
を及ぼす程度の衝突時のみに、確実にかつすばやく作動
する衝突検出センサを提供することができる。従って、
側面衝突用エアバック装置に適用されて、乗員保護機能
をさらに向上させることができ、、実用性が高い。
部で受けた衝撃力をエネルギー吸収部全面で受ける構造
にしたので、局所的な荷重による変形や手でドア外面を
押し付けたような小さい荷重では作動せず、乗員に障害
を及ぼす程度の衝突時のみに、確実にかつすばやく作動
する衝突検出センサを提供することができる。従って、
側面衝突用エアバック装置に適用されて、乗員保護機能
をさらに向上させることができ、、実用性が高い。
【図１】本発明の第１実施例の衝突検出センサの全体断
面図である。
面図である。
【図２】車両側面ドアの正面図である。
【図３】図２のIII ーIII 線断面図である。
【図４】本発明の衝突検出センサを適用した側突用エア
バック装置のシステム図である。
バック装置のシステム図である。
【図５】本発明の第２実施例を示すセンサの全体断面図
である。
である。
【図６】本発明の第３実施例を示すセンサの全体断面図
である。
である。
【図７】本発明の第４実施例を示すセンサの全体断面図
である。
である。
【図８】本発明の第５実施例を示すセンサの全体断面図
である。
である。
【図９】本発明の第６実施例を示すセンサの全体断面図
である。
である。
【図１０】本発明の第７実施例を示すセンサの全体断面
図である。
図である。
【図１１】本発明の第８実施例を示すセンサの全体断面
図である。
図である。
【図１２】第８実施例におけるセンサの作動を示す図で
ある。
ある。
２ 衝突検出センサ ２１、２２、２７、２８ エネルギー吸収部 ２３ 衝撃力受圧部 ２４ 固定部材 ２５ 検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０１Ｈ 35/14 Ｚ 6969−5Ｇ (72)発明者 松橋 俊明 愛知県刈谷市昭和町１丁目１番地 日本電 装株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 車両ドア内に固定された固定部材と、該
固定部材の外方に配され、剛性の高い衝撃力受圧部およ
びこれに比し剛性の低いエネルギー吸収部を有する可動
部材とを具備し、上記固定部材に、上記可動部材と所定
間隔をおいて対向し上記可動部材の移動を検出する検出
部を設けてなり、上記受圧部が所定値を越える衝撃を受
けたときに上記エネルギー吸収部が変形して可動部材が
移動し、上記検出部を作動させるようになしたことを特
徴とする衝突検出センサ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3228461A JPH0545371A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 衝突検出センサ |
| US07/928,475 US5307896A (en) | 1991-08-13 | 1992-08-12 | Collision detection sensor |
| DE4226869A DE4226869B4 (de) | 1991-08-13 | 1992-08-13 | Kollisionsdetektor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3228461A JPH0545371A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 衝突検出センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0545371A true JPH0545371A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16876852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3228461A Pending JPH0545371A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 衝突検出センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0545371A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5793005A (en) * | 1994-10-06 | 1998-08-11 | Nippon Soken Inc. | Collision detecting apparatus operable in response to deformation and acceleration |
| DE19514732C2 (de) * | 1994-04-21 | 2003-07-24 | Denso Corp | Aktivierungsvorrichtung einer Insassenschutzvorrichtung |
| CN109177828A (zh) * | 2018-09-12 | 2019-01-11 | 好孩子儿童用品有限公司 | 一种儿童汽车座 |
-
1991
- 1991-08-13 JP JP3228461A patent/JPH0545371A/ja active Pending
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